2007/05/07 - 2007/05/11
4855位(同エリア6127件中)
たかぎさん
ギリシアひとり旅、その2です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー
- 航空会社
- エミレーツ航空
-
ホテル・ヘルメスの朝食、二日目です。
並んでいる食べ物は昨日とまったく変わりません。 -
泊まった部屋から外を眺めます。今日も快晴、いい天気。湿度が低いのが気持いい。
ただこの写真で気が付きましたがスモッグがかかってますね。
確かにアテネの街中は車が多く、排ガス規制も日本ほど厳しくなさそうでした。 -
こちら方向だとよりスモッグが見えます。
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昨夜入ったタベルナを上から。
ホテル・ヘルメスはT字路の突き当たりにあります。
なのでこんな感じに。 -
ホテルを出てアテネ三日目です。
今日はペロポネソス半島一日ツアーを申し込みしました。
集合場所へ向かう途中の八百屋兼雑貨屋さんで。 -
観光貸し切りバスに乗り込みました。
席は半分くらい埋まっています。
ほとんどが欧米系っぽい人達で、アジア系は日本人風の女性二人連れとインド風のカップルと自分です。 -
アテネの街中は少し渋滞していました。
高速道路に乗ってからは快調に走ります。 -
コリントス運河です。ここはウェブの写真で見つけてぜひ来たかった所です。
バスはここで20分のトイレ休憩となります。 -
他にも駐車場には観光バスが停まっています。
コリントス運河に架かる橋には車道だけでなく、歩行者用の橋も架けられていて観光客でこんなに混雑。 -
これがコリントス運河。ちょっと他では見かけない眺め。
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地層が分かれているのがはっきりと見えます。
海の色が群青色です。
運河なので時々船が通るようです。 -
こんな地形を生かしてバンジージャンプもできるようです。
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反対側の歩道から。
道は片側一車線で歩道が両側に付いています。 -
なんと真実の口が。
これは占い機でお金を投入して口の中にある画面に手相を読み込ませると運命が分かるとのことです。
さっそくチャレンジ、一回1ユーロ。
・・・・、結果は愛情運が強くて健康運はいまいちとの事です。
それがプリントアウトされて出てきて終了。 -
こんなドライブインのような施設が幾つかあります。
休憩も終わり出発。 -
ミケーネ遺跡へ着きました。
日ざしが眩しい。 -
ライオンの門。残念ながら首から上は欠落しています。
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丘のてっぺんには宮殿の跡地が。でも何もないようにしか見えません。
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博物館が併設されています。
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歴史を感じさせるんでしょうがさっぱり分かりません。
壺を見ると「なんでも鑑定団」に出すといくら位になるんだろーか、そんな不謹慎なことが頭によぎります。 -
ミケーネを出発して昼食のレストランへ着く。
この茄子のムサカは茄子の間にひき肉を詰めたものでとても美味しい。 -
グリークサラダ。
チーズが美味しい。 -
これはスブラキといって色々な肉の串焼き。
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これが入ったレストラン。昼食代はツアー料金に含まれています。
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レストラン入り口。
ギリシアの田舎も日本の田舎と同じく人の姿が少ない。 -
このツアーで乗ったバスです。
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ナフプリオンに少し立ち寄る。
海に見えるのはブルジイ島か。 -
ギリシア国鉄のレールが見えたがどうももう列車は走っていなさそう。
奥が終点だったナフプリオン駅。 -
パラミディの要塞。
