2007/12/22 - 2007/12/22
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しんちゃんさん
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結城紬(ゆうきつむぎ)ご存知ですか?大島紬(おおしまつむぎ)と同じです。蚕(かいこ)の作った繭(まゆ)から糸を作り、機織(はたおり)で作成された絹織物(きぬおりもの)の事です。高級品ってイメージがありますが、普段着の和服だそうです。正装では着用しないそうです。「ん・十万円する結城紬が普段着?」聞いてびっくり、見てびっくり。お昼の時間も忘れて見学しました。実際に商品を機織している「郷土館」古民家を改造展示販売・染織体験・資料館・販売所を隣接された「つむぎの館」結城市の二つの私立資料館を“はしご”しました。
- 交通手段
- 自家用車
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JR水戸線、結城(ゆうき)駅から北へ約700m。栃木県道・茨城県道35号宇都宮結城線わきに「本場結城紬・郷土館」があります。
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紬(つむぎ)結城紬は大島紬などと名前は聞いていますが、詳しい内容はさっぱり?しんちゃん得意分野ではありません。「資料館は有料ですか?無料ですか?」無料でした。「写真を撮ってもいいですか?」2階の商品以外はOKでした。早速カメラを取り出し撮影開始!
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一階事務所の隣に資料が展示されていました。真ん中にで〜〜んと機織機(はたおりき)が占めていました。いまだに人力織ります。機械は修理する人が少なくなってきており、当然作ることの出来る人も居ないそうです。しんちゃん製造販売を思案しました・・・
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蚕(かいこ)が作った繭(まゆ)当然この中に蚕(かいこ)はミイラとなっています!
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結城紬の製造過程が絵でありました。「真綿かけ」煮た繭(まゆ)を、ぬるま湯の中で袋状に広げる作業だそうです。
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「糸取り」(糸つむぎ)他の地方の糸との違いはここにあります。繭から糸を回転させながら糸車に作るのではなく、手で撚りよりながら糸を作ります。熟練しないと均一な糸は出来ません。ところどころ太くなってしまいますが、そんなときは太いところから糸を抜き出します。
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「藍染め」(あいぞめ)これはどこにでもあります。
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「絣括り」(かすりくくり)糸を染色しますが、染まってほしくない所に糸を結びます。たて糸とよこ糸に織る前に色を染め模様を作ります。糸一本ですよ!!
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「縮糸橪り」(ちぢみいとより)
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「機織り」(はたおり)
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機織り機・糸撚り機は骨董品並み
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「郷土館」二階で実際に商品の機織りをする若い女性。
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「郷土館」二階で実際に商品の機織りをする若い女性。腰でたて糸を引っ張りながら織ります。気を緩ますと張りの無い布が出来ちゃいます。
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たて糸は一本一本が細く直ぐ切れていました。織る時間よりも、修理する時間が多かった!横糸(緯糸)(よこいと)を通す「杼(ひ)」も通常より大きいそうです。樫(かし)の木で出来ており。樫の木は硬く、ハンマー鍬(くわ)のこぎり、色々な道具の柄に使用されています。
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真剣に機織りする女性。蛍光灯のわきの白い糸はたて糸が切れた場合につなぐ糸が吊ってあります。
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7台の機織り機械がありましたが、三人が機織りをしていました。「声を掛けてもいいですか?」「ハイ」「一日何センチ織ることができますか?二・三十センチだそうです。「何時から何時まで仕事をしますか?」9時から夕方5時までだそうです。過酷な仕事では若い方は来ないかも?
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完成品に付けられた保証証の色々!どうしてこんなにたくさんあるのか?ネットにてその訳を解明しました。染色業共同組合・原料商組合・栃木県本場結城紬織物共同組合・茨城県本場結城紬織物共同組合・本場結城紬卸商共同組合の五つにより本場結城紬検査共同組合が運営され厳しい検査をパスした物が本物の結城紬の証なんだそうです。
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たて糸、横糸の一本一本を織る前に染色して織りながら模様を合わせます。そんな事、考えられませんでした。
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「本場結城紬・郷土館」は株式会社小倉商店に隣接しています。昭和34年の日本貿易振興会からの表彰状
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昭和25年(1950年)の北海道開発大博覧会からの表彰状
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小物が販売されていましたので、コースターを購入しました。一枚370円!「MADE IN YUUKI」本物の絹製品だ!・・・・二階まで上がって事務所の方が説明してくれましたが素人のしんちゃん理解出来ない所が多く、疑問だらけでした。市立の博物館は無いそうです。「うっそ〜!」私立の博物館が近くにあると教えて貰いましたので見学に行きました。
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株式会社小倉商店様に教えて貰った「つむぎの館」資料館。東へ250m位でした。
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「つむぎの館」資料館。「開館」の標識あるも、閑散として見学者“ゼロ”おそるおそる入り「見学させて下さい・・・」「写真撮っても良いですか?」資料館内部以外はOKでした。「やった〜!」
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熟練のお姉さんが、真綿から糸とりの実演をしてくれました。真綿(まわた)は絹100%の繭(まゆ)から作られた“わたあめ”のような物です。手で糸を撚ります。“つば”を付けないと滑ってうまくいきません。
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もう一人の方も実演、まだ見習いだそうです。でも、応対・接客方法は合格で〜す!
