2007/09/03 - 2007/09/03
500位(同エリア608件中)
さっちんさん
街並みや建築を見つつぶらーりゆっくりしたい!
と初めて海外へ1人旅してきました
英語もドイツ語もできないけどなんとかなると信じて
地球の歩き方とドイツ語旅行会話本を握りしめてくてくすること18日間
自分でも予想しなかったたくさんの出来事もありとてもいい経験になりました
ここでは一人旅のさみしさと楽しさを織り交ぜながら私の感じたことをだらだら書き綴るつもりです
1日目:日本・大阪→韓国・仁川→ドイツ・マインツ
□2日目:マインツ
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
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-
Morgen!(おはよう)
この日はホテルで朝食
朝食の部屋はレセプションと同じ部屋
昨日と同じレセプションの人がコーヒーを運んでくれた
思い切って「今日は寒いねー」と話しかけてみる
そしたら「最近ほんとに寒い」みたいなこと言ってた -
朝ごはんはビュッフェ形式
Kaisersemml(カイザーゼンメル)というパンと何かの種?がついたパンとハムとチーズ
カイザーゼンメルはどこのホテルでもたいていあった
このパンがどっちもうまーい
ドイツパンはおいしいと聞いてたけど本当においしい
最初はちぎって食べてたけど、後から来たご夫婦がせっせとナイフで半分に切ってその上にハムとかを載せて食べてるのを見て、そういえばそんな風にガイドブックに書いてあったなーと思い出す
マネっこして私も半分にして食べる
うん、こっちのほうがうまい -
朝ごはんをゆっくり食べて出かけることに
まずは明日からの列車移動に備えてジャーマンレイルパスのバリデーションをしにマインツ中央駅へ
ジャーマンレイルパスは1ヶ月間のうち4日〜10日を選択して電車が乗り放題になるパス
私はあらかじめ日本で10日用を購入
バリデーションにはパスポートがいるって書いてあったけど別にいらなかった たまたま?
バリデーションは無事済んでいよいよ聖シュテファン教会に向かう
駅からてくてく歩くと坂の上に見えてきました -
聖シュテファン教会(St.Stephans-Kirche)はシャガールが手がけた青のステンドグラスが有名な教会
マインツで一番楽しみにしていた場所 -
ドラクエに出てきそうな入口
写真じゃ伝わらないけどものすごく大きい
なんかこれだけで感動してしまう -
いよいよ内部へ
ドアを開けた瞬間にその青さに驚いて感動する
写真じゃ全く伝わらないのが悔しい -
シャガールのステンドグラスは祭壇のまわりにあって太陽の光を青色にかえて教会内部に静かに影を落としてます
写真では明るく見えるけど内部はかなり薄暗くて、観光客も少ないのでとっても静か
ステンドグラス以外はとても簡素なつくり
なんだか神聖な気持ちになる
かなり長い時間を椅子に座ってぼーっとステンドグラス見たり感想を書き留めたりして過ごす -
聖シュテファン教会を出て街の中心部へ向かう
朝からしとしと降っていた雨が本格的に降ってる
初日からついてないなぁ
これはたぶん小学校
中からがやがやした声が聞こえたり、子供達がたくさん出てきたりしてたから -
中心部のマルクト広場を目指してたのに道を間違って歩きすぎて、マルクト広場から離れてるから午後行こうと思っていた聖ペトロ教会(St.Peters-Kirche)に行き着く
ここでやっと地図を取り出して見てみるとだいぶ間違ってるーどおりでなんか遠かった -
せっかく辿り着いたので中を見学する
ロココ様式の内部
ロココ様式って生で見るの初めてかも
いいなーとは思わないけど圧巻
ロカイユ装飾だっけ?そこどんな細かい仕事しちゃてるの?って感じですごいなと思います
まぁそれはどんな教会建築見ても思うけど -
金色とピンク色が融合するとこんな感じに
-
聖ペトロ教会を出て今度こそはしっかり地図を見ながらマルクト広場を目指す
雨が降って傘さしてるから地図が見にくい...
行く途中にあった美術館?わかりません -
その美術館の入り口にあったオブジェ
かわいいから撮ってみた -
いきなりマインツ大聖堂(Dom)の内部
すごい雨が降ってさらに寒くて早くどこかに入りたくて
それなのに大聖堂の入り口がわかりにくかった...
