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《2日目》<br />今日は大連駅前が起点となっている203路面電車に乗って終点にある“海之韻公園”に行くことにした。所要時間は小1時間。この電車はどこまで乗っても1回1元だからこれは安い。電車の両端にある入り口から乗り、料金箱に1元入れればよい。降りるのは真ん中にある出口から降りる。車掌はなぜか中年の女性ばかりであるが口調は荒っぽく聞こえる。公園は電車を下りて10分くらい歩いた海辺にある。入園料10元を払って中に入ったが、折からの寒波来襲で寒いこと、零下6度であった。写真を1枚撮るともう手がかじかんで動かなくなるし、顔も痛いわでたまらなくなって入り口から500mくらい行ったところで降参して帰ることにした。この季節に来る所ではないようだ。しかし、その寒さの中で海岸の岩場では貝か何かしきりに掘っている人が10人ほどいた。恐らく生活の為であろうが中国の厳しさを実感した。自分では10分と我慢できないであろう。また電車に乗り、二七広場で降りてあとは歩くことにした。途中には始めのうちは何もなかったが少しづつ小さな店が見え始め、小さな市もいくつか立っていた。場末のそれはかなり不衛生で近づくのもためらわれるほどである。泥跳ねなどに会えばズボンがオシャカになりそうなくらい汚い。主に海産物を売っていたがとても買う気にはなれないくらいだった。恐らく家族で海で採って来た物を売っているのであろうが、必死に生きているのだなとここでも感じさせられた。三十八広場を過ぎて町らしくなり、魯迅街から世紀街に入りひたすら歩く。途中に天津街方面の看板が目に入ったのでそこに入っていくと“天天漁港”の店に行き当たった。ガイドブックでも海鮮料理でお勧めの店であるので、まだ11時で前夜シャブシャブの食いすぎで胃が重たかったが入ってみた。ここでは食べ物をまず選んでから料理してもらう方式である。ワタリガには1ぱい100〜150元で、安くはない。それ1匹と海鮮の炒め物を頼んでみた。味は良好、店もそこそこきれいである。しかし量が多いので3〜4人で行って種類を多く頼むほうがよさそうだ。ビール1本込みで会計は130元。ワタリガ二は肉が少ないので割高感があった。あとで地元の人に聞いてもやや高いとの事だった。また日本語は全く通じないようなので念のため。まあ、通じなくても問題はないのですが。再び昨日行った中山広場に向かう。今日の目的は旧大和ホテルの大連賓館の内部見学だ。足を踏み入れると床や柱、壁の総大理石造りに目を見張らされる。天井からは2基の大シャンデリアが下がり、雰囲気は一気に戦前のそれになる。フロントの背後の壁には世界各地の時刻を刻む時計が7個掛かっていて往時の国際色を偲ばせる。外に出て玄関の前に立ち、中山広場を見下ろすと昨日見た旧横浜正金銀行などのクラシカルな建物が一望できて何とも言いがたい景色である。よくぞこれらの建物を保存してきたものだと中国の懐の深さには感じ入った。与謝野晶子など往時の著名人が宿泊したとされるこのホテルも現在では設備など老朽化しているそうだが次の機会には是非泊まってみたいものだ。しばし感慨にふけった後、旧満鉄本社を見落としていたことに気付いて魯迅路をまた逆戻りした。ここは外から見ただけで西に向きを変え中山路と平行に進んだ。この町はどこの道路にもナントカ街と標識があり、分かりやすい。歩きに歩いてついに昨日の地下ショッピング街のあたりにたどり着いた。ここには青泥ワ街というやはり露天が多く並ぶ道がある。町並みもきれいで品揃えも豊富でショッピングにはいいところである。近くには大連商場という大きなスーパーマーケットがあり、ここでも食べ物は何でも、お土産になりそうなものもある。歩いているうちに奇妙な通路を発見した。食い物の露天が両側に並んだ長屋のようなところで、色んなものが食べられる。いくつか試してみたが後で本で調べると、お勧めは“マーラータン”と“マーラーチュアン”である。前者は味がキムチ鍋に似ており、店先に並ぶ具を選ぶとスープで煮込んで丼に入れてくれる。辛子が効いていて寒さの中でもあっという間に汗だくになる。かなりうまく明日も食べようという気になった。お値段は4元とただ同然。後者は2串で1元。6串ほど味見をしたが、うまい。やや衛生面が問題かなと思ったが、若者がいっぱい食べていたし、火を通してあるので大丈夫だろうと食べてしまった。もうお腹がいっぱい。腹ごなしにまた歩いた。このあたりは中山大酒店が高層で目に付きやすいのでこれを目印に動くことをお勧めしたい。スタバも見かけた。天津街に戻り前日知り合いになった若者の露天でみやげ物を買って一時ホテルに帰った。風呂に入り、足の疲れを取っているうちに明日はもう帰らないといけないと思うと惜しい気持ちになり、再び7時過ぎの暗闇の中、大連駅方面に出かけることにした。駅の西側には線路をくぐる地下道があり、ここには沢山の露天と言うよりはむしろを引いて売り物を並べたような店が並んでいた。人種も色々で少し怪しげなところである。周りに気をつけながら線路の向こう側まで歩いていったがどんどん暗い道になるので危なくて引き返した。ここは人にはあまり勧められないところのようだ。帰りに駅のそばの海鮮料理屋の品名と値段を書いた看板をチェックしていたら中から客引きが現れて入れと言うので、入ってみることになった。腹もすいてないし、店も汚かったが見本から一品注文して試食した。味は悪くなかったし、ここでもビール1本込みで21元だった。もう帰ろうと思い歩いていたら自転車をついたおばさんがタンフールーを売っていたので1本買う。1元。これは小さなりんごのような果物を6つほど砂糖で固めて焼いて串に刺したものでおいしいお菓子といったところ。しかし衛生が気になるので一個だけ食べてあとはゴミ箱に。疲れ果ててはホテルに帰りその日は泥のように就寝。明日はもう日本に帰らなければいけない。 ここで稿を改めます。<br />

