2007/08/05 - 2007/08/11
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yukibxさん
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今日は、ラフテイングの日だ。天気は晴れ。
ペイラギュードから北東40キロ位にあるアローの街の近くだ。
ラフテイングする川はラ・ネスト・ドール(La Neste d'Aure)という。
ゴムボートに乗り込むのに、カメラを持参することは、不可能なので
写真があまりとれなかったのが残念。
ラフテイングの翌日、ピレネー国立公園の入り口で、マルモット発見の
ハイキングに参加した。
無防備の可愛いマルモット、これまで全く知らなかった哺乳動物です。
-
ラフテイングは、アローの街から10キロほどいったところにある
バジュス(Bazus)の橋下広場が集合場所だった。一日に数回のスタートがあって、着いたときには、すでに人々がユニフォームに着替えたり、荷物を預けたりで、活気づいていた。 -
川岸に沢山のゴムボートが置いてあった。
一隻に約9人とガイド一人、10人乗り。
5才から乗ることができる。 -
ネストドール川を約1時間15分かけて、8キロ下る。
この川はフランスの河川でもっとも透明な川のひとつだと
ガイドの女性が言っていた。 -
ガイドの女性はバスク地方出身で、お化粧っけがない美人。
お客との掛け合いがうまく、ラフテイング中笑い声が絶えなかった。 -
ラフテイングなんて生まれて初めて。どんな服装をしたらいいか
分からなくて困ったが、実際に現地にいってみるとウエアをすべて
貸してくれる。すべて料金に含まれているのだ。
私は運動靴を忘れてしまったのだが、忘れ物の運動靴を借りて
間に合わせたりもした。 -
最後に水よけの薄いジャンバーを着て、いよいよゴムボートに
乗る。 -
夏のハイシーズン、川辺にあるラフテイングのセンターには大勢の人達がいて、次から次へとゴムボートに乗る。
写真は、ユニフォーム。いろいろな種類のユニフォームが広い川岸の
広場に並べられている。
4人家族との相乗りだったが、彼らは周りの景色を見るのに精一杯で、ボートの行き先を見なくて、私たちはなんども岩に乗り上げられた。
それでも、途中、前のボートを追い越したのだが、そのボートの全員から水をかけられ、頭からぐっしょりと濡れた。
一ヶ月後の今、すっかり思い出のひとつになってしまったけれど、その時のイメージが頭に鮮明に残っていて、いまだに楽しんでいる。 -
アロー町観光オフィスのサイトから借りた写真です。
ここが一番こわかったポイントなので。 -
翌日、80キロ離れたピレネー国立公園で、マルモットや他のピレネーの動物をみるためのハイキングという企画に参加。辞書でみてみても
マルモットは日本語でもマルモット、とある。ということは日本には生息していないのだろうか?
因みに下記のDaily Motion でマルモットがどういうものかご覧いただける。
http://tinyurl.com/2a2v3u
写真はピレネー国立公園へのルートでみた山の亀裂部分。 -
前編でアップした地図を見て欲しい。
グリーンの点のところがマルモットをみるハイキングの
目的地。すでにピレネー国立公園に入っている。スペインとは
目と鼻の先だ。 -
こんな地形のところを歩く。ここはシルク・ド・トルムーズ(cirque de Troumouse)という場所。
天気が最高だったから、とても気持ちがよかった。
ガイドのおじさんはなんでも知っていて、熱心にいろんな話をしてくれる。 -
牛が放し飼いにされていた。
これらの牛は、山の麓から連れてくられ、夏を過ごす。
ついた時は、とってもひどい状態だったという。ところが
もう、数少なくなってしまったピレネーの牛飼い、羊飼いの
人々は代々この職業を受け継いできた人達で、愛情をもって
牛の世話をするので、一ヶ月もしない内に牛が美しく健康に
なってゆく。 -
羊飼いの避難小屋の前で、熱を込めて説明をしてくれる
山の案内人。こんな羊飼い小屋は数少なくなっている。
何もしらないハイカーがこの小屋の扉を開けて入り、扉を
あけっぱなしにして出て行く。その後、羊が入って今度は
扉が閉まって出られなくなり、死んでしまうこともある、と
いっていた。 -
毛並みのきれいな牛たち。
-
のんびりと群れをなる牛たち。牛や羊の放牧はピレネー高山で至ることに見られるが、ここ数年の問題は、禿鷹の大群に襲われることだ。これは
欧州連合規定で、農場が腐った肉を山に捨てることが禁じられて以来で、
食に飢えた禿鷹が牛や羊を襲うのだ。
私たちが歩いた所にも、禿鷹がかなり舞っていた。幸いにこれまで
人間は襲われたことがない。 -
群れをなす牛にも秩序があって、リーダー格は例のおおきなクロッシュ( 鈴)がつけられる。そして、悪戯っ子というか悪ガキ牛は別な音の鈴を首にかける。なぜなら、悪ガキ牛は、仲間を飛んでもないところにひっぱっていったりするので、鈴が、牛を見つけ出す大事な手段なのだそう。
-
肝心のマルモットだが、臆病なので、私たちは、案内人がもってきた望遠鏡を借りて、200米くらい離れたところからその生息を観察する。
従って、写真がとれなく、というのも私のカメラはバカちょんなので。
ひろい台地いっぱいに時々、口笛が響き渡る。これはマルモットが発する危険信号なのだ。私たちグループは約15人位だったが、みんなマルモットを見たくて岩の中をのぞいたり、走ったりしたので、怖がられたのだろう。 -
というわけで、下記のマルモットについてのサイトから
借りた写真。ダウンロードしていい、ということなので。
http://tinyurl.com/237jkr
マルモットは冬眠まえの9月頃、一番脂肪をつけていて体重6キロ、
身長は60センチ位。ピレネーには一万年前には、生息していたが、すっかり滅亡、今のマルモットは50年ほどまえに、アルプスからもってきたもの。上手く成功して、ピレネー国立公園の至る所に生息するようになり、さらにスペインまで移動している。ただし、標高は1300~2500米の
ゾーンに限る。 -
マルモットの家は、地中にある。部屋が幾つかある。WCも別にあるというからびっくりする。