入り口はマルクト広場に面する路地の奥にひっそりとある
歩き方によるとドイツで3本の指に入る大聖堂らしい
確かに大きくて荘厳
もともとの建物は1066年の焼失して現在のは12世紀に再建されたロマネスク様式のものらしい -
大聖堂内部の窓
下の方には年代が書かれた色の違う人物が描かれている
代々の司教さんかな...わからず -
内庭回廊
中庭に面して3面が回廊でかこってある
聖堂内部には人がたくさんいたけどこちらにはほぼ人がいない
きれいなのに...なぜ? -
回廊の柱越しに向こうの建物を見る
天気が悪いのが何より残念 -
中庭にある墓地
きれいに花が供えてある
雨が降っているから緑が濃くてきれい -
回廊から見た塔
アングルが全然だめだ...
帰ってきて写真見たらぶれてる写真の多さにショック
勉強しないとなー -
外に出てグーテンベルク広場方面から見た大聖堂
大聖堂上部に暗ーい雲が広がってる...うむ... -
写真ではわかりづらいけどどしゃ降り
ここらへんになるともうじっと立ってられないくらい体が冷えてきた
ドイツは今年夏がなかったと思う程ずっと寒かったらしい
たまたま私がドイツに着いた前日はあたたかかったから油断してこの日うすい長袖一枚で出かけたのが敗因 -
そんなんだからもう一秒だって外にいたくない!
ってことで教会が見えたらすぐ入ってしまう
ここはキルシュガルテンの近くにあるアウグスティーナ教会(Augustiner-kirche)
こちらはバロック様式 -
シャンデリア?と言っていいのか?豪華
しかしこういう様式は教会とか王宮とか天井がばかみたいに高い場合にその豪華さが発揮されて美しく見えるけど、つくづく日本の住宅スケールには合わないよねぇ
スケールの問題だけじゃないか... -
この教会ではパイプオルガンの練習をしていた
練習なのでとぎれとぎれだったり同じとこ繰り返したりの演奏だけど、教会という大きな空間に満たされた音が体に響く感じが気持ちいい
寒いしこれからどうしようかなーと考えながら、こっそり一人だけの演奏会をゆっくり楽しむ -
風除室?すてきだったのでパシャリ
-
そして外に出て寒さにギブ!
お昼ご飯を買って一度ホテルに帰ることを決意
駅にあるスーパーで水とお菓子を買って、パン屋さんにブレッツェルがあったので勇気を出して初注文
まぁ指差して「Bitte!(ください!)」って言っただけ
そしたらおじさんがドイツ語で代金を言ったけど全く何も聞き取れずとりあえず2ユーロ渡したら「多すぎるよ〜」って英語で言いながら1ユーロ返された
1ユーロもしないんだねーていうかよく見たら値段書いてあった
この頃は全くドイツ語に慣れてなくてお礼の言葉がとっさに出ずにもごもご何かを言ったらおじさんが「バイバイ」って言ってくれた バイバイありがとーう
ドイツはレジ袋がないのは知っていたので私が日本でも使っている(あんまり使ってないけど...)エコバックを持参 さっそく活躍 -
初ブレッツェル
これはガイドブックにあったのほど大きくなく手のひらサイズ
外パリパリで中モチモチモチ
塩味が効いててうまーい
しかもあったかいのだ -
ホテルに帰るまでほんとにドシャ降りだったのに、私がブレッツェルに感動してる間にみるみる外が明るくなってきた
雨女?
一時的なものかなーと窓の外を見たらさっきからは想像もできない青空が広がってる
もう今日はひきこもろうかなーと一日目にして考えてたけどこんな空見せられたら出かけるしかない
午前中にいった聖ペトロ教会
すごいいい天気でしょ? -
青空のもとの大聖堂
やっぱり天気がいいと気持ちがいい -
マルクト広場
雨が降っている時はほとんど人がいなかったけど、どこから出てきたのか人がいっぱいに
カフェのテラス席も出てた -
大聖堂が見えるベンチでひなたぼっこ
今度はちゃんとジャケット着てきたし、日が照るとだいぶポカポカしてきた -
マインツといったらグーテンベルク!らしい
グーテンべルクはマインツ出身の印刷技術を発明した人
世紀の大発明
このグーテンベルク博物館には当時の印刷技術を復元した工房や「グーテンべルク聖書」という貴重な本が展示されているそうで...
ここに来るまで全く知らない知識
必見らしいけど私は外から見ただけ -
外に置いてあった大きな木
インクのついた文字がついてる
使ったあとなのか...オブジェなのか...
