2007/08/25 - 2007/08/28
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Mugieさん
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3歳の娘を連れて3泊4日香港へ行きました。
当初リゾートへ行く予定がキャンセルに…(涙)
ダンナが3泊4日しか休めないし子連れなので、近くて医療が充実していて英語が通じる、そして前にも行ったことがあるということで急遽、香港に決定!
子供が飽きないように、フェリーや二階建てのトラムやバスで移動し、ディズニーランドにも行きました。
行きは成田発9:45、CX509便。帰りは香港発15:00、CX500便。
出発約2週間前にチケットを手配したため、思ったよりチケットが高かったけど、午前便にこだわり大人70,600円+諸税7,070、子供は53,000円+諸税。
手配はIACEトラベル。
ホテルはシェラトン・ホテル&タワーズ。
アップルで予約。1泊22,000円。
シェラトンはMTR(地下鉄)の尖沙咀駅からも近いという立地の良さと海沿いであること、そして高層ビル群を眺める屋上プールの写真に惹かれて決めました。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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8月25日
<旅行初日>
当日は車で空港まで来て駐車場に預けてきた。
免税店でちょっと買い物をして飛行機の中へ。
気圧の変化で娘が耳が痛んで泣かないように、念のためアメをなめさせたけど、離陸前にはガリガリ、ごっくん…
まあ、うちの場合0歳から飛行機に乗ってるけど一度も泣いたことがない。
(補足:5歳くらいから離着陸時に耳が痛いというようになった。一般的に乳児期は大丈夫みたい)
今回は窓際だったため、富士山がきれいにみえた。
下から見ると青富士なのに、上から見下ろすと真っ黒なのにちょっとびっくり。
朝早起きした娘は食事が来る頃には眠ってしまったため、ママはゆっくりワインを飲んで食事を楽しめた。
食事は焼き鳥ごはん。デザートはアイスだった。
席についているモニターのチャンネルを回すと、映画「バブルへGo」がやっていた。
映画が終わると着陸。あっという間だった。 -
今回はランタオ島の新空港。
昔の街中の空港とはずいぶん趣が変わった。
空港を出るともうすぐエアポート・エキスプレスのプラットホームにつながっていて便利!
九龍駅からは料金フリーのシャトルバスでシェラトンホテルへ。
ところが、ホテルに着くとチェックインにやたら時間がかかる。
娘は飽き気味。カウンターにあったアメでつってみたけど、落ち着かない。
ホテルのスタッフが話しかけてくれたけど、英語だったせいか反応薄…
しまいにパパとロビーを散歩。
こんなに待ったのに、スタッフから出てきた言葉は「部屋が空いてないから1時間半待ってくれ」というもの…
がっかりだけど、空いてないのは仕方がない。
ここでごねてショボイ部屋を割り当てられると困るので、キングサイズ・ベッドの部屋の確約と飲み物券をもらって待つことにした。
娘が外に行きたいというので、出ると雨。
コンビニで傘を買って歩き出すと「のどかわいた〜」
急いで重慶大厦で両替だけしてホテルへ逆戻り。
余談だけど、香港へ来る前に久しぶりに「恋する惑星」をレンタルビデオ店に借りに行ったらおいてなかった…
古すぎるのね(^_^;)
ホテルに戻ってみると、ロビーのラウンジはいっぱいなので、17階のスカイラウンジへ行くように言われた。
ちょっとイライラしながら上に向かうと、このスカイラウンジがすごーくよかった。
シーサイドのテーブルがもらえ、眺めが最高。
ちょっとかすんでいるものの香港島や湾を横切るクルーズ船や貨物船の往来がよくみえた。
娘と私はジュース、パパはビールを飲んでくつろぐ。
ルーフトップのプールを下見してからレセプションに戻ると、ようやく部屋がもらえた。
部屋に着くとさっそく娘は室内を探検。ベッドでジャンプ!
