中欧３カ国秋の旅～４・ドナウベント

2007/10/17 - 2007/10/17

１７日、ウィーンからバスで国境を越えドナウベント地方のエステルゴム、ヴィシェグラード、センテンドレからブダペストまで、観光しながら約２６０?の移動です。ドナウ川に沿っての旅はのどかな田園地帯を通り、車窓からの風景も楽しみました。

エリア ドナウベント(ハンガリー)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ハンガリーへの入国では混んでもいなかったのに検問所で１時間近く待たされましたが、これは珍しいことではないらしく、以前はもっとかかったとも聞きました。仕事ぶりにまだ昔の名残りが残っているのかも。
その後停滞はますますひどくなり、私たちの後ろには１６台ものバスが続いてたそうです。
入国後はバスは快適にドナウに沿って走ります。

１時近くにエステルゴムの大聖堂に着き、そのすぐ下にあるレストランに入りました。この建物も教会の一部のような重厚な雰囲気です。

レストランの内部は薄暗いですが、歴史を感じる重厚な作りです。

レストラン前から大聖堂が見えます。

この聖堂はドナウを見下ろす小高い丘に建ち、ハンガリーのキリスト教の総本山。現在の建物は１９世紀に建てられたものだそうですが、初代ハンガリー国王の戴冠式が行われたという歴史ある所です。

正面の円柱ですが、右手の人物と比べるとその大きさが分かります。

聖堂の入り口は正面ではなく向かって左手横にあります。

祭壇の上にある大きな絵は「聖母マリアの昇天」

ドームの天井画。

敷地内からの眺め。高台からドナウを望めますが、聖堂の展望台からならもっと良かったと思います。

対岸のように見えるのは川の中州で、センテンドレあたりまで続く、人も住む大きな島。このあたりのドナウ川はとても川幅が広いです。

エステルゴムからヴィシェグラードに向かいます。

丘の上には１３世紀に築かれた要塞があります。ドナウの曲がり角と呼ばれる展望はここから見るのがいいと思いますが、私たちはこのあたりからの展望で残念でした。

逆光ですが、このあたりでドナウ川が南に曲がって流れるのが見えるという「ドナウの曲がり角」の展望。

ヴィシェグラードをさらに南に下り、川沿いの小さな町、センテンドレに着きました。ブダペストからは北に１９?の所にあります。

ハンガリーの代表的料理、グヤーシュに使われるパプリカが軒下に干してありました。

小さな町に７つの教会があるそうですが、これは見晴らしのいい丘の上に建つ教会。

屋根の向こうにドナウ川が見えます。

ここは１８世紀にセルビア人が作ったという古い町で、町のあちこちに歴史が感じられます。

町の中央広場のあたりにはカフェやレストランなどが建ち並んでいます。

町の東側がドナウ川。向こうは中州かと思いますが、いつまでも眺めていたいような美しく穏やかな風景です。

メインストリートにあるカフェ。

夕食を摂ったブダペストの西駅近くのレストラン。ハンガリーの民族舞踊や音楽のサービスがあって良かったです。

ハンガリーの名物料理グヤーシュ。何度か食べましたがどれもおいしかった。

衣装を替えたりしていくつも軽快な民族舞踊を見せてくれました。

鞭を鳴らす男性の踊り。騎馬民族のハンガリーを忍ばせます。

この旅行記へのコメント （2）

• デコさん 2008/02/23 08:18:42

  ドナウベント地方のエステルゴム、ヴィシェグラード、センテンドレ

  maki5963さんへ
  
  先日はご訪問ありがとうございました。
  今日は中欧3カ国の旅を拝見させていただいています。
  とってもいい風景ですね〜ウットリです♪
  
  ドナウベント地方のエステルゴム、ヴィシェグラード、センテンドレ…
  行きたいなぁと思いながら、ウィーンから列車でのブダペスト日帰りでは
  ゆっくり回れず、いつか行ける時を！と思い続けているところなので、
  maki5963さんのページでしっかり楽しませていただけました♪
  落ち着いたヨーロッパの素敵な風景に心和みました。
  ありがとうございました(~~)
  

  maki5963さん からの返信 2008/02/23 13:16:13

  RE: ドナウベント地方のエステルゴム、ヴィシェグラード、センテンドレ

  デコさん、訪問と投票もありがとうございます。
  私はツアーだったのですいすいと回りましたが、鉄道のないところを個人的に行くのは時間も手間もかかって大変だろうと思います。でも好きなだけゆっくり過ごせるのはいいですよね。高いところからの景色を見るのが好きなので、チェスキークロムロフやエステルゴムの塔には登りたかったです。小さなセンテンドレやブダペストもいい街でした。
  デコさんの願いが叶い、いつか存分にこのあたりを楽しまれますように。