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アヴィニョンを起点に、ローマ遺跡と中世城壁都市を巡る南仏の旅。<br />3日目の午後はアルルを訪れました。<br />古名は“沼の近く”を意味するアルラーテで、もともとはケルト人(ガリア人)の街。<br />ローヌ川から地中海への水運に恵まれ、後にギリシャの植民都市に。<br />紀元前46年、ユリウス・カエサルが軍団兵を入植させてからはローマ都市として発展。<br />(港町マルセイユは、カエサルの政敵ポンペイウスに味方したため冷遇・・・)<br />現在でも円形闘技場や劇場、公共浴場など、ローマ遺跡が数多く残っています。

南仏のローマ遺跡と中世城壁都市(5)アルル

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2007/08 - 2007/08

172位(同エリア251件中)

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Giraud

Giraudさん

アヴィニョンを起点に、ローマ遺跡と中世城壁都市を巡る南仏の旅。
3日目の午後はアルルを訪れました。
古名は“沼の近く”を意味するアルラーテで、もともとはケルト人(ガリア人)の街。
ローヌ川から地中海への水運に恵まれ、後にギリシャの植民都市に。
紀元前46年、ユリウス・カエサルが軍団兵を入植させてからはローマ都市として発展。
(港町マルセイユは、カエサルの政敵ポンペイウスに味方したため冷遇・・・)
現在でも円形闘技場や劇場、公共浴場など、ローマ遺跡が数多く残っています。

  • アルル駅から街への入口、カヴァルリ門。<br />中世に築かれた城門。

    アルル駅から街への入口、カヴァルリ門。
    中世に築かれた城門。

  • 円形闘技場が見えてきました。

    円形闘技場が見えてきました。

  • アルルの円形闘技場。<br />西暦90年頃の建造。<br />ローマ(コロッセオ)やニームのとほぼ同時期。

    アルルの円形闘技場。
    西暦90年頃の建造。
    ローマ(コロッセオ)やニームのとほぼ同時期。

  • 円形闘技場の復元模型。<br />(古代アルル博物館の展示)<br />当時2万人の観客を収容可能。<br />日除けの天幕が張られていました。

    円形闘技場の復元模型。
    (古代アルル博物館の展示)
    当時2万人の観客を収容可能。
    日除けの天幕が張られていました。

  • 中世のアルルの円形闘技場を描いた銅版画。<br />他のローマ建築と同様、帝国衰退後は城砦に・・・<br />アリーナには200軒以上も家屋が建ちました。

    中世のアルルの円形闘技場を描いた銅版画。
    他のローマ建築と同様、帝国衰退後は城砦に・・・
    アリーナには200軒以上も家屋が建ちました。

  • 修復前の円形闘技場の模型。<br />(サン・ジェルマン・アン・レー考古学博物館蔵)<br />まだ客席に家が1軒残っています。<br />19世紀に現在のように修復されました。

    修復前の円形闘技場の模型。
    (サン・ジェルマン・アン・レー考古学博物館蔵)
    まだ客席に家が1軒残っています。
    19世紀に現在のように修復されました。

  • 現在の円形闘技場。<br />塔は中世の増築の名残。

    現在の円形闘技場。
    塔は中世の増築の名残。

  • 円形闘技場内、重厚な石造りのアーチ。

    円形闘技場内、重厚な石造りのアーチ。

  • 円形闘技場の客席。

    円形闘技場の客席。

  • 円形闘技場内の塔から眺めるアルルの街。

    円形闘技場内の塔から眺めるアルルの街。

  • 世界の円形闘技場の大きさランキング。<br />アルルの闘技場内に貼ってありました。<br />2位:コロッセオ(ローマ)・・・188m×156m<br />6位:ヴェローナ・・・153m×123m<br />7位:エル・ジェム・・・148m×122m<br />8位:タラゴナ・・・148m×119m<br />12位:アルル・・・136m×107m<br />13位:ポンペイ・・・135m×104m<br />15位:ニーム・・・133m×101m<br />16位:リュテス(パリ)・・・131m×97m<br />(数字は長径×短径)

    世界の円形闘技場の大きさランキング。
    アルルの闘技場内に貼ってありました。
    2位:コロッセオ(ローマ)・・・188m×156m
    6位:ヴェローナ・・・153m×123m
    7位:エル・ジェム・・・148m×122m
    8位:タラゴナ・・・148m×119m
    12位:アルル・・・136m×107m
    13位:ポンペイ・・・135m×104m
    15位:ニーム・・・133m×101m
    16位:リュテス(パリ)・・・131m×97m
    (数字は長径×短径)