なぜかホテルが楽しいらしい。 -
ちょっとくつろいでからまた街を散策。
もう雨はやんでいた。
7時に会社の上司のご一家と夕食をとることになっていた。
上司は2週間のバカンスでプーケットに行ってたけど、ちょうどこの日に乗り継ぎで香港に着き、次の日の便で帰ることになっていたので、仕事の引継ぎを兼ねて、香港文化中心の映月楼(セレナーデ)で一緒に食事した。
上司がいない間はすごく忙しくて、会ったらいろいろ説明しなくては…と思っていたけど、香港に着いたらすっかり仕事の気分が抜けてしまった。
この店は動物の形をした飲茶が有名らしいので子供たちのために上司が予約してくれたけど、残念ながら夜は出してくれなかった。
でも、料理はおいしいし、シーサイドの席を予約しておいてくれたので眺めは抜群。
8時からシンフォニー・オブ・ライツが始まると、ちょうど目の前で花火がたくさんあがった。
花火はパンフレットの説明によるとこの日は土曜日だったので特別あがったよう。
日本のように大玉が打ちあがるわけじゃないけど、数ヶ所から方向を変えて打ち上げ、きれいな放物線を演出している。
娘は手をたたいたり、ジャンプしたり、花火の色を見て「青!赤!」と叫んでみたり、もう大興奮。
上司の娘のYちゃんと一緒に窓にしがみついてずっと見ていた。
実はこれがみたくて香港島に泊まっている上司を九龍側へ呼びつけてしまったのだった。
食事が終わってから上司一家とも別れ、海辺を少し散歩。
無料のジャンク船が運航していて乗りたかったけどさすがに娘にとってはもう遅いので断念。
ホテルに帰ろうとすると、目の前にあるというのに大通りが渡れない。横断歩道が全然見当たらないのだ。
しばらくいくとSubway(隊道)の入り口が。
(イギリス英語なのか、Subwayは地下通路)
一か八か降りてみるとホテルの下のショッピングアーケドに出られた。
香港は自動車優先なのかな。この後の旅でも目標物を目の前にしながらSubwayで迂回ばかりさせられた。
道を知らない旅行者にはすごく不便…
遅くなったのでシャワーを浴びて就寝。 -
8月26日
<旅行2日目>
全く子供との旅行は十分余裕を持って計画してもいつも思うように動かない。
娘は5時に起床。眠くて機嫌が悪くグズグズ。
そして、7時。そろそろお店もあくかと出かけようかとしたら、寝た(涙)
8時半に娘を起こし、朝食を食べにホテルの近くへ。
裏通りにいかにも地元の人ご用達みたいな粥麺のお店がある。
ところが、ダンナは娘がおなかをこわしたら困るなどと言い出し、チェーン店の大家楽へ。
上海ヌードルとコーヒーのセットでHK$17。
朝麺粥店でコーヒーをたのむとクリーマー入りのインスタントコーヒーだった。
砂糖だけお好みで足すらしい。
ヌードルの味はまあまあ。
ここで娘が「ウンチ!」と言い出したので、トイレに行くとファーストフードのトイレだというのにかなり汚い…
おまけに娘が用を足しているときにトイレットペーパーがないことに気づいた。
バッグはテーブルで待つダンナに預けてきてしまった…
ドアを開けてみると長蛇の列。そして、みんな手洗い横の紙をちぎって待っている。
事前に紙を取らなくちゃいけないらしい。
すがる目で見つめたら、待っていたオネエサンが紙を渡してくれた。
すごい並んでるので娘を急がせ、でようとすると「まだウンチ出る〜」と言い出した(涙)
おそるおそる開け、また紙をもらい用を足させる。
もう朝からげっそり…
手を洗うと、今度は手を拭く紙が出てこない。
横にレバーでもあるのかと探していたら、目の前に指が伸びてきて、ボタンを押すと紙が自動で出てきた。
見かねたおばさんが押してくれたのだ。意外なところがハイテクだわ。 -
腹ごしらえしてからスターフェリーへ。
大人HK$1.7。
ダンナが10$入れたが、改札のおじさんはおつりをくれる様子がない。
小銭をぴったり持っていないといけないシステムらしい。
景色がややかすんでいるものの、船に乗ると風が心地よく吹いてきた。
娘は大きなクルーズ船に興味津々。
香港島側についてコンビニで水を買って小銭を用意。
オープントップバスでビクトリアピークの山麓へ。大人、往復HK$33。
チケットを買ってピークトラムに乗ろうとすると、なんだか見たことのあるおじさんが…
蝋人形のジャッキー・チェンだった。
急勾配を昇ると山頂駅に到着。
前回来た時とは違ってきれいな駅ビルができていた。
ただ展望台へ続くエスカレーターが非効率的。
昇っては半周歩き、また昇るの繰り返し。
日本だったらだいたい蛇行するように昇れるのに。
歩きながらみやげものやをのぞかせて売り上げアップをねらってるとか?
