中欧３カ国秋の旅～５・ブダペスト

2007/10/18 - 2007/10/19

旅の観光最終地はブダペスト。午前中主な見所をツアーで回り、午後は自由に町歩き。夜はライトアップされた夜景を見るために、ドナウ川ナイトクルーズに参加しました。
天気が曇りで景色も霞みがち、写真もイマイチですが、慌ただしくかいま見た美しい街は心に残りました。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

朝一で行ったのは市民公園にある英雄広場。宿泊したホテルIBIS BUDAPEST VACI UT からも近いところにあります。このホテルは地下鉄Ｍ３のDozsa駅からすぐなのでとても便利でした。

大天使ガブリエルが乗っている柱の下にあるのは、７人のマジャール族の部族長たちの騎馬銅像。

広場に向かって左手にある西洋美術館

反対側、右手にあるのは現代美術館

広場からまっすぐ伸びる大きな通りは、中心部のデアーク広場に続くアンドラーシ通り。

そのデアーク広場からも近い聖イシュトバーン大聖堂。左右の２本の塔と真ん中のドームが特徴のブダペスト最大の教会、堂々としてとても美しく立派なたたずまいです。あとでこの塔の展望台に登りました。

内部も美しくて素晴らしかったのですが、お見せするような写真がありませんのでこのマリア様を、、

王宮の丘にある漁夫の砦。ドナウ川と街を見渡すビューポイントなので大勢の観光客で賑わっています。広場にあるのは聖イシュトバーンの騎馬像。午前中は薄曇りながら青空も見えました。

砦からの眺め。かなり霞んでますが、手前にブダの街並みとドナウ川を挟んで国会議事堂が見えます。

マーチャーシュ教会は大規模な修理中。

どんな感じかというとこんな感じ。美しい外観が見られなかったのは残念ですが、内部は見ることができます。

歴史ある教会の内部の装飾も美しい。ここだけでなく、見学したハンガリーの教会の印象はヨーロッパというより中東風のような独特な感じ。

教会の前の広場で人骨の発掘作業をしていました。一輪車の車輪の下に頭蓋骨や脊柱が見えます。

ゲッレールトの丘はドナウとくさり橋を望む絶好の展望場所、のはずですがあいにく霞んでしまってぼんやり、、、、

川の畔にそびえる国会議事堂は本当に美しい！

一番行きたかったのは、外観だけでなく内部も素晴らしく美しくて豪華だという国会議事堂見学でしたので、午後の町歩きはまず議事堂へ向かいました。

正面に回り守衛さんに予約について聞いたところ、本日の見学ツアーはもうだめで、明日ならいいと言われましたがそれは不可能だったので諦めました。見学するなら宿泊してあらかじめ予約しなければ叶わないようです。ホントに残念でした。

それで次に３時のオペラ座見学ツアーの申し込みに向かいました。申し込んだのは英語ですが、他にもドイツ語などいくつかのツアーがあって料金は2500フォリントか10ユーロでした。写真撮影にはまた別料金が必要です。

オペラ座のあるアンドラーシ通り。ブダペストのシャンゼリゼと言われるように、並木の美しい通りです。

４５分の見学ツアーの後、オペラ座斜め向かいにあるカフェで一休み。ケーキ、メランジェ共に350フォリントでした。

ペスト側のルーズベルト広場からのくさり橋正面。午後には曇ってきてやや薄暗くなってしまいました。

くさり橋と王宮

ドナウ川の向こうに漁夫の砦が見えます。

イシュトバーン大聖堂の近くのお店でお土産の買い物をし、塔の展望台へ行きました。

夕方５時で天気も良くないので薄暗くなっていますが、ここからの眺めは素晴らしいです。塔へは500フォリントでエレベーターで登れます。

聖堂前の広場と真ん中にくさり橋に続く通り。王宮やゲッレールトの丘など360度の展望ですが、写真は暗くてうまく撮れず。でもこの展望を見ることができて良かった。（終了は５時半）

夜１時間のナイトクルーズへ。川風は凍えるように冷たかったのですが、ライトアップされた夜景がウットリするほど美しく、何とか写真を撮ろうと甲板で頑張ってみました。でもただでさえ難しい夜景を揺れる船の上で摂るのは難しくほぼ全滅状態。そのうちの１枚、大ブレのくさり橋。

翌日帰国の朝、窓の外は木枯らしが吹いて天気は冬の様相になっていました。写真はブダペストのフェリヘジ空港。こぢんまりしていて出国手続きもあっけないほど簡単でした。

飛行機はフランクフルトでトランジット。空港周辺の森は紅葉で彩られていました。