2007/03 - 2007/03
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aminaさん
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【前置き】
3月にパレスチナ自治区の多くの都市を周りました。
というのも、私はパレスチナの子ども達の支援をする団体のボランティアをしたり、パレスチナ問題に関して勉強し続けているからです。
前回のパレスチナ訪問は膨大な写真を撮り、本当に貴重な経験を数多くしました。
全て載せようと思うのですが、帰国後就職して時間がなくなったのと、何せパレスチナ側で起こされている人権侵害である「占領」の実態が全く報道されないので、「占領」というものがどのようなものであるのか、を伝えるには沢山の説明、資料が必要であるため、載せるのを躊躇していました。
また、パレスチナ自治区という地域か項目をつけて欲しいと4Travelに問い合わせたところ、快い返事を下さったのですが、時間がかかるとのことで、出来るまで待とうと思っていました。
でもそろそろとりあえず載せたいと思います。
最小限の事を説明するために、まず、パレスチナでは日常的になっている代表的な人権侵害のみ挙げると、分離壁、検問所、入植地があります。
イスラエルにより建設されているパレスチナ自治区を取り囲む巨大な分離壁は、パレスチナ自治区を大きく食い込んで作られていて、実はパレスチナの地下水に沿って作られているのです。
もし完成してしまうと、パレスチナの地には水資源のない人が住めない土地と化してしまうのです。
一番の問題は、壁の内側となってしまった地域にあるパレスチナ人の家々や畑は、毎日ブルドーザーやダイナマイト、戦車で破壊され、抵抗する人々は撃たれていることです。
2004年7月ハーグの国際法廷で、この「分離壁」は違法だと判断されました。
イスラエルがテロからの防衛だと理由付けるこの「壁」は、国際社会からはいつしか「アパルトヘイト・ウォール」と呼ばれるようにもなりました。
また、パレスチナ自治区にはイスラエル軍による検問所が250箇所あります。
これはパレスチナの街や村を分断することによって経済を妨げるためです。
この検問所の実態はイスラエル兵の気分次第でいつでも封鎖出来、どれだけ待たされるか分からない、という心理攻撃の効果が狙われているのです。
そのため、毎日、職場や学校、病院に行くパレスチナ人は何の理由もなく、すぐに妨げられ、経済もめちゃくちゃになるし、子ども達の教育に深刻な影響をもたらしています。
しかし、一番深刻なのは、重病人や妊婦さんが嫌がらせでわざと通らせられず、亡くなってしまうことが後を絶たないことです。
徴兵制で雇われた若いイスラエル兵の気分次第で、全てのパレスチナ人の命が左右されるのです。
第3の入植地ですが、これはパレスチナ人自治区の中に強行派、過激派ユダヤ人が自分達の土地であると住み着いている場所で、パレスチナ自治区はこの入植地により虫食いのようになっています。
イスラエル政府は膨大な入植地を今も増設中で、パレスチナ人の家々はどんどんブルドーザーで破壊されていて、入植地が出来ると「入植者を守る」という理由でイスラエル兵が張り、近づいたパレスチナの子ども達がしょっちゅう撃ち殺されています。
入植地は現代の植民地同然で、どのような産業も発展しそうになるとイスラエル軍に破壊されるパレスチナでは、入植地でメイドになることだけが収入源である地域も多いです。
パレスチナの子どもがユダヤ人入植地で過酷な児童労働を強いられたり、入植地のゴミ溜めでゴミを拾って家計を助けたりしています。
メディアは決してこうした人権侵害の占領政策について報道しません。なぜなら、メディアのトップ(CNNなどの大手メディア)はユダヤ系、もしくはシオニストであり、日本もその情報を直輸入しているからです。
詳しいことは詳細を説明しなくてはならなくなり、それが私の旅行記UPを遅らせているのですが、とりあえず、情報源だけでも紹介させていただきたいと思います。本当は全て説明を書きたいのですが、その時間が出来るまでは、こちらをご覧になればだいぶ分かるかと思います。
パレスチナ情報センター http://palestine-heiwa.org/
パレスチナとイスラエルに関する総合情報サイト。「アーカイブス」のコーナーでは、ネット上の日本語による主な関連文書をアーカイブしている。主要サイトへのリンクもほぼ網羅。
P-navi info http://0000000000.net/p-navi/info/
パレスチナとイスラエルに関する世界中のニュースから調べ尽くした真実のみを集めた日本語のブログです。本当に、毎日パレスチナで何が起こっているのかとても詳細に載せられています。
私は、パレスチナに行くとき、エルサレムから、このサイトでしか本当にパレスチナで今何が起こっているのか決して分からなかったので、自分の安全のためにも毎回チェックしました。
イスラエルのニュースはもちろん、どこの国も本当にパレスチナで起こっていることは報道しないからです。
パレスチナ・ナビ/ナブルス通信 http://www.onweb.to/palestine/
パレスチナの平和を考える会
