2007/09/22 - 2007/09/26
1743位(同エリア2193件中)
ふぁさん
今年6月に続いての西表島再訪。
一番の目的は、前回梅雨明けの南風で潜ることができなかった、西表島南西に浮かぶ孤島、仲ノ神島(通称オガン)でダイナミックな地形と魚群を味わうこと。
元気なサンゴ礁ももちろんいいけども、国内?1とも言われるダイビングポイントにたどり着くことすらできなかったのは正直くやしく、前回帰ってきてすぐに9月の西表再訪を手配。海況が安定している夏場は行きやすいんだけど、だからといって必ず行ける訳ではない。二日間のダイビングでは、海況が良くないと回復を待たずして、ダイビングが終わってしまう。台風も考慮して、今回は4泊5日でダイビングを三日間に。
9/23 アリス、崎山アザミ、T’sエリア
9/24 崎山沖の根、トカキン曽根、スターフルーツ
9/25 仲ノ神島東の根、仲ノ神島三の根、崎山沖の根
ダイビングサービス:ダイビングチームうなりざき
宿:イルマーレうなりざき(DS併設)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- JALグループ
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一本目が終わって、内湾の入り口の穏やかな所にボートを止めてお弁当。
ただ青い海を眺め、波に心地よく揺られる至福の一時。 -
9/24 2本目 トカキン曽根
ランチタイムを終え、ボートは一気に北へ。ここも回遊魚狙いのドリフトポイント。
ハナゴイにグルクンにそれなりに群れてはいたが、流れが緩い・・またはずれか、嫌な予感。 -
んで、カスミチョウチョウウオ。
回遊魚の群れはここでも見れず、はずれ。
天気運は間違いなくあると思うんだけど、その代わりに魚運が・・。 -
ハズレなダイビングの中でせめての救いだったのが、日本の海ではなかなか見れないアデヤッコ。
こういうのが見れてしまうところが西表の海の底力かな。 -
9/24 3本目 スターフルーツ
スターフルーツは9月までの夏の期間限定の小物ポイント。
見所たくさんで水深も浅いから、3ダイブ目は一時間を超えることもざらな西表だけど、あと残りわずかな解禁を惜しんでか、なんと潜水時間79分。 -
潜水時間79分は平均の約二ダイブ分。いくら暖かい海でもそれだけ水中にいると寒がりの人は辛いかも。
まず前半楽しませてくれたのがトウアカクマノミ。
赤い顔と腰の鞍掛の白紋が特徴の、日本で見られるクマノミ六種のうちでは最もレアなクマノミ。 -
たぶん直に見たのは初めてだと思う、ニシキフウライウオ。色彩変異の多い種の黄化個体。
素早くはないんだけど常にユラユラと動いて、しかもこの線?の細さ、かなり撮りにくい。 -
あまり見る機会がないからと最初の巣にかじりついてたら、実はこの砂地一帯の四箇所ほどにトウアカクマノミの巣になっているハタゴイソギンチャクが。
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「こっち向いてー」というダイバーの声にならない叫びを感じて?カメラ目線で応えるトウアカクマノミ。
トウアカは結構色に個体差があって、赤白黒のハッキリした3色のものから、この個体のように赤と白、2色のも結構いる。 -
ハナミノカサゴの赤ちゃん。
半透明の体がほわほわと揺れていた。小さい時は他の生き物同様、ハナミノカサゴだってかわいいもの。 -
↑の幼魚が成長すると、こうなる。愛敬がなくなり、ふてぶてしくなる。まぁこの個体も若い個体なんだけども、、。
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ここで少しトウアカクマノミの生態について。
今回の新たな発見は、トウアカがきれい好きな魚だと分かったこと。住処であるイソギンチャクに海草などのゴミが紛れると、目ざとくそれを見つけ口にくわえて巣の外へ運び出す。なかなかに素早い動きでユニーク。
体の大きさのわりに巣が小さくて、許容人数?魚数は3〜4匹といったところ。だからゴミが紛れると窮屈になるものね。 -
セミホウボウ。
初めてみたけど、大きな胸ビレをさながら羽のように広げて、海底を滑るように凄いスピードで泳ぎ去って行った。頭の形も魚っぽくないし、魚というより鳥のよう。 -
前半のスターがトウアカクマノミなら、後半楽しませてくれたのが、この白のハダカハオコゼ。
