2007/12/19 - 2007/12/19
141位(同エリア226件中)
Kazさん
タイのバンコクからラオスのパクセーへ向けてバンコクを発ったのは一日置いて、12月19日。ちゃんと予定をしっかりたてておくことに越したことはない、しかし行き当たりばったりが計画を立てた旅行を時にはるかに凌駕することだってあることを思い知らされたハチャメチャ陸路国境越えストーリー。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- チャイナエアライン
-
タイのバンコクからラオスのパクセーへ向けてバンコクを発ったのは一日置いて、
12月19日の11時ごろ。
朝から何度かケアーに確認の電話をしたけどつながらなかった。
まあ、ルル(彼女はウボンラチャタニ在住)も今日の同じ便でタイのウボンラチャタニまで飛ぶから
空港で彼女と合流した時に彼女の携帯を借りればいいだろうとあくまで楽観的。
この気の緩みが後でトラブルを引き起こすことなるのだがこの時はまだおれ自身知るよしもなかった。 -
初日に利用した空港リムジンバスで、今度はバンコクスワンナプーム国際空港へ戻る。
自分の後ろに座ってた明らかにバックパッカーの人に話しかけてみる。
彼女の名前はヤン、
出身は韓国でアメリカの大学に留学していたそうだ。
どうりで流暢な英語をはなすわけだ。
こういう瞬間、おれは英語を勉強してよかったなと思う。
そのおかげでこうやっていろいろな国の人と全員とまではいかなくても言葉による意思疎通ができるわけだから。
ヤンは3週間かけてタイをくまなく旅してきてこれからシンガポールにむかうとのこと。
今まで何カ国も旅をしてきた方で、まだまだバックパッカー駆け出しのおれは彼女の話を聞くだけで学ぶことだらけだ。
ヤンと話せたおかげでバスの中で暇することもなく空港に到着。
ここで彼女とはお別れ、利用航空会社のチェックインカウンターにむかう。 -
近年ハワイ諸島内の航空会社間の価格競争が激化している。
それは、今までハワイアンエアーラインズとアロハエアーラインズの二社間だけの競争だったところにゴー!エアーラインズが参入してきたからなのだが、
航空券は今までの料金より最高で50%近く安い値段で手にいれることが可能になっている。
おかげで金銭的に貧乏学生が週末だけ軽いノリで他のハワイの島に行くことができるようになったんだけど、
ここ東南アジアでも価格競争は過熱してるみたいで、
今回俺が利用するエアアジアはみんなすでに知っていると思うけど
ローコストキャリアの先駆け。
今回、バンコクからタイ東部の主要都市ウボンラチャタニへの便を利用するけど片道961.93BT(約3000円)。
たしかに安い!!! -
インターネットでエアアジアのホームページにアクセスして、チッケトを購入。
表示価格は299BTだったけどそこに税金やら航空燃料費などが加算されて上記の961.93BTに。
そのうち燃料チャージは400BTだったから乗車賃よりも高い。
いかに航空会社が原油高に経営を圧迫されているかをものがたる数字だろう。
ID番号の入った購入証明画面をコピーしておいて
それを搭乗当日空港に持参し、チェックインする時に担当従業員にみせればそれでOK。
いわゆるe-ticketというやつでこのスタイルはすでに世界中で一般的になっており、
航空会社によってはチケット発券専用自動販売機を導入しているとこもある。
これからは人に代わってこのマシンが航空業界で発券の主流になっていくのだろう。
クレジットカードとパソコンが手元にあれば自宅(日本)にいながら簡単にチケットを手配できるので旅行出発する前に移動する日と時間をしっかり決めておきたい人にエアアジアおすすめですね。 -
発券をすませて公衆電話でルルに電話してみる。
しかし何度かけてみても応答がない!
しかたなく、ひとりさびしく待合スペースへむかう。
ここでまってりゃいつかあらわれるだろうと思ったからだ。
ここから飛行機まではシャトルバスで移動するんだけど
バスが出発する時間になってもルルはあらわれない。
ウボンに帰る日を一日ずらしたんだろうか?
真相はわからないけどとりあえずバスに乗らなければ、
ということで搭乗するまでルルには会えなかった。
ボーディング・ブリッジは無く、乗客は航空機へタラップで搭乗する。
一番入り口から遠いほうの席にすわってしまったので、
入り口あたりをうまく確認できず、
結局彼女の姿を確認できぬまま飛行機は出発してしまった。
さて、どうする!?
