2007/12/21 - 2007/12/24
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wakabunさん
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クリスマスと年末年始を利用して3回目のイエメンへ。2週間半あったので、ソコトラ島、ゴールデンルート、ハドラマウトなどを周ってきました。
12/21(金) QR4964 東京/羽田空港(21:00) ⇒ 大阪/関西空港(22:15)
12/21(金) QR 821 大阪/関西空港(23:55) ⇒ ドーハ(06:20+1)
12/22(土) QR 454 ドーハ(09:10) ⇒ サナア(12:00)
12/24(月) IY422 アデン/スコトラ 09:30-12:15
12/28(金) IY429 スコトラ/サナア 08:45-11:30
01/07(月) QR 455 サナア(19:00) ⇒ ドーハ(21:25)
01/07(月) QR 820 ドーハ(23:55) ⇒ 大阪/関西空港(15:10+1)
01/08(火) QR4961 大阪/関西空港(19:30) ⇒ 東京/羽田空港(20:40)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- カタール航空
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羽田空港で同じ日程でイエメンへ行くHさんと待ち合わせ。道中仲間がいるので寂しくなかった。午後9時羽田発関空行き飛行機はサラリーマンだらけでちょっと浮いているうちら。10時過ぎには関空に到着。次の便のチェックインを済ませ、Kanku Loungeという有料ラウンジへ。ここは30分300円からで、ネットもできるしソフトドリンク飲み放題でマンガとかもおいてあり、マン喫っぽい感じ。シャワーは300円で安いと思いきやタオルがついていないので、タオル代にプラス200円がかかる。結局トータル30分で800円も使ってしまった・・・でも快適だったので帰りの乗り継ぎ時にまた利用しようかな。このラウンジでsunnyさんとも鉢合わせた。行動範囲似すぎ(笑)。
出発までまだ30分くらいあったけど、もはやfinal callで、ゲートにも人がいなくて有無を言わせない感じだったのでおとなしく飛行機に乗り込む。これがカタール航空の遅延の少ない所以か。カタール航空の機材はエミレーツよりも古い感じで、TVも小さいしオンデマンドではあったけどプログラムもいまいちだし、リモコンが使いにくい。食事は3種類で、アラビア風のピラフはとてもおいしかった。夜間飛行なので6時間くらい寝ることができて、あまり疲れを感じないままカタールに到着。 -
朝の6時だというのにドーハ空港はかなりの人出。それもほとんどが乗り継ぎ客。ほぼ同じ時間にスイスから到着したAhmedと合流。Ahmedもこれからイエメンに帰省なのだ。ドーハの空港はドバイよりもこじんまりとしていてきれいではあるけどゴージャス感はない。3時間の乗り継ぎ、Hさん、sunnyさん、Ahmedとおしゃべりしたり、ネットをしたり(めっちゃ遅いけど無料WiFiがあるのはありがたかった。)していたらあっという間だった。
これからヨルダンへ向かうSunnyさんとお別れをし、サナア行きのカタール航空に搭乗。はじめゲートにほとんど人がいなくてもしやほぼ貸切!?と思ったら意外に機内はそれなりに混んでいた。やっぱりここもfinal callと搭乗がめっちゃ早くて出発も時間厳守なんだなあ。ドーハからサナアまでは2時間半。さっき食べたような朝食がまた出てきて食傷気味。そしてやっぱりアルコールはなかった。 -
サナアには正午少し前に到着。帰ってきたよ、サナア!visa on arrivalは問題なく5500リヤルで取得できた。30ドルを5900リヤルにかえたので、400リヤルの得。空港にはAbdulazizが迎えに来てくれていて、感動の再会。懐かしすぎる〜!サナアはめっちゃいい天気で、19度だけど体感温度は20度前半くらいで心地よい。
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Abdulazizの運転で、Hさんをホテルに送り届け、私とAhmedは新市街にあるAhmed兄の家へ。兄は旅行会社経営でドイツとかヨーロッパからの旅行者をかなり抱えているらしく、事務所兼自宅はとても立派だった。部屋もきれいだし、バスルームもめっちゃきれいで、超快適!今日1晩だけだけどタダでとめてもらえてラッキー。
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遅めのランチを取りにAl Shabainiという前にもきたことのある焼き魚で有名なお店へ。2人でシェアしたのだけど、超特大の魚とおいしいパンにスープ、サンボサでとても食べきれない。それにしても久々のイエメン料理、うまい、うますぎる!
