2007/11/17 - 2007/11/21
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rojinさん
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関西空港からアンコール航空のチャーター便でシェムリアップ空港に直行。
City Royal Hotelに4連泊。
深夜到着。
観光1日目:午前アンコール・トム観光、午後ロリュオス遺跡観光
観光2日目:午前タ・ケウ、タ・プロム観光
午後アンコール・ワット観光
夕食時アプサラ・ダンス観光
観光3日目:午前パンテアイ・スレイ観光
午後トンレサップ湖クルーズ観光(OP)
早朝出発して帰国
実際に喋った片言クメール語(カンボジアの言葉)
チョンムリアップスーオ!( お早う!)
チョンムリアップリーア! (さようなら!)
モッピー スロッ チュポン( 日本からきた )
ソーム トット ロッ バンテー?(写真撮っていい?)
ソーム オークン! ( 有難う! )
クニヨン アーユー チャッ サップ( わたしは70歳さ )
アーユー ポンマン チナム? ( 君は何歳? )
ソクサバーイ チアテー?( 元気? )
ーー バーッ ソクサバーイ ( Yes 元気だよ )
リーアサン ハウイ! ( バイバイ! )
タライ ポンマン? ( 幾ら?)
ソーム チョホタライ ボンテッ バンテー?(まからない?)
ソントー ( すみません )
オッ ジョルテー ( 分からない )
アンチューイン チュポン 飴。( 日本の飴をどうぞ )
使用したカメラは、ニコン・デジカメcoolPix s200
- 交通手段
- 観光バス
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-
4連泊したCity Royal Hotelは3つ星だが、十分快適
に過ごせるホテルだでした。
部屋は国道6号線に面しているので、部屋の窓から外を眺めると、カンボジア・シェムリアップの道路事情がいかに貧弱かがよく分かりました。
というのは、その国道には中央分離帯もなく、車、バス、自動2輪車、自転車が間断なく行き交い、更に歩道がないので、歩行者は土ぼこりの凹凸だらけの所を車を避けて歩かねばなりません。
近代的なホテルの敷地内だけは別世界のように手入れが行き届いていますが、あとは野放図状態でした。
ホテルから200mほど離れたコンビニまで歩いて行ったら、本当にこの酷い状態を実感できましたね。
基本的なインフラ整備が出来ていないカンボジアは、典型的後進国だな、と思った次第です。 -
近代的な観光客向けのホテルの中庭には、立派なプールまでありました。
-
従業員らしい若者が早朝から水掃除をやっていたので、声をかけてみました。
初めて喋るクメール語です。
「 チョンムリアップ スーオ!」( お早う!)
「 クニョン モッ ピー スロッ チュポン 」(日本からきたが・・・)
「 ソーム トーット ロッ バンテー?」(写真を撮らせて?)
と頼むと、にっこり頷いて、仕事の手を止めて応じてくれます。パチリ。
「 ソーム オークン 」( 有難う )
「 クニョン アーユー チャッ サップ 」(私は70才だけど・)
「 アーユーポンマン チナム ?」( 君は何歳?)
ー”ダッ プラムバイッ ”( 18歳だよ )
「 ソクサバーイ チアテー ?」( 元気にやってる?)
ー”バーッ ソクサバーイ ”( うん 元気さ )
「 リーアサン ハウイ!」( じゃあね )
彼はいつまでも、手を振ってくれていました。
こんな思い出ができたのも、クメール語を少し覚えてしてきたお陰でしょうね。 -
ホテルの朝食はカンボジア料理のバイキングです。
腹いっぱい食べて十分満足したので、皿の後片付けにやってきた女性給仕さんに、
「 チガイン ナーッ 」(凄く美味しかった!)
「 オークン 」(有難う)
とお礼を言うと、笑顔で頷いてくれました。 -
ホテルの部屋から眺めた夕景色です。
-
国道を挟んで向かい側には別の立派なホテルがありましたので、朝バスが出発するまでの合間にスケッチをしました。
-
スケッチしたホテルの写真です。
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国道を走るバイクには、4人も乗っている姿もあり、本当に驚きました。
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アンコール遺跡巡りに乗った専用バスです。
写真の運転手はMr.SENGという35歳の誠実な男性です。
右手を負傷していたのでポルポト内戦時の被害者かも
しれません。
片言のクメール語で話しかけると、本当に嬉しそうに
応対してくれましたよ。 乗降の都度、彼とは言葉を交わしましたが、彼がペラペラ喋るので、
「 ソントー オッ ジョルテー 」(すみませんが、分かりません!)
の連発。 写真を撮らせてもらい、デジカメの裏面に
撮った姿を見せると、心から喜んでくれました。
そして、そのカメラは幾らするか?と尋ねる(英語)ので、4万円をドル換算で言い間違えてしまったら、大笑い。
「 ブウン ムーン ダラー 」(400万ドル)
と答えてしまったのです。
正しくは、「 ブウン ローイ ダラー 」だったのに。 -
国道にはトウクトウクと呼ばれるバイク付タクシーも多かったです。
一度、実際に乗ってみたかったのですが・・・ -
ホテルの近くには、こんな庶民的な八百屋さんも並んでいます。
-
さて、いよいよ、アンコール世界遺産の観光に向かいます。
まずは個人ごとのID証明書が必要なんだそうです。(写真)
観光の入り口で、3日間通用のID証明書を@40ドルで
作成しましたが、個人の写真をその場で撮って、直ちに証明書を交付してくれました。
そして、数箇所の遺跡巡りをする途中の道路では、バスに監視員( 観光ポリス )ー民間会社が国から受託
が乗り込んできて、全員漏れなくID証明書を持参しているかを確認した上で、バスの通行を許可してくれました。
なかなかユニークな仕組みですね。
年間観光客は150万人というから、収入は約60億円、受託会社への手数料を差し引いた金額を世界遺産の維持費に当てているのでしょう。 -
入り口付近で見かけた遺跡です。
-
アンコールトムの遺跡です。
-
同じ遺跡。
-
同じ遺跡
-
同じ遺跡
-
最初の遺跡(アンコール・トム)観光を終えてから、午後は
オールドマーケットに行きます。
その周辺を散策中に見つけた<アートの店>で
仏像の手の彫刻を買い求めました。
店員さんはの若者に、値段を聞くと、
「 タライポンマーン ?」( 値段はいくら?)