展望台へつくと娘は自分で好きなように動きたがる。
念のためホテルのカードをポケットに入れさせたけど、迷子になったら大変だぞ〜! -
外に出て噴水の前へ。前回夜来たときはこの噴水が水の出るところにライトが動き、とても幻想的だった。
娘は噴水に近づき、水が出ると逃げる。
かなり夢中で噴水と遊び、案の定ぬれてお着替え。
さらに、朝ごはんをたいして食べなかったせいか「おなかすいた」と言い出したので、とりあえず、ポッティンジャー・ストリートをめざしトラムで下りた。
ここは絵葉書を見て素敵な感じだったので、期待しながら向かう。
トラムの駅からセントラルへ向かって歩く。 -
途中、けっこう立派な門構えのレストランで飲茶昼食にした。
記酒家。
ここは飲茶のメニューが書かれたシートに食べたいものをチェックしてオーダーする。
英語バージョンもあるのでわかりやすかった。
一皿HK$20前後。
どれもかなり!!おいしかった。
とくにデザートのエッグタルトは今まで食べた中で一番おいしかった〜
付け出しはピータン。
ガイドブックを見ると、ピータンはオリジナル製法でロースト・グースが絶品だとか。
確かに入り口の横にいっぱいトリさんがぶらさがってた。
早く気づけばオーダーしたのに… -
そのままポッティンジャー・ストリートへ。
そしてまた写真にだまされたことに気づく。
もしかしたら、夕方になればもっと露店がでてくるのかもしれないけど…がっかり。
そこから大通りまで歩き、2階建てトラムに。
2階へ行くと観光客らしき人で混んでいて座れない。
オープンだからけっこう暑い。
平行して隣を走る2階建てバスに乗ればよかった…
北角まで行く予定だったけど、ダンナがトイレと言い出し、コーズウェイベイ付近で降車。
そごうで休憩。
地下のカフェではカフェラテがHK$45。た、高い。 -
娘がお疲れ気味なので、ダンナはホテルに戻り休憩。
私はショッピングへ。
でも、お店はいっぱいあるのに、買いたい物が見つからない。
円が弱い上に、日本が長期デフレの間に他の国は物価があがってるからなのかな?
昔は値段にひかれて買ったのに、今は同じくらいだから日本で買ったほうがデザインもしっくりきていい。
結局何も買わず、MTRに乗って帰ってきた。
MTRはNotes Acceptedの表示がある券売機はコインだけじゃなくお札も使える。
改札はオクトパスカード専用のものがあり、切符を入れるところはあるのに出てくるところがない…
駅員さんに話すとよくあることなのか、すぐに改札機の鍵を持ってきて中に詰まっていた切符をだしてくれ、隣の改札を使うように言われた。
シェラトンへ帰る前に隣のペニンシュラのアーケードにチョコレートを探しに行った。
前に会社の人がおみやげに買ってきたオレンジピールのチョコがまた食べたかったのだ。
でも、残念ながら今は売っていなかった…
部屋に着くとダンナと娘がお出迎え。
トラムとフェリーで帰ってきたから、ほんの少し前についたという。
後でビデオと写真を見ると、二人でフェリーの旅を満喫してきた模様。
しばらく部屋で休憩。 -
夜はオープントップバスのツアーを予約してあったので、早めの夕飯を取る。
ツアーの出発地、日航ホテルに向かう途中にあった尖沙咀文化中心の中の上海料理レストラン小南国。
早めの夕食だったので、あまりおなかがすいてなく、えびチャーハンとグリル・チキン、小龍包をオーダー。パパのビールも入れて総額HK$250くらい。
ここはシーサイドに面していて眺めがいい上に、料理がすごくおいしかった。
いつも小食な娘がガツガツ食べる姿を久しぶりに見た。
付け出しはダイコンの紹興酒づけ。
見慣れないものにはすごい警戒感を示す娘。
眉をひそめながら、すごーくまずそうに一口。
そして、また一口。
