1999/05/02 - 1999/05/05
1045位(同エリア1811件中)
おかかさん
下記日程のパックで行きました。
1日目 夜:モスクワ着
2日目 午前:市内観光 午後:フリー 夜:寝台列車でサンクト・ペテルブルクへ
3日目 午前:市内観光 午後:フリー
4日目 終日:フリー
5日目 午前:サンクト・ペテルブルク→モスクワ 午後:モスクワ→日本
6日目 午前:日本着
ここでは3日目以降のペテルブルクについて。
寒くて芸術チックでやや物騒な街でした。
◇◇◇◇◇
前日の夜中にモスクワを夜行列車で出発した。
しばらく大きい音で音楽がかかったり寒かったりしたが、まあまあよく眠れた。
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目覚めたときの景色
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朝7時半頃になると悪い予感が当たり、また前の晩と同じような音量の大きい歌謡曲が流れ出した。せっかくリアル世界の車窓からを堪能中なのに、音量ボタンの存在に気付いていない我々は朝から厳しい洗礼を受けることに。
朝食はあらかじめ置いてあったパンとサラミ。 -
予定通り8時半頃ペテルブルグに到着。
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駅構内
ソ連時代はレーニン像だったが、崩壊後は聖ペテルブルグ像に。 -
これも構内だったと思う。
天井画の赤旗の中の人物はレーニンだろうか? -
駅かどこかで現地係員のビクトリアさんと運転手さんに会い、そのまま市内観光へ。
ビクトリアさんは9頭身でないかと思うほど小顔ですらりとした長身の女性だった。モスクワのガイド同様、途切れなく説明し続けた。
街の通りは人が少なかった。
「人が少ないですね」
「祭りネ」
この日もメーデーであった。
ロシアではセカンドハウスを持っている人が多く、休日はそこで畑を耕したりして過ごす人が多いそうだ。ただ、日本の別荘のようなたいそうなものではないらしい。
それにしても「祭り」って・・・「日本語には祝日やメーデーという言葉もありますですよ・・・」と発言する隙も与えてくれずに彼女は説明し続けたのだった。 -
ペトロパブロフスク要塞から見た対岸。
要塞の記憶がないと思ったら、外側だけの見学だったようだ。
要塞は後に監獄としても使われたとのこと。 -
現在の刑務所(車窓から)
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元老院広場と青銅の騎士像
ビクトリアさんがなぜか周りをキョロキョロしながら「写真を撮ってあげるから像の前に並んで」と言ってくれたので友人と芝の上に並んで撮ってもらっていると、どこからか「ピピーッ」と鋭い笛の音が。そして一人の男性が近づいてきてビクトリアさんに何かを告げていた。何事!?とびくついていたら、男性はまもなく去っていった。芝の中に入ってはいけないとのことだった。
彼女は肩をすくめながら「見張りが見えなかったから今は大丈夫だと思ったのに。でも写真はちゃんと撮ったからね」 -
ニコライ?世馬上像
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聖ニコライ聖堂
この教会は祈りの場特有の厳かな空気があった。ミサが行われているからとビクトリアさんが2階に案内してくれ、後ろの方に並んだ。彼女は他の人と同じように十字を切っていた。 -
そのうち男性の独唱が始まり、続いて女性も合わせた合唱が響き渡った。鳥肌がたった。
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マリインスキー劇場(バレエやオペラの劇場)
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スモーリヌイ修道院
(現在はコンサート会場。コンサート時にしか入れない)
次に土産物屋へ。連れて行かれる土産物屋が露店や一般の店より倍近かったことをモスクワで学習した我らは、決して買うまいと決めていた。が、見終わったと言っても移動の気配がない。それどころかそれまで店員と雑談していたビクトリアさんまで勧めてくる。う、時間が勿体無い!ついに根負けして一つ購入した。するとすんなり移動再開となった。
この後ホテルに向かった。チェックインなどはビクトリアさんがやってくれたので私達は座っているだけでよかった。ここでは鍵をフロントでくれたが、やはりエレベーター前にはモスクワのホテル同様の小部屋があった。
このホテルは横に長く、エレベーターから部屋まで早足で1、2分かかった。 -
一休みしてからエルミタージュへ出かけた。途中、サブウェイもどきの店で昼食をとったりしながらのんびりしていたら15時半近くになってしまった。翌日は休館日だからこの日に見ておかねばならなかった。
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このだだっ広い宮殿広場はびゅーびゅー風が吹いてそれはもうとても寒かった。
チケット売場ではこの時間でも多少並んだ。市内観光で昼ごろ通った時は外まで並んでいた。
荷物とコートを預け、よぼよぼのおばあちゃんにチケットを切ってもらい出発!だが、どこからまわったらいいのか皆目分からなかった。自分も友人もかばんを預けるときにガイドブックを出し忘れたのだ。よって適当に見ることにした。 -