大連市内巡りー2日目

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2007/12/31 - 2008/01/02

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アンダール

アンダールさん

《2日目》
今日は大連駅前が起点となっている203路面電車に乗って終点にある“海之韻公園”に行くことにした。所要時間は小1時間。この電車はどこまで乗っても1回1元だからこれは安い。電車の両端にある入り口から乗り、料金箱に1元入れればよい。降りるのは真ん中にある出口から降りる。車掌はなぜか中年の女性ばかりであるが口調は荒っぽく聞こえる。公園は電車を下りて10分くらい歩いた海辺にある。入園料10元を払って中に入ったが、折からの寒波来襲で寒いこと、零下6度であった。写真を1枚撮るともう手がかじかんで動かなくなるし、顔も痛いわでたまらなくなって入り口から500mくらい行ったところで降参して帰ることにした。この季節に来る所ではないようだ。しかし、その寒さの中で海岸の岩場では貝か何かしきりに掘っている人が10人ほどいた。恐らく生活の為であろうが中国の厳しさを実感した。自分では10分と我慢できないであろう。また電車に乗り、二七広場で降りてあとは歩くことにした。途中には始めのうちは何もなかったが少しづつ小さな店が見え始め、小さな市もいくつか立っていた。場末のそれはかなり不衛生で近づくのもためらわれるほどである。泥跳ねなどに会えばズボンがオシャカになりそうなくらい汚い。主に海産物を売っていたがとても買う気にはなれないくらいだった。恐らく家族で海で採って来た物を売っているのであろうが、必死に生きているのだなとここでも感じさせられた。三十八広場を過ぎて町らしくなり、魯迅街から世紀街に入りひたすら歩く。途中に天津街方面の看板が目に入ったのでそこに入っていくと“天天漁港”の店に行き当たった。ガイドブックでも海鮮料理でお勧めの店であるので、まだ11時で前夜シャブシャブの食いすぎで胃が重たかったが入ってみた。ここでは食べ物をまず選んでから料理してもらう方式である。ワタリガには1ぱい100〜150元で、安くはない。それ1匹と海鮮の炒め物を頼んでみた。味は良好、店もそこそこきれいである。しかし量が多いので3〜4人で行って種類を多く頼むほうがよさそうだ。ビール1本込みで会計は130元。ワタリガ二は肉が少ないので割高感があった。あとで地元の人に聞いてもやや高いとの事だった。また日本語は全く通じないようなので念のため。まあ、通じなくても問題はないのですが。再び昨日行った中山広場に向かう。今日の目的は旧大和ホテルの大連賓館の内部見学だ。足を踏み入れると床や柱、壁の総大理石造りに目を見張らされる。天井からは2基の大シャンデリアが下がり、雰囲気は一気に戦前のそれになる。フロントの背後の壁には世界各地の時刻を刻む時計が7個掛かっていて往時の国際色を偲ばせる。外に出て玄関の前に立ち、中山広場を見下ろすと昨日見た旧横浜正金銀行などのクラシカルな建物が一望できて何とも言いがたい景色である。よくぞこれらの建物を保存してきたものだと中国の懐の深さには感じ入った。与謝野晶子など往時の著名人が宿泊したとされるこのホテルも現在では設備など老朽化しているそうだが次の機会には是非泊まってみたいものだ。しばし感慨にふけった後、旧満鉄本社を見落としていたことに気付いて魯迅路をまた逆戻りした。