2007/10/01 - 2007/10/07
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eimeiさん
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EUをバイクで旅するには、一日1万円以上かかる。宿代30ユーロ、ガソリン代20ユーロ、高速代10ユーロ、食費10ユーロ。まともな食事を取ることはほとんどなく、スーパーで買った物ばかり食べている。EU内に住んでいる人にとっては、1ユーロ=100円の感覚なので、高く感じないのだろう。瞬く間に、金が底をつき始め、帰国を急ぐこととなった。
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ダリ自身が設計したダリ美術館に一度行きたいと思っていたが、バルセロナからフランス寄りに数十キロ行ったフィゲラスという小さな町にあるので行く機会がなかった。10月1日の朝、バルセロナからフィゲラスへ向かった。
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ダリ美術館の建物。スペイン内乱で破壊され、放置されていた博物館を改装。
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チケット売り場前。外にもダリの作品があり、無料で楽しめる。
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チケット売り場横。ちなみに入場料は大人10ユーロ。
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美術館中央の吹き抜けの作品。
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建物自体はそう大きくないが、吹き抜けを上手く利用して、4階まで作品がある。
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吹き抜けの作品。遠くから見ると人の顔。リンカーン?
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ダリの絵画。モネの作品のもじり?
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2枚の絵を鏡に映した作品。日本の屏風を参考にした?
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ミレーの作品のもじり?
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ミレーの作品のもじり?
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天井の壁画の一部。下からガラス越しに見ている感じ。
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天井の壁画の一部。
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ダリの石をモチーフにした絵画。他にも多数あり、初めて見た。
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もっとリアルな作品もありましたが、載せれません。
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ダリの絵画の代表作。溶けた時計の油絵はない。
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ダリの絵画の代表作。
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ダリの絵画の代表作。
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ダリの絵画の代表作。
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大きなモニュメント。館内は飽きさせない工夫が随所に見られ、10ユーロ分は充分楽しめる。
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スペイン側から見たフランス国境。監視員や警察官は日曜日のためか誰もいない。
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フランスへ入国したら、日曜日のため、ガソリンスタンドと飲食店以外はすべて閉店。ショッピングセンターもごらんの有様。
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日が沈むまで走って、マルセイユ手前の町のF1というモーテルチェーンに30ユーロで宿泊。アメリカのモーテルチェーンを参考にし、なかなか機能的にできている。
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高速を下り、地中海側のフランスのリゾート地のカンヌ、ニース、モナコを通り、イタリア側のリゾート地のリビエラ海岸の一般道を走った。
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豪華なホテルばかりでやんなってしまう。信号が多く、ニースで再び高速へ上がった。
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高速のパーキングから見たモナコの街。
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街の東側のリゾート地。金持ちがモーターボートで遊んでいる。
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更に東の方には、イタリアが見える。
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ジェノバまで行くと日が暮れてしまうので、途中で高速を下りた。閑散としたリビエラ海岸で砂遊びに夢中の子供。
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日が沈む頃の地中海。お金も尽きてきたし、私の旅もそろそろ手仕舞いの頃。
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開いているホテルに30ユーロで泊めてもらった。
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翌、10月2日の朝、ヨットハーバーでの朝日。
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リビエラ海岸から見た地中海の朝日。
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閑散としたリビエラの通り。ホテルも半分以上閉鎖。ただ、2★〜4★ホテルが多く、庶民でも夏に宿泊できる。
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森進一の「冬のリビエラ」を思い出す。
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フランスのリゾートのような豪華なヨットやボートはない。
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リビエラの海岸の一つ。10月になると泳いでいる人は皆無。
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女の子のアップ。今年の見納め。
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例のごとく、椅子を道具にパチリ。
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別のリビエラ海岸。老人のツアーが海岸でいろいろやっていた。
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リビエラ海岸は眺めも良い。
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地中海の美しさが伝わるかな?