http://palestine-forum.org/ イスラエルによるパレスチナの地下水収奪についての海外の学術論文等の情報が満載。
☆日本パレスチナ医療協会
http://www1.ttcn.ne.jp/~jpma/top/top_right.html
☆JVC(日本国際ボランティアセンター)パレスチナ事業
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine/index.html
イスラエルによる外出禁止令、無数の検問所の封鎖、軍事侵攻による物資の移動の制限などにより、パレスチナの子ども達の多くが栄養失調になっています。
今回の国際社会の経済制裁により子ども達の栄養失調がさらに深刻化しています。
JVCはパレスチナの子ども達の栄養改善事業や医療支援を行っています。
☆パレスチナ子どもの里親運動
http://www5e.biglobe.ne.jp/~JCCP/
1984年、シャロンがイスラエル軍の撤退宣言の後、世界各国のメディアが帰国したのを見計らってレバノンのパレスチナ難民を大虐殺した後、フォトジャーナリスト広河隆一さんがたまたま通りがかり、親を亡くした大勢の子ども達の里親を募ったことが始まりです。
☆パレスチナ子どものキャンペーン
http://www32.ocn.ne.jp/~ccp/contents/cont2.html
☆パレスチナ・オリーブ http://www5a.biglobe.ne.jp/~polive/top.html
産業がいつもイスラエルによって破壊される中、乾燥に強いオリーブはパレスチナで唯一の収入源となっています。
ところがイスラエル軍は嫌がらせでオリーブ畑を戦車やブルドーザーで破壊し何万本ものオリーブを根こそぎ破壊したり、微妙な出荷時期で品質が変わるオリーブを運び出す時期にわざと検問所を封鎖したり道路を破壊したりに土砂を積み出荷出来なくしたりしています。
そんな苦難の中作られるオリーブ製品を、フェアートレードで販売することでパレスチナ人の生計を助けようと出来た団体です。
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【カルキリヤについて】
イスラエルの隔離壁(アパルトヘイトウォール)とユダヤ人入植地によって完全に囲まれ、消されようとしている街、カルキリヤを訪れました。 とっても心温かい親切な地元の若者が案内してくれました。
カルキリヤは完全にイスラエル政府が消滅させようと決定した街なので、パレスチナ人の小学校の横に高電流の流れる危険なユダヤ人入植地のゲートをわざと設置したり、ユダヤ人入植者が小学校に手榴弾を投げ込むなど、嫌がらせも本当に危険であからさまだった。
【カルキリヤの分離壁について】
パレスチナ自治区全体をゲットー化している分離壁についてはこちらのサイトにたくさんの資料があります。
http://palestine-heiwa.org/wall/wall.html
カルキリヤをどのように分離壁が取り囲みゲットー化しているか、が良く分かる地図もあります。
http://palestine-heiwa.org/wall/wall.html
カルキリヤのデータ(以下のサイトより)
ジェイアス(カルキリヤ地区にある人口3千人の村)では、村の土地の72%、7つの地下水源を含む約8600ドゥナム(8.6平方キロメートル)の土地に農民たちが近づけなくなった。その結果、 少なくとも300世帯が唯一の収入源を断たれた。
http://www32.ocn.ne.jp/~ccp/wall/factsheet2.html -
四角いものは監視カメラです。ここに近寄った多くのパレスチナの子ども達がしょっちゅうイスラエル軍の監視塔から撃ち殺されています。
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分離壁のパレスチナ側には、どこも残酷な占領を表現する絵が描かれています。
ものすごく芸術的な絵が多いです。 -
長い壁に膨大な監視カメラがついています。
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ここにはたくさんのパレスチナ人の家やオリーブ畑がありましたが、壁建設のために完全に取り壊されてしまいました。
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壁の側の家で遊んでいる子ども達がいました。
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ぎりぎり、取り壊されずに済んだ、運の良かった家の子ども達です。
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でも、こうして遊んでいる子ども達も、夕方になるとイスラエル兵が脅しにやって来て、動く人全てを撃つので皆家にこもらなくてはならないのです。
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占領下という異常な場所で育つ子ども達の心にはどのような影響を受けているのでしょうか・・?
