2007/10/21 - 2007/10/21
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kokonoさん
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第二展示室?に引き続き掲載しています。
展示品を拝見しながら感じたことを・・
接待客用とはいいながら、立派な食器類が沢山ありました
普通の家庭では、こんなに多くは必要がないと思いましたが
1つぐらいは欲しいなぁ〜と つくづく思います
まだまだ、展示品は続きます。
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染付桃樹文大皿
肥前・・鍋島藩窯・・1780〜1810年代
岩に桃樹を描いた大皿
裏文様は三方に牡丹文を描き高台には七宝繋ぎ文を描いてあります
後期ではあるが、優れたデザインだそうですです -
染付楓流水文皿
肥前・・鍋島藩窯・・1750〜1780年代
染付で楓樹と流水、霞を描く
裏文様は三方に牡丹唐草文を配す
この裏文様の表現や高台畳付の削り方から年代が推定できるそうです -
染付毘沙門亀甲文皿
肥前・・鍋島藩窯・・1770〜1790年代
こうした毘沙門亀甲の更紗文は初期鍋島時代に色絵で作られたが、
同様の意匠を百年位後に染付で作った例
高台の櫛歯の表現などから年代を推定できるそうです -
染付桐花文大皿
肥前・・鍋島藩窯・・1780〜1810年代 -
染付花柘榴文皿
肥前・・鍋島藩窯・・1770〜1790年代
花柘榴は盛期にも色鍋島で作られた題材であるが、それに比べて弱々しい表現である
裏文様は三方に牡丹唐草文、高台の櫛歯の表現などから年代を推定できるそうです -
染付沢瀉文皿
肥前・・鍋島藩窯・・1780〜1810年代 -
染付桃文大皿
肥前・・鍋島藩窯・・1810〜1860年代 -
染付竹文皿
肥前・・鍋島藩窯・・1780〜1820年代
この時期としては珍しい折縁形の皿
竹を染付けするが、7枚のうちには2種類の構図が見られる
裏文様は三方に紐1本線で表した七宝繋ぎ文
高台には輪郭線のない櫛歯文を描いてあります -
染付芦泊舟文皿
肥前・・鍋島藩窯・・1800〜1840年代
画面一杯に芦泊舟に遠山や雁列を表す
裏文様は三方に牡丹唐草文
高台には輪郭線のない櫛歯文を描いてあります
類例は小木一良「鍋島 後期の作風を観る」 -
染付雪景色文皿
肥前・・鍋島藩窯・・1790〜1810年代
18世紀には優れた雪景図の作品が少なくない
裏文様は牡丹唐草文
高台は輪郭線のない櫛歯文を描いてあります
類品は小木一良「鍋島 後期の作風を観る」 -
染付桐花文皿
肥前・・鍋島藩窯・・19世紀前半 -
染付桜花文角小皿
肥前・・鍋島藩窯・・1770〜1790年代
安永3年〔1774〕将軍好みの12通りの注文がある
そのうちの1つにこの「折桜絵長皿」がある
裏文様はこれらに共通の牡丹唐草文
高台に1本線描の櫛歯文です -
染付鉄線文皿
肥前・・鍋島藩窯・・1820〜1860年代
鉄線を描き、裏文様は牡丹唐草文
高台の櫛歯文は輪郭線がない
類似の意匠で一回り小さい5寸皿は小木一良「鍋島 後期の作風を観る」 -
染付桜花文角小皿
肥前・・鍋島藩窯・・1790〜1820年代 -
染付桜花文角小皿
肥前・・鍋島藩窯・・1810〜1840年代 -
染付楼閣山水文長角皿
肥前・・鍋島藩窯・・1820〜1860年代 -
染付芍薬文皿
肥前・・鍋島藩窯・・19世紀中葉 -
染付紅葉文皿
肥前・・鍋島藩窯・・19世紀
紅葉の葉と樹を皿の形なりにまとめたデザイン
濃淡のダミで塗り分け葉を表現する技法や全体の構成は
整然としているが、盛期の染付けに比べ幾分単調である
裏三方に染付牡丹唐草文、高台の櫛歯文は歯のみ粗く輪郭線を引いてあります -
色絵菊花文小皿
肥前・・鍋島藩窯・・1800〜1840年代 -
染付扇菖蒲薄文小皿
肥前・・鍋島藩窯・・1820〜1850年代
やや暗い呉須を使い、全面を青海波文で埋め、扇面形の窓絵を
配して初夏の菖蒲と初秋のススキをあしらった四寸皿
裏には染付でリンドウ・・か と シダのような文様が描かれている
これは嘉永四年〔1851〕と記した「薩摩様より御用」〔鹿児島藩主島津斉彬〕kの
図案の裏文様に似ているそうです -
染付蝶文花形皿
肥前・・鍋島藩窯か・・19世紀
こうした白牡丹形に型打ち成形され、三方に蝶を染付した皿は記録から、