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エピダウロスに着きました。
この古代劇場は紀元前4世紀に造られたもの。
なんとまだ現役で夏には夜にオペラやコンサートがここで開かれるとの事。 -
古代劇場の上まで登ります。
階段が急でちょっときつい。 -
古代劇場の前にある博物館に入ります。
古い彫刻がたくさんあります。 -
遺跡内にあった公衆電話。
日本の国旗が示されているので直通でかけられるのでしょう。 -
エピダヴロス遺跡前にあったお土産屋さんに連れて行かれます。
よさげなテラコッタの壺がかなり高い。
ギリシア名物の目玉マークのガラスがエーゲ海クルーズで立ち寄った店では1ユーロだったのにここは同じものが3ユーロ。
テラコッタの壺なんかも同じように高いんでしょう。 -
これが土産物屋さん。
日本人の女性二人連れはヴァイオリニストの瀬崎明日香さんとのこと。
残念ながら存じ上げませんでした。
日本に戻ってウェブで調べてみると有名な方なようです。そして美しい方でした。
ペロポネソス半島一日ツアーも終わりです。 -
シンタグマ広場へ帰ってきました。
おしゃれなトラムが走っています。アテネオリンピックのマラソン競技の放送でも見かけました。 -
まだ明るいので地下鉄3号線でエヴァンゲリモスへ。
トロリーバスも多く走っています。 -
地下鉄の駅の上が公園でその中に教会があります。
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エヴァンゲリモス駅入り口。
英語と並んで出ているのを見るとギリシア文字のUがVのようです。 -
アテネ地下鉄の路線図です。
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シンタグマ広場へまた戻りました。
何か野外コンサートが行われています。 -
エベレストというファーストフード店の二階にあるネットカフェです。
何故か蚊が多くいて数箇所刺されました。 -
ホテルへ帰る途中にあったヌードルの看板が出ている店で夕食を取ります。
オイスターソースのたっぷりかかった焼きそばでこれが美味しい。
テーブルにはキッコーマンの醤油も。
ホテルへ戻り眠ります。 -
ホテルの朝食三日目。
さすがに飽きてきました。 -
昨夜のヌードルの店です。
夜は外にもテーブルが出ていて活況でした。
朝なので閉まっています。 -
地下鉄2号線でギリシア国鉄の駅があるラリッサへ向かいます。
中から外へ出るのですいています。 -
ギリシア国鉄の機関車です。
これから海峡の町ハルキダへ向かうことにします。
料金5.1ユーロは約770円。 -
1番ホーム8時51分発のハルキダ行き。
そんなふうに書いてあるようです。
定刻通りに列車は出発します。
列車はボックスシートの車両とコンパートメントの車両が連結されていてどちらに乗ってもいいようです。 -
途中の小さな駅で。
-
やはり途中の小さな駅から。
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ハルキダに到着しました。1時間15分の道のりでした。
駅舎にはハルキスと出ています。
ハルキダでもハルキスでもどちらでもいいようです。
北海道の旭川がJRのあさひがわと一般のあさひかわのように異なるようなものでしょうか。 -
ハルキダは鉄道の終点で、来た列車が一時間くらい後に折り返しアテネのラリッサ駅に戻るようです。
その時間を利用して海峡の町を歩きます。
海が川のように流れています。 -
海峡の両側。
一番狭い所に橋が架けられ駅もそのたもとにあります。 -
なんとここでも真実の口を発見。
ギリシアの観光地ではこれを置く事がムーブメントなんでしょうか。 -
ハルキダの繁華街。
どおってことないけれどいい感じの町です。 -
海峡側に出ます。
そういえば海峡を歩いて渡ったのは初めてのように思います。
橋が架かっている所が30〜40メートルくらいの間隔で、本土と島が結ばれています。 -
シーフードレストラン。
看板のイラストが日本人的な目から見るとちょっと違和感があります。 -
ガソリンスタンド。
bpとあるのでブリティッシュ・ペトロリアムの運営でしょうか。 -
パン屋さん。1ユーロからあります。
ソーセージが挟まれたパンを買います、1.4ユーロ。 -
ハルキダの市街地地図の看板。
-
ハルキダ(ハルキス)の駅に戻りました。
駅の待合室にある発車表示板。 -
駅のホーム。
