のんびり気まま女二人旅～ポルトガル：５日目（レグア、ポルト）～

2007/10/25 - 2007/10/25

今日もお昼過ぎまでポザーダでのんびり。午後はポルトへ戻り夕日を眺め、夜はリスボンへと移動。のんびりのような慌しい一日となってしまった。

エリア その他の都市(ポルトガル)

10月25日（木）。眩しい朝日に起こされ（朝日といっても起床したのが10時前だったかな…）、嬉しくも今日も天気に恵まれてる！しかし飲めない体質なのに、毎晩ワインを飲み過ぎている気がしてくる。

ちなみにポルトガルのワインはあまり知られていないようだけど、個人的に今まで飲んだワインの中で一番美味しくて飲みやすかった気がした。でもこれはワインド素人の意見なので、あまり参考にはならないかも。日本ではお手頃の値段で買えるみたいだし、興味のある方は是非試してみて！

こちらのポザーダの朝食もビュッフェスタイル。ポザーダマークはオビドスのマークと異なり、王冠でした。これも素敵♪

朝食後はポザーダの周辺を探索してみることに。

オレンジやレモンが植えられている裏庭を散歩したり、

こんな景色をボーっと眺めたり、

適当な場所に腰掛けて、またもやボーっとして過ごす。

午後１時半頃になるとポザーダに戻ってロビーでのんびり過ごしていると「あなた達いつまでここにいるの？」とちょっぴり怒られてしまい、（仕方なく）タクシーを手配してもらい、最寄り駅であるRede駅へと向かった。

Rede駅は各駅列車しか止まらない小さな小さな駅。

列車に乗り、車両を巡回している駅員さんにチケットを見せるとポルトガル語で話しかけられる。ポルトガル語が全く分からない私達は「？」という顔をしたら、Rede駅で私達一緒に待っていた唯一のポルトガル人女性が親切にも英語に通訳してくれた。駅員さんは「○○で乗り換える必要がある」と言っていたようで、通訳してくれたポルトガル人は「私もポルトに行くから降りる時は教えるわよ。乗り継ぎも、私に着いてくれば大丈夫よ」と。ポルトガル人って本当に親切！しかも今回の旅では数え切れないほど何度も親切にしてもらった。

ポルトに着くと、その日の夜９時頃に出発するリスボン行き特急列車のチケットを購入し、それまでポルトで過ごすことに。

地下鉄で中心まで移動し、目指したのがクレリゴス教会。しかしその前におやつを購入♪写真のエクレアはあまり甘くなくて生地は硬め。残念ながら見た目ほど美味しくなかった…。でもエビコロッケのような揚げ物は美味しかった。

クレリゴス教会の塔を上る為のチケット売り場に着くと「サンユーロデス」という日本語が…。暇そうなポルトガル人に彼の知っている日本語全てを話された（笑）。
この塔、76mしかないのに何とポルトガルいちの高さを誇る！石段を上りきるとポルトの街が一望できる。

二人で写真を撮っていると陽気なイギリス人旅行者（Mr. Beanに似たおじさん）に話し掛けられ、夕日を眺めながらしばらく立ち話を。彼のお勧めもあり、次はイギリスの田舎に旅行したくなった。

ポルトガルが観光地としてあまり注目されないことに納得できない３人。こんなに美しい場所なのに…。

今夜の夕食はここと決めていたのです。２日前に来たばかりのこのお店。今日も同じおじさんが優しい笑顔で迎えてくれました。そして、前回食べた感動的なエビを食べずにいられなかったので、今回はエビとイカのケバブをチョイス。本当に本当に旨かった〜。

夕食後は急ぎ足で駅に向かい、コインロッカーで預けていた荷物のハプニングなどもあり、席を予約していた特急列車に何とかギリギリ間に合う。リスボンには11時過ぎに到着、ホテルにチェックインし、今日こそ早めに就寝したのでした。