2007/11/23 - 2007/11/27
825位(同エリア1056件中)
めもるさん
懸案の仕事が終わり、ようやく夏休み。お世話になっている知床の宿は夏期間の営業が終了し、パーティー。観光シーズンじゃないので、「食」の夏休みにする。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー JALグループ JRローカル 徒歩
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女満別便がまたも遅れて、釧網線に乗れるかどうかが微妙になり、3時間を網走でもてあますのかとやきもきしたが、ぎりぎりで列車に間に合ってくれた。止別の駅舎内にあるラーメン喫茶「えきばしゃ」で久しぶりにラーメンを食べ、友人の車に拾ってもらう。最初のうちはどこの温泉にいこうか迷っていたけれど、だんだん面倒になって一旦宿に直行し、常宿ならぬ常湯・しれとこ自然村の湯につかり夜を待つ。
パーティー2日目(初日は前日だった)。いろりの上には目移りするほどの食材が所狭しと並べられている。 -
ラムチョップ。
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ほんもののししゃも。
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焼きタコに
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ほたて焼き。
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知床のどこで生産されているのか謎の、知床地鶏のホイル焼き。和風に。
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洋風もある。参加初日から食い道楽でKOされてしまった。
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明けて翌日。いつもの仲間でフレペの滝までお散歩。滝はまだ水が流れているけれど
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それなりに凍ってもいる。この直後、つららの一部が落ちて、どおっという音がこだました。
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知床連山はなんとか見えてくれる程度だった。でも昨日は全然見えなかったから、まだましか。
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ついでに門脇の沢まで行ってみる。しかし、凍っているどころか水さえなかった。
午後は知床五湖まで行ってみたものの、知床連山はすっかり隠れてしまってさえない景色になり、写真を撮る気にもなれなかった。早々に切り上げてふたたびしれとこ自然村の湯であたたまり、夜を待つ。 -
パーティー3日目(=営業最終日)の食卓はツブ貝とサメガレイの刺身に
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カニ山盛り。
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高級魚・メンメ(キンキ)の開きに
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焼きシマエビ。
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ほかにもあら煮やカニ入り卵焼き、グラタンなど盛りだくさん。
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うめー。
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うめー。
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うまいものてんこもりではあるけれど、本日のメインディッシュはなんといってもこいつ。幻の鮭・鮭児(けいじ)。数万匹に1匹の鮭と言われ、お値段はなんと1匹10万円が相場。
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「ウトロ産鮭児」のタグが光って見える。
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宿のご主人がさばいてくれる。鮭児は生殖的に未成熟な鮭で、その分の栄養分が身に回って、脂の乗りが半端ではない。さばいてみると筋子はこんなに小さい。
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美しいサーモンピンクの身。はやく食べたい。
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骨についた身も残さずいただいちゃう。
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ヒレ近くの身がごちそうだったりする。
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美しく盛りつけられたお刺身。みんなの目の色が変わっているのがわかる。
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そして鮭児の中でも大トロの身。脂が光っているのがおわかりいただけるだろうか。
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いっただっきまーす♪ うーん、こたえられねぇ。
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締めはさぬきうどん。今回来られなかった友人がうどんツアーに行ったときに送ってくれた「日の出製麺所」のうどん。うどんツアー仲間の友人がゆで、〆てくれて、こしもばっちり。ごっそうさまでした。なんとか完走。
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お休みに入る宿を出発し、みんなで北見へ向かう。「トリトン」の回転寿司でお昼ごはんにしたが、昨晩食べ過ぎたこともあって5皿に止め自重する。しかし、みんなは平気で10皿超え。いやはやいやはや。
仲間のひとりが「気になっている温泉に行こう」と言い、男5人でR38沿いのあやしげな温泉に向かう。プールやゴルフ練習場もあったりして、ひじょーにあやしい。しかし、お湯は源泉掛け流しで、ジャグジーやサウナもあり、露天風呂もある(注:露天はたいへん寒い)。質的には十分満足できるお湯で、これで370円というのだからお値打ちだ。思わぬ掘り出し物だった。 -
女満別空港に向かう仲間を見送り、3人で弟子屈の民宿に向かう。途中、美幌峠の道の駅では熊をかじる鮭の彫り物があった。シュールだなぁ(ぼけていてすみません)。
屈斜路湖がきれいに見えたけど、写真を撮らなかったのは悔やまれる。 -
民宿で温泉に入ってリハビリ。翌日はOさんとふたり、銘菓オランダせんべいを求めて根室までロングドライブ。根室名物といえばエスカロップ。サフランライスの上にカツを乗せ、デミグラスソースをかけた代物である。お昼ごはんに「ニューかおり」に入る。ここではカツライスだったけど、中味はエスカロップ。食べでがあり、おなかいっぱいになった。
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Oさんが頼んだのは、名前だけでは内容がさっぱりわからない「フロレンテン」。スパゲティの上にデミグラスソースとホワイトソースをかけオーブンで焼き、目玉焼きをのせたものらしい。「うまい」とのことで、今度は自分も試してみたい。