ホームはここだけ、いったん入線した列車は乗客を降ろした後にバックして機関車を付け替えているようです。
右奥には行き止まりの線路が。 -
コンパートメント車両の通路。
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普通車両でも前の座席からテーブルが倒せます。
例の美味しい缶コーヒーとさっき買ったソーセージ入りパンを食べます。 -
車窓からは海岸の風景が。
海は綺麗で釣りをしている人もいます。 -
検札が廻ってきました。制服なんでしょうがかなりラフなものです。
行きも帰りも乗車率は30%くらいでした。 -
きれいな形の斜張橋です。
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テッサロニキ方面からの本線と合流します。
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トイレは掃除が行き届いています。
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車両は飛行機も造ってるポンバルディア製。
デザインはシーメンス。 -
アテネ郊外まで戻ってきました。
バラストで枕木が見えない。 -
アテネのラリッサ駅に帰りました。
ホームからは地下道をくぐり駅舎に戻ります。
ホームは3つでJRの田舎の駅のような感じです。 -
ラリッサ駅の駅舎です。
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ラリッサ駅前はこんな感じ。
中心から少し離れているのでのんびりしてます。
実家の愛媛県にあるJR松山駅に似ているような。 -
駅舎の端にはエベレストが入っています。ギリシアで多店舗展開をしているようです。
すぐ前には地下鉄2号線への入り口が。 -
地下鉄ホームでは次とその次の列車の行き先と、あと何分で到着するかが電光表示されています。
-
地下鉄でネオス・コスモス駅まで戻り、今度はトラムに乗ります。
同じように次の列車の行き先とホームに到着までの時間が表示されています。
24時間(一日ではない)乗り放題の乗車券が3ユーロで地下鉄・トラム・トロリーバス・市バス・郊外鉄道に自由に乗れます。
ただ国際空港に連絡する便は別料金です。 -
トラムの車内にて。
連結しているのでカーブになると写真の奥のようになります。 -
シンタグマ広場に戻ってきました。
そんなに大きな広場ではありませんがアテネの中心地です。 -
再び地下鉄でエヴァンゲリモス駅へ行き、国立美術館に入ります。
JTB発行のガイドブックにモーリス・ユトリロの作品があると出ていたので見に行きます。
館内で何人に尋ねても分からないようです。
やっと所蔵リストを見せてもらい説明します。
絵を直接見ることは叶いませんでしたが、リストにあるものを写真に撮らせてもらえました。 -
美術館を出て歩いてリカヴィトスの丘のふもとにあるケーブルカー乗り場を目指します。
階段がきつく、こんぴらさんみたい。 -
登ってきた階段を振り返ります。
まもなくケーブルカー駅のようです。 -
ケーブルカーのふもと駅。
人に聞いた時にはケーブルカーでは通じませんでした。
フニクリで通じるのはヨーロッパ共通のようです。 -
改札です。切符は右の自動券売機で買います。
往復で4.5ユーロ。 -
出発。
残念ながら全線が山の中のトンネルなので景色は見えません。 -
リカヴィトスの丘の頂上に到着。
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素晴らしい眺め。
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アクロポリスのパルテノン神殿がはっきりと。
そして遥か向こうにはエーゲ海と一日クルーズで使用したピレウス港も見渡せます。 -
リカヴィトスの丘頂上にはこんなカフェもあります。
ケーブルカーは朝9時から深夜3時まで運行しているようなので、夜景を見ながら軽くお酒なんてのも素敵でしょうね。 -
リカヴィトスの丘ケーブルカー時刻表。
-
階段を降ります。
階段の両側のは緑が多くて気持いい。土産物屋や一般の商店はそんなにありません。 -
シンタグマ広場のピタ・パンという店でスブラキ・ピタを注文。
店のメニューにはギリシア文字でしか出ていないけれど写真を見て適当に選ぶ。
これが美味しい。豚肉とトマト・玉子・野菜などがピタというパンとピザの中間のようなものに包まれていて食べ応えもあります。