ランチのあと、懐かしの旧市街へ。 -
ダーウッドホテルでAmin(清掃係?)他ホテルスタッフに再会。
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2月には作っている途中だったホテルの庭のベドウィンテントがずいぶん立派に仕上がっていて、とても快適そうで、そこで2人の日本人男性が座っているのを発見。
すると「Wakabunさんですか?」と声をかけられた。なななな、何で私の名前を!?mixiでのツアーメイト募集に答えてくれたKさんだったのだけど、私の顔は知らないはずだし、別にここに来ることは約束していなかったのでびっくり。私の雰囲気があまりにも落ち着いていたので私だろうと思った、とのこと。うーん、ものすごい洞察力。メールは交換していたけど、実際会ってみてものすごく好青年で、しっかりしているし、ツアーメイトになれそうでよかった!と思ったのだけど、残念ながらまだソコトラ行きフライトが取れていないとのことだった。それでもとりあえず一緒にだめもとでアデンに行ってみる、とのことだったので、明日10時に会う約束をし、彼の分も合わせてアデン行きバスのチケットを買っておくことにした。アデンまでは7時間の道のりでチケットは1500リヤル(900円)。 -
旧市街のスークはイード(犠牲祭)のせいでほとんどがお休み。あまりにも雰囲気が違うんでびっくりした。それでもあいていたジャンビーヤやさんで、Ahmedはジャンビーヤを新調。このおじさんの店、前にnobiさんがジャンビーヤ買ったのと同じ店だ!
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夕方Ahmed兄のうちのマフラージでまったり。するとモハメッドから連絡で、Kさんがソコトラ行きをあきらめたという。ええ〜、ショック!じゃあ明日からは完全に一人旅かあ・・・
晩御飯はハッダ通りにあったシャワルマの店へ。こぎれいなファストフード店のような店構えで、地元の人たちでにぎわっていた。ファミリールームも地元女性やカップルで大賑わい。結構高めなのにみんなお金あるんだなあ。旧市街の雰囲気とはかなり違ってびっくり。
長い長い一日と、時差ぼけで夜急激に眠くなり、9時には就寝。 -
新市街もちゃんとモスクはあちこちにあるらしく、朝のアザーンでお目覚め。イエメンにいることを実感。今はイード(犠牲祭)中なので、あちこちで山羊を見かける。この山羊たちももうすぐ食べられちゃうのね・・・
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時差ぼけで7時ごろ起床。昨日行ったAl Shaibaniというレストランで朝食。ショクシューカ、サンボサ、レバーと野菜炒め、ホブス、シャイ・ハリーブを2杯。時差ぼけでおなかがすいていたせいもあるけど、とてもおいしくてかなりたくさん食べてしまった。
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10時にダーウッドホテルでKさんと待ち合わせしていたので行ってみると、やはり昨日モハメッドが言っていたとおり、ソコトラ行きはあきらめたようで私が立て替えていたバス代と手紙が入っていた。凄く律儀でちゃんとした人だったので一緒に行けないのが余計に悔しい。ダーウッドの快適な庭でシャイ・ハリーブを飲んでくつろぐ。やっぱりここはいいなあ。ホテルの中も入らせてもらったのだけど、多少家具とかが変わっていたけど基本的には2月と同じで、なつかしの屋上、マフラージ、502号室にも入らせて写真を撮らせてもらった。懐かしすぎ!
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Ahmed兄の家を後にし、荷物を持ってタクシーで旧市街へ。Sana’a Nights Hotelというホテルで元ダーウッドホテルのマネージャーのAmin兄弟が働いているのでそこに荷物を置かせてもらう。Aminもいて再会を喜び合う。前回空港まで送ってくれた優しいAmin、またあえて嬉しいよ〜!
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Sana’a Nights Hotelでスープをご馳走になり(タダだった。ショクラン、Amin!)、お昼過ぎにバス乗り場へ。バスはそれなりにちゃんとしていたので安心。
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結局Kさんのチケットは払い戻さずに2席使わせてもらうことにした。サナアからアデンまでは約7時間。同じバスに中華系マレーシア人男性のBenがいて、彼も一人旅でおしゃべりしたそうな感じだったので、道中ほぼずっと話し続け、楽しいバス旅行となった。しかもBenはKさん他日本人たちとダーウッドでルームシェアしていたらしい。そういえばKさんも昨日マレーシア人の話をしていたっけ。この人だったのか。なんて狭い世界なんだ!Benはイギリスに住んでいて(その割りには結構間違えの多い英語を話していたけど)、旅行大好きで今まで75カ国も周った事があり、私のように少ない休みを駆使して個人旅行をしていて、行き先もかなりかぶっていたし、旅行スタイルも似ていたので話弾みまくり。ジムフリークでもあり、ヨガとボディパンプにはまっているというのでこちらも話が合う。二人でおいしいマレー料理の話をしておなかがすいてしまった・・・他にも外国人に興味津々のイエメン人にポテトチップスをもらったり、ダイビングインストラクターのヨルダン人とお話したり(ワシントンDCのCTUでも教えたことあり!かっこいい!)、周りの人たちはとてもよくしてくれるし、当初の不安に反して楽しい旅だった。でもやっぱり山道とかかなり気持ち悪かったし、7時間ものバス移動は疲れたなあ。
ちなみにパーミットは、Benが持ってるものを見せたら私も一緒だと思われたらしく、私は渡す必要がなくて助かった。