結局気に入ったようで、ちょっと唐辛子が入っているにもかかわらず、これも「もっと〜」と食べていた。 -
いよいよオープントップバスへ。
ツアーは香港ナビで予約した。大人HK$2,000。キャンペーンで3人目はただ。
娘の希望で2階の一番前を陣取る。
まずは香港島の夜景を見ながらバスが走る。
このときはすごくクリアに夜景が見られた。
写真が撮れるように、高架橋でバスがゆっくり走るというサービスつき。
(止まるのはいけないそう)
そしてネーザンストリートへ。
お決まりのケバケバしく輝く看板の波。
「看板をさわるよ!」と言って娘を持ち上げてあげると大喜び。
さわれないと「今度こそ!」と真剣。
でも、何度も持ち上げたためママは筋肉痛気味になりました…
女人街で降りてショッピング。
昔はエロい下着ばかりだったけど、今はバッタもののカバンや時計、子供のおもちゃなんかが多かった。
そして至る所に私が持っていたカバンと同じ柄のコピーが…
でも、ブランド名は「ProSport」だって。
ここでは、韓国に行ったとき買ってきてよかったフェイスシートをみつけたので大量買い。
あとは子供の靴なんかを買った。
のどが渇いたので、ジュース・バーのようなところでハチミツレモンを買って飲んだ。
これが意外にすごくおいしかった。 -
8月27日
<旅行3日目>
朝はホテルの近くへ行き、大通りに面するローカル店へ。
今朝はえびワンタンとドリンクのセットを注文。
えびワンタンの下には透明な麺も入っていた。
干しえびが入っているワンタンでダシが効いていておいしかった。
コーヒーはやっぱりインスタントでクリーマー入り。
ただお値段はセットでHK$28。
思っていたより高かったけど、おいしかったのでOK。 -
ホテルに帰ってからはルーフトップにあるプールへ。
ジャグジーの所からきれいに景色が見えるはずなんだけど、運悪く修理中。
高いところで背泳ぎしながら空を見上げると少しだけ空が近づいたような。
雲を眺めながら泳いでいるとせわしない日常から開放された気分。
娘は足のつかないプールを怖がっていたものの、慣れてくるとパパやママにつかまって遊び始めた。
そして娘によるとこのプールが香港旅行で一番おもしろかったそう(涙)
パパと娘をプールに残し、部屋に戻り外出の準備。
この日は香港オフィスの同僚(8人)と一緒にランチの約束をしていた。
2人は面識があり、特に一人は同じ部屋に寝泊りして一緒に研修を受けた友達。
久しぶりの再会でうれしかった。
そしてその他の人たちはメールではしょっちゅうやり取りしてるけど、実際に会うのは初めて。
緊張しながらMTRにのり金鐘駅。
そこから徒歩で10分。
迷わずにいけたので、予定よりだいぶ早くついてしまった。
ビルのロビーでちょっと待っていようと思ったら、いきなりエレベーターのみでロビーはない。
日本だったらこのクラスの高層ビルなら当然ロビーがありそうなのに…
上に行くといきなり受付。
早くついたものの、笑顔で迎えられほっとした。
ランチは近くのエンパイアホテルの下のレストランで食事。
「小龍包」は漢字でもわかると香港人の同僚に言うとなぜか大うけだった。
あとは難解。香港の漢字は字体が複雑だし、だいたい英語のメニューがあるのでそちらばかりみてしまう。
そういえば、今キムタクがマンダリンに泊まっていると教えてくれた。
そして、午後はディズニーランドへ行くというとみんなに東京のが広くていいのに何で行くのと口々に言われた。
他愛のない会話で楽しく過ごし、レストランをあとにホテルへ戻った。
(この間写真がないので、散歩に行ったときの香港島) -
MTRでディズニーランドへ。
尖沙咀駅から荃湾線、東涌線、迪士尼線と乗り継ぐ。
迪士尼線(ディズニーランド・リゾート線)に乗り換えると、電車の窓はミッキーの形。
座席もラウンド状のユニークな配置で、イスの横にはそれぞれディズニーキャラクターの銅像がある。
