グアテマラ／フローレス（2008/1）

2008/01/07 - 2008/01/10

尻の位置が高い人々の国キューバから、
我が国日本と同じモンゴロイド系列の祖先を持つ人々の国グアテマラへ。
ずんぐりむっくりで背が低くて控えめ、なんかほっとします。

ジャングルの中にある遺跡のティカルに行くには
フローレスという街を起点にします。
フローレスには美しいペテンイツァー湖があり、
湖に浮かぶ小さな島フローレス島がある。

このフローレス島が沈没スポットだった。
パステル色調の街並み、湖と湖からの風、
それから私の滞在中には、何かわからんがお祭りで仮装行列が通ったり。
ティカルが主たる観光だけど、他にもキャノピーやらなにやら周辺にありそう。
まあツーリストが沢山くるから居心地良くなったのかもしれないけど。
ゲストハウスをやるならここもいいなーと思った。

ティカルの日記はティカル編にて。

1/7
ハバナ(7:35)→カンクン(7:40)メキシカーナ航空
カンクン(14:15)→フローレス(15:40)タカ航空

1/8
フローレス⇔ティカル

1/10
フローレス(8:20)→グアテマラシティ(9:10)タカ航空

***

12/30 成田→ヒューストン→カンクン→ハバナ
12/31〜1/7 キューバ（ハバナ・バラデロ）
1/7 ハバナ→カンクン→フローレス（グアテマラ）
1/8〜1/13 グアテマラ（フローレス・ティカル遺跡・アンティグア）
1/13 グアテマラシティ→メキシコシティ
1/14 メキシコシティ→ヒューストン→成田

エリア フローレス(グアテマラ)

恐怖のタカ航空。

今までで一番怖いフライトだったかも。



しかし機内食には
文字通り手のひら大のメガクロワッサンサンド。

同乗のポーランド人のツアーの皆さんも残していました。



カンクン発フローレス経由グアテマラシティ行き、

降りた客は3人。

私を降ろすために停まったかのようだ。


飛行機を降りると、係員がこっちだよと手を振っている。


ぬけるような青空と若干汗ばむ暑さが心地よい。

がらーん。
滑走路から建物に入るといきなりこれ。


は、ここは国際空港ではなくて？とイミグレを探すと

宝くじ売り場的な窓口におばちゃんが１人。


これで手続き完了。


預託荷物は写真奥の動いてないグルグル台？に届くはずだけど

なかなか来ない。
麻薬犬もいます。


そう、ここはまだ新しい作りかけの、
その名もMUNDO MAYA（マヤの世界）空港なのです！

空港からフローレス島までタクシーで30Q 。
出発の時はトゥクトゥクで10Qでした。


泊まった宿Mirador del Lagoの前の通り。


さっきから、ちとうるさげなきれいな声でなくい黒い鳥がいる。

1$=7,5Q

Mirador del Lago


ツイン150Q 
湖に面したバルコニーあり。

テレビ、シャワー、トイレ、トイレットペーパー、タオル付き。
安宿なのに毎日ベッドメイク、タオル交換あり。


窓のない80Qの部屋もある。



宿からのティカルツアーの激しい売り込みもあり。

宿のチェックインから間髪入れずにうけた

ティカルツアーの勧誘の内容は、


朝3:30発11:00戻りエントランスフィー込で320Q、ガイド付き。
早朝だから猿が見れるよ、みんなこれで行くんだよ。



というものだったが、
ガイド要らないしーといって
60Qのバス往復だけにする。


近くの水上レストランでアコースティックライブをやっていた。
湖の対岸には特設ステージがあって深夜までライブをやっておる。

遊園地も来ている。

かわゆい壁の色。

歩けばすぐに湖。

フローレス島の真ん中には教会があります。

ここにもトゥクトゥク。
現地の人々もトゥクトゥクと呼ぶ。
いったいどこが発祥なんでしょうか。

なにやら演奏しているなと思っていると

騒がしい予感。
ラッパの音と太鼓の音と。

妙に背が高い人が。

またキューバのあれか？と思っていると

目玉の飛び出ている人や
女装の人や
鞭を振り回して子供を追いかけている人や

ハリボテでした。
アメを撒く、子供らが群がる。

車は大渋滞。

ああ、こんなお顔だったのね。
斜めにかけたたすきにはいったいどんな肩書きが書いてあったのだろう。

夜は、教会の前の広場で爆竹＆ロケット花火を連発していた。

翌朝。
湖の見えるカフェーで朝ごはん。
ハンモックもあります。
ここはとても居心地がよい。

しかし、ハズレのレストランもあります。
夕飯に、良さげな青年に引かれるままに入ったレストランは、
湖上にあったが暗く、客も１組しかいなかった。
隣の同じようなレストランには沢山入っているのに。