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色々な方が糸を撚りますが性格により、太さが違います。太さによりたて糸横糸使い分けるそうです。一反の絹に約2000個の繭(まゆ)が必要と聞きました。一反の長さは絹に場合約12mだそうです。普通の反物は織るのに2・3ヶ月掛かるそうです。
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真ん中は繭(まゆ)玉一個です。右は真綿・・・繭を水の中で“わたあめ”のように延ばします。左は機械で糸にした絹糸。手で撚った糸とは、肌触りが全然違います。
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絵柄(えがら)の設計図。糸一本にどこに染めてあるか無いかが描かれています。
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精密設計図
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亀甲模様の設計図。左上に1Cmの長さが描かれています。糸一本に柄を書くなんて・・・・!
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小物商品販売所。「結の見世(ゆいのみせ)」しんちゃんのあとに見学者が来ました。
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草木染、真綿ショール、58000円、丸が一個多すぎ!
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真綿ショール各種。「つむぎの館」は奥順株式会社の敷地内にあります。広い敷地に大小10以上の建物があります。
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「つむぎの館」資料館「手織里」は右側の蔵。左側は結城紬の製作見学館「織場館」(休眠中でした)染物体験館(だれもおらず)
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高級結城紬展示販売館「古民家 陳列館」
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染織工房「織場館」
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結城紬の製作見学館。照明は消され休眠しているようでした。予約すれば、機織の方が実演してくれるかも知れません。
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染物体験館はいつでも準備OKの感じでした。
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古民家 陳列館 二階(屋根裏部屋)
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高級結城紬展示販売館「古民家 陳列館」内部
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「着装して見ませんか?」しんちゃんの後から来た奥様に色合わせ・・・「えっ?」な・なんと、まるで縫い合わせた着物のようになります。「写真撮って良いですか?」「どうぞ!どうぞ!」旦那さんもOKでした。
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縫い合わせたように一反の絹が・・・ビックリしました。こんな色合わせ方法があったのですね!茨城県龍ヶ崎から訪れた、ご夫婦の奥様がモデルになりました。もっとゆっくり見学したかったですがまたの機会にします。お近くの方は是非見学をして下さい。遠くの方はネットで検索“見学したつもり”になってください。
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超高級「結城紬」展示。近くに住んでいても、中々見学の機会がありません。まして、“超高級普段着和服”は夢のまた夢ですので・・・小さな写真集では残念ながら100%結城紬に付いてお伝えできません、心残りですが、見学記終了
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この旅行記へのコメント (2)
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- ツーリスト今中さん 2008/01/05 09:32:51
- 紬
- 結城紬、拝見しました。
私は大島紬の製造工程を
奄美に行った時に2度見てようやく
縦横の糸を染色段階から模様を考慮して
染めるという事が分って
先人の知恵に感心した覚えがあります。
なのでしんちゃんさんの
感動と驚きが良く分ります。
日本人の知恵と伝統を大切にしたいものですね。
迷わず一票!
- しんちゃんさん からの返信 2008/01/06 08:08:56
- RE: 紬
- おはようございます。ご訪問ありがとうございます。私の感動が旨く伝わっているのか心配でした。理解していただいた方が居て安心しました。気の遠くなる様な時間と手間を掛けて作成されるので、料金が高いのもうなずけます。結城紬とは名前は聞きますがその正体は不明でした。「たかが織物、されど織物」素晴らしい伝統工芸があったのですね。短い訪問なので、もっと他の博物館も見たかったです。ツーリスト今中さんもあっちこっち、神出鬼没、フットワークが軽やかですね。色々見学させていただきます。今後とも宜しくお願いします。
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