身じろぎ一つせず、こうしてエサになる魚を待っている(はず)。とりあえず動かないから被写体としては絶好、あおり気味に下から青い海をバックに白色の体が際立つように狙ってみた。 -
デバスズメダイの群れる中、全く意に介さずどこかを見つめて動かない。
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9/25
日を追うごとに海は穏やかになって、迎えたダイビング三日目。今日こそはオガンに行けるかもしれない。
少し沖に係留してある大型ボートには、フロート(浮き)の船渡しに乗って、ロープで引っ張って移動。
力の見せ所というほどではないけど、ロープを引くのは男の仕事だ。 -
風は北東、波もだいぶ穏やかになってきた海の上を、ボートはダイバー達の期待を背負って西表島の南西端へ。南西端までは約30分。
そして針路は引き続き南西のまま、ボートは西表島を離れ外洋へ向う。西表島を後ろに更に外洋を走り続けること約20分。 -
徐々に近付いてくるにつれ、風に浸食されたむき出しの岩肌がはっきりと見えてくる。自然にテンションが高くなるなか、全容を明らかにする仲ノ神島。
絶え間なく当たる潮をはね返し海面からそびえたつ絶壁が人を寄せ付けない、まさに絶海の孤島。 -
9/25 1本目 オガン東の根
オガンにあるいくつかのポイントの中でも一番代表的なポイント、「東の根」。
水面上の断崖は、水面下ではさらに豪快になって水深−40mの海底から切り立った崖が垂直に、さながら高層ビルのように立ち並ぶ。潜降したのっけから、今までに体感したことのないスケール感の光景が根に着底するまでに展開、いきなり圧倒される。 -
ストンとまっすぐに切れ込こんで落ちる大迫力のクレバスを横目に、興奮気味にアンカーロープをつたい降りてゆく。
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流れのあるポイントなので、しっかりとアンカーロープを掴んで潜降し、こうして−15mの根の縁に掴って回遊してくる魚を待つのが東の根のダイビングスタイル。カレントフックがあると両手が空いて何かと便利。でも、ダイバーの吐く泡の上がっていく角度で分かるように、この時は流れはそんなに強くはなかった。
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回遊魚が現れるのを待つ間、ちょっと後ろを振り返ってみると、根の上にはグルクンやハナゴイがわんさか群れている。しかし流れが緩いせいか、肝心の回遊魚がなかなか現れない・・。
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待つこと10分、ようやく現れたイソマグロの小編隊。でもちょっと遠いな、それに数も少ない・・やはりこのポイントにしては流れが緩いせいかな。
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興奮して根の縁から飛び出し、魚群に接近しようとするダイバー。流れがあまりなかったし気持ちは分かるけど・・今回は後ろで縁に掴って我慢しているダイバーにとっては邪魔だった。まぁ、写真のスケール感を出すのにダイバーを一緒に写しこみたいときもあるんだけども。
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−40mから−15mまで切り立つ崖はビルで言えば6、7階はあるのかな。
結局ここでは魚群はイマイチで、ダイナミックな地形を楽しんだ印象。 -
浮上してあまり間を置かず、更に西表島から離れて西へ20分。たぶん西表島から最も離れたポイント、「オガン三の根」へ。(写真は仲ノ神島の岩壁)
三の根は、仲ノ神島の中でも当たればとてつもないと言われるポテンシャルではNo1の、西表の最強ポイントだ。 -
9/25 2本目 オガン三の根
さすが三の根というべきだろうか、ここでは最初から最後までダイバー達を眺めるように、イソマグロの群れが根の周りを回遊していた。 -
はじめは15匹位だったのが、だんだん数が増えていって・・。
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最後には25匹くらいになっていた。
