2001/08/04 - 2001/08/24
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garamさん
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ヒマラヤのふもと、4000m級の山奥にあるヒンドゥーの四大聖地。
ヒンドゥー教徒にとってこの四つの聖地を巡ることは、一生の目的でもあるという。
そして近年世界遺産に登録されたナンダ・デヴィ国立公園。
「花の谷」「雪の湖」と、何とも魅力的な響きの場所がそこにはある。
辿り着くのは容易ではない。
崖下に転落したバスを眺めながらそのバスに揺られ、土砂崩れに何度も遭い、何度も立ち往生を喰らいながらの旅である。
途中食中毒や道路崩壊に見舞われ、結局四つ全てを巡ることは叶わなかったが、二度と出来ないであろう貴重な体験をさせてもらった。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- エアインディア
-
1日目。
最初に立ち寄った「インドの軽井沢」ムスーリー。
ウッタラカンド地方には珍しい(唯一かも?)綺麗なホテルが立ち並ぶ観光地。
すでにこの時点で、崖っぷちをぶっ飛ばすバスのあまりの怖さに「帰ろうか」と言い出す二人。 -
涼しい以外に何も無い町で、観光客はほぼインド人。
-
この日宿泊した宿「HOTEL MALL VIEW」。
300Rs/1泊くらいだったと記憶。
ムスーリーはリゾート地なので、宿はおそらくウッタラカンドで一番高い。
レストランもイタリア料理店があったり、結構豪華。 -
3日目。
第一の聖地、ヤムノートリーへの道中。
拠点となるハヌマーンチャッティと言う村で1泊した後、そこからヤムノートリーまで徒歩5時間。
途中このようにゲストハウスがいくつもあるので、力尽きても安心。 -
聖地ヤムノートリー。
谷間に小さなバザーと、ゲストハウスがひっそりとあるのみ。
ここでは「温泉」を御神体として奉っている。 -
ヤムノートリーの小さなバザー。
食事を出すテントが2〜3あるのみ。
食事は日本で言う精進料理のようなものしか無く、ちょっとキツかった。 -
ヤムノートリーにて宿泊したゲストハウス。
聖地だけあって、ベッドと水シャワーがあるだけの質素な宿。100Rs。 -
4日目。
第二の聖地「ガンゴートリー」へ向かうバスの中から。
バスは最後部の端っこの席を確保するのがベスト。
混雑が激しく、かつ相当揺れるので、それ以外の席はかなりキツい。 -
こんな山奥でもあちこちに集落があり、11億人の大国インドを感じさせる。
-
バスの中から。
街中ではあまり見られない水牛使い。 -
バスはちょくちょく長時間停車するので、このようなところで食事を済ませる。
当然庶民インド料理ばかりなので、インド食が苦手な人にはキツいかも知れない。 -
第二の聖地ガンゴートリーにはガンジス川の源流があり、それを神として奉っている。
途中二回ほど土砂崩れで道が寸断。
崩壊した谷の上を歩いて渡ったり、一台のタクシーに28人乗ると言う人生新記録を達成したりしながら、ウッタルカーシーと言う町まで到達。
しかし結局、土砂崩れでこの先の道が崩壊しており、ガンゴートリーは断念。 -
7日目。
第三の聖地、ケダールナートへの拠点となる町ゴウリクンド。
温泉があり、疲れを落とせる。
この町まではバスで来れるが、ここからケダールナートまでは徒歩6時間。
ちなみに仏教徒がヒンドゥー教の聖地に侵入していいのか、と言う問題があるが、仏教はインドで生まれたこともあり割と歓迎される模様。 -
8日目。
ケダールナートへの道中。
巡礼者には当然高齢の方も多く、ロバが人気。
一回乗ってみたが…若者は歩いた方が楽かもしれない。 -
これらの小屋は、巡礼者を相手にした茶屋。
道中にはたくさんある。
疲れたらチャイで一息。 -
ロバや高齢者にも歩きやすいように、道は割と整備されている。
-
ケダールナートの周辺では、野生の牛や馬がのどかに暮らしている。
本当に美しいところだ。 -
ケダールナートの寺院。
デリーにいるようなインチキではない、本物のサドゥーの迫力に圧倒される。 -
沐浴場。
-
ケダールナートの町並み。
ヤムノートリーと比べると、ゲストハウスやお店がたくさんある。
ちなみにここの食べ物(サモサ?)でカメラマンの相方が食中毒になり、この後の写真がしばらく無い。 -
14日目。
バスでゴーヴィントガートと言う町まで行き、そこからさらに徒歩で7時間。
「花の谷」「雪の湖」への拠点となる町、ガンガリヤー。
これらはヒンドゥーの聖地ではないが、雪の湖はインドの富豪層を占める「スィク教徒」の聖地である。
この為、山奥にも関わらずレストランのレベルは高い。
食中毒で胃袋の弱まった相方も、心なしか食欲復活気味。 -
16日目。
ナンダ・デヴィ国立公園内、「花の谷」。
この旅で最も過酷な道を登りつめた先に、それはあった。
ここは1907年イギリスの探検家によって発見されたことになっている。
しかし地元の人は存在を知っていたものの「人をさらう妖精が出る」と近付かなかったと言う事だ。 -
花盛りがちょうど終わったくらいの時期で、霧もなかなか晴れてくれなかった。
しかしながら、妖精が出ると言うのも信じられそうなくらい、とんでもないところである…。 -
18日目。
最後の聖地、バドリーナートへ向かう。
しかし再び土砂崩れに見舞われ、復旧の目処が立たないとの事で、またも断念。
結局四大聖地は二つしか巡礼出来ずに終わった。
雨季に全てを巡礼するには、よほどの日程的な余裕が無いと難しいようである。
また、相当に過酷な旅になる為(特に食事とバス)、肉体的にも精神的にもある程度の覚悟が必要である。
以上をもって、ウッタラカンド巡礼の旅行記とさせていただく。
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