２００８年　春節旅行は長白朝鮮族自治県　３

2008/02/08 - 2008/02/08

下流国境橋（写真）に向かって歩きます。

市内に戻る直前、対岸の警備兵から何かしらかの指示を受けた男性が河を渡り我々のすぐ目の前に・・・

エリア 中国

バスターミナル付近から出発した鴨緑江散策、対岸のトンネルを過ぎた辺りが中間地点。公園もあったので少し休憩することにしました。

公園内にあったもの　１

これもしかして実戦で・・・

公園内にあったもの　２

子供達はこの近くにあった鉄棒や遊具で遊びました。

また歩きます。

遠く建築物が建っているところが目的地です。

もう少しです。

上流側を振り返る。

川向こうに見える塔は１９３７年６月、金日成率いる抗日部隊が日本軍を撃破したことを記念する塔です。

長白−恵山国際公路大橋

長白口岸

春節２日目でしたので休業中。
橋の中央には軍用車？

ここから市内に引き返そうとしたのですが

遠くを見ると人影があり何をしているのか見に行くことにしました。

子供達がそりのようなものに乗って遊んでいました。楽しそう。

写真を撮っていると子供達が

“撮らないで〜”

いっしょにいた知人が子供達の為に、ナイロンの袋にチョコレートと飴を詰め川に向かって

“モゴ〜（食べて〜）”

子供達はすぐ近くまで拾いに来ると、すぐもといた場所に戻って行きました。

おいしく食べてくれるか見ていたのですが、洗濯をしていたアジュマが何か言ったのか、鴨緑江の中へ。残念！

仲良く遊んでね〜

さて、このあと少し緊張することがありました。それは

上流国境橋方面に戻り、市内に行くタクシーを探していたのですが、

河向こう岸で警備兵二人と話をしていた元気のよさそうな３０代の男性が、なんと凍った河を渡り、我々から数十メートル先の１．５ｍはある塀を登ろうとして来たのでした。

“え、何か用があるの？まだ日の明るいうちにこちらに来て、お話がしたい？？私交換できるものないんですが・・・”

男性は何度か塀を駆け上がろうとしたのですがうまくいかず、あきらめてもとの警備兵のところまで戻っていきました。

推測すると何をしているのか、何をしたいのか聞きに来たのかもしれません。ちょうどタクシーが数台通り、またこちらの警備の人も河を見ていたので、男性は目的を達成することが出来ず戻っていったようです。

“早く市内に戻ろう！”

その後、友人と共に市内にてタクシーに乗りながら狗肉鍋屋さんを探したのですがどの店も営業しておらず、４０分後ようやく営業していた串焼き屋さんを見つけ夕食を食べることができました。

春節期間中の長白の夜、市内のいたるところで親戚や隣人との交流に花が咲いていることでしょう。

食後はホテルに戻り、早朝に出発した白河から松江河、そして長白に至る道中の話や今日見た“子供達”のことを話しながら就寝することになりました。

２００８年　春節旅行は長白朝鮮族自治県　４に続きます。