乗った瞬間からすでにディズニーランドへ入った気分を味わえる。
が、駅に着くと暑い。おそろしくムシムシする。来たことを後悔する暑さだ。
チケットを買おうとすると娘が「ウンチ!」酷暑の中をトイレまで歩くことに。
園内に入るとすぐパレードをやっていた。
パレードを見る人たちが日傘をさしていてけっこう危ないなあ〜と思って立っていたら、パレードをしているキャラクターが水鉄砲を打ってきた。
なるほど、それでみんな傘を用意してたのね。
ぬれるけど、暑かったので少し涼しくなったかも…
そのまま眠れる森の美女のお城をくぐってファンタジーランドへ行った。
眠れる森の美女のお城はTDLのシンデレラ城に比べるとおそろしく小さい。
ファンタジーランドではまずミッキーのフィルはーマジックで3Dショーを見た。
館内のアトラクションなので涼しくてよかったけど、暗かったため娘はビビリ気味。
次は空飛ぶダンボ。
これがなんとも疲れた。
列の最後尾に並ぶと後から来た人がどんどん横入りをしていくのに、唖然。
後ろの列も長くなり、割り込みがなくなったと思ったら、何かを言いながら大人たちが横は入りする。
どうやら、子供たちが前にいるというらしい。
見ていると子供たちは隣の列にもぐりこみ、付き添いの大人が子供が待ってるからとかいって割り込むのが手口らしい。
2,3回それが続いたとき、前に並んでいたニセグッチのカバンを持ったおばさんが中国語で文句を言い出した。
すると、割り込みのおばさんはひるむことなく言い返し、強引に割り込もうとする。
さすがにむかついたので日本語で「いい加減にしなさいよ!ちゃんと順番を守りなさいよ!!」といい、ついでに「Stand in line!」と言ったらだまって戻った。
娘はびっくりしたのか「ママ、怒ってるの?」と聞いてきた。
私だって怒るんです。特にマナーが悪いのは許しがたい。
やっと順番が来て、次に乗る人だけ別のサークルに動いた。
が、ここでも入り口の前に人が殺到。
ゲートが開くとみんな一斉にもうダッシュ。
TDLだったら、順番に並ばされ、乗り物まで指定されるというのに…
もう暑さと割り込みへのイライラでへとへと。
つぎにシンデレラのカルーセル、そしてアリスのティーカップへ。
割り込みはさほどひどくなかったけど、前に強烈な臭いを放つ子供がいて参った。
彼が前の列に割り込んでいなくなったときは正直ほっとした。 -
暑くて疲れたので、ジュースを飲んで休憩。でも、オープンエアーのレストランばかりでインドアがみあたらない…
仕方なく暑い中ジュースを飲む。
ファンタオレンジを飲んだ娘は口と鼻の間がオレンジに変色。
ウェットティッシュで拭いても取れない。
いったいどんな着色料が入っているんだ…
でも、休憩中娘はすずめを捕まえるのに夢中。
スタッフのオネエサンは何度も話しかけてきてシールをくれた。
うわさ通り客のマナーは悪いけど、スタッフはけっこう親切でよかった。
休憩でちょっと元気になり、ゴールデン・ミッキーズというショーに並んだ。
みんな走ってきて並んでいるのでつられて並んでしまったけど、次のショーまでけっこう時間があったので愕然。
とりあえず、キャラメルポップコーンを買って食べながら待った。
するとポツポツと雨。いやーな天気。
でもここでは周りも外国人の観光客が多く、並んでいるうちに和やかに一緒に話すようになった。
前にいたティーネージャーの女の子二人は娘に「なんで(鼻の下が)オレンジなの?」と聞いてきて、それから娘と少し遊んでくれた。
歌とダンスのショーはすごく見ごたえがあった。
同じディズニーでもでてくるキャラクターが東京とはちょっと違ったりする。
ここではムーラン(さすが中国)とかノートルダムの鐘のキャラクターがでてきたりする。
すごかったのはターザン!
