カナディアンロッキー：両親の初海外自由旅行

2006/08/07 - 2006/08/13

両親を海外旅行に招待する旅です。
リクエストを聞いてみたところ、カナディアンロッキーに行ってみたいとのこと。高齢の親にはJALのビジネスクラスを用意したのですが、自分はエコノミークラスであったため、自分だけラウンジが使用できないという仕打ちを受けました。これが米系の航空会社であればゲストとしてラウンジ使用できるのですが…。

成田→バンクーバーと乗り継ぎ、一日目の宿泊地カルガリーの空港ホテルに着いたときには、初海外自由旅行の両親はだいぶ疲れていたようです。

よく考えたら、自分にとっても、仕事以外の一人旅ではない海外旅は、初めてでした。


帰国の日には、前日ロンドンでテロ未遂があり、液体類は一切キャリーオンできない等、手荷物検査がかなり強化されていました。

エリア カナディアンロッキー(カナダ)

• 同行者: その他
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: JAL

二日目　８月８日　カルガリー→バンフ
ホテルのビュッフェ形式の朝食後、空港のAvis窓口でレンタカーを借りました。車種はいくつかオプションがあったのですが、折角なので、外観に特徴のあるPT Cruiserを選択。

今日はバンフまでの移動です。ドライブを初めてすぐ、デジタルビデオカメラを取り出した父親は、空港から出た道路上の映像を撮り始めました。何でも車のナンバープレートが珍しいと(そんなことはないと思うのですが)。親がびっくりすることに、びっくりする感じです。しかし、これもひとり旅では絶対に味わえない感覚でしょう。

いったんバンフを通り越して、レイクルイーズへ。レイクルイーズはかなり数の観光客がいましたが、逆にいろいろな国の人がいて、それはそれで面白かったです。湖畔沿いの平坦な道を往復１時間くらいかけて歩きました。非常にのんびりした感じでした。

バンフに戻ってInns of Banffにチェックイン。Banffの街も観光客が溢れてましたが、母親は、いきなりお土産を買ったりしてました。日本食レストランで夕食。

三日目　８月９日　バンフ→ジャスパー
今日はまず、モレインレイクへ。ここでようやくカナディアンロッキーという感じの山並みが見え出しました。モレインレイクでは、標高十数メートルの小高い丘というか山があり、そこへ登って、雄大な景色を存分に味わいました。

早朝だったこともあってか、人が少なく、空気も澄んでおり、期待以上のところでした。

隣接されたショップで買い物をし、カフェで休息＆のんびり。母親はクレジットカード初体験です。

その後、アイスフィールドパークウェイを進み、

ボウ湖、ペイト湖、大曲りと進み、コロンビア大氷原へ。

親からリクエストのあった「スノーコーチに乗ってアサバスカ氷河へ行く」にトライしました。

スノーコーチを予約しにいくと、非常に運のいいことに、日本のツアー客が乗るスノーコーチが丁度あるとのことで、これに合流することにしました。個人的には、日本人団体観光客の集団に混じることには抵抗がありましたが、内容は期待以上に充実していました。現地で日本語でいろいろな話を聞けるのは意外に面白いし、結構ためにもなります。

スノーコーチ後は、ジャスパーへ。Mount Robson Innにチェックイン後、街を散策＆お土産ショッピング。

四日目　８月１０日 ジャスパー→バンフ

今日は、メディスンレイクを経てマリーンレイクへ。

マリーンレイクはカナディアンロッキー最大の氷河湖とのこと。ここではクルーズで、絵葉書の被写体にもなっているスピリットアイランドへ。クルーズの参加者は、日本人のほか、イタリア人、アメリカ人、ドイツ人らがいました。

展望台では、写真撮影に夢中になった父親が、遊歩道から外れて、同じクルーズの観光客(係員ではなく)に注意されたりしました。

スピリットアイランドの眺めを堪能した後は、往路を戻るコースのドライブ。

途中、行きではスノーコーチで向かったアサバスカ氷河へ、今度は歩きで、氷河の先端に行ったりしました。

今回の旅では、天候にはあまり恵まれなかったのですが、たまに雲の切れ間から、ロッキーの山並みが見えたりしました。

再びバンフに戻り、Inns of Banffにチェックイン。バンフの街でショッピング＆食事。 母親は、お土産にと、大橋巨泉のOKショップで大量のメイプルシロップを購入してました。

五日目　８月１１日　バンフ→カルガリー

晴れていればゴンドラでサルファーマウンテンの展望台に行くというリクエストがありましたが、生憎の雨でNG。その代わりと言っては何ですが、Banff Spring Hotelに行ってきました。 旅行前は、カナダ行きに緊張していた両親は、「次に来るときは、ここに泊まろう」なんて会話をしてました。

翌日は朝早い便なので、カルガリーの空港ホテルDelta Calgary Hotel泊。ホテルのレストランで豪華な夕食。父親はバッファローを、母親はNY Stripを食してました。アルコールに弱い父親はワインを飲んで真っ赤になってました。