コペンハーゲン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
コペンハーゲン駅を出ると、目の前に大きな公園がある。<br />入り口の看板には「チボリ(Tivoli)公園」とある。<br /><br />これが「世界最古の遊園地」といわれるもので、後に岡山県に「倉敷チボリ公園」として真似たものができたくらいだった。<br />ただ、大きいとはいっても、ディズニーランドほど大きくはない。<br /><br />今になれば、中途半端な大きさだよ。<br />倉敷チボリ公園も、(見たことはないが)多分同じような大きさなのだろう。<br /><br />でも片方は、いくら小さくてもデンマークの首都で、スカンジナビアとヨーロッパ大陸を結ぶ大動脈の大きな駅の前に存在する。<br />それに比べて、倉敷は普通の地方都市だ。<br /><br />わざわざ倉敷で列車を降りてまで、倉敷チボリ公園に行くリピーターはいないだろう。<br />その通り、倉敷チボリ公園はできたばかりはすごくにぎわったが、その後はリピーターが来ずに寂れてしまったらしい。<br /><br />今調べてみたら、どうやら入場者数が少なくて、倒産寸前らしい。<br />計画段階で、僕に相談してくれたら、アドバイスできたのにね。<br /><br />でもまあ、倉敷チボリ公園を建設すれば、バブルコンサルタントや地元の建設会社なんかに金が落ちて、倉敷の市会議員も役所の担当者も、接待で楽しかったことだろう。<br />それは岡山県(倉敷市)の税金で処理すると思うので、気にしなくていいけどさ(笑)。<br /><br />さて、倉敷なんて世界の誰も知らない田舎町の話はどうでもいい。<br />コペンハーゲンの話だ。<br /><br />雑学豊富な僕だから、チボリ公園の名前を知らないわけではなかった。<br />が、本当に駅のドまん前に遊園地があるので、かなり、びっくりしたよ。<br /><br /><br />ただ、幸せなことに、その日はなぜか閉まっていて、入場できなかった。<br />僕としては、開いていれば絶対に一歩は足を踏み入れていただろうから、入場料分だけ助かったわけだ。<br /><br />そこからとにかく歩いた。<br />初めての町に来たときは、とにかく町を歩くのが重要だからね。<br /><br />別に博物館や教会、宮殿なんかに入らなくても、町を歩けばその土地のことがよくわかる。<br />それに途中が歩行者天国のようになっていて、歩きやすかった。<br /><br />歩いているときは、観光客らしい人影をまったく見かけなかった。<br />町の外れの古いカステレット要塞へやっと到着。<br /><br />この要塞の運河よりの端っこに、目指す人魚姫の像があるらしい。<br />要塞にもほとんど人影がなかったが、人魚姫の像のところへくると、さすがに観光客がいた。<br /><br />10人くらいだったけどね。<br />しかも、そのうち8人は日本人のツアー参加者だったよ。<br /><br />人魚姫の像はたしかに、たいしたことなかった。<br />像自体もそんなに大きくはない。<br /><br />それよりも何よりも、背景がよくない。<br />人魚姫の像は、工業地帯の運河の岸に立っているので、背景には工場の煙突が見えるしね。<br /><br />通る船もヨットなんかじゃなくて、貨物船ばかりだ。<br />人魚姫もこんなところに置かれたのでは、悲しいことだろう。<br /><br />ところで、「世界三大がっかり」というものが、(日本だけに)ある(笑)。<br />それには、「コペンハーゲンの人魚姫像」は、絶対に入っている。<br />ほかには、「シンガポールののマーライオン像」がある。<br />もうひとつが「ブリュッセルの小便小僧」と「シドニーのオペラハウス」のどちらかになるそうだ。<br /><br />ただ、この4つをすべて、個人旅行で全部見た世界旅行者先生から言わせてもらうと、シドニーのオペラハウスはなかなか立派なものだよ。<br />建築的に立派に成立していて、シドニー湾の風景とマッチしている。<br /><br />これは、絶対に三大がっかりには入らない。<br />多分、昔は女神のように奉られていた、三流短大卒レベルの知能の、あの身の程知らずの「JALのスッチー」連中が言い出したものではないかな(笑)。<br /><br />だから、誰からも反対の出ない世界三大がっかりは「コペンハーゲンの人魚姫増」、「シンガポールののマーライオン像」、「ブリュッセルの小便小僧」になるだろうね。<br /><br />ただ、これではちょっとセコ過ぎる気もするけどね。<br />もともと海外には「世界三大がっかり」なんてないんだよ。<br /><br />世界三大がっかりなんて、海外旅行自慢の安サラリーマンレベルが、酒を飲みながら、旅行自慢をしているうちに、でっち上げようとしたものだ。<br />もともと、どうでもいいんだよ。<br /><br />でもまあ、その誰が見ても世界三大がっかりのひとつだった「シンガポールのマーライオン像」のこと。<br />昔は、マーライオン像自体がかなり壊れていて、汚くて、その上にみすぼらしい公園の端に、さびしく立っていた。<br />僕が、30年位前に見たときは、確かにがっかりしたものだ。<br /><br />しかし最近、マーライオン像をきれいに修復して、環境のいいところに移築したようだ。<br />すると、環境がよくなったので、ぐぐっと像自体の見栄えがよくなった。<br /><br />正直、マーメイド像ももっと場所を考えて移動させたほうがいいかもしれないよ。<br /><br />でも僕はこのとき、「マーメイド像を見た」ということで満足したので、すぐにまた歩いて引き返した。<br />コペンハーゲンでマーメイド像を見たら、それで十分だ。<br /><br />コペンハーゲン駅に、また歩いて戻って、パン、水、ハム、バナナ、熱いスープなどを購入する。<br />これで、先ほど両替したデンマーククローネを小銭まで使い切った。<br /><br />コペンハーゲンからオスロへの夜行列車は、21時17分発。<br />列車がホームに入ってきて、予約したクシェット(簡易寝台)に行く。<br /><br />クシェットは日本の昔のB寝台のような、向かい合わせになった3段ベッドだ。<br />向かいの中段と下段に、30歳くらいのイスラエル人のバックパッカーカップルがいた。<br /><br />旅行者同士なので、気楽に、適当に、旅の話を交換する。<br />彼らは夫婦だと自己紹介した。<br /><br />僕はエジプトからヨルダン経由でイスラエルに行ったことを彼らに話す。<br />イスラエルでは死海で浮いたとき、顔に塩水がかかってこすったら、目に入って痛かったことを大げさに語る。<br /><br />ヨルダンについて聞かれたので、ぺトラの遺跡についてちょっと説明する。<br />彼らはぺトラに行ったことがなくて、詳しい情報を聞きたいようだ。<br /><br />イスラエル人は「ぺトラを見に行こうとしてヨルダンに入って、戻ってこなかった友達がいるんだ」と言う。<br />なんでも、イスラエル人の若者の冒険として、こっそりぺトラを見に行くのが流行していたらしいよ。<br /><br />これ以上下手に話を続けると、イスラエルとアラブ諸国との関係まで踏み込みそうだ。<br />難しい話になるのもイヤだったので、適当に切り上げた。<br /><br />とにかく今日は歩き回っていた。<br />足が疲れていたので、とっとと寝ました。<br /><br />明日は、起きたらオスロに入っているでしょう。<br /><br />【写真】人魚姫の像(これは英語で「The Little Mermaid」と呼びます)<br />【旅行哲学】海外個人旅行では英語ができれば、誰とでも友達になれる。<br />http://www.midokutsu.com/europe/the_little_mermaid.htm

