チュニジアは今日も晴れだった13　「ケルクアン　古代とスコットランドに出会う」

2008/01/11 - 2008/01/11

今日はチュニスに帰る日。
半島方向へ、今日も世界遺産に会いに行きました。

エリア ケルクアン(チュニジア)

いいお天気♪　そして緑が一杯です♪

町中で。
エジプトでも確か見かけたような気がする、便器のディスプレイ・・・
こんな埃かぶったのを家に持ってこられたらいやだ。

ケルクアンの遺跡には博物館がありました。

この博物館に入る寸前に私たちのバスを停めてある駐車場をふと見ると。
ドライバーさんがモップでゴシゴシとバスの車体をお掃除中。

勤勉なのはとってもいいことです！

おチャメ。
飾りか、奉るのか、魔よけか。

ケルクアン遺跡の当時の模様を再現

海に沿って土地が広がっています。
もう殆ど残っていないけれど、海のそばということで防御する必要があったのか。

海を背に遺跡を眺める

オットはこの遺跡は面白くなかったと言うが、私はそうでもなかったな。

青空もこんなに素晴らしいし。
添乗員さんは以前の添乗にて、ここでビチャビチャ雨に降られ携帯を落とし、そして見つからなかったそう。

確かに雨の日の観光はいやなものです。
思い出まで悪くなる。

寒い時期だというのに、ここは小さな花がたくさん咲いていました。

白と黄色とオレンジと。
かわいらしいお花です。

おフロの後。

ホントお風呂好きだね。日本人と通じるところがあります。
もっともお水が豊富でないと、お風呂好きになりたくともなれない。

足でつかるタイプの浴槽のよう。

この遺跡の建物は2階建てだったという。

その証拠の階段。
確かに一戸一戸の面積は広くないので、2階建てのほうが合理的。

打ち捨てられたような遺跡と小さなお花たち。

コレを見て「天空の城ラピュタ」を思い出す。
そしてロボットが来て摘んだお花を差し出してくれるのかもね。

規則正しく柱が並ぶ。

市庁舎？のような役所だったと言うところ。
なるほど、立派な建材が使われているわけですね。

海がきれい。

ここまでずっとお天気がいいと、「私たちって行いがいいからね」と自分たちを自慢する。

冬の旅行は、晴れて暖かくなれば、さらにシアワセ。

美しいケルクアンを見終わって、レストランで昼食です。

ここも海に面した美しいところで、絞りたてオレンジジュースを頼んでみる。4ディナール。
このレストランにはアルコール飲料がなく、ノンアルコールビールならあった。


このオレンジジュースがまたオイシイ。

何処へ行ってもチュニジアはトマトが豊富♪

トマトソースに卵、エビと葉っぱもの。
おいしかったけれど、エビはオットのもとへ・・・。

お昼ごはんを食べ終わったら、レストラン眼前の浜辺へ行きましょう。

穏やかに晴れ上がっていてチュニジアンブルーに囲まれているような気がします。

スコットランドやアイルランドでみたような海岸線が広がります。

シアワセだからどんどん歩いて写真を撮りまくります。

雲がフシギなシルエットを描く。

あちらに見える小山までスコットランドテイスト。

車汚い（笑）

お世話になった添乗員さんお2人が偶然入っていました。

さて、バスに乗ってチュニスへ向かいます。

バスの中から見かけた、地元のマーケット。
靴やら服やら、たくさん掛けてあったり置いてあったり。
割と盛況です。

ひつじたち。

エジプトではひたすら「かわいそうなロバ」が、見るからに重たそうな荷物を背負って（背負わされて）うなだれて歩いている姿を見ました。

対してチュニジアでは動物を運搬に利用する姿はあまり見ず、自動車の利用が多かったような。
だからひつじたちもこうやってノンビリとハミハミしていられるのでしょうか。

海沿いに展開する風力発電用のファン。

これまた規則正しく並べられていて、この国の整然とした人間性を感じます。

発展途上の国ではあるけれど、まだまだ伸びしろがあるように感じられました。