ブラボーーー
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ほおっ。
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おお〜
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巨大だった。
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撮影した写真はフラッシュ無しのせいかほとんどがブレブレで、まともなのはわずかだった。現像後にやっと判明する、それがネガフィルムの悲しき事実。
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展示品は勿論のこと、箱自体も天晴だった。
ところどころにある一見展示品のような椅子に実はこしかけて一息つけるようになっているのも贅沢な気分になれた。 -
行けども前後左右に部屋がある。
そのうち、手に持ったベルをチリンチリンと鳴らしつつ婆様が部屋の立派な扉を閉めだした。すると自然にお客の流れができ、自分達もその一部となった。客達はぞろぞろ列になって歩き、時々チリンチリン聞こえる。まるで羊だった。そして見えてきた、出口が。なるほど、うまいもんだ。もう閉館の17時半近かった。16時半頃には閉められた場所もあった。 -
富の集まり具合が半端でなかった。
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宮殿広場挟んでエルミタージュの向かいは旧参謀本部
ん〜すんばらしい眺めだー -
・・・・・・
せっかくの景観が〜 -
カザン寺院
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血の教会(皇帝暗殺地点に建てられたのでこう呼ばれている。本当の名前としては「血の上の救世主教会=スパス・ナ・クローヴィ」、さらに公式名称としては「キリスト復活大聖堂」)
中に入りたかったがもう閉館していた。
それにしても寒かった。雪がちらついた。散策したくても防寒が不十分で寒さに耐え切れず、デパートやスーパーに入った。
22時過ぎにホテルに戻り食堂で夕食をとろうとしたらもう閉まっていた。まだ開いていたバーのような所で、わずかに残っていたつまみをつまんだ。そこも23時には閉まってしまった。持参した菓子なども食べたが、若干ひもじさが残った。
夜中シャワーが熱くならなかったので翌朝浴びたが、一度熱くなってまたぬるくなってしまった。部屋も寒く、風邪をひきそうだった。カイロが大活躍した。
ようやく部屋を出たのはもう昼近かった。 -
アレキサンドル・ネフスキー修道院へ。
ここの教会も熱心に祈りを捧げている人が多かった。 -
ドストエフスキーのお墓
修道院内にはいくつか墓地がある。芸術家や有名人のものが多いせいか立派なものが多いが、まわっているうちにずっしりとした気分になった。友人も同じだった。撮影料も払って入ったのだがあまり撮る気になれず、結局この一枚しか撮らなかった。 -
晴天における血の教会。
この日も中に入らなかったのだが、どうして見学しなかったのだろう、自分達。 -
イサク聖堂
外に人の列があり、それがチケット売場だと分かり数十分並んだ。自分達の番になったら売ってもらえず「中!」と言われた。よく意味が分からないまま入ってみると、入口すぐの所にも売場があった。外国人専用だった。しかも誰も並んでいなかった・・・
ここにもシャンデリアがあった。 -
らせん階段を上り、ドームの展望台へ。
正面の眺め -
いろいろな方角の眺め
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ネフスキー大通りへ。念願のアイスを食べたりした。この通りはアイスクリームの売店が多い。ロシア人はアイス好きらしい。食事中、若人男子3人が頭を寄せ合って食べている光景を見たりした。
大通りを歩いていると、信号のない所でローラースケートをはいた一人の少年が向かい側から渡ってきた。するとどこからか聞いたことのある鋭い笛の音が。あ〜あ鳴らされちゃったねと冷やかし顔で少年を見ると、彼は恥ずかしそうに真っ赤になっていた。笛の主の姿は見つけられず。一体どこに潜んでいるのか?
夏の庭園に行こうとなり、地図を確認して近道そうな脇道に入った。しばらくして後をつけられていることに気付き、あわてて大通りに引き返した。ひいーーー。怖かった。 -
大通りは人が多いが脇に入るとぐっと減る。
その後夏の庭園には大きめの通りから行った。
夏の庭園は木の芽が出だしたところで、まだ寒々しかった。地元の人が犬を連れて散歩しているくらいで、人影が少なかった。
夏に行くと緑豊かで良さそうだ。 -
寒さしのぎで店にいる時間が多くなった。
買い方は、欲しいものを指差すと紙切れを渡され、それを持って支払い専用カウンターで支払いを済ませ、それから品物と交換・・・というしち面倒くさい流れだった。
閉店の21時ぎりぎりに店員のお姉さんを呼んで買おうとしたら、それまでわりとソフトだった表情が真顔になり彼女は言い放った。
「ニエット(駄目)!!!」
・・・売ってもらえなかった。役所かい、ここは!!