アデンに着いたのは午後8時ごろ。アデンの町外れにあるバスターミナルからクレーター地区といういわゆるアデンの中心までダッバーブで約20分。20リヤル(12円)なり。Benはダッバーブはじめてらしく、あまりの安さに感動していた。ダッバーブターミナルからホテルまでは近いと思っていたら結構距離があったようだ。地元の人に聞いたらホテルまで連れて行ってくれたのだけど、10分は歩いたな。みんな優しすぎ!Benのホテルは5分ほど離れていて、そこまでは私のホテルのおっちゃんがBenを連れて行ってくれたみんな優しい!今夜のホテルAl Amer Hotelは中級クラスのホテルで受付はかなり立派。部屋も簡素だけど、ツインでエアコンやテレビがあり、バスルームもあり(シャワーオンリーだけど)十分すぎるくらい。Ahmed兄のコネで取ってくれて(私がついたときにはイードでやっぱり満室だった。I have a reservation..とかいっても通じなかったけど、兄の名刺を見せたら一発だったし・・)25ドル。受付はあまり英語を話さなかったのだけど、Ahmed兄が電話で通訳してくれて、明日のモーニングコールは何時がいいか、とか朝食は何時がいいか、とか聞いてくれて助かった。 -
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Benと一緒にスークにある食堂で晩御飯。かなりローカルな感じで、男しかいなくて(ファミリールームなし)ちょっとびびるけど、みんな優しくて値段も良心的だった。二人で魚、サンボサ、サルタのソースみたいなやつ、お水、ホブスで一人200リヤル(120円)。魚は小さかったけど、安いよなあ。
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アデンのスークはこんな感じ。
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港だけあって魚も路上で売っている。
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Benと別れて部屋に戻るともう午後10時。くたくただったのでシャワーを浴びてすぐ就寝。写真は部屋からの夜景
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6時半にモーニングコールがかかって起床。でもその前に朝のアザーンで起こされたけど。アデンのアザーンも結構すごかった。
ホテル併設のレストランで朝食をとるが、ピタパンにバター&ジャムの簡素なものだった。でも飲み物はマンゴージュース、ミルクティー、ペットボトルのミネラルウォーターとフルコース。お水はお持ち帰りしたけど、おなかたぷたぷに。
ホテルの目の前にダッバーブ乗り場があり、そこから空港にいけて便利。料金も30リヤル(18円)。はじめタクシーに乗ろうかと思って料金をきいたのだけど、800リヤル(480円)だったのでやめて正解。ダッバーブでも十分早くついた。
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この旅行記へのコメント (6)
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- 96さん 2008/01/12 13:57:02
- バス移動?
- 凄いよ!ホント尊敬だよ!
サナアからアデンまで7時間か。。。
やっぱりあっしにはとてもできないよ。
あと20才若かったらできそうだけど(笑)
またお邪魔しまーす。
ジェロ
- wakabunさん からの返信 2008/01/12 23:59:08
- サユーンも
- ジェロさん、
いやいや7時間はまだ序の口でした。サユーンまで往復バスで行ってきましたよ。片道9時間。しかも行きはアバヤ・ヒジャーブ・ブルカの完全装備で行ったので、到着時の開放感といったら!でもまあいい経験でした。
ジェロさんあと20歳若かったらまだよちよち歩きじゃないですか!
- 96さん からの返信 2008/01/13 10:47:14
- 序の口
- 片道9時間!!!
そりゃ、苦行以外のなにものでもないよ(笑)
飛行機と違って、まわりの景色も楽しめそうだけど・・・
あっしは、旅にそこまで打ち込めないないなぁ。
というか、スタイルの違いなので、バックパッカーはそれ自体凄いと思うし、否定もしないけど、移動だけは楽させてもらって、現地で楽しみたいなぁ。。なんていうのは甘いっすか(笑)
ディープに入り込むと抜け出せなそう(爆)
旅の真髄からは程遠いでしょか?・・・
甘ちゃんヘナチョコトラベラー ジェロ
- wakabunさん からの返信 2008/01/13 15:50:44
- Mなのかも
- ジェロさん、
苦労してたどり着いてこその達成感があるというか、感動も大きいというか、基本的に辛い道を選んじゃうMなのかもしれません。イエメン直行便もできてほしいけど、今こうして行きにくいからこそ特別感があるのかもしれないなあ。ソコトラもしかり。
でもそんな私も最近は時は金なりなので、時間のないときはお金を払ってでも早い方法で行きますよ。ちなみにサイユーンまでは片道飛行機で片道陸路がベストかな、と思いました。飛行機からの眺めもすばらしいみたいなので。陸路は行きも帰りも同じ、基本的に砂漠なので。
>ディープに入り込むと抜け出せなそう(爆)
うーん、それは非常に良く判る気がします。今現実社会へのリハビリに苦しんでる途中です。1年間とか旅に出ちゃう人って抜け出せるのかなあ。私だったら廃人になっちゃいそうです。
MなトラベラーWakabun
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- nh155さん 2008/01/12 02:20:02
- スコトラ島
- wakabunさん、はじめまして。
旅程を拝見したら、どこかですれ違っていたかもしれませんね。
スコトラ島のブログ、楽しみにしています。
nh155
- wakabunさん からの返信 2008/01/12 23:46:23
- RE: スコトラ島
- nh155さん、
はじめまして、コメントありがとうございます!ホントだ!同じ時期にいらっしゃったんですね。どこかで会っていたら面白いですね。
ソコトラ島がんばってアップしますので、また見に来てくださいね〜。
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