10代藩主の妻で将軍家斉の娘盛姫〔1847年没〕が江戸城大奥向けに
作らせたと考えられる
しかし、鍋島報效会などが所蔵する皿とは蝶の表現が異なるそうです -
青磁獅子置物
肥前・・鍋島藩窯・・18世紀
大川内鍋島藩窯では政事も多く作られた
青磁は皿類も作られたが、とくに瓶・香炉などと置物が多い
本来、青銅器が用いられた器種である
置物には獅子がとくに目立つそうです -
白磁玉取獅子置物
肥前・・鍋島藩窯・・18世紀か
大川内鍋島藩窯では例年献上とは別に、優れた捻り細工作品を残した
青磁のほかにこうした白磁もいくらか見られる
小木一良「鍋島 後期の作風を観る」 -
白磁獅子置物
肥前・・鍋島藩窯か・・18世紀末〜幕末
青磁獅子置物の兄弟分か、威勢のよいポーズの獅子である
巻毛は毛彫りで表す
箱脇に墨書で「山犬置物 伊丹」とあります -
染付菊文小皿
肥前・・鍋島藩窯・・1820〜1860年代 -
色絵几帳文小皿
肥前・・鍋島藩窯・・1840〜1870年代
市川家伝来の鍋島図案にみられる意匠
色絵は赤一色だけを施す
裏文様は七宝繋ぎ文、高台には一本線の櫛歯文です -
染付撫子文小鉢
肥前・・鍋島藩窯・・18世紀前半〜中葉 -
・染付牡丹蝶文瓶
肥前・・鍋島藩窯か・・1820〜1860年代
胴三方を押さえて変形させた瓶
この器形は江戸後期に流行し、陶器の瓶〔徳利〕にも見られる
藩窯の末期だろうか、少々造りが粗い
表の牡丹一輪にたいして、裏面には4頭の蝶が舞う
・染付枝垂桜文瓶
肥前・・大川内山か・・19世紀
胴部から首に段をつけ、口部をやや開いた形の瓶は、薄造りで軽い
胴に巻きつくような樹木の濃い呉須の色と、枝垂れ桜の細い
線描きが濃淡のコントラストを見せて面白いそうです
・染付菜花文瓶
肥前・・大川内山か・・明治
丸い胴に対して、長く細い首の細首瓶、あるいは鶴が首を伸ばすところから
鶴首瓶ともいう
輪郭線のみで表した花には、影のような薄濃〔うすダミ〕をあしらう
やや暗い呉須色は、早春の菜畑の夕暮れ時を思わせる -
色絵桔梗文猪口
肥前・・鍋島藩窯か 19世紀
口部をやや広げた姿のよい猪口は口径10.0cm程
桔梗の枝葉を染付で、花は桔梗らしからぬ色絵赤で描く
白磁の白に赤と青のシンプルな色使いが近代的である
伊好夫人「松風庵」の札とともに「大川内赤絵桔梗模様猪口 五」と記してあります -
・染付菊唐草文猪口
肥前・・大川内山か 19世紀
・色絵紅葉文小杯
肥前・・大川内山・・明治〜昭和
・染付水鳥文蓋付椀
肥前・・大川内山・・明治26年か -
・色絵几帳文小皿
肥前・・大川内山・・明治
・色絵万年青文小皿
肥前・・大川内山・・1850〜1890年代
・染付菊小皿
肥前・・大川内山・・明治 -
・染付枇杷文小皿
肥前・・大川内山・・1850〜1890年代
・染付若松文小皿
肥前・・大川内山 19世紀後半
・色絵垣椿文小皿
肥前・・大川内山・・明治頃 -
・色絵牡丹蝶文皿
肥前・・大川内山・・明治
・色絵秋海棠蝶文皿
肥前・・大川内山・・明治 -
・色絵山茶花文輪花皿
肥前・・大川内山・・明治
・色絵山茶花文皿
肥前・・大川内山・・明治〜大正 -
色絵青海波柘榴文皿
肥前・・大川内山・・明治〜大正 -
・染付松竹梅文匙
肥前・・19世紀後半
液体を注ぎ分ける匙だろうか、柄の曲線が面白い
型に当てて作った匙の部分には、素地のシワが窯キズ状に残る
少々粗い筆致で染付松竹梅文を描いている
箱脇ラベルには「今利松竹梅染付とんすい」、散蓮華とする -
・色絵牡丹文小皿〔大〕
・色絵牡丹文小皿〔小〕
肥前・・明治〜大正 -
刷毛目梅花文長皿
肥前・・現川窯・・1690〜1740年代
丸皿の口縁の二方を切り取り、長皿に作る
皿のほぼ斜め半分に打刷毛目による波状文を白化粧土で表し、
他方は白土で手描きの梅花文入れ、口縁部にわずかに刷毛目を施す
裏面にも梅花文を配す
現川焼は長崎の諫早領〔現、長崎市〕で焼かれた陶器で、総じて器厚が薄く、
瀟洒な造りであり、この皿もそのような特徴を示す作行きとなるそうです -
打刷毛目文長皿
肥前・・現川窯・・1690〜1740年代
同様に丸皿の口縁部の二方を切り取り、長皿に作る
皿の斜め半分に打刷毛目による波状文を白化粧土で表し、
他方は口縁部にわずかに刷毛目文を施す
この皿も時代を感じさせない洒落た意匠だそうです
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