メキシコ1人旅?

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2006/01/17 - 2006/02/07

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#その他

44mariさん

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　2006年1月、極寒のカナダのハウスキーピング生活から逃げ出すために単身メキシコ1人旅に乗り出しました。
　旅のルートは
Vancouver⇒(BUS)⇒Seattle⇒(Flight)⇒Dullus(transfer)⇒Cancun⇒Tulum⇒Palenque⇒San cristobal de las casas⇒Maznte⇒Oaxaca⇒Mexico City
　カナダのゲストハウスの女主人の「小さな日本人という武器を使ってしたたかにいきなさい」という言葉を胸に、気温差60度のメキシコカンクンに降り立ちました。熱気のためにわくわくしてしまい、たくさんの客引きタクシーを笑顔でかわし、10ペソのリヴィエラバスでソカロへ。たどたどしいスペイン語の「エスブスデリヴィエラ？」は真顔で日本語の「10ペソだよ」に交わされます。恥ずかしい。。。でもようやく動き出した私の旅。
　
　この日泊まったホステルはCentroのバスターミナルから徒歩3分。Mayan Hostel 一泊100ペソです。受付のお兄さんがフレンドリー。英語もぺらぺらです。まだ荷物も降ろさないうちから、腰に手を回され、サルサの手ほどきをしてくれました。セクハラ一歩手前です！そんなのもメキシコかね☆
　部屋は藁張りの屋根のドミトリータイプでした。シャワー温水でます。
　
　ドミの部屋に入ると、午後なのに寝ている人がいました。ホステルのお兄さんとの会話から察して、どうやら病気のよう。金髪の日焼けしたハンガリー人、マイオスとの出会いでした。彼にはとてもお世話になりました。シャワーを浴びて荷を降ろしながら、“大丈夫？”って聞くと、警戒がとけたのかいろいろと話しかけてくれました。ハウスキーパーをカナダでしていたと説明しつつ、得意げにベットメーキングして、敷くシーツと掛けシーツを間違えました。それで完全に打ち解けました。“ちょっと具合も良くなってきたし、明日出発だから、　宿に帰ると、スーパーに買出しに行く。何か欲しいものある？”って聞いてくれたので、一緒について行くことにしました。街を歩きながら、バスのチケットの買い方、一番安いスーパー。美味しくて安い屋台、いろいろと教えてくれました。
　宿に帰るとマイオスはさっきスーパーで買ったものを調理すると言ったので、早速さっき教わった屋台に一人で出かけました。スープと飲み物と、メインがついて30ペソ。写真取り忘れちゃったけど、黒豆を煮たもの(モーレ)とご飯とあげたタコスみたいなのに、野菜が添えてありました。飲み物は店によって違って、りんごジュースを水で薄めたようなものでした。なかなかおいしくて、完食しました。
　夜、宿でマイオスともう一人同部屋のフレンチのギター少年ヴィンセントと語らいました。ヴィンセントは帰国の飛行機に乗り遅れ、1週間待ちらしい。2人の旅はもう終わりかけなので主に旅と、帰国後について。コロンビアから船で2ヶ月かけてメキシコ入りしたマイオス。メリダで友達とずっとフラメンコギターをやっていたヴィンセント。いろんな旅があると思いました。マイオスの職業が親の虐待のせいで特別になった子供をケアする仕事だから、たまに重圧から逃げたくなって旅をするとか、コロンビアや、ベトナムの一部など危険な地域では、まずギャングと話して、取引をし、チンピラに絡まれないように守ってもらう。というような面白い危険対処法も聞けました。
　その後、3人でジャズバーに行きました。ホステルから歩いて2分くらい地球の歩き方にものっているRootsというバーで、毎日生の音楽を聴きながらお酒を飲めて、良い感じでした。平日だったので、この日はあまり大したことなく、おじさんが一人でテープにあわせてジャズを歌っていました。マイオスが友達に会いに行っている間、ヴィンセントと2人で夜のカンクンを散策しました。道に迷うというスリルの1時間後、“Centroには何もない”という結論にだけ達して、待ちきれなくなってバーに戻り、閉店してもマイオス戻ってこないのでホステルに帰りました。この日学んだスペイン語はサルー！