2007/07/24 - 2007/07/25
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4nobuさん
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ミュンヘンを14時に発ちアムスに16時到着。アムス駅周辺には安心して泊れるホテルが少ない。アムスはかみさんも2回訪れているので今回はアムスを観光せずデン・ハーグに直行する。
デンは冠詞なので以下ハーグと省略する
今回のドロミテ旅の帰途にベネルックス観光をすることになったのは
旅のスタート点ミュンヘンに直接入るキャリヤーはない。そこで価格が低く入手しやすい上に何よりロスバゲなどのトラブルの少なさと(比較的)サービスのよさからKLMをえらんだ。
ついでだから、かみさんがまだ行ってないベルギーを中心とした美術館めぐりをドロミテからの帰途に途中下車で行なうことにした。ただ帰途の観光だっただけに慌しかったが。
ハーグ到着当日(7/24)は市内の軽い散歩だけにし翌日(7/25) はハーグを後回しにしてフェルメールが生活したゆかりの町デルフトの見物と彼の業績を展示する博物館を廻る。
ハーグにはマウリッツハイス以外ではパノラマ・メスダグ、市立美術館、エッシャー美術館がある。しかしかみさんはそれらよりデルフトの町散歩とフェルメールセンター訪問の方がいいというのでデルフトに足を延ばす。
その後ハーグに引き返し名作の収集で有名なマウリッツハイス美術館に行く。
本編ではハーグを、次編ではデルフトを報告する。
ハーグはオランダ第3の都市だがオランダの宮殿、政府機関、裁判所や各国の大使館、国際機関が集まった行政と司法の中心だ。しかし本当に小さな政府らしくそれらが目立たず静かな美しい町だ。
ただ今回はその美しさを味わう、ゆっくりと歩く観光をする時間が取れなかった。
先ほどまでここが首都だと勘違いしていたが、Wikipediaを読むと立憲上はアムステルダムが首都なのだそうだ。このような例は珍しいが皆無ではないらしい。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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アムステルダム・スキポール空港に向けて降下中に下に見える田園
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集落と運河
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右半分は埋め立て中だが緑化が進んでいる。上方向は外海?
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スキポール空港に着陸
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デンハーグHS駅に到着。これまで2回のハーグ到着は中央駅だった。ハーグに駅が2つあるとは気が付かず、以前と同じ駅と勘違い。どうも記憶と違ってうろうろし、お陰で散歩も能率がわるかった。
別の駅だと判ったのは翌日デルフトから帰ってから。地図を見なかったことを猛反省! -
後の青い建物が泊ったメルキュールホテル。前の低い建物は別のレストラン。
ホテルは列車がハーグ駅に着く直前に見え、比較的駅から近い。しかしスーツケースを引きずって歩くにはちょっと遠く約1.5kmぐらいはあるだろう。けれどタクシーには近すぎて乗車拒否される。困ってたところで通りがかった在住の日本女性に市電の番号を教えてもらう。
市電を下車してからホテルの表示が小さくてすぐに見つけられずにうろうろする。まるでおのぼりさん。
この付近は1995年ごろの再開発地域でこの写真では見えない左側にシティセンターがあり、朝夕には多くの人がここを行きかう。 -
ホテルの道向うにある新教会。
1656年建立の典型的な早期プロテスタント教会建築。現在はコンサートホールとして使われている。 -
ビネンホフをホフフェイファの池を隔てて見る。左端の建物がマウリッツハイス美術館
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ホフフェイファの池の西端の橋のたもとで。
背景は監獄博物館。 -
ビネンホフ(内庭の意)。
1229年フローリス?世伯爵が購入し館を作る。1446年から国会議事堂となる。以後多くの官庁がここに集まる。
前にあるホフフェイファ池と噴水が映えて重厚な雰囲気をかもしている。 -
ビネンホフの東端にあるマウリッツハイス美術館。背後にある急傾斜の屋根のある新建築は社会保険福祉スポーツ省
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同じ位置からビネンホフの官庁の建物群をアップして
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ハーグ市街。ブイテン広場で
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ブイテンホフ広場のカフェ
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シンガポールの屋台村のようなイタリア料理店で夕食を摂ってからまだ明るい街をぶらぶらとホテルまで散歩
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人気のなくなった夜のアーケード
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翌日デルフトを観光の後、ハーグ訪問の主目的のマウリッツハイスの絵画を見に戻る。
ブラジル総督のマウリッツ伯爵の私邸でマウリッツハウスともいう。
マウリッツ伯爵とオランダ王の長年のコレクションで特にフランドル絵画を誇り、ハーグを訪れる人のほとんどがこの美術館を訪れるのが目的だ。 -
美術館をやや斜めから写す。ルネッサンス風の美しい建物。
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ビネンホフの他の建物とは掘割で隔っている。
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館内は写真禁止だがフラッシュなし、肩掛けのままでシャッターのめくら押しで盗み撮り。ごめんなさい。
日本語の解説イヤホーンを貸してくれる。解説を聞くと時間がかかるが時間に余裕があるときにはお勧め。ただしすべての絵画についてあるのではない。英語とか他の語に比べてどうしてか解説を聞ける絵が少ないのはどうして?