ロープにつかまってぐるぐるぐるぐる、さらにぐるぐる回る姿は雑技団ぽい。
見てるほうが目が回りそう。
ダンボもティーカップも日本で乗れるんだから、香港ならではのものから回ればよかったと後悔。
ショーが終わって外に出ると雨がポツポツ。
娘が乗りたいというのでトゥモローランドのオービトロンに並んでいると雨足が速くなり、あっというまにどしゃぶり。
動くにも屋根のあるところがなくてなかなか動けない。
ちょっと雨足が弱くなったところを見計らって近くでインドアのバズ・ライトイヤーアストロブラスターに並ぶ。
列が長いけど、雨宿りをかねて。
終わってでてきたら雨がやんでるといいな〜と思ったけど、願いもむなしく雨。
これで花火も中止。
夕飯を食べようにもレストランも満杯。
みたかったライオンキングのショーもあきらめ、すごすごと帰ってきた。
事前情報では小さいしガラガラなので半日で十分、だったのに平日にもかかわらずけっこう混んでいたし、雨にもたたられ、わずかなアトラクションしか行けなかった… -
MTRの尖沙咀駅についてとりあえずあいているレストランへ入った。
外にあったメニューでは特に高くなかったけど、入ってみると、店内はやや高級感があっていい感じ。
ベビーチェアを持ってきてもらい、とりあえずお茶をたのんでからメニューを選び始めると娘が「ここ、変なにおいがする…」と愚図りだす。(涙)
気に入らないものは決まってこう言う。そしてこのセリフが出ると、説得できたためしがない…
仕方なく店長っぽいおじさんに娘の具合が悪いから帰りたいと言うと「いいよ、いいよ」って感じだったので支払わずにでてきてしまった。
ホテルに帰ると「気持ち悪い」と言うものの、日本から持ってきたアポロチョコをだすと、1個食べる。
すると「なんか、元気出てきたみたい〜アッポロチョコもう一個ちょうだい」などと言いだす。(娘が言うとアッポロチョコになる)
とりあえず、ほっとし、ルームサービスを頼む。
あまり食欲はなかったので、とりあえずピザとパスタを頼んだ。
「15分で行きます」と注文を受けた人が言ってたので、早く来るのはいいけど、まさか茹でずにチンなのかな…と思っていたら、30分近くたってからやってきた。
そして、きたものをみてびっくり。
ピザもパスタも超大きい。
パスタにはパンも5個くらいついてきた。
どちらか一つで十分だった。
HK$270。一応高級の部類に入るホテルのルームサービスだから仕方ないお値段だけど、味は…まずくはなかった。 -
8月28日
<旅行最終日>
朝起きてMTRで油麻地まで移動。
朝食は駅近くのお店で取る。
焼きそばとドリンクのセット。
ペラペラのプラスチック皿の上にクッキングペーパーのようなものが敷いてあり、その上にのって出てきた。
チープ感が漂っているけど、味はなかなかおいしい。
お店のおばさんが娘に三文治(サンドイッチ)を出してくれた。
マーガリンと何かが塗ってある感じで具はないけどおいしいらしくめずらしく娘が完食した。 -
食後金魚ストリートへ。
ガイドブックの写真を見ると素敵だけど、実際は…
小売用に金魚が一匹ずつビニール袋に入って店の前に釣り下がってるのは確かに写真通り。
金魚の種類も確かに豊富。
一つ奥のスニーカー通りを散策しようとすると娘が「ウンチ!」と言い出す。
見る余裕もなく突き進む。
実際スニーカー店はそんなに多くなく、固定の店舗の前に立つ露天は安物衣料ばかり。
途中から果物を扱うマーケットに変った。
急いで大通りへ行くとまだトイレは大丈夫というので、娘がずっと乗りたがっていた2階建てバスへ。
市場歩きはご機嫌ななめだったけど、バスに乗ったら上機嫌。
ずーっとバスに乗って街をウォッチングすればよかったかも… -
ホテルに戻り、チェックアウト。
バスの裏手に来るシャトルバスで九龍駅へ。
つかの間の旅でした。
駅へつくともうここで飛行機にチェックインができる。
スーツケースも預けられるので、手ぶらで空港までいけてとっても便利。
こういうシステム、日本でも東京駅とかにあってもいいのに〜
エアポートエキスプレスにのって空港へ。
ゆっくりお土産でも買おうとしたら、娘が「おなかすいた〜!!」と愚図りだす。
お昼は飛行機で出るのに〜(涙)
いつも小食なくせになんでこんなときにおなかがすくのよ〜と思いながらも、仕方なくファーストフードでポテトを買ってあげる。
終わるとまた「おしっこ、もれちゃう!!」と言い出しトイレにダッシュ。
気づくとお土産を買う時間がわずか…
まだ、会社へのお土産も買ってないし、香港ドルがけっこうあまってるのに〜(汗)
両親は焦っているのに娘は「歩けない。だっこ〜」
11キロの娘を担ぎ、ダンナと交代でお土産を買おうとするけど、ブランドショップばかりで配り物のお菓子を売っている店がみつからない。
もうおみやげはあきらめて搭乗ゲートに移動するためシャトル電車に乗ったら、着いた所に店がいっぱいあった…
もう時間がないので香港に来たというのにモーツアルトやリンツなどチョコを大量買い。
だっておいしいんだもん。
後日モーツアルトチョコを会社に持っていったら「オーストリアへ行って来たんですか?」と言われた。
今回は違います…それにバラ茶もあるでしょ…?