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「端谷菓子店」で通常のオランダせんべいを買った後、期間限定発売の生チョコオランダせんべいを求めてさまよう。通常売っている根室の「道の駅」の売店が休みだったので難航したけど、スーパーで見つけて購入。チョコ味がおいしく、なかなかヒットである。ほかにも「べつかいの牛乳やさん」ミルク味や黒糖味も売っている。前者はまあまあ、後者はいまいち。
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釧路に戻って六花亭に寄り、Oさんとはここでお別れ。最後はひとり旅になった。安いホテルにチェックインして市内を歩く。釧路川の夜景も捨てたもんじゃない。しかし、反対側にあった釧路地ビールのビアレストランは閉鎖されてしまって灯りがなくなり、さびしかった。
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ホテルのすぐそばには釧路銘菓「ねこのたまご」の店があった。久しく食べてないので買ってみるか。
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知らない間に、いろんな種類が増えたんだなぁ…。
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ホテル前にあった食堂。Oさんは「まあまあいけるよ」という評価だったけど、結局入らなかった。「カ“ッ”ライス」が謎だ。
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釧路は炉端焼きが有名だけど、ひとりだし、これまでさんざんぜいたくに食べていることもあって行く気になれなかった。和商市場も開いていたけれど、勝手丼は意外と高くつく。和商の斜め前にあるスーパーで安売りのさんま寿司と惣菜ですませてしまった。
しかし、デザートに六花亭のケーキは忘れない。 -
最終日。搭乗回数を増やしたい+丘珠に飛んでみたいということで、わざわざむだ遣い。釧路空港では、ほとんど同時に出発する便なのに、エアーニッポンと
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北海道エアシステムの待合所は人の数がぜんぜん違う。だいじょうぶか、HAC…。このあとそれなりに人が来て、ほぼ満席になったけど。
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税関、
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そして出国審査のカウンターがおもむろにおいてある。最近は中・韓・台の観光客が北海道にかなり来ているらしいし、札幌以外の空港も対応をしなくちゃいけないんだな。
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昨日買ったねこのたまご。
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いちごムースはなかなか美味であった。
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HAC便に搭乗。
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出発してまもなく、雌阿寒岳と阿寒富士が拝めた。
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しかし期待した大雪山は雲の中でまったく望めず、残念至極。雲を抜けたときには、石狩平野の粉砂糖をまぶしたような田畑が広がる景色になってしまっていた。
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多少ゆれたけれど丘珠空港到着。ターミナルまでは歩いて向かう。歩行者が歩く道は熊の足跡で示されていた。
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丘珠空港。何度も北海道に来ている割には、実は初めてだった。
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凍える寒さの中、栄町の駅まで歩き、地下鉄で友人宅へ。スキー談義に花をさかせた後、山道具屋へ(何も買わなかったけど)。
そして、滞在最後はやっぱり食べる。北海道三大回転寿司(勝手に命名)の中で唯一行ったことのなかった「根室花まる」へ。もう15時だというのに、待っている人がいた。やはり人気だなぁ。 -
1品目、旬ぶり。うまい!
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2品目、活タコ。うまい!
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3品目、マグロのほっぺ肉あぶり。うまい!
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4品目、ツブ貝。うまい!
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5品目、ザンギ。まあまあ。
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快速エアポートで千歳空港へ。〆は大丸の地下にある「赤いリボン」の「べつかいの牛乳やさんとろとろプリン」。写真はぼけてしまったが、牛乳とバニラビーンズの風味がよかった。
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「スーパーカムイ」新型車輌のエアポートに乗れたし、満足でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Noririnさん 2008/01/10 00:39:22
- やっぱり食=北海道ですね
- めもるさん こんばんは。
冬にやっと取れた夏休み・・・
最初から豪華なパーティーですね。
北海道で出て来るししゃもって大きくて絶品ですよね。美味しそう。
ほたて・刺身・カニ・エビ・キンキ・・・etc
こんな時間に訪問するんじゃなかった・・・しばし後悔(お腹空いた・・・)
そしてそして、幻の鮭、鮭児って何ですか(*_*)
焼いて良し、刺身でも良し。私も1度食べてみたいです!!
回転寿司も美味しそうだし、やっぱ北海道は最高ですね。
今年は仕事抜きで行ってみようかしら。
その時はめもるさんの旅行記をガイドブック代わりに持参します♪
続きも楽しみにしていますね。
Noririn
- めもるさん からの返信 2008/01/13 20:49:43
- 食い倒れは道頓堀でなく北海道で(笑)
- こんばんは。いつもありがとうございます。
前倒し3連休で出かけていて、返信遅れてすみません。
(単にスキーなので、カメラ持っていってませんが…)
紅葉もなく、雪はあってもスキーはできない。こんな
時の北海道は味覚に限ると、割り切って行ってきたので、
食べ物の写真ばかりになってしまいました。
本物のシシャモは、スーパーで売っているカラフト
シシャモと味は段違いですよね。道外で食べる気がなく
なります。
鮭児は寿司屋だと1貫2,000円とかするところもある
ようです。今回いくらで食べたかは言えません(笑)。
数が少ないので狙って食べられるかどうかは運による
ところが大きいでしょうが、ぜひ一度ご賞味ください。
まだまだ修行記が3つもたまっております。ようやく
下書きが終わりましたので、近いうちにアップします。
また遊びにきてください。
めもる
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