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壁の向こう側はイスラエルの高速道路とされ、車の音だけが聞こえます。
ここからはとても恐ろしい圧迫感ある壁なのに、後でたまたまその高速道路を使うことになったのですが、イスラエル側からは、まったく普通の高速道路に感じるのです。
これこそが重要なことだと思います。
イスラエル側からは全くパレスチナで何が起こっているかなど見えないのです。
でもパレスチナ人は嫌でも見なくてはなりません。 -
パレスチナの小学校の横にわざと嫌がらせで作られたとても危険な電流の流れるユダヤ人入植地ゲートです。
ユダヤ人入植地とは、パレスチナ自治区内を分断する目的で作られ、強硬派な過激派ユダヤ人が、自分達の土地だと住み込んでいます。
これも国際法違反なのですが、イスラエル政府はパレスチナ自治区への入植地をどんどん拡大し、とても安い値段で売るので、どんどん入植者が流れ込んできます。
植民地と全く同じで、パレスチナの子ども達が過酷な児童労働を強いられていることもあります。
パレスチナ人は家政婦として入植地で働くことでしか収入を得られない地域もあります。 -
こうして小学校を危険な場所とすることで、パレスチナ人住民をますます住みにくくし、出て行かせることがイスラエル政府の目的です。
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Let Me Learn Peacefully" "Stop Killing Children"と書かれたパレスチナ人の小学校。
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小学校の横に作られたユダヤ人入植地のゲート。
高電流が流れるとても危険な門です。 -
ユダヤ人入植者が嫌がらせで小学校に手榴弾を投げ、破壊したけれど修復した跡です。
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小学校の校庭から。
見えるのはユダヤ人入植地と建設中の分離壁ばかり・・・。 -
パレスチナ人の小学校の校庭から。ユダヤ人入植地に囲まれている。
こんなところで学び、遊ぶなんて・・・。
恐怖に満ちていることでしょうね・・・。 -
パレスチナ人の小学校の校庭から ユダヤ人入植地、建設中の分離壁ばかりが見える
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小学校のグランド。向こうはすぐ怖い入植地・・・。
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まだまだ建設中の分離壁と、そのために破壊されているパレスチナ人の農地・・・。
イスラエルはカルキリヤを完全に囲み消滅させようとしているのです。 -
パレスチナでは子ども達がよくロバを使っています☆
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子ども達はとても面白がって笑いながらどこまでもついて来ます。
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子ども用に日本で買っておいたお菓子をあげようとしたら、向こうからくれました。
本当にアラブの人の気前の良さには負けた・・・!と思いました。 -
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壁にはたくさんの監視塔があります。
ここからイスラエル兵は近寄った子ども達をしょっちゅう撃ち殺すのです。 -
壁建設のために、膨大なパレスチナの家々、畑が破壊されました。
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ユダヤ人入植地の横のパレスチナ人小学校に親子がいました。
今日はお休みだけど、何をしていたのかな・・・? -
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パレスチナの中心都市、ラマッラーからカルキリヤに向かう時にバスで出会った学生は、ものすごく親切で、私達日本人を見ると嬉しそうに横に座ってきて、貧しいにも関わらず全員分のジュースを買ってきてくれてしまった。
そのうえ、カルキリヤを案内して周ってくれ、タクシー代なども私達がいくら払わせないようにしても払ってしまった。 -
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バスの中には他にも人懐こい学生がいて、声が出せない体の不自由な男の子もいたけれど、全然そんなこと気にせず、身振りで皆その人と話していた。
その言葉が出せない男の子は、手を胸にあて、キスの身振りをして、隣の人を指し、“He loves you”とかまで言ってきた。 -
カルキリヤはとても大きな街で、思っていたよりずっと都市部は本当にきれいで並木道のあるのどかな良い街だった。
でも、明らかにイスラエルのパレスチナ人追放のための毎晩の銃撃の脅し等により、人口が目に見えて減っているのだな、と分かり本当に残念な思いになった。
お店などが3分の2ほどは閉められていて、閑散としていたのだ。
バスで出会った、案内してくれると言うカルキリヤの若者に、「分離壁のある所を見に行きたい」と行ったら、彼の家がまさに壁の近くにあるといい、連れて行ってくれた。