飛行機へ飛び乗り、無事離陸。
こんなにバタバタな搭乗ははじめてだったかも。
一息つくとランチ。
娘は案の定、ほとんど食べずにお昼寝。
きっと疲れがたまってぐずぐずだったのね。
朝から散々娘に振り回されたけど、寝顔を見るとやっぱりかわいいw
どんなに事前準備をしても、予定通りに進まないのが子連れ旅行の醍醐味、としよう。
中国語のテレビばかりだったので、自分も寝た。 -
ところが、一眠りするとなんだか横が騒がしい。
「失礼します」という声とともに自分のシートのライトがついた。
目を開けるとおじさんが通路にひっくり返っている。
FA(フライトアテンダント)のオネエサンが「お客様、持病はございますか?」
「お酒は飲まれましたか?」などと聞いている。
「もう大丈夫」とかすかな声でおじさんが答えている。
FAのオネエサンは別のFAに「Oxygen(酸素)」と叫び、おじさんの胸元を緩める。
おじさんは「もう起きれる」と言っているが、酸素マスクが来てつけられる。
騒ぎで娘も目を覚ます。
そこへおもむろに老紳士がおじさんの足元へやってくる。
オネエサンが「お客様はお医者様ですか?」と聞く。
テレビドラマで見るように、本当にお医者さんがでてくるんだ〜と感心していると、老紳士は無言のまま倒れているおじさんの足の裏を2,3回揉む。
そして、隣にいた男性のFAに英語で「このままでは危険なので針を持ってきてくれ」という。
FAは意表をつかれたからか、英語がよくわからなかったのか、対応に困ったからなのか何度も聞き返している。
「針がほしいって言ってます。Needleって。」とオネエサンFAに教えてあげると態度が豹変し、「お客様、もうご自身で立てるといってるので大丈夫です」と老紳士に日本語で断っていた。
「あの施術師は日本人じゃないって…」と心の中でつぶやく。
そして男性FAに抱きかかえられ、おじさんは後部座席へ移動した。
騒ぎが終わったと持ったら、着陸態勢に入る。
あっという間のフライトだった。
そして、着陸後ふと振り返るとさっきのおじさん。
「いや〜ホントは倒れてすぐ意識があったんだけど、大騒ぎになっちゃって…倒れる前はすごく気持ち悪かったけど、もうすっきりしちゃったよ」と元気そうに連れの人と話していた。
たいしたことなくて何よりです。
もう何十回となく飛行機に乗ってるけど、こんなの見たの初めだったわ。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- hinaさん 2010/06/26 08:40:53
- 8月にいきます!
- はじめまして、Mugieさん!
子連れ香港旅行記、拝見させていただきました!
やはり子供もペースに合わせて行動になりますよね。。。
子連れでは、まずディスニーへ行くのがよさそうですね。
他に子連れでいく場合、
Mugieさんのおすすめがありましたら教えていただけますか?
- Mugieさん からの返信 2010/06/26 09:21:33
- RE: 8月にいきます!
- ご訪問ありがとうございます!