ここは外から見ただけで西に向きを変え中山路と平行に進んだ。この町はどこの道路にもナントカ街と標識があり、分かりやすい。歩きに歩いてついに昨日の地下ショッピング街のあたりにたどり着いた。ここには青泥ワ街というやはり露天が多く並ぶ道がある。町並みもきれいで品揃えも豊富でショッピングにはいいところである。近くには大連商場という大きなスーパーマーケットがあり、ここでも食べ物は何でも、お土産になりそうなものもある。歩いているうちに奇妙な通路を発見した。食い物の露天が両側に並んだ長屋のようなところで、色んなものが食べられる。いくつか試してみたが後で本で調べると、お勧めは“マーラータン”と“マーラーチュアン”である。前者は味がキムチ鍋に似ており、店先に並ぶ具を選ぶとスープで煮込んで丼に入れてくれる。辛子が効いていて寒さの中でもあっという間に汗だくになる。かなりうまく明日も食べようという気になった。お値段は4元とただ同然。後者は2串で1元。6串ほど味見をしたが、うまい。やや衛生面が問題かなと思ったが、若者がいっぱい食べていたし、火を通してあるので大丈夫だろうと食べてしまった。もうお腹がいっぱい。腹ごなしにまた歩いた。このあたりは中山大酒店が高層で目に付きやすいのでこれを目印に動くことをお勧めしたい。スタバも見かけた。天津街に戻り前日知り合いになった若者の露天でみやげ物を買って一時ホテルに帰った。風呂に入り、足の疲れを取っているうちに明日はもう帰らないといけないと思うと惜しい気持ちになり、再び7時過ぎの暗闇の中、大連駅方面に出かけることにした。駅の西側には線路をくぐる地下道があり、ここには沢山の露天と言うよりはむしろを引いて売り物を並べたような店が並んでいた。人種も色々で少し怪しげなところである。周りに気をつけながら線路の向こう側まで歩いていったがどんどん暗い道になるので危なくて引き返した。ここは人にはあまり勧められないところのようだ。帰りに駅のそばの海鮮料理屋の品名と値段を書いた看板をチェックしていたら中から客引きが現れて入れと言うので、入ってみることになった。腹もすいてないし、店も汚かったが見本から一品注文して試食した。味は悪くなかったし、ここでもビール1本込みで21元だった。もう帰ろうと思い歩いていたら自転車をついたおばさんがタンフールーを売っていたので1本買う。1元。これは小さなりんごのような果物を6つほど砂糖で固めて焼いて串に刺したものでおいしいお菓子といったところ。しかし衛生が気になるので一個だけ食べてあとはゴミ箱に。疲れ果ててはホテルに帰りその日は泥のように就寝。明日はもう日本に帰らなければいけない。 ここで稿を改めます。

  • 大連賓館内。 ロビーにあるシャンデリア。周囲の雰囲気にマッチしている。

    大連賓館内。 ロビーにあるシャンデリア。周囲の雰囲気にマッチしている。

  • フロントの壁の国際時計。 レトロっぽくて良かった。

    フロントの壁の国際時計。 レトロっぽくて良かった。

  • これがマーラータン。店先で具を注文して煮込んでもらう。 美味しかった。 しかも安い。

    これがマーラータン。店先で具を注文して煮込んでもらう。 美味しかった。 しかも安い。

  • これがマーラーチュアン。 2串で1元。

    これがマーラーチュアン。 2串で1元。

  • 天津街の露天。

    天津街の露天。

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