ー”ダッ ピー ダラー”(12ドル)
「 ソーム チョホタライ ボンテッ バンテー?」(まからない?)
ー”NO.”
駄目ならやめておこうと思ったら、家内が「10ドル、
10ドル 」と連呼すると、彼も不憫に思ったのか
”OK。”とまけてくれましたので購入することに。 -
思い出の買い物体験になりました。
-
午後遅く、次の目的地ロリュオス遺跡へとツアーは行きます。
-
現地旅行会社から派遣された名ガイドさんです。
名前はMr.Phanaさん。
説明の丁寧なことは抜群でしたが、さらに驚いたのは
彼が、父親をポルポト内戦で失った貧しい環境のなかで、
独力で英語・日本語まで習得し、
現在7人家族(うち二人は孤児)を狭いアパート暮らし
で養っているという話でした。
かれは、もし収入が増えたら200台の中古自転車を
日本から買い付けて、学校に寄付したい、という
夢を抱いている、そうです。
たしかに夢の国・カンボジアに強い愛国心を持って
生きている逞しい青年だ、と感心した次第です。 -
ここで83歳の僧侶に出会いました。(写真)
この尊い僧侶の思いを先述のガイドさんが、ツアー参加者の皆に
伝えると、みんな感動して僅かな額ですが喜捨を施しました。 -
その付近にいた貧しい家族の素顔です。
-
遺跡の出口で、その地雷被害者の支援を呼びかけている少年達です。
-
内戦の地雷で片足を失った人達が楽器を奏でていました。
-
翌朝早く、アンコール・ワットの日の出鑑賞に出かけたのですが
生憎の曇り空で、待望の日の出は見られません。 -
アンコール・ワットは大きな堀に囲まれています。
-
観光客が大勢、アンコールワットへ向かっていきます。
-
やっと見えてきました。
-
カメラ・ポイントでは大勢の観光客が
写真を取り巻くっていました。 -
これは人気の高い<タ・プローム遺跡>です。
-
遺跡監視員(観光ポリスかな?)に写真を撮らせて、とクメール語で頼むと快諾してくれたのでパチリ。
-
この若い女性も遺跡監視員かも知れません。
日本からきた旅行者で70才になるが、失礼だがあなたは何歳?と聞くと、26歳(ダップラムムイ チナム)という
返事がかえってきました。 -
こちらは子供を抱いた若い母親です。
写真のお礼に、
「 アンチューイン チュポン あめ」(日本のアメをどうぞ)
と言うと、母親がにっこり、
ー”オークン ”( どうも ) -
若い僧侶がこちらへ歩いてきたので、写真を撮らせてもらいます。
「ソーム オークン」(有難う!) -
池の傍にもう一組の母子がいましたので、
写真を撮らせてと頼むと、こどもは恥ずかしがって
顔を伏せてしまった。
すると、母親が何か言ったら、こっちに笑顔で振り向いた。この瞬間をパチリ。
「 ソーッム オークン!」(有難うね!) -
ここにも戦争被害者が輪になって悲しみ溢れる曲を
奏でていました。
先述の名ガイドさんは、人目につかないように喜捨を
していましたね。 -
午後は、デバダー(女神像)を見てまわります。
-
真剣に名ガイドさんの説明に聞き入る日本人観光客たちです。
-
暗い寺院の内部に姿を見せた僧侶二人。
-
別の場所でも二人連れの僧侶に出会いました。
-
最終日は<東洋のモナリザ>と称される緻密な
彫刻で有名なバンテアイ・スレイへ向かいます。 -
約1000年前に構築された小さなヒンドウー教寺院には
朝から大勢の観光客で一杯。 -
午後はOPツアーのトンレサップ湖クルーズに出かけることにしました。
シェムリアップ川の下流にバスで30分走ると、そこに東洋一の大きな湖が出現。しかし乾期と雨期では湖の大きさが異なるというから、驚きです。
今の季節の湖畔には多数の観光船が係留されています。 -
水上生活者ですね。
-
小さなボートが近づいてきたと思ったら、さっと
子供がこちらの船に飛び乗ってきて、バナナやビール
を売りに来ました。 -
船頭さんが水深を測って見せてくれたが、約6mもあります。
-
湖畔での生活は昔から漁業でやってきたらしいのですが、
その貧困ぶりは、カンボジアでも際立っているそうです。
100年前の姿のまま。ベトナム系の住民が多いといいます。
世界遺産の建造物は、湖畔に生活していた漁業従事者が強制的に駆り出されて築かれたそうです。
アンコール遺跡巡りの旅も本日で終わりました。 -
翌日の早朝、シェムリアップ空港から6時半帰国便に乗って帰国の途につきます。
-
空港内の壁絵はいかにもカンボジア風でした。
-
このシェムリアップ空港の建物は2年前に完成したので立派です。
こんな素晴らしい空港があるのだから、シェムリアップの街中の道路をはじめインフラ整備を進めて欲しいと、あらためて思った次第です。
カンボジアの皆さん!
夢の国・カンボジアの再現を目指し頑張って下さいね。
おわり
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