街からはずれた農村地だった。 -
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建設中の分離壁があちこちにある。
パレスチナ人の農地がどんどん奪われているのが分かる。 -
奪われていくカルキリヤの農地・・・。
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こちらは、パレスチナ人の生活を苦しめている分離壁のイスラエル側です。
ここにある検問所がパレスチナ自治区への入り口です。
ここには、イスラエル観光省が描いた絵があります。
「Peace be with you」と書かれ、いかにも3つの宗教が共存することを祈っているように描かれているのです。
しかし、これは何も知らない旅行者へのイスラエルのイメージ戦略に他なりません。
これが信じられないほどの抑圧者によるふざけであることは、この壁の向こう側でこの壁によって苦しめられ、毎日命を脅かされている人のみが知るのです。
この壁の裏側には、パレスチナ人が描いた壁による苦しみを表現した絵で溢れているのです。
そもそもこの壁は国際法違反であると建設当時から警告されています。
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この旅行記へのコメント (3)
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- kodeyanさん 2008/01/26 11:52:02
- アパルトヘイトウォール・・
- aminaさん
>パレスチナ自治区という地域か項目をつけて欲しいと4Travelに問い合わせたところ、快い返事を下さったのですが、時間がかかるとのことで、出来るまで待とうと思っていました。
気持ちわかります。私もパレスチナの旅行記が
中近東 >> イスラエル >> その他の観光地 にくくられていることに
抵抗がありますもん。
クネイトラはユダヤ軍が一夜で破壊してしまった町ですが
カルキリヤは真綿で首を絞めるように、じわりじわりと破壊しよう
している感じですね。
国際法違反でありながら造り続ける隔離壁(アパルトヘイトウォール)。
旅行記を見て、ゴラン高原の稜線に並ぶ沢山の砲身がクネイトラに向けて
私たちを監視するかのように向けられていたのを思い出します。
イスラエル側では「Peace be with you」
パレスチナ側では 「Stop Killing Children」
ユダヤ人入植者がパレスチナの小学校に手榴弾を投げ込む現実を知る日本人がどれだけいるのでしょう。
ひとつお聞きしてもいいでしょうか?
旅行記のなかにパレスチナ自治区への入り口の検問所がありますが
パレスチナ側に入るには許可証のようなものが必要なのですか?
「1番残酷な人権侵害 占領されたヘブロン」の旅行記を含め
平和ボケの脳天をハンマーで叩かれたような心境です。
- aminaさん からの返信 2008/01/26 20:31:42
- RE: アパルトヘイトウォール・・
- kodeyanさん
パレスチナの方もご覧になって下さって本当にどうもありがとうございます!
この事実が多くの人に伝わることを願っています。
パレスチナ自治区ですが、イスラエルに入国する時点ではいろいろ聞かれますが、そこではアラブ人の友達がいるか?などで少しでもYesと答えてしまうと入れないことになるので、パレスチナなんて知らないふりをするなど、いろいろテクニックがありました。
パレスチナですが、今はガザはイスラエルが入ることを許可していませんが、西岸には驚くほど簡単に入れました。
アラブ系住民(2級市民扱い)の乗るバスがまさにエルサレムの聖地の城壁の側にあり、そこから15分でパレスチナ最大の都市ラマッラーへ行けます。
ただ、パレスチナ人、アラブ人はものすごくひどい検問所を通らなければならず、パレスチナ人はエルサレムに行くことも、外に出ることも不可能です。即イスラエル兵に撃たれます・・。
でも私たち外国人は、パレスチナに同情している様子を見せなければ、そして本当に簡単に通れます。私はパスポートも何も見られることはなく、検問所もいつも通過できました。
というのも、イスラエルはイメージだけで成り立っているような国なので、外国人が来ると、とたんにイスラエル兵士はパレスチナ人への恐ろしい威圧的な態度を気持ち悪いくらいに変えるのです。
検問所でも、私を見たとたん、2人ぐらいのパレスチナ人をついでに通したりしたこともあります。
その後は、また封鎖です。
ジャーナリストが、イスラエル兵がパレスチナ人の一家を殺害した現場に行った時、「遅すぎる・・・。何でもっと早く来てくれなかったんだ・・・。」と泣きつかれたそう。
外国人が来れば、イスラエル兵はそんなことをするのを止めただろうからです。
なので、西岸に日本人とかがもっとたくさん行けば、イスラエル兵もひどいことができなくなり、パレスチナは実はもっと平和になるのではと思ってしまいましたよ。
- kodeyanさん からの返信 2008/01/27 09:47:20
- RE: アパルトヘイトウォール・・
- aminaさん
パレスチナ入国について詳しく教えていただいて
ありがとうございます。
いつになってしまうかわかりませんが、できることなら
行ってみたいです。
イスラエル兵の話しにちょっと驚いています。
彼らも辛いんですね。
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