2007/11/20 - 2007/11/20
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kokonoさん
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展示品の窯元も日本国を離れて海外へ渡りました
陶磁器の本家、中国の景徳鎮窯、そのほかの龍泉窯・宣興窯・徳化窯・広東・福建・清・・窯元制作の作品が展示されていきました
次の展示品は第三展示室?となり最終回になります。
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- 一人旅
- 交通手段
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-
青磁椀
中国・・龍泉窯・・14世紀後半〜15世紀前半
日本には元時代から引き続き、明時代の青磁製品が輸入された
その生産地は龍泉窯であった
外面に蓮弁文がほどこされるものが多いが、こちらは外面は無地で、
見込に押印で「禄」のように読める丸文が施されている -
青磁唐花文三足盤
中国・・龍泉窯・・14世紀
龍泉窯は中国浙江省龍泉市にある青磁の産地
龍泉窯の青磁製品は椀を中心に大量に日本へ輸入された
この製品は明時代の典型的な三足盤で、浅い鉢形の器形に鬼面の三足が付き、
中央には牡丹と思われる花文様が印刻されている
水辺に自生するサトイモ科の植物「石菖」を植えるのに用いられ、
石菖鉢とも呼ばれるそうです -
・褐釉四耳壷〔しじこ壷〕
中国〔広東か〕・・明時代
このような褐釉の耳付の壷は、中国からの産物を運ぶ際に使用された
産地は中国の南部、広東と考えられている
壷自身に商品価値はあまりなかったが、日本にもたらされた後は茶壷に
使用されるなどし、珍重された
呂宋〔ルソン〕壷とも呼ばれるそうです
胴下部にかけてロクロの筋目を残し、口部と底部を無釉とする
底部は浅く上げ底に作ってある
・褐釉四耳壷
中国〔広東か〕・・明時代
中国の南部産の壷である
中国から運ばれた内容物がなくなったあとも、貯蔵用に適している形で
あることから様々な用途に使われた伝世例も多い
肩に印刻が押されていることが多く、この壷にも「源」の印があります -
・焼締水注
中国・・17世紀頃
釉薬がかからない焼締めの注器である
素地は赤く、硬く焼きしまる
注口は無造作につけられており、指でなでつけた跡が残る
中国南部の製品と推測されるそうです
・褐釉手付水注
中国・・17世紀頃 -
染付龍波文瓶
中国・・景徳鎮窯・・17〜18世紀 -
青磁雷文大瓶
中国・・景徳鎮窯・・18〜19世紀 -
青磁牡丹唐草文耳付壷
中国・・景徳鎮窯・・18〜19世紀 -
藍釉麒麟文象耳付瓶
中国・・景徳鎮窯・・18世紀中葉〜末
素地に麒麟の文様が陰刻され、藍色の釉薬がその部分に濃くたまり、
目に透けて見うるような表現となっている
清時代には単色釉の優れた製品がつくられた
高台内の印刻銘「大清乾隆年製」 銘から、1736年から1795年の
乾隆帝の時代に制作されたものと推測されるそうです -
藍釉龍耳付大瓶
中国・・景徳鎮窯・・18〜19世紀 -
青釉象嵌雲鶴花卉文角瓶
中国か・・19世紀 -
染付牡丹鶏文瓶
中国・・19世紀 -
・炉鈞釉象耳付壷
中国・・景徳鎮窯・・18〜19世紀
・炉鈞釉瓶
中国・・景徳鎮窯か・・18世紀後半〜19世紀前半
北宋時代の釣窯の製品に倣った単色釉のものが清時代の宣興窯や
景徳鎮でも製作された
銅の還元による赤い釉薬と淡い青の釉薬による斑紋が美しい
斑紋は溶けあわずに、点を打ったように全面に散る
素地は白い磁器質であり、景徳鎮窯の製品と推測されるそうです -
海鼠釉白釉流楕円水盤
中国か・・18〜19世紀か -
青釉銹釉大盤
中国〔福建か〕・・18〜19世紀か -
海鼠釉稜花形三足大盤
中国〔広東か〕・・清 -
海鼠釉耳付広口瓶
中国・・清 -
灰釉耳付小扁壷
中国・・18〜20世紀初頭 -
海鼠釉獅子耳付大香炉
中国・・18〜19世紀 -
褐釉藁灰釉流獅子耳付香炉
中国か・・19世紀 -
緑釉壷〔竹網飾〕
中国・・18〜19世紀 -
青釉紅斑文大瓶
中国か・・18〜19世紀か -
三彩龍耳付壷
中国・・19世紀後半以降 -
三彩龍耳付壷
中国・・19世紀後半以降 -
海鼠釉龍耳付壷
中国・・宣興窯・・18〜19世紀
赤褐色の素地に、暗い青に白斑のはいる釉薬がかけられている
高台内に「葛明祥造」の角形の印刻銘があり、宣興窯で活躍した葛明祥の
製品と考えられる
乾隆・嘉慶〔1736〜1821〕頃に活躍した親子三代でこの銘を使用したとされる -
藍釉牡丹唐草文耳付壷
中国・・景徳鎮窯・・18世紀中葉〜末
やや淡い藍色の釉薬がかけられ陰刻の文様が濃い青となって目にうつる
文様の彫りは繊細で、複雑に重なり合っている様が表現されている
高台内に「大清乾隆年製」という染付銘が入っています -
・白磁象六角香炉
中国・・徳化窯か・・17世紀頃
徳化窯の製品らしい象牙様の白磁である
六角形の器形に象の頭を象った高い足が付き、全体は鼎の形につくる
正確でシャープなつくりは、技巧的でもある
・白磁観音像
中国・・徳化窯・・近・現代 -
色絵唐人物文大皿
中国・・景徳鎮窯・・1630〜1640年代
中国明時代末期のいわゆる芙蓉手の大皿であるが、染付製品に
さらに赤と金で絵付けがされた珍しいものである
赤や金の上絵付けが、いつの時点で施されたものかはわからないが
ヨーロッパで加えられた可能性もあるだろう とのことです -
染付羅漢筆文端反皿
中国・・1610〜1630年代
いわゆる古染付には羅漢図のものが多くみられる
片側の口をわざとつまんで変形させている
同類品が東京国立博物館に所蔵され、また、同意匠の色絵製品もあり、
日本の茶人の好みによる注文生産であったことを推測させる
酸化焼成気味で全体に黄色みがかかる -
・色絵毬文椀〔十錦手〕
中国・・18世紀後半
・色絵花文蓋付椀〔十錦手〕
中国・・18世紀後半 -
瑠璃釉金彩龍文椀
中国・・18世紀後半 -
染付牡丹文蓋付椀
中国・・景徳鎮窯・・18世紀後半〜19世紀初
箱書「文化十二年」・・1815年 -
染付人物草花文鉢
中国・・19世紀・・箱書「嘉永二年」・・1849年 -
染付鹿鳥文皿
中国・・19世紀前半〜中葉 -
・色絵花文小椀
中国・・景徳鎮窯・・18世紀後半〜19世紀前半
・染付楼閣山水詩句文小椀
中国・・景徳鎮窯・・18世紀後半〜19世紀前半
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