正面はフェルメール「デルフトの展望」
そして久し振りにフェルメール「真珠の首飾りの少女(青いターバンの少女)」にお目にかかる -
正面がレンブラントの「自画像」
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ビネンホフの中庭。正面が騎士のの館。1446年からここででオランダ国会が開かれている。今でも女王による国会の開会スピーチがここである。
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ビネンホフの中庭を通ってホテルに帰り、スーツケースを取ってブルージュに発つ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Spaceglowさん 2007/12/11 10:16:02
- 2007年ベネルックスの旅(1)ハーグの町とマウリッツハイス美術館を見て
- 4nobuさん
ハーグの町、デルフトの風景楽しく拝見しました。
私たち夫婦は2002年、オランダには1週間ほど滞在しました。このときはレンターかーで移動しましたが、ハーグでは忘れ物をし、それを取り戻すのに1日無駄にした思い出があがあります。それでも親切な何人かの町の人に助けられ良い経験でした。その日は、マウリッツハイス美術館を訪れるつもりでハーグに入ったのですが道に迷い、とりあえず新市街のショッピングモールで市内地図を買って昼食をとりました。その時、レストランの椅子にカメラバックを掛けたまま出てしまい、やっと美術館の近くの駐車場を見つけ、車から出る時に忘れたことに気付きました。夢中で美術館の道を探し到着したので、走行した経路の記憶がなく逆走出来ません。忘れ物をした場所が分からないので取りに戻る方法がないように思いましたが、地図を買った時のレシートを見たら住所が書いてあり、それを頼りに何人かに道を聞きながら戻り、無事保管していてくれたカメラバックを受け取りました。レシートを見せてもその場所が、新しく開発された新市街であったために、旧市街の人には、モールの名前がはっきり特定出来ないらしく手惑いました。
次の日、再度ハーグに戻り美術館を見てからデルフトに出かけました。
デルフトでは幸い旧市街に入ることが出来、フェルメールの眺望の絵の場所と思われる川岸や、双子の塔の間を散歩することが出来ました。
長いコメントになりましたが、私の旅行記を訪れていただきありがとうございました。では、
- 4nobuさん からの返信 2007/12/11 18:56:35
- RE: 2007年ベネルックスの旅(1)ハーグの町とマウリッツハイス美術館を見て
- Spaceglowさん 度々ご訪問くださり その上コメントまで頂き有難うございます。
先ほど貴君のページを久し振りに拝見いたしました。サービスのあり方など共感が沢山ありました。日本でマニュアルどおりだが心のないサービスが増えたことなど。まあそれでもよその国より平均店では上だとは思いますが。
いつもビジネスクラスでの旅行とはうらやましい。ビジネスですと睡眠も十分取れていいのですが乏しい予算で回数を増やしたいので時差ボケ睡眠不足に悩みながらエコノミー旅です。
年のせいでしょうか忘れ物は最近とみに増えております。大過なく旅を続けられる程度ですが。後数年したらどうなるか夫婦とよく話題になります。
感激したのは30年ほど前にゲントで列車の中に手帖を忘れたのが(漢字の住所だけだったのに)大使館経由で戻って来たこと。ワシントンの博物館でカメラを忘れたのが警備室に届けられたことです。
歩いている時には迷う事はないのですが、車の時に街中で迷う事がこれまで数回ありました。それで車の時の大都市の宿はなるべく町外れで市内への交通がある所を選んでいます。
一番大変だったのが20年ぐらい前にザルツブルグ市内のコンサートの後で郊外の宿に戻るのに市内が一方通行で来た道を帰れずそのうちに迷ってしまったが夜遅くの田舎道で道を聞くにも人が通らず難儀しました。
今年のドロミテドライブでははじめてのカーナビのお陰で楽なドライブでした。
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