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地中海の夏のリゾートなら、スペインかイタリア。
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航空チケットの関係でウィーンへ行く必要があるので、再び、ベネチアへ行った。それと仮面のお土産を買いたい。
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リビエラ海岸の途中から高速に乗った。イタリアの高速は方式が日本とほとんど同じ。ただ、高速代が車もバイクも同じで、200キロ走って10ユーロほど。
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ミラノ近くは稲作が盛ん。
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ベネチアへ着いたのは、日が沈んでから。仮面を買いに行ったら、閉店の準備をしている店が多かった。橋の上から夜景だけ撮った。
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ベネチアの2★ホテルで値段を聞いたら、1泊150ユーロ。怒りを通り越して、呆れかえった。1ヶ月前に泊まったオートキャンプ場で交渉し、15ユーロにしてもらった。しかし、寒いのなんの。
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帰国の航空チケットをウィーンのHISで買うため、再度、ウィーンへ向かった。
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翌、10月3日、オーストリアのウィーンに向け山間部へ入っていく。
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紅葉もきれいだが、日本と違い、もみじがない。
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イタリア最後の美しい風景。もっと美しい風景が多くあるが、高速では写真を撮れない。
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オーストリアへ入り、高速シール(バイクで4.5ユーロ)を買った場所からの紅葉。
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サービスエリアより。湖が木に隠れてこれ以上見えない。
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秋なのに菜の花。
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ベネチアとウィーンが600キロ弱近くあるのを甘く見ていた。ウィーンまで100キロの所で日が暮れ、寒くなってきたので、高速を下り、田舎のホテルで泊めてもらった。1泊朝食付きで29ユーロ。施設はさすがユーロ圏、グッド。
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ホテルの朝食のナプキン。
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ウィーンの国立オペラ劇場。HISは、劇場の向かいの保険会社Allianzビルの5階にあります。10月6日ウィーン発名古屋便で、半年後の便の変更できるフィンランド航空の往復チケット。全て込み約1000ユーロで、高いのか安いのかわからず、カードで払った。
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レッドバロン近くの民宿に3500円ほどで泊まり、翌10月5日の朝、ブタペストのレッドバロンにバイクを預けた。少ないが3万円ほど払っておいた。四ヶ月少々で走行距離34000キロ。
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来年4月初旬にブタペストへ来て、消耗品の交換をし、ギリシャからエジプトかトルコへ向け、出発する予定。ジャベル!待ってろよ!
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ハンガリー通貨の持ち金が少ないので、バスと路面電車と地下鉄を乗り継いでブタペスト東駅へ行く途中で下車し、くさり橋をパチリ。
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ブタペストももう秋。広葉樹が紅葉している。マフラーをしている女性も目にする。
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右上の丘の上からの眺めは、前に紹介したように最高。
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ドナウ川を観光船が上っていく。