  • アウグストゥスの城壁とムルグの塔。<br />街の南東に残るローマ時代の城壁跡。<br />

    アウグストゥスの城壁とムルグの塔。
    街の南東に残るローマ時代の城壁跡。

  • アルルのローマ劇場。<br />紀元前1世紀末の建造。<br />残存しているのは大理石の二本の柱だけ。<br />中世には採石場と化したためです。<br />(塔の石材などに流用されています)<br />客席は近年の再築。

    アルルのローマ劇場。
    紀元前1世紀末の建造。
    残存しているのは大理石の二本の柱だけ。
    中世には採石場と化したためです。
    (塔の石材などに流用されています)
    客席は近年の再築。

  • ローマ劇場の復元模型。<br />(古代アルル博物館の展示)<br />舞台背後には列柱が並ぶ三段の壁。<br />柱の間には、皇帝や神々の像が並んでいました。<br />舞台上には木製の屋根も付いています。

    ローマ劇場の復元模型。
    (古代アルル博物館の展示)
    舞台背後には列柱が並ぶ三段の壁。
    柱の間には、皇帝や神々の像が並んでいました。
    舞台上には木製の屋根も付いています。

  • ローマ劇場に隣接する、中世に増築された塔。

    ローマ劇場に隣接する、中世に増築された塔。

  • フォーロム広場。<br />ローマ時代のフォルム(公共広場)跡。<br />現在は、神殿の柱がホテルの壁面に残るのみ。<br />地下回廊は修復中で見学できませんでした。

    フォーロム広場。
    ローマ時代のフォルム(公共広場)跡。
    現在は、神殿の柱がホテルの壁面に残るのみ。
    地下回廊は修復中で見学できませんでした。

  • フォルムの復元模型。<br />(古代アルル博物館の展示)<br />ローマ都市の中心で、神殿も併設。

    フォルムの復元模型。
    (古代アルル博物館の展示)
    ローマ都市の中心で、神殿も併設。

  • コンスタンティヌス帝の公共浴場。<br />赤レンガと石を交互に積んだ4世紀の建築。<br />ローヌ川の河岸に立地。<br />湯上りの夕涼みは気持ちよかったと思います。

    コンスタンティヌス帝の公共浴場。
    赤レンガと石を交互に積んだ4世紀の建築。
    ローヌ川の河岸に立地。
    湯上りの夕涼みは気持ちよかったと思います。

  • 公共浴場の内部。<br />床下暖房システムの跡。

    公共浴場の内部。
    床下暖房システムの跡。

  • 温浴室の設備の説明図。<br />(公共浴場のパンフレットより)

    温浴室の設備の説明図。
    (公共浴場のパンフレットより)

  • 公共浴場前からローヌ川を望む。<br />ローマ時代にはここに舟橋が架かっていました。

    公共浴場前からローヌ川を望む。
    ローマ時代にはここに舟橋が架かっていました。

  • 古代アルル博物館。<br />模型の多いわかりやすい展示で、面白かったです。<br />(ありがちな、ただ出土品を並べている所とは違う)<br />ただし市の中心部からかなり歩きます。

    古代アルル博物館。
    模型の多いわかりやすい展示で、面白かったです。
    (ありがちな、ただ出土品を並べている所とは違う)
    ただし市の中心部からかなり歩きます。

  • ローマ時代の戦車競技場跡。<br />古代アルル博物館の前。<br />トラックの、カーブしている部分です。

    ローマ時代の戦車競技場跡。
    古代アルル博物館の前。
    トラックの、カーブしている部分です。

  • 古代のアルルの街のイラスト。<br />(古代ローマ博物館の展示)<br />4世紀のコンスタンティヌス帝時代。

    古代のアルルの街のイラスト。
    (古代ローマ博物館の展示)
    4世紀のコンスタンティヌス帝時代。

  • 古代のアルルの鳥瞰模型。<br />(古代ローマ博物館の展示)<br />4世紀のコンスタンティヌス帝時代。

    古代のアルルの鳥瞰模型。
    (古代ローマ博物館の展示)
    4世紀のコンスタンティヌス帝時代。

  • ローヌ川に架かっていた舟橋の復元模型。<br />ローマ時代の舟橋は、本来は軍事用の仮設橋。<br />大型商船が通るアルルでは常設していました。<br />(固定の石橋は河川交通の妨げになるから)