驚きと失望のうちに店を出ようとしたら、既に扉の鍵がかかって開かない!ガランとした店の中を他の出入口を探してウロウロと彷徨った。誘導など誰もしてくれない。閉じ込められるのか!?そんな恐怖が一瞬よぎったが、メインらしきエントランスが開いていて無事脱出できた。 -
外へ出るとまだ明るかった。緯度が高いせいだの。
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地下鉄のエスカレーター
始点からは終点が見えない。日本では何本かにわけているのをロシアではぶっ続きの一本にまとめた感じ。エスカレーター自体が地底行き号だった。日本のより速度が速いが、ロシア人達は老若男女を問わず空いている側をどんどん下りていった。
ホームはモスクワよりシンプルに感じたが、見逃しただけかもしれない。
電車に乗ったら手錠をはめている人がいたけど、連行されている最中!? -
帰国の日。
9時前にロビーで集合し、チェックアウトを済ますと国内線の空港へと向かった。車内で、ガイドや運転手の評価などのアンケートを書かされた。こ、これは・・・この国らしからぬサービス精神向上というものの現れなのか!?ま、確かにモスクワより丁寧だったかも。
チェックインをした後、ビクトリアさん達は帰っていった。
ゲートで待っている時、テレビでニュースらしきものをやっていた。事故現場らしき画面で、横になりやけにぐったりしている人が映っていた。別の画面に変わってもまたぐったりした人・・・も、もしかしてご遺体!?
国内便は思ったより快適だった。
※写真は国内便搭乗券の半券
夜行列車の切符に比べて半券といえどもなんとシンプルなことか。でも手書きは共通。
◇◇◇◇◇
さて、本来の自分なら忘れているようなことまで書いてこれたのは、帰国直後に書いたと思われる日記風殴り書きノートを見たからなのですが、殴り書きがここで終了していました。なんという中途半端-_-。これ以降に関しては記憶だけが頼りなのですが当然おおまかしか分からない(泣)
◇◇◇◇◇ -
モスクワに到着後、送迎車で国内線の空港から国際線の空港に行った。帰国便は夜の出発で、空き時間が5時間前後あったように思う。ロシアに来ておきながら赤の広場やクレムリンを見学できていないことが許しがたく、荷物を空港に預け、バスと地下鉄で中心部に行った。
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念願の赤の広場
広々〜 -
結局クレムリンは時間がなくて見れなかった。ショック!
空港に戻ったのがギリギリになり、しかもチェックインカウンターをなかなか見つけられずかなり焦った。小走りでうろついた覚えがある。
ウロウロして始まり、最後もウロウロしての締めくくりとなった。
◇◇◇◇◇ -
余談ですが、成田でテレ東からマイクを向けられました。
大型連休にニュースでよく見かけるアレです。
どこに行ったのか?休みが終わる気分はどうか?というようなありがちな質問でした。
没になっていないことを祈りつつ時々12chを見るようにしましたが、ニュースにさえ遭遇できず。
それと、行く前は気がつかなかったのですが、旅行後は何度か爆破事件のニュースを耳にしました。モスクワ中心部のショッピングモールでも起きました。今もチェチェン紛争などでテロが起きやすい状態に変わりないと思いますので、今後行かれる方もどうぞお気をつけて!
駄文長文を最後まで見ていただきありがとうございました!
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぶうちゃんさん 2008/08/17 13:15:28
- こんにちは
- こんにちは
ロシアというと共産圏の薄暗くて貧しいようなイメージがあるのですが結構皆さん自由な感じですね。
あとロシア皇帝は世界一の資産家といわれていたようですがすごくきらびやかですね。話では聞いていましたがこういう風な生の写真を見るのは初めてなので驚きました。
共産主義の時代に廃退の象徴とか言ってつぶされなかったものですね。
ただお祭りとはいえ街にぜんぜん人がいないのはお盆の東京丸の内のようですね。
- おかかさん からの返信 2008/08/18 00:25:03
- RE: こんにちは
- ぶうちゃんさん、こんにちは!
そうですね、この頃はペレストロイカを通過して物資も行き渡り、だいぶ自由に
なっていたのではないかと思います。
それでもやはり一般の方たちは質素、インフラも粗悪な感じでどことなく途上国に
似た雰囲気があり、中央に権力財力が突出して集中している印象を受けました。
(といっても短期間の旅行なので、印象といっても高が知れていますが)
しかし現在は原油バブルや資源国として、一般の方もだいぶ潤ってきているようですね。
廃退の象徴・・・なるほど!思いつきませんでした・・・
ペテルブルクはフランス等欧州への憧れが強い街だと聞きました。
逆に国家権力の象徴として扱われたのでしょうか・・・
エルミタージュの写真は、私のは残念ながらほとんどブレブレでお蔵入りしましたが、
他の方の旅行記は素晴らしい写真満載で、驚きはより一層強くなられると思います。
お盆の東京丸の内・・・なるほど、まさにそうですね!
行き先は違えど、似たようなものですね!
ぶうちゃんさんの視点は素晴らしいですね!
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