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ブタペスト東駅。国際列車は切符売り場が別で、電算化されていないので、1時間も列に並んで買えた切符が3時間後。仕方ないので、マックの2階でこれを書いて時間をつぶした。
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お金も底をついてきたので、ウィーン西駅から深夜バスでウィーン空港へ行き、空港で夜を明かした。
ウィーンからヘルシンキで乗り換え。ヘルシンキ空港の外はもう寒い。 -
中部国際空港へ10月7日朝に到着。
四ヶ月少々、走行距離34000キロで、ロシア、モンゴル草原、東欧、ユーラシア大陸横断、サハラ砂漠と今年の旅の目的をほぼ達することができました。これも家族などの周りの人々や各国の親切な人々の協力なしには達成できなかった。この場をかりてお礼申し上げます。
帰国がチケットの関係で少し早くなって、ギリギリまでゆっくりできなかったが、それはそれで私の旅のスタイルにあっているのでよいと思っている。
使ったお金は、現金20万円とワールドキャッシュの100万円。贅沢をした覚えはないが、ロシアへのバイク持ち込み、ロシアのホテル、西欧の旅、バイク保険、ガソリン代に予想以上に金がかかった。
写真は約8000枚、ビデオは少々。
来年4月初めには、中部国際空港からウィーンへ向かい、ブタペストで準備をし、イスラム圏の国々へ向かう予定でいますが、イラン南東部、パキスタンの状況をみながらコースを決めたいと思っています。それまでブログはお休み。
私事ですが、帰国後すぐ、来年の3月末まで契約社員としてフルタイムで働くことになりました。
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この旅行記へのコメント (10)
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- amanojakuさん 2014/07/30 16:29:58
- 感動しました
- たまたまマニラあたりのことを検索していたら「じしいの〜」シリーズに出会い、写真と一言コメントが絶妙で、過去の旅行記を遡っていたら、ユーラシア大陸バイク一人旅(全編)を発見。朝からずっと読んでました。そのために中型バイクの免許を取り日本から出国するなんて凄い勇気ですね。私もいま55歳ですが、ただただ驚くばかりでとても勇気をもらった感じです。後編も楽しみに拝見したします。
- eimeiさん からの返信 2014/08/01 23:24:57
- 今年こそバイクで東アフリカを旅したい。
- ブログの訪問、ありがとうございました。
次男の結婚式が9月中旬にありますので、9月末まで自宅で細々と生活します。9月末に、バイクが預けてあるハンガリーへ戻り、バイクでトルコへ向かい、トルコからエジプトへ船で渡り、東アフリカをバイクで旅する予定でいます。現在、カルネやバイクの部品などの準備をしています。
私も9月で62歳になりますので、今年こそバイクで東アフリカを旅したいと思っています。
- c.makotoさん からの返信 2014/11/30 06:54:04
- RE: 今年こそバイクで東アフリカを旅したい。
- > ブログの訪問、ありがとうございました。
> 次男の結婚式が9月中旬にありますので、9月末まで自宅で細々と生活します。9月末に、バイクが預けてあるハンガリーへ戻り、バイクでトルコへ向かい、トルコからエジプトへ船で渡り、東アフリカをバイクで旅する予定でいます。現在、カルネやバイクの部品などの準備をしています。
> 私も9月で62歳になりますので、今年こそバイクで東アフリカを旅したいと思っています。
>
お久しぶりです。元気ですか?
自分は、来年の5月ミュンヘンから旅再開
やっと、ハーレーのオーバーホールが終わります。
EU旅したあと、アフリカ大陸縦断の計画中で
西アフリカから行く予定でしたが、カメルーンがエボラで
国境閉鎖中なので、東周り縦断を計画なのですが
自分もトルコから船でエジプトへと思い
輸送会社探してたとこです。
もしよければ、輸送会社教えてください。
よろしくお願いしますm(_ _)m
- eimeiさん からの返信 2014/12/03 14:22:00
- 今のところ、東アフリカのバイク・車での旅は不可能に近いです。
- 私もバイクでエジプトへ渡る方法をいろいろ検討しましたが、シリア及びリビアコースは今のところ不可能です。ベネチアからアレキサンドリアへのフェリーもストップしたままです。また、トルコからエジプトへのフェリー貨物船も今年の7月にストップしたままです。後は、ギリシャ→(貨物船)→キプロス→(貨物船)→イスラエル→ヨルダン→(フェリー)→エジプトのコースも検討しましたが、貨物船が高すぎ手が出ませんし、イスラエルの入国記録があるとスーダンのビザが下りないので、別紙に入国・出国スタンプを押してもらう必要があります。
最後は、個別に船便でエジプトへ送り、自分は飛行機でエジプトへ行く方法もありますが、非常に高いうえ、エジプトの保税庫から出すのにボラれる上、一苦労します。
今のところエジプトへバイク・車で渡ることは不可能に近いです。