P.S. バンコク==>ウボンラチャタニ利用交通機関:
FD3320
(Bangkok) 02:05pm ==> (Ubon Ratchathani)3:10pm
-
さてどうする?って言ってけど
ぶっちゃけ機内できることっていったら席を立ってルルを探すこどぐらいだ。
とりあえず機内をくまなく歩き回ればルルを見つけることもできるだろうけどそんなはずかしい怪しげな行動とりたくねえしなぁ。
てなわけでこれ以上考えてもしょうがないって開き直ってウボンラチャタニまで昼寝することにした。
初めての土地、しかも異国に行くってのに
なんか隣町に行く通勤電車に乗ってる時のノリみたくいっさい不安がわいてこない。
ルルいなくてもケアーは迎えにきてるっしょ、いなけりゃ電話すりゃいいやってなんかすごい楽観的。
普段決して楽観主義者ではない俺、
いったいどうしちゃったんだろう?
もちろん危険な場所に立ち入らないとか、
知らない人のうまい話にのって着いて行かないとか、
そういう大事なことはいつも肝に銘じてる。
わっかっているのは旅を重ねていくことでいつしか余計な緊張が解れてちょっとしたハプニングなら楽しんじゃおうって気持ちに余裕ができてるってことなんだなということ。
17歳の時に初めて一人で留学のためにオーストラリアに行ったんだけど、
その時なんて死ぬほど緊張したもん。
みなさんはどこか始めての場所に行かれる時どのような心境ですか? -
ウボンラチャタニ空港に着いてまず預け荷物をひきとりに荷物受取所にむかう。
空港の中は小さいながらも整っていて、地元の広島空港みたいな感じだ。
飛行機から降りたのは最後のほうだったので
すでにほとんどの乗客が荷物受取所で荷物を待っている。
ルルを見つけようと辺りを見回そうとすると
「Kaz!」
という呼び声後ろから聞こえてくる。
振り返ってみると見覚えのある顔が、
ルルだ!
「ヘイ、ルルいつ飛行機に乗ってきたんだ?」
「出発ぎりぎり、ショッピングに夢中になって空
港に来るのおそくなっちゃった」
「てことは、もしかして俺が電話かけたのにでなかったのはショッピングに夢中で気づかなかったってこと?」
「違うの、昨日携帯の充電わすれっちゃってバッテリ切がれっちゃった」
Oh my God!!!!!
そういうことだったのか、
勘弁してよおねえさん。 -
ルルにさっそくケアーに電話をかけてもらう。
まだケアーの姿が空港にはいなかったから
今ここに向かってる途中なんだろうなと
都合のいいことを考えていた。
そんな感じでリラックスしていたのにそれもつかの間、
ケアーから耳を疑うような発言が返ってきた。
「国境を越えてウボンラチャタニまで迎えに来れな くなってしまった!!!」
それは一番考えたくなかった話。
もうパクセーまで車で3時間ってとこまで来てるのに
ここで足止めをくらう危機、
俺のパクセーを目指す旅、これからどうなっちゃうんだろうか!? -
ケアーいわく
彼女の母親の車でウボンラチャタニまでこようとしてたけど母親が車を出すのを許してくれなかった
らしい。
非常にまずい!
今日はもうパクセー行きのバスはないだろうから
宿を見つけて一泊するしかないというシナリオが頭に浮かびあっがってくる。
とりあえず俺は今日どうすればいいのかケアーに聞き返してみる。
するとケアーは
ワンタオにあるイミグレーションまでは迎えに行けるからそこまで来れるようルルと話し合ってみる
と言ってくれたのでとりあえずルルに電話をわたす。
もう俺の今日の運命は彼女達次第だ。 -
ルルはさっそく動いてくれた。
ルルのおじさんに電話をかけて事情を説明して
国境のタイ側の町チョンメックまで俺を連れて行ってあげるようたのんでくれる。
結果、おじさんは承諾してくれて、すぐに空港に迎えにきてくれて、
そしてダイレクトでチョンメックの国境まで連れて行ってくれることになったのだ。
ルルはともかくおじさんはまったく英語がはなせない
しかも自分の時間を削ってまで外国から来た旅行者を快く目的地まで送ってあげるなんて
ちょっとやちょっとのことじゃとてもじゃないが引き受けようとは思わないだろう、
普通なら。
そんな彼を本気ですてきだな、見習いたいなって思う。 -
空港に降り立ってからわずか30分たらず、
物事はすべてスムーズに進んでいった、
すべていい方向に。
奇跡とゆうか
幸運というか、
今日は何か起きてもその後いい方に物事が進んでいってくれている。
これほどまでにうまくいくのなんて滅多にあろうはずがない。
ほんと俺は運がついている、
そしていままでの自分を思い出す。
もしだれかがこまってていても、問題が発生しても
原因によってはその人に冷たくあたったり、助けてあげようとか思わなかったことは山ほどあることに。
今回の出来事でもし俺の立場が逆だったら
人によったら助けなくて露骨にいやな顔をしとったかもしれない。
俺だって、誰かがこっまっていたら助けてあげたいとか、
何かエネルギーをあげたいって思う、
だけど誰でもってわけじゃないだ。
なんというか、
あらためて考えさせられてしまったんだ、
自分がいろいろな人によって助すけられてることに。
だからね
自分もケアーやルル、そして彼のおじさんみたく
こまってるひとがいたら
優しさを惜しみなく出せる自分でいたいな
って今は思うよ。
-
俺のせいで今このような状況になっているのに
ケアーも
ルルも
嫌な顔ひとつせずに
こんな俺のためにがんばってくれている。
そのときとても感動して、びっくりして嬉しかった。
はたして自分が反対の立場だったらこのようにふるまえただろうか?