8月だと同じ時期ですね。
お子さんの年齢にもよりますけど、うちの子は3歳で乗り物に
乗るのが大好きだったので、フェリーや2階建てトラム、バス
などをとても楽しんでました。
シンフォニ−・オブ・ライツも喜んでました。
買い物はやっぱり飽きちゃってダメでしたね〜(T_T)
ディズニーランドは子どもは大好きですが、夏は暑くて大変
でした。
香港のディズニーランドは日陰がないし、エアコンの効いた
レストランもあまりなくて…
うちは行きませんでしたが、香港海洋公園も子連れにはよさ
そうですね。
これから予定を立てるのが楽しみですね♪
何か聞きたいことがあったら、お気軽にどうぞ。
-
- hkt-hamariさん 2008/01/06 14:32:01
- 子連れは疲れますね!昔を思い出しました
- いやあ!懐かしい感じがします。我が家も昔はこんなのでした。
でもすぐに忘れて次の行き先を考えていました。結構あちこち行きました。
どこにでも喜んで付いてくるのは、小学校の低学年までです。
我が家の3人の子連れの香港旅行の時も、突然「うんち」が入れ替わり立ち代りあり、あるときは銀行のサービスコーナーのようなところのお姉さんに
隣の店のトイレを案内していただいたのを、思い出しました。
旅行時は常に予定変更の連続で大変ですが、今となっては、良い思いでです。こどもは忘れていますが。でも、なぜか旅先での病気だけはありませんでした。腹痛に下痢はつき物ですから、それは病気のうちに入ってません。
次回の旅の報告をお待ちしています。
- Mugieさん からの返信 2008/01/07 13:15:57
- ご訪問ありがとうございました<(_ _)>
- hkt-hamariさんはお子さんが3人もいらっしゃるんですか。
さぞかしにぎやかな家族旅行でしょうね!
うらやましいです。
ある程度いろんなことを予測して旅の準備をしても、やっぱり
子供は予想外のことをしでかすので大変ですね〜(^_^;)
それでも子供が楽しんでくれると、連れていくかいがあります。
今度、ゆっくりとhkt-hamariさんのブログにお邪魔します!
-
- むんさん 2007/12/31 12:12:59
- 香港家族旅行!
- Mugieさん、こんにちは!
このたびはありがとうございました!!
こちらこそ登録の承認ぜひよろしくお願いします。
(登録依頼のとき、途中で送信してしまったかも。
すみません。)
ご家族での香港旅行、とっても思い出に残る素敵な旅に
なられましたね。
拝見しながら、我が家もこういう頃あったなぁ〜と
とても懐かしく感じました。
小さい子供さんが一緒だと、色々と心配になったり、
予定通りいかなかったりすること多いですが、
子供がその年齢のときにしか体験できない貴重な旅のパターン!
娘たちが大きくなりつつある今すごく感じてます!
Mugieさんはこれからお子さんの成長に伴って、色んな旅を
積み重ねていけるんで、とってもうらやましいです!!
>娘によるとこのプールが香港旅行で一番おもしろかったそう(涙)
このお嬢さんの言葉!すごくわかります。
我が家の娘たちもそうでした。
小さい頃、「どこ行きたいの〜」と聞くと、娘たちの決まり文句は
「プールのホテル!!」でした。南国の綺麗なビーチに行っても、
プールの勝ちなんです。(笑)
これからもどうぞよろしくお願いします!
- Mugieさん からの返信 2007/12/31 17:14:07
- RE: 香港家族旅行!
- 私の方は娘がもっと大きくなったら、こんな風になるのかな〜と
想像しながらむんさんの娘さんたちを見せていただいています。
小さな娘との旅は大変なことも多いですが、親の期待した所とは
違っても、旅を楽しんでくれているのが何よりです。
こちらこそお気に入りに入れてくださりありがとうございました!
これからもよろしくお願いします(*^_^*)
-
- 離島民さん 2007/09/25 02:39:45
- 夏休み中だからかも。
- はじめまして。
あちらの掲示板の方から飛んでまいりました。
平日のディズニーランドの込み具合。
やはり、香港も中国もどこでも8月は夏休みですから、子供の休みに合わせて平日に休みを取って遊びに来ている人たちもああかったんじゃないかなあと思いますよ。
- Mugieさん からの返信 2007/09/25 12:34:32
- ご訪問ありがとうございました!
- 某板ではおみやげの件でアドバイスをいただき、ありがとうございました。
ディズニーランドは夕方から雨が降ってしまい天候にもたたられました...
ライオンキングのショーが見たかったのでまた行きたいです。
今回は九龍半島と香港島の海沿いをさらっと行っただけなので、次回は他のエリアにも足を伸ばしたいです。
ゴンピン360も行きたかったのですが、まだ再開しないようですね。
また香港へ行くときには離島民さんのブログを参考にさせていただきますね!
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