２００６年５月１４日で閉鎖されてしまった東京・神田の交通博物館。あれからもう1年半経つんですね。そしていよいよ１０月１４日の鉄道の日に「鉄道博物館」としてさいたま市に移転してオープンするんです。きょうは、ちょっぴり早めに取材で行ってきたので、ここでも紹介しちゃいます。埼玉にできるのは知っていたのですが、担当者にアポを取るまでてっきりさいたま新都心にできるのかと思っていました。でもそれは僕の勘違い。新しい鉄道博物館は、大宮駅からなんともショボイ「ニューシャトル」に乗って１駅目「大成駅」前にありました。建物は、神田時代のおよそ４倍というスケール。館内には新橋〜横浜間を走っていたという１号機関車やボンネットスタイルの特急など３５両の実物の車両が並べられていて大興奮！さらに日本最大級の鉄道模型ジオラマ、世界初のD51蒸気機関車の運転シミュレータもありました。シミュレータはSL特有の振動や音が再現されていて、まるで本物のSLに乗っているよう。実際に運転にチャレンジしましたが、たくさんのコックやブレーキ、レバーなどを駆使しなくてはならず、本当に難しかったです。仕事を忘れて（忘れてません!ホントに！）童心にかえってしまいました。<br />★鉄道博物館サイト<br />http://www.railway-museum.jp/<br />★交通博物館へ行ったときの旅行記へもどうそ！<br />http://4travel.jp/traveler/harabo/album/10055447/

もうすぐオープン！鉄道博物館♪

11いいね！

2007/09/28 - 1999/09/28

334位(同エリア890件中)

#鉄道・バス

haraboさん

２００６年５月１４日で閉鎖されてしまった東京・神田の交通博物館。あれからもう1年半経つんですね。そしていよいよ１０月１４日の鉄道の日に「鉄道博物館」としてさいたま市に移転してオープンするんです。きょうは、ちょっぴり早めに取材で行ってきたので、ここでも紹介しちゃいます。埼玉にできるのは知っていたのですが、担当者にアポを取るまでてっきりさいたま新都心にできるのかと思っていました。でもそれは僕の勘違い。新しい鉄道博物館は、大宮駅からなんともショボイ「ニューシャトル」に乗って１駅目「大成駅」前にありました。建物は、神田時代のおよそ４倍というスケール。館内には新橋〜横浜間を走っていたという１号機関車やボンネットスタイルの特急など３５両の実物の車両が並べられていて大興奮！さらに日本最大級の鉄道模型ジオラマ、世界初のD51蒸気機関車の運転シミュレータもありました。シミュレータはSL特有の振動や音が再現されていて、まるで本物のSLに乗っているよう。実際に運転にチャレンジしましたが、たくさんのコックやブレーキ、レバーなどを駆使しなくてはならず、本当に難しかったです。仕事を忘れて（忘れてません!ホントに！）童心にかえってしまいました。
★鉄道博物館サイト
http://www.railway-museum.jp/
★交通博物館へ行ったときの旅行記へもどうそ！
http://4travel.jp/traveler/harabo/album/10055447/

エリア

大宮(埼玉)

同行者: 一人旅

交通手段: JRローカル私鉄

大宮駅からさらにニューシャトルという列車に乗るらしい。ニューシャトルの駅ってどこ？

大宮駅駅
これがニューシャトル。ちっちゃくてちゃちな電車。まるで遊園地の乗り物のよう。でもたった１駅なのに１８０円も取る！鉄道博物館オープンのステッカーが張ってありますね。
★ニューシャトルサイト
http://www5.ocn.ne.jp/~snut/

鉄道博物館美術館・博物館
大成駅に到着。この駅名板もセコセコ・・・。１０月１４日からは「鉄道博物館駅」に変更されるので仮の看板でしょう。
いよいよ鉄道博物館に入場です。これがメインエントランス。入り口には自動改札機があって、suicaで入場できるそうです。僕はsuicaもパスモも持ってないけど・・・。そういう人も大丈夫です。

鉄道博物館美術館・博物館
ここが３５両の列車が展示されたヒストリーゾーン。２階のバルコニーから見ると迫力あります！
これが日本初の鉄道、新橋〜横浜間を走っていた１号機関車。重要文化財・鉄道記念物に指定されているらしい。
ホール中央に置かれているＣ５７蒸気機関車。大きいです！
昔懐かし〜い！昭和４０年代に走っていたボンネット式の特急です。これは新潟行きの「とき」。そういえば、小学生の頃持っていた「とき」のＮゲージってどうしたんだろ？
上野駅のホームも再現されていて、ちょっと懐かしい出発案内板を発見！そういえば知らないうちに電光掲示板に変わっていました。
ヘッドマークを交換するシーンが再現されています。

きちんと行き先表示も「Ｌ特急ひばり仙台行き」になっています。
車内はこんな感じです。それほど今と変わらない？
そういえば、ちょっと前まで上野駅のホームには、こんな感じの看板がいっぱい付いていましたね。これは、僕にとってとっても懐かしい「急行わたらせ」の看板。上野から小山経由で両毛線を走って高崎まで行っていた急行です。（上野7:04発高崎9:45着）僕の地元、足利も止まりました。でも足利人は、時間のかかる国鉄の「急行わたらせ」は使わず、素直に早い東武線で都心へ出ていたから乗ったことはありません。ちなみに「急行わたらせ」は1985年に廃止。廃止も当然かも･･･
ピンボケですが、この客車は、昭和初期に走っていた東京発下関行きの特急「富士」の１等展望車。その後、船と列車を乗り継ぎながらパリまで行けたそうです。
車内もこんなに豪華！まるでお召し列車のよう。昭和初期の列車の方がお金がかかっています。
交通博物館の正面に置かれていた新幹線もありました。東海道新幹線開通時の時刻表もありましたが、その頃は、１時間にひかり１本、こだま１本だけだったんですね。
子供の頃の憧れだったブルートレインもありました。
車内販売も再現されていました。ミカン美味しそう！お菓子もよく見ると、チョコフレークやハイクラウンチョコも当時のパッケージ。森永のロゴも当時のものです。しびれる〜
館内には、架空の駅「てっぱく駅」もあって、こんな架空の運賃表もあった。これなら大宮まで１３０円。ニューシャトルじゃ１８０円も取るけど・・・
これが日本最大級の模型鉄道ジオラマです。建物の模型がよく出来ています。

子供向けの「キッズスペース」もありました。
カメラの充電を忘れ、途中で電池切れ・・・悲しすぎ！仕事なのに・・・。それでも大好きだった特急「とき」と記念撮影だけは忘れていないのがいかにも・・・このあと、チャレンジしたＳＬ運転シミュレータはとても楽しかったです。ただし、運転が難しくスタッフに助けられてやっとでした。それに比べて最新型の京浜東北線のシミュレータは簡単に運転できました。
こうしてちょっと早い鉄道博物館リポートは終了です。

鉄道博物館美術館・博物館
★おまけの1枚★
帰宅後に古いアルバムを見ていると1978年に上野駅で撮影した「特急あいづ」の写真が出てきた。博物館の列車と見比べると面白い！