オーダーして待っていると、
もう一組の客が頻繁に青年に何か言いに行っている。
何か嫌な予感がしたけど待つこと1時間、まだ来ない。
もう帰るッ！というと、
青年が泣きそうな顔でもうできますから、という。
んで、漸くきたフライドチキンはこげこげ、
カルボナーラは卵入りパスタ、というものだった。
ウブドで学んだ、カルボナーラには気をつけろという教訓を
忘れておった。

きっとカルボナーラを食べたことの無い人が、
隣の店にはカルボナーラっていうのがあるから真似してみよ、
材料は卵とベーコンとなんとかだってよ、
こんな感じかいな？
という感じで作ってるんだろう。

やっぱり、
暗すぎる、前の人が食べたカスが残っている、
各テーブルにナプキンや塩こしょうがない、
ボーイが１人しかいない、そして人が入っていない
レストランには入らない方が良いな。

路地裏の八百屋のマダム。
写真撮っていいか？と聞くと
なぜかバナナを手にポーズをとってくだすった。

私もシャボン玉大好き。

今日はペテンイツァー湖に浮かぶ小島の
ペテンシートに行くことに決める。

ボートは相場が決まっていて価格表を船頭さんが持っていた。
2時間チャーターをちょっと値切って175Q。

私が乗るのは、La Esperanza号である。
湖上は涼しい。

西洋人はなんと手漕ぎボートですか！
やるーゥ。

さあ、小島に上陸しました。
ペテンシート入場料40Q。

ペテンシートは小さく、
日本の温泉地の近くによくあるようなミニ動物園のようなかんじ。

入口を入ると、いきなりこんな豚のような猪のようなものが
ざわざわいて怖いほどだ。

しかし恐る恐る近づいてみると逃げちゃう。
それがわかれば追いかけて遊ぶ。
なんだ、かわゆいものだなあ。
この動物、コチェモンテといいます。

きれいなインコ。

なんだ、鳥は放し飼いじゃないのね。

当たり前か。

ペテンシートから浮き橋が湖の対岸に架かっている。

写真は対岸に渡って振り向いたところ。

ハキリアリ！

その奥には猿やピューマやジャガーもいます。

楽しいエクスカーションだった。
遠くに見えるのはフローレス島。

フローレス島。

写真撮るよーといったら隠れた。
グアテマラ人は写真を撮られるのをいやがる人が多い。

湖では湖水浴している西洋人あり。
夜は肌寒いが、昼間は日差しが強くて暑い。
が、日陰は涼しいという良い気候。

翌日は早起きして空港へ。
グアテマラシティに向かいます。

写真は空港前の道路。
空港には早く着きすぎた。
空港職員がみんなで掃除していた。
皆さん自分の持ち場に誇りをもって仕事をしている感じがして
羨ましかった。

お祭りもあってか、フローレスはおとぎ話の中の町のような印象だった。

いいな湖のあるところ。（ミーハー）

グアテマラシティについてからはすぐにアンティグアをめざします。

フローレス編おしまい。
ティカル編もあります。

この旅行記へのコメント （2）

• ishicameraさん 2008/02/17 00:04:12

  キューバ・グァテマラ・メキシコ！！！

  今晩は。
  
  いいですねぇ、街の色彩もまさにラテン。
  カラフルで明かるくて、見ていてワクワクしてきます。
  それに表紙の女の子、めちゃめちゃカワイイですね。
  中南米は美人大国といいますが本当ですねぇ。
  
  お尻の位置の高いキューバの方々の写真も期待大ですね。
  
  グァテマラもメキシコもなんだかとっても民族的なイベントに参加されたようで、うらやましい！！！
  現地の方々、かなりテンション高そうですね。
  
  

  チヘさん からの返信 2008/02/17 15:46:56

  RE: キューバ・グァテマラ・メキシコ！！！

  ありがとうございます。
  グアテマラ人は民族衣装も可愛くて、
  写真撮りたいことが沢山あったのですが、
  いやよいやよと言われ続けて、
  これがいやよいやよも好きなうち、ならいいんですが、
  本当に嫌そうなのであまり撮れなかったのでした。
  
  表紙の子は商店の店先でお友達とおままごとをやっていて、
  写真を撮ろうとしたらお友達はキャーっと言って、写真の背景に逃げて行く子の足が見えます。
  
  それにしてもグアテマラは良かったー。
  日本からこんなに遠く離れている国とは思えない感じです。
  1ヶ月くらいかけて色々まわりたい国です。
  また宿題ができてしまった・・・
  
  ではでは。
  
  チヘ