外からガラス越しに昔の印刷体験?をしている子供たちが見えた
みんなおそろいのマントのようなエプロンを着てはしゃいでる
楽しそう!入ればよかったか?と思いつつ通り過ぎる -
グーテンベルク博物館奥の路地
-
朝は寒すぎて行こうとも思っていなかった川までお散歩
ライン川!ドイツの父なる川!
ライン川の観光船はマインツが始点であり終点
うひゃーライン川眺めちゃってるよーと感動
そしてまたベンチに座って休憩
何回休憩するんだ -
休憩してたら日本人のカップルに写真を頼まれた
おお!今日初めて日本人見たよ
私が歩き方読んでたから日本人ってわかったのかな?
ついでに撮ってもらう
わーい 初自分写真inドイツ
せめて一日一枚は自分の写真を撮ろうと決める
この決意は全く実行されないことになるんですが... -
そしてまた中心部へ戻って劇場前
ここでもベンチに座りましたぜ
隣のベンチではおばぁちゃんと孫がアイス食べてる
こんなに寒いのに!ドイツ人はアイス大好き
皆歩きながらむしゃむしゃ食べてる -
駅方面へ歩いてたつもりがまたライン川に出てしまう
あれ?駅と川全く逆方向なんですけど...
決して方向音痴ではない私だけど道がうねうねしてて方向感覚を失う
それにしても今日歩きすぎ
明日からはもうちょっと計画的に歩こうと決意 -
市庁舎?ここどこ?わからないままに歩く
-
歩きすぎてお腹すいた...あったかいものが食べたい...
でもどこ入っていいかわかんないしなー
と思ってロンリープラネットの食事欄をパラパラめくる
ロンリープラネットは日本人ではない人が書いたガイド本でおすすめするところが日本人の感覚と違っていたりしておもしろい
でも厚すぎるから私は行く予定の都市だけプリントして持ってきてた
そこに書いてあったハイリヒガスト(Heiliggeist)というレストランが気になる
で行ってみたけどなんか敷居が高いよー... -
外のメニューを見てみたらちょっと高い
でも他に見つけるのめんどうだなー
と迷ってお店の前を3往復ぐらいする
完全に不審者
でも勇気を出せ!私!とがんばって入る
なぜここが気になったかというと昔教会だったところを改装してレストランにしたところらしく天井がきれいだと書いてあったから
確かに中は天井が高くてかっこいい!その分緊張!
どこでも座っていいみたいなので座る
奥のソファ席ではおしゃれさん達がまったりお茶してる -
いい感じでしょう?
ウェイトレスさん達みんな美人だしー
飲み物の注文を聞かれた(ような気がした)から「Apfelschrle,bitte」と言ってみた
そしたら「大きいの?」と英語で聞かれたから大きいのを注文
とりあえず通じた そして英語でもOKだとわかった
Apfelschrleは炭酸リンゴジュース
飲み物を待つ間必死に食事メニューを見るけど理解不能
うーむ...シュニッツェル食べたいなー -
飲み物を持ってきてくれたついでにシュニッツェルがあるか英語で聞いたら「英語のメニューあるよ」と持ってきてくれた
美人なのにやさしい(偏見...そして相手は仕事だ)
しかしシュニッツェル18ユーロ!初日からそんな贅沢できませぬ
「ちょっと高い...」とつぶやきながら他にお勧めを聞いたらチキンのなんとかかんとかを勧められたけどこちらも14ユーロ
結局高い...そんな店なのだ!と割り切っておすすめのチキン料理を注文
これがかなりおいしかったのです
チキンもさることながら付け合わせのポテトを揚げたようなのが絶品 うまー! -
料理の後もまったりして結局2時間近く過ごす
その間にお店は満席に
「Zahlen,bitte(お会計お願いします)」もちゃんと言えたし、通じた
すてきなお店で一通りこなせたのでちょっと自信がつく
お店を出た時は8時半くらいだけどこの明るさ -
帰りはくたくただったからトラムに乗る事に
ホテルの往復で何番のトラムに乗ればいいかは確認済み
切符を買うときにちょっとまごついたけどなんとか1回乗車券(Einzelfahrt)を買えた
実は昨日苦労して買ったマインツ行きの切符は一日乗車券(Tageskarte)だったのだ
なんか高いなと思ってのです
ちゃんと勉強した
今日は一日よく歩いたーおやすみと寝る
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