    ローヌ川に架かっていた舟橋の復元模型。
    ローマ時代の舟橋は、本来は軍事用の仮設橋。
    大型商船が通るアルルでは常設していました。
    (固定の石橋は河川交通の妨げになるから)

  • 戦車競技場の復元模型。<br />建築は西暦148年から。<br />湿地のため、地中に杭を埋めて整備。<br />(発掘された杭の年代測定で建築年が判明)<br />中央分離帯のオベリスクは市庁舎前に現存。

    戦車競技場の復元模型。
    建築は西暦148年から。
    湿地のため、地中に杭を埋めて整備。
    (発掘された杭の年代測定で建築年が判明)
    中央分離帯のオベリスクは市庁舎前に現存。

  • バルブガルの製粉所の復元模型。<br />アルルの近郊に遺跡が残っているそうです。<br />水力を利用して毎日4トン超の小麦粉を生産。

    バルブガルの製粉所の復元模型。
    アルルの近郊に遺跡が残っているそうです。
    水力を利用して毎日4トン超の小麦粉を生産。

  • ローマ時代の水道管。<br />市内配水用のもの。<br />鉛の板を丸めて作りました。

    ローマ時代の水道管。
    市内配水用のもの。
    鉛の板を丸めて作りました。

  • 「アルルのヴィ−ナス」<br />ローマ劇場跡で発見されました。<br />舞台背後の壁面に並んでいた彫像。<br />(本物はルーヴル美術館で、これは複製)

    「アルルのヴィ−ナス」
    ローマ劇場跡で発見されました。
    舞台背後の壁面に並んでいた彫像。
    (本物はルーヴル美術館で、これは複製)

  • 時の神、アイオーンのモザイク。<br />四方を囲むのは海の生き物と妖精。<br />ローマ時代の邸宅の、食堂の床のもの。<br />当時はテーブルは置かず、床に寝そべって食事。

    時の神、アイオーンのモザイク。
    四方を囲むのは海の生き物と妖精。
    ローマ時代の邸宅の、食堂の床のもの。
    当時はテーブルは置かず、床に寝そべって食事。

  • 墓碑彫刻、狩猟をしている場面。<br />猟犬がイノシシに襲いかかっています。<br />古代アルル博物館は墓碑彫刻が豊富。<br />(近郊にアリスカン墓地があったので)

    墓碑彫刻、狩猟をしている場面。
    猟犬がイノシシに襲いかかっています。
    古代アルル博物館は墓碑彫刻が豊富。
    (近郊にアリスカン墓地があったので)

  • 墓碑彫刻、狩猟をしている場面。<br />猟師が鹿の角をつかんで捕獲。

    墓碑彫刻、狩猟をしている場面。
    猟師が鹿の角をつかんで捕獲。

  • 市庁舎前広場。<br />オベリスク(尖塔)は古代の戦車競技場から移設。

    市庁舎前広場。
    オベリスク(尖塔)は古代の戦車競技場から移設。

  • サン・トロフィーム教会。<br />南仏の代表的なロマネスク様式の教会。<br />正面の彫刻は最後の審判の図。

    サン・トロフィーム教会。
    南仏の代表的なロマネスク様式の教会。
    正面の彫刻は最後の審判の図。

  • サン・トロフィーム教会の内部。

    サン・トロフィーム教会の内部。

  • サン・トロフィーム教会に置かれた祭壇のひとつ。<br />ローマ時代の石棺でしょうか?

    サン・トロフィーム教会に置かれた祭壇のひとつ。
    ローマ時代の石棺でしょうか?

  • サン・トロフィーム教会の回廊。<br />教会本体とは入口が別で、ここは有料。<br />東と北は12世紀のロマネスク様式。<br />柱頭彫刻は、修復中でツギハギだらけでした。

    サン・トロフィーム教会の回廊。
    教会本体とは入口が別で、ここは有料。
    東と北は12世紀のロマネスク様式。
    柱頭彫刻は、修復中でツギハギだらけでした。

  • サン・トロフィーム教会の回廊。<br />西と南は14世紀のゴシック様式。

    サン・トロフィーム教会の回廊。
    西と南は14世紀のゴシック様式。

  • 回廊の2階から望むサン・トロフィーム教会の鐘楼。

    回廊の2階から望むサン・トロフィーム教会の鐘楼。

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