ノルウェー 夏（4） プレーケストーレン

2007/08/09 - 2007/08/09

五日目　８月９日
天候が心配でしたが、なんとか雨にはならなかったようです。どんよりした低い雲が垂れこめていましたが、この旅のメインテーマの一つ、プレーケストーレンへのトレッキングを敢行しました。

エリア リーセフィヨルド周辺(ノルウェー)

7：30にホテルを出て、タウ行きのフェリー乗り場へ。

スタヴァンゲル〜タウ間のフェリーは地元の重要な交通機関にもなっており、便は頻繁にあるようだが、プレーケストーレンに行くバスと接続するのは、朝夕各２便のみなので、8：00の便に乗る必要がある。

タウ行フェリーがやってきた。

フェリー乗船時間は、約35分間。タウのフェリー乗り場で降りると、プレーケストールヒュッテ行きのバスが待っていた。そういえば、日本人は３組６名乗船していた。スタヴァンゲル上空は、雲も切れており、晴れっぽかったが、向こう岸のタウでは曇り空になっていた。

タウ〜プレーケストールヒュッテまではバスで約35分。程無くプレーケストールヒュッテ到着。ここからがトレッキング開始となる。

ガイドブック等で、技術的に厳しいポイントは無いが、登りはきついとの情報があったが、確かに山登りしたことが無い人にはきつそうなコースだ。

トレックは、急坂を登ると、平坦な木道や、池塘が現れたりする変化に富むコース。

ただ、天気がパッとしない。雨が降るわけではなく、曇りという感じでもないが、山特有のガスってるという感じだ。

約2時間、11：00前にプレーケストーレンに到着。写真で何度も見ていたが、実物にはさすがに圧倒される。ガスっているため、絶壁から下の様子が見られないというのが非常に残念だが、それでも雰囲気は味わうことができた。

ハイカー達は、恐る恐る絶壁近づいていって下を覗き込んだり、腹ばいになって徐々に壁に近づいていく人などさまざまで、岩の上で寝そべっている人や、ランチを楽しむ人等、思い思いの楽しみ方をしているようだ。

しかし、晴れていれば、ここからリーセフィヨルドが見渡せ、しかも時間をかけて高度を稼いできただけあって、クルーズとは違った、上からの３次元的なフィヨルドが拝めるはずなのだが。。。いろいろ場所を移動したりしたが、一向にガスが晴れる気配がない。どうも壁の下からガスが吹き上がっているようなのでもう少し待てば晴れるのでは？と思いつつも時間は過ぎていってしまう。

バスの最終便に間に合うまで待っているか迷うが、どうもガスは晴れそうも無いので、下山を決意。

こんな所を歩いてきたのか。。。

プレーケストールヒュッテ、バスと乗り継いでゆくと、タウの町では、非常に天気がよくなっていた。プレーケストーレン地域が晴れていたのかどうかは不明だが、もう少し待っていれば、ガスが晴れたのでは？という惜しい気持ちが残る。スタヴァンゲルには、15：30頃到着。ホテルに着くころには超いい天気だった。

部屋に戻って、ミニバーのCarlsberg Beerを呑んだり、シャワーを浴びたりしたが、あまりにも天気が良いので、再度外出し、昨日行った旧市街を散策する。

ダウンタウン・スタヴァンゲルのオープンカフェは人でごった返していた。

プレイア湖周辺もいい雰囲気だ。

スタヴァンゲル大聖堂では、パイプオルガンコンサートが催されていた。



明日からはレンタカーで、ノールカップを目指す旅が始まる。