もう今日パクセーに行けようが行けまいがそんなことどうだっていい、
このようないい友達に恵まれただけでもう十分満足だ。
− Words −
「たらばの話をして後悔したり自分を責めたってしょうがない、いまの現状の中で最善をつくさんと」
「遭えてよかったと思える思い出の数々、俺は大事にしていきたい」 -
空港でのドタバタから約三時間、
チョンメック(タイ)のイミグレーションに到着。
ルルのおじさんには感謝してもしきれない。
「コップンカップ(ありがとう)」
唯一しっているタイ語であいさつしてがっちり握手。
たいしてコトバは通じない、
だからこそ感謝の気持ちをこの握手でうまく感じともらえたらうれしいな。
出国手続きを取りにイミグレーションの建物の中へ。
手続きをすんなりすませることができ
ラオスへ歩行者用通路を自分の足で向かう。
そこを超えればラオス、
この先にケアーとアニーがいるはずだ! -
アニーに連れられてラオス側のイミグレーションへ。
するとアニーがラオス語でなにやら係のおっさんと話しだす。
タイ語もわからんがラオス語も全然わからない俺、
何がなんだか全然わからんが全部アニーが通訳してくれた通りに従う。
ビザなしで入国出来るようにようになったと聞いていたけどもし入国拒否されたらどうしよう、
それじゃ今までの苦労が全部泡になってしまうとプロセス中ビクビクしている俺。
コトバがわからんとゆうのは何か見えないプレッシャーを感じてしまうな。
ホノルル空港で働いていた時、よくイミグレーションにいって日本人の方の通訳をしていたけど
あの人たちも今の俺みたく不安を感じていたのかな?
出入国カードに必要事項を記入し、パスポートに入国スタンプを押してもらう。
40バーツを係のおっさんに支払って無事プロセス完了。
この額が妥当なのかボられたのか定かではないが、とりあえずアニーがいたしこんなもんだろう。 -
ホノルルを起つ前はケアー、
自分で運転して来るとかゆうてたけど、
やっぱケアーのおばちゃんゆるしてくれなかったみたいだな。
ケアーは
「ラオスじゃ無免許運転しても大丈夫よ、実際しょっちゅうしてるし」
とかいってたが....
そりゃそうだ、おばちゃんの愛車を
免許すらもってないケアーに
パクセーから数十キロ離れているワンタオまで来なきゃいけないのに
貸すわけがない。
まあケアーはなんでもトライしたい奴だから
本気で運転してこようとしてたんだろうが(苦笑)。
P.S.
ラオス側の国境の町ワンタオ。ここには何件かの商店がある。
道端には屋台もありご飯物、BBQ、野菜、果物などが買えますよ。 -
ケアーの母の経営している店で働いている従業員の方の運転で一路パクセーへ。
タイ側ではバイクよりも車のほうが圧倒的に多かったがラオスにはいるとその数は一気に逆転。
しかも道幅も狭くなりセンターラインが幹線だというのにない。
一気にのんびりとした空気が流れ出す。
ケアーが以前ラオスは発展してなくて貧しい国だと言ってたけどほんとにタイとの国力の差は歴然だ。
ケアーにウボンラチャタニとパクセーどっちが町なんだ?と聞くと
全然ウボンだねとの返答...
国境をはさんでワンタオからわずか数十キロ、
いまだかつて見たことのないケアーの故郷パクセーはもう目と鼻の先だ。
存在を知らない人が多い国ラオス、
ケアーに会わなきゃ絶対訪れなかった国ラオス、
そこで俺はどんな人や物に会い、何を感じ、何を思うんだろうか?
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