海に浮かぶ春の国、春国岱

2007/09/17 - 2007/09/17

湖沼と森と海・春国岱（しゅんくにたい）


　春国岱は知床の方から運ばれた砂が、長い年月をかけて風蓮湖とオホーツク海を区切るようにたまった砂山で長さは８ｋｍにも及ぶ。対岸から見ると海に浮かぶ森のようです。

　風蓮湖の出口にかかる春国岱橋を渡ると、1200mの木道が続く。進行方向右手はオホーツク海と、テンキ草、コウボウムギなどの草原。左手の風蓮湖にはアオサギが餌を探し、貝漁の小舟が見える。

　木道のわきは、サンゴ草が赤く色づき見事だ。花の季節は終わったのに黄色く可憐な「ウンラン」だろうか、たくさん咲いている。

　ここは、日本一の野鳥の楽園として世界的にも知られている。オオハクチョウ、オオワシ、特別天然記念物のタンチョウ、そのほかオジロワシ、クマゲラなど貴重な鳥たちの繁殖地です。

　湿原の水路に架かるも木橋は、老朽のためか通行止め、木枠作りの展望台も壊れて登れない、予算が無くて直せないのか「ラムサール登録地」なのに、これでは困る。観光客はがっかりだ。

エリア 根室(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

春国岱（しゅんくにたい）看板

木道で区分けされている

干潟

台風で壊れて通れない

湿原は鳥の棲みか

見晴台も壊れて登れない

そと海

一面のサンゴソウ

サンゴソウ

ここで獲れた貝

秋の色になりつつある

水鳥