スブラキ・ピタが4ユーロ、水が0.5ユーロ。
テイクアウトも店の二階で食べることも出来ます。 -
ピタ・パン。店は小さくて見逃しそうになりますが、いつも数人の行列があるようです。
場所の目安はエルムー通りで隣にマックがあります。
このあとチェックアウトしたホテルに預けていた荷物を取り、地下鉄でアテネ国際空港に向かいます。 -
シンタグマ駅からは空港までの直行列車が30分から1時間に一本走っています。
地下鉄3号線をドゥキシス・プラケンティアス駅まで行き、そこから郊外鉄道に乗り入れて空港まで。 -
郊外鉄道の空港駅、八角形をしています。
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空港駅と空港は連絡橋で結ばれています。
動く歩道も完備。 -
搭乗手続きはEUとそれ以外の国で分かれます。
通貨だけでなくこんな所も統一が進んでいるようです。
飛行機は加速してギリシアの地から飛び立とうとしています。 -
さらばギリシア、さらばエーゲ海。
通貨がドラクマの時に来ることは叶わなかったけれど、楽しい思い出に残る旅になりました。
最後までご覧頂いてありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- メディアさん 2008/05/23 18:26:34
- ハルキダ行きましたよ
- はじめまして。もしかしてこの写真の橋は本土とエヴィア島を結ぶ橋でしょうか? 私は電車ではなくバスで行きましたが、途中で大きな橋を通りました。(確か長いのと短いのと2つほど橋を渡ったような気がします。)はるか下には海(正確には海峡ですよね?)が見えました。かなり高い所を走っているのだなあと怖くなったのを覚えています。
ハルキダにはカルキスなどの呼び名がありますね。人に言う時にはどれを使おうかといつも悩んでしまいます。
ところでこの街に行かれたのには何か目的があったからですか? 昔からエヴィア島はのどかな島のようですね。今でもそうなのでしょうか?
お写真、懐かしく拝見いたしました。ありがとうございました。
- たかぎさん からの返信 2008/05/24 00:06:21
- はじめまして、メディアさん
- こんばんは、はじめまして。
この写真はハルキダからの帰りの電車から撮ったものです。
ハルキダ駅を出た電車は海峡を左に、しばらく併走するような形になります。
釣りをしている人。小舟を出している人。そんな風景を見ていたら綺麗な形の斜張橋が目に飛び込んできました。
行きは反対側を見ていたか、ぼーっとしていたかで覚えてなかったので、あわてて写真を撮った記憶があります。
ハルキダには目的があって、と云いたいところですが残念ながらそうではありませんでした。
他の旅日記でもチャレンジしていますが、行った国の鉄道に乗るのが好きなんです。それで適当な距離で、行って帰れてしかも終点だったハルキダに白羽の矢が立ったということです。適当ですんません。
街並みといっても入り口のあたりを散策しただけですが、のどかでいいたたずまいの街でしたよ。
これからもよろしくです。
-
- mariさん 2007/11/30 01:08:20
- ハルキダ、懐かしい〜
- 旅行記、とても懐かしく拝見しました。
10年以上前、ドラクマの時代に友人と旅しました。
評判のお店で食べたスブラキは、今も味を覚えているくらいです!!
タベルナで知り合った教師の男性とソクラテスやプラトンについて語り合い(私たちの英語力で果たして何を話したのか思い出せませんが)、リカピトス山へ夜のドライブをしたり・・・。
リカピトス山からの夜景は、とても素敵でした。
ハルキダは、バスで行きました。
ちょっと無謀な旅も、今では良い思い出です。
- たかぎさん からの返信 2007/11/30 23:34:03
- RE: ハルキダ、懐かしい〜
- こんばんは〜
そうですか!
楽しい印象に残る、いい思い出ですね。
ぜひここのアルバムにアップしてみてください。
十年ですか。十年経つと車はもうほとんど乗れないし、新婚夫婦は倦怠期?
しかし旅の思い出は色鮮やかに残っています。
しかもユーロじゃなくてドラクマ時代とは。
ユーロは便利ですが味気ないし、円からだと引っ張られて物価が高く感じる国になってきたようで、僕の旅はちょっと残念でした。
またこちらに遊びに来てくださいね。
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