本場熊本で美味しいものを食べたい！

2007/09/13 - 2007/09/15

黒川温泉と熊本市内に1泊づつ宿をとり、お腹一杯食べてきました。

エリア 熊本

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ

　10時に熊本空港到着、天気は今ひとつ。空港からレンタカーのヴィッツで阿蘇をドライブしながら、1泊目の黒川温泉へ向かいます。
　お昼ごはんは、景色を見ながら焼カレーとチーズケーキを食べようかと思ったけれど、相棒が「せっかくなので、ここでしか食べられないようなものが食べたい！」と言うので、『阿蘇薬草園ハーブの里』へ。
　不安に思いながらもナビを頼りにたどり着いたのは11時でした。駐車場では、鶏くんと臆病なワンちゃんがお出迎えをしてくれました。
　レジでメニューを見ながら先に注文を済ませます。開店前くらいに店に入ったため、まだテーブルの準備ができておらず、「火をおこすので、準備ができるまでちょっと待っててね」とのこと。炭火で自分で焼いて食べるスタイルのようです。お土産売り場をブラブラと見ていたら店員のおばさんがお茶を持ってきてくれました。冷たくて美味しいお茶です。
　トイレに行ってくる。と言ったきり相棒が戻ってこないので、探してみると、草木に囲まれたテーブルで優雅にお茶しているじゃありませんか。みると、ここで販売している粉茶をご自由にどうぞということで、大きめの茶碗と粉茶がおいてあり、茶釜にお湯が沸いていました。温かいお茶に切り替えて、待っていると、中から「準備ができました」との声。写真とはちょっと盛り付けが異なりましたが、美味しそうで、量が多くてびっくりしました。
　写真は肥後牛のセットです。

地鶏のコースです。
野菜、お肉、豆乳汁、雑穀ご飯だけでも十分な量です。

　店の中央には、ビュッフェ形式で薬草など野菜を使った天ぷらや炒め物、佃煮などが置いてあります。初めて目にするサラダカボチャなど珍しいものもあり、ついつい手が伸びます。薬草なので少しずつ色々食べてね、と書いてありました。

　冷たい健康茶も飲み放題です。すっきりとしていてくせがなく美味しいです。
　ヨモギの天ぷらなど、どれも美味しくてつい食べ過ぎてしまったため、デザートのお饅頭のようなものはおやつにカバンにしまいました。

　お腹いっぱい食べた後は、パノラマラインをドライブです。あいにく天気が悪く景色はいまいち。
　草千里ヶ浜で少しお散歩＆休憩です。９月だからか、青さが足りないなぁ。放牧もされてないし、ちょっと残念。
　レストハウスでは、ソフトクリームをいただきました。思いがけず、とっても美味しかったです。食べてよかった。

　草千里ヶ浜のお馬さんたちと分かれた後は、一応見ておこうと思い、火口へ向かいました。せっかくなので、ロープウェイで行ってみようと思ったら、休止中。やむなく車で登りました。火山ガスがＣランクで、まったく火口には近づけない状態。駐車場から火口を眺めて1分もたたないうちに、「ガスがでているので、車かロープウェイの建物（エアカーテンで空気が綺麗）へ入ってください！」とのこと。仕方なく建物に入り、お土産でも見るか〜、と思ったところで今度は「危険です、下山してください！」という。有料道路代返せ〜！と言いたかった。自然が相手だから仕方無いけどねぇ。

　テンションが下がり、天気も崩れてきたので、宿に向かうことに。
　ドライブコースのあちこちで、美味しそうなあか牛さんと出会いました。

　15:00すぎに「夢竜胆」にチェックイン。
　写真は部屋からの眺め。
　「山桃」のお部屋、なぜかちょっと広め。感じの良い仲居さんに、町中のおすすめ情報を教えてもらい、お散歩することに。

　街中をお散歩、良さそうな宿を観察しながら進みます。まち自体は狭いのですぐに一周できてしまいます。途中、仲居さんおすすめの小さなお酒の店に立ち寄りました。店主おすすめの焼酎「一生懸命」を試飲、日本酒のような焼酎で、だけど日本酒よりもさらさらとした感じで美味しい。買う予定はなかったのに、つい1本購入して宿に戻りました。

　宿に戻るとフロントで声をかけられました。１７時から貸切のお風呂（無料）の予約が入っていますが、それまでの予約がないので鍵をどうぞ、時間前に入っても良いですよ。とのこと。早速部屋に戻り、支度をしてお風呂を入りにいきました。こじんまりとしたヒノキのお風呂でした。

　お風呂から戻り、部屋に戻ってくつろいでいると、もう夕食の時間です。18時30分にお願いしていました。

　全て運び終るのに1時間30分かかるという夕食の始まりです。何か焼酎でも注文しようと思ったら、買ってきた焼酎を飲まれてはいかがですかと仲居さんがすすめてくださったので、お言葉に甘えて「一生懸命」を飲んじゃいます。
　写真は、料理長が作っているという先付けです。どれも美味しい。

豚のしゃぶしゃぶです。

松茸の土瓶蒸し（とってもとっても美味！）もあったのですが、写真とり忘れました。。。

パイ包みスープ（ちょっと中華風）
これもＧＯＯＤ！

ヤマメです。
臭みもなくて美味しい。前を流れる川でとれるそうです。

デザートのマンゴープリンです。別腹で全部いただいちゃいます。

以上夕食でした。お腹一杯すぎて苦しかった。

お布団を敷きにきた時にそっと置かれていった『夜食』です。夕食後何時間も経過しないと普通の人はお腹に入らないと思う。結局、流石に残しました。だって朝になったら当たり前だけど朝食がでるし・・・。
一休みしてお腹がこなれてから、お風呂に入りにいきました。遅い時間だったので他にお客さんもいないし、夜で暗いので混浴の露天風呂に入りました。もうちょっと景色が見えると良いのだけれど、逆に外から見えちゃうからね。

朝ごはんです。
白米がもっと美味しかったら最高だった。

　昼頃に宿を後にして、お蕎麦やさんを目指します。
　ちょっと時間が早かったので、途中にあった夫婦滝に立ち寄りました。マイナスイオン全開といった感じで気持ちよかった。

　お昼は「山村　万願寺そば」へ。
　ナビと看板を頼りに無事にたどり着くことができました。
　　店は小綺麗で雰囲気もよく、すぐ横を流れる川の音を聞きながら、贅沢な気分でお蕎麦を頂くことができます。
　二人で、セットと田舎そばを注文しました。セットは野菜の天ぷらと汁、ご飯、小鉢、そば湯コーヒーがつきました。天ぷらの野菜は、ナスやししとうのほかに、食べたことのない野菜も入っていました。ぷりぷりとした透明な麺のようなあれはなんだったのかな。
　その他に、わさびと大根が付きます。自分ですりおろして好きなだけ使えるのは嬉しい。わさびはほとんど辛みがなかったので、たっぷり使ってしまいました。
　一番美味しかったのは、実はそばではなく「かまだきご飯」でした。美味しかったなぁ〜。また、そば湯は濃厚でとても美味しかったです。セットのそば湯コーヒーはいまいちでしたが。
　帰りに歩いてすぐの立岩水源で水を汲みました。綺麗に整備された公園のような水源でした。

　つづく