でも西表のリピーターの人によれば、三の根の実力はこんな程度ではない、MAXの30%くらいかな・・とのこと。たしかにここもそんなに流れは強くなかったし・・そりゃぁ西表最強のポイントだものね、なるほど何度も通いつめたくなる訳だ。 -
そして左から右へ、整然と列を成すように泳ぎ去っていくイソマグロ達。
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ブラックフィンバラクーダがイソマグロの群れの背後、遠くにポツンと一匹。
潮の流れがもっと強くて「当たり」の時は、イソマグロの群れがもっと大きいのはもちろんのこと、バラクーダも大きく群れているのだそう。イソマグロとバラクーダの共演、、見てみたい。 -
再び姿を見せたと思ったら、正面向いてぐんぐんこちらに近付いてきたイソマグロの編隊。
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群れの中に他の個体の1.5倍くらいの大きさの立派な奴がいて、たぶん群れのボスなのかな、それを先頭にこちらの方へ直進、そして左へカーブ。この時はかなりの迫力あったな。
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見つめるダイバー達の視線など意に介さず、悠然と至近を横切っていくイソマグロ達。みんな丸々として張りがある。イソマグロの群れを間近で見るのは初めてなもんだから思わず見入ってしまった。
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そしてダイバーと水面の間を、まるで空を飛ぶが如くに颯爽と泳ぐイソマグロ達。
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水面で砕ける波濤がまるで空にかかる雲のよう。
銀鱗を日光に反射させて、頭上を旋回してゆく。 -
エントリーからエキジットまでイソマグロ出ずっぱり、ダイバーはかじりつきっぱなしの一本だった。マンタは途中で飽きたのにイソマグロは全然飽きなかったのはなぜだろう、マンタも群れていたら飽きないのかな。
これでも三の根本来の姿にはまだまだ遠いみたいだから是非また潜りにこないと。 -
浮上したダイバー達を見つけ迎えに来るボート。
気持ちのいいダイビングを終えたダイバー達はきっとみんないい顔に見えるはず。 -
9/25 3本目 崎山沖の根
流れがあったわりに、それほど透視度も良くなく、魚もパッとせず、これという見所のなかったラスト一本。今日はオガンの日だったということ。アカククリが四匹・・。 -
ハナビラウツボ。
開いた口の中が真っ白でそこが絵になるんだけど、待ってもなかなか口を開けてくれなかった。 -
青く光る水面、白い砂浜、そして人の手が入っていない緑濃い森。隣の石垣島は本土からの移住者で、新築ラッシュが続いているけど、西表はどうかこのままであってほしい。
肩透かしのダイビングもあったけど、天候には恵まれて、念願のオガンにも行けて全体的には満足の3日間のダイビング。またオガンに潜ってもっと大きな魚群に出遭うという次の目標もできて、どうやら西表の魅力に取り付かれたかな・・。
―2007年9月西表ダイビングログ 終わり―
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この旅行記へのコメント (2)
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- ホテリアさん 2007/11/19 19:32:16
- スゴいイソマグロの数ですね!
- はじめまして。沖縄方面でのダイビングは年に1〜2回は行くのですが、西表ではまだ潜ったことがないんです。石垣に潜りに行った最終日に観光で立ち寄りはしましたが・・・。それにしても、こんな数のイソマグロは今まで見たことがありません(驚)いつか西表にも行ってみたいと思っています!
- ふぁさん からの返信 2007/11/19 23:15:56
- RE: スゴいイソマグロの数ですね!
- いやー僕も凄いなぁとは思ったんですけどね、アフターダイブのログ付けの際に西表のリピーターの人が声を揃えて言うんです、「まだまだこんなもんじゃない、仲ノ神島の実力は」と。ちょっと想像がつかないですが、いつか百尾クラスのイソマグロに出遭いたいですね。
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