今、バックパッカーとして、東アフリカを旅していますが、エジプト・ケニア・タンザニア・ザンビアではヨーロッパのライダー・ドライバーを一人も見かけませんでしたし、東アフリカを走るライダー・ドライバーが必ず寄るナイロビの宿「ジャングル・ジャンクション」も閉鎖されていました。自転車で旅をしている旅行者は少し見かけましたが、飛行機の手荷物として運べるので可能です。しかし、エジプトで相当トラブルに会っていたようです。
フェリーの情報は、ferrylines.comで調べてください。
http://www.ferrylines.com/en/home/
ザンビアのリビングストンよりeimei
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- mamarinさん 2008/03/23 20:54:41
- すばらしいの一言につきます
- こんにちは、7か8編のあたりをよんだ記憶があり、再びeimeiさんのブログにめぐり合いました。30代ぐらいの方と思っていたのですが・・・
沢木耕太郎の「深夜特急」思い出しました。
過酷なたびですが人生の偉大な財産ですね。後半に向け、仕事も旅もがんばってください。
- eimeiさん からの返信 2008/03/24 20:00:57
- RE: すばらしいの一言につきます
- ブログを訪問していただきありがとうございます。
私は満55歳ですが、私より9歳年上の松尾清晴「オートバイ 夢 ひとり旅」(http://www.baikunomatsuo.sakura.ne.jp/)にいつも元気を頂いています。
今日(3/24)、契約の仕事が終わりました。5ヶ月半仕事をして、家内の協力もあり、何とか100万円を貯めることができました。明日から東京に滞在し、シリアとインドのビザを取ってきます。(インドビザは有効期限6ヶ月)
東京から名古屋へ帰り次第、仕事の残務処理と旅の準備をし、4月3日にセントレアからフィンランド航空でヨーロッパへ向かいます。今年のユーラシア大陸南周りの旅は、行けるところまでバイクで行き、途中からバックパッカーへ変身する予定でいます。外務省の海外安全情報を見ると、今年の予定コースには赤い地域が相当ありますので、安全を確認しながら、無理をせず旅を続けていきたいと考えています。
4月から、ブログ「ユーラシア大陸バイク一人旅 後編」を再開する予定です。
自宅よりeimei
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- カンゲンさん 2008/01/15 15:14:03
- お疲れさまでした
- 「ユーラシア大陸一人旅」20編、一気に読ませていただきました。
気力・体力、改めて旅の醍醐味を味わせていただきありがとうございました。
次回の旅行記、今から楽しみです。
バイクのメンテナンスは勿論、お身体のリフレッシュも是非よろしく。
祈!! ご健勝
- eimeiさん からの返信 2008/01/15 19:40:38
- RE: お疲れさまでした
- ブログを見ていただきありがとうございます。
海外で一人旅をしていると、「なぜ一人で旅をするのですか。寂しくありませんか。」とよく聞かれます。
長期の旅では、同伴者と旅に対する考え方の違いが出てしまい、うまくいかなくなりますし、危険を伴う場所へは行けなくなります。寂しく感じる時もありますが、自分一人で計画を立て、準備し、自分の知力・体力・直感力・行動力を信じて旅をするのが好きです。
世界遺産などの観光地を訪れるのも私の旅の目的の一つですが、それ以上に名もない町を訪れながら、普通の人々に接するのが好きです。また、長期の旅をしている日本人と話すのも楽しみの一つです。
今年の旅は、緊張の連続になりそうで、55歳の老体がもつか心配です。
自宅よりeimei
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- Sukiiさん 2007/10/06 12:43:01
- 良かったですね!
- ついにブダペストのレッドバロンに無事到着しましたね!バイクの両サイドアップ写真ありがとうございます!!クリーニングされたと思いますが、外見は無傷でキレイですね!転倒、接触は一度も無かったのでしょう。eimei様もさることながら、バイクの頑張りも凄かったです。来年4月からの旅行記も楽しみにしています。ギリシャ、エジプト〜最後はまた”ロシア”経由帰国の予定でしょうか?ご健康で!!!
- eimeiさん からの返信 2007/10/07 23:42:31
- RE: 良かったですね!
- 四ヶ月少々、走行距離34000キロで、ロシア・東欧・ユーラシア大陸横断・サハラ砂漠と今年の旅の目的を達することができました。これも家族などの周りの人々や各国の親切な人々の協力なしには達成できなかった。
ただ、西欧の旅で予想以上に金がかかり、帰国が早くなってしまったのが残念。
来年4月初旬、ブタペストからイスラム圏の国々を旅する予定でいます。まだ、これから働きながら、ビザ・カルネ・フェリーなどの資料を集め、旅行コースの検討をします。
自宅よりeimei
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