ロトルア湖　夜明けカヤック

2008/02/12 - 2008/02/12

　静かに明けてゆく空と湖、水鳥たちもまだ夢の中。穏やかな湖面をすべるようにカヤックで進みながら、湯けむり上がるロトルアの街並を眺めたり、レイクフロントの豪邸ウォッチングをしたり、ブラックスワンやカモたちとたわむれたり……
　急流下りではないので、湖カヤックは、全く初体験でも楽しめます。ロトルア湖はNZで２番目の大きさの湖。カルデラ湖なので、ほぼ円形。風が強ければ、湖とは言え、かなりの波も立つのです。その点、無風に近い夜明け時は、カヤックには最高の条件。ちょっと早起きして、とっておきのロトルア体験、いかがですか？

　KIWI-RACCO さざんか亭B&Bから、ロトルア湖畔まで徒歩５分。観光客が多い中心部のレイクフロント公園と違い、カワハ・ポイントという静かな高級住宅街がある、ほとんど地元住民のためのプライベート（コミュニティ）ビーチという雰囲気なので、湖の一部を独占状態というぜいたくさです。
　ホストのポールは、元ライフガード（海岸救助）クラブのキャプテン経験者。カヤックも得意中の得意。漕ぎ方も丁寧に指導します。さざんか亭のカヤックは、タンデム（２人乗り）とシングル（１人乗り）の２台。初めての方は、最初はタンデムで。慣れたらシングルにも挑戦してみてください。

★＜KIWI-RACCOさざんか亭だより＞ ホームページ
　http://web.mac.com/hiroe_kh18/

エリア ロトルア(ニュージーランド)

ライフジャケットを着けて、ポールから漕ぎ方・方向転換の仕方の説明を受けるゲスト、ひろこさんとわかなさん。２人ともカヤック初体験。

仲良し２人でタンデムを。ポールがシングルで側につきます。

ロトルア湖の真ん中にあるモコイア島を遠くに見ながら……

カワハ・ポイントの岬の岩場には、鵜が止まって羽干し中

太陽が昇ると共に、世界がピンクに染まっていきます

カワハ・ポイントの湖畔ビーチにある桟橋は、カモメたちのアパートみたいになってました。人慣れしてるNZの鳥たちは、超接近するまで逃げません。
これは望遠レンズじゃなく、ホントにこんな近さ。

砂場では、プケコという鳥がテクテク歩き回っています

岬の向こうまで行った３人が、一旦戻ってきました

ここで、ポールとヒロが交替

もっと漕ぎたい、夜明けのロトルア湖を楽しみたい…というゲストの意に応えて、今度はヒロがシングルで一緒に。カワハ・ポイントとは反対方向のノンゴタハに向って漕ぎました。

ヒロはポールのようなカヤック達人ではありませんが、NZ移住後、カヤック初体験で、その楽しさに病みつき。次第にコツをつかんだだけに、ビギナーの皆さんには、方向転換など手こずる時の対処法も、かえって伝えられるかな〜と思います。

あんまり気持ちいいので、漕ぐ手を休めて、しばし湖面に漂うお２人でした。

これは別の時のゲスト、ちほさん。
おつれあいは早朝からトラウト・フィッシングに。その間、ちほさんは初カヤックを楽しむことになりました。
残念ながら、この朝は靄がかかっていましたが、それも水墨画のような風情で味わいがあります。
ゲスト１名様なので、ポールとのタンデムです。後半はヒロとのタンデムに交替して、ゆったり湖上のオシャベリとカヤックを楽しみました。