人魚姫の像を見る@コペンハーゲン/デンマーク

0いいね!

1988/09 - 1988/09

2014位(同エリア2122件中)

0

0

みどりのくつした

みどりのくつしたさん

コペンハーゲン駅を出ると、目の前に大きな公園がある。
入り口の看板には「チボリ(Tivoli)公園」とある。

これが「世界最古の遊園地」といわれるもので、後に岡山県に「倉敷チボリ公園」として真似たものができたくらいだった。
ただ、大きいとはいっても、ディズニーランドほど大きくはない。

今になれば、中途半端な大きさだよ。
倉敷チボリ公園も、(見たことはないが)多分同じような大きさなのだろう。

でも片方は、いくら小さくてもデンマークの首都で、スカンジナビアとヨーロッパ大陸を結ぶ大動脈の大きな駅の前に存在する。
それに比べて、倉敷は普通の地方都市だ。

わざわざ倉敷で列車を降りてまで、倉敷チボリ公園に行くリピーターはいないだろう。
その通り、倉敷チボリ公園はできたばかりはすごくにぎわったが、その後はリピーターが来ずに寂れてしまったらしい。

今調べてみたら、どうやら入場者数が少なくて、倒産寸前らしい。
計画段階で、僕に相談してくれたら、アドバイスできたのにね。

でもまあ、倉敷チボリ公園を建設すれば、バブルコンサルタントや地元の建設会社なんかに金が落ちて、倉敷の市会議員も役所の担当者も、接待で楽しかったことだろう。
それは岡山県(倉敷市)の税金で処理すると思うので、気にしなくていいけどさ(笑)。

さて、倉敷なんて世界の誰も知らない田舎町の話はどうでもいい。
コペンハーゲンの話だ。

雑学豊富な僕だから、チボリ公園の名前を知らないわけではなかった。
が、本当に駅のドまん前に遊園地があるので、かなり、びっくりしたよ。


ただ、幸せなことに、その日はなぜか閉まっていて、入場できなかった。
僕としては、開いていれば絶対に一歩は足を踏み入れていただろうから、入場料分だけ助かったわけだ。

そこからとにかく歩いた。
初めての町に来たときは、とにかく町を歩くのが重要だからね。

別に博物館や教会、宮殿なんかに入らなくても、町を歩けばその土地のことがよくわかる。
それに途中が歩行者天国のようになっていて、歩きやすかった。

歩いているときは、観光客らしい人影をまったく見かけなかった。
町の外れの古いカステレット要塞へやっと到着。

この要塞の運河よりの端っこに、目指す人魚姫の像があるらしい。
要塞にもほとんど人影がなかったが、人魚姫の像のところへくると、さすがに観光客がいた。

10人くらいだったけどね。
しかも、そのうち8人は日本人のツアー参加者だったよ。

人魚姫の像はたしかに、たいしたことなかった。
像自体もそんなに大きくはない。

それよりも何よりも、背景がよくない。
人魚姫の像は、工業地帯の運河の岸に立っているので、背景には工場の煙突が見えるしね。

通る船もヨットなんかじゃなくて、貨物船ばかりだ。
人魚姫もこんなところに置かれたのでは、悲しいことだろう。

ところで、「世界三大がっかり」というものが、(日本だけに)ある(笑)。
それには、「コペンハーゲンの人魚姫像」は、絶対に入っている。
ほかには、「シンガポールののマーライオン像」がある。
もうひとつが「ブリュッセルの小便小僧」と「シドニーのオペラハウス」のどちらかになるそうだ。

ただ、この4つをすべて、個人旅行で全部見た世界旅行者先生から言わせてもらうと、シドニーのオペラハウスはなかなか立派なものだよ。
建築的に立派に成立していて、シドニー湾の風景とマッチしている。

これは、絶対に三大がっかりには入らない。
多分、昔は女神のように奉られていた、三流短大卒レベルの知能の、あの身の程知らずの「JALのスッチー」連中が言い出したものではないかな(笑)。

だから、誰からも反対の出ない世界三大がっかりは「コペンハーゲンの人魚姫増」、「シンガポールののマーライオン像」、「ブリュッセルの小便小僧」になるだろうね。

ただ、これではちょっとセコ過ぎる気もするけどね。
もともと海外には「世界三大がっかり」なんてないんだよ。

世界三大がっかりなんて、海外旅行自慢の安サラリーマンレベルが、酒を飲みながら、旅行自慢をしているうちに、でっち上げようとしたものだ。
もともと、どうでもいいんだよ。

でもまあ、その誰が見ても世界三大がっかりのひとつだった「シンガポールのマーライオン像」のこと。
昔は、マーライオン像自体がかなり壊れていて、汚くて、その上にみすぼらしい公園の端に、さびしく立っていた。
僕が、30年位前に見たときは、確かにがっかりしたものだ。

しかし最近、マーライオン像をきれいに修復して、環境のいいところに移築したようだ。
すると、環境がよくなったので、ぐぐっと像自体の見栄えがよくなった。

正直、マーメイド像ももっと場所を考えて移動させたほうがいいかもしれないよ。

でも僕はこのとき、「マーメイド像を見た」ということで満足したので、すぐにまた歩いて引き返した。
コペンハーゲンでマーメイド像を見たら、それで十分だ。

コペンハーゲン駅に、また歩いて戻って、パン、水、ハム、バナナ、熱いスープなどを購入する。
これで、先ほど両替したデンマーククローネを小銭まで使い切った。

コペンハーゲンからオスロへの夜行列車は、21時17分発。
列車がホームに入ってきて、予約したクシェット(簡易寝台)に行く。

クシェットは日本の昔のB寝台のような、向かい合わせになった3段ベッドだ。
向かいの中段と下段に、30歳くらいのイスラエル人のバックパッカーカップルがいた。

旅行者同士なので、気楽に、適当に、旅の話を交換する。
彼らは夫婦だと自己紹介した。

僕はエジプトからヨルダン経由でイスラエルに行ったことを彼らに話す。
イスラエルでは死海で浮いたとき、顔に塩水がかかってこすったら、目に入って痛かったことを大げさに語る。

ヨルダンについて聞かれたので、ぺトラの遺跡についてちょっと説明する。
彼らはぺトラに行ったことがなくて、詳しい情報を聞きたいようだ。

イスラエル人は「ぺトラを見に行こうとしてヨルダンに入って、戻ってこなかった友達がいるんだ」と言う。
なんでも、イスラエル人の若者の冒険として、こっそりぺトラを見に行くのが流行していたらしいよ。

これ以上下手に話を続けると、イスラエルとアラブ諸国との関係まで踏み込みそうだ。
難しい話になるのもイヤだったので、適当に切り上げた。

とにかく今日は歩き回っていた。
足が疲れていたので、とっとと寝ました。

明日は、起きたらオスロに入っているでしょう。

【写真】人魚姫の像(これは英語で「The Little Mermaid」と呼びます)
【旅行哲学】海外個人旅行では英語ができれば、誰とでも友達になれる。
http://www.midokutsu.com/europe/the_little_mermaid.htm

この旅行記のタグ

0いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

デンマークで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
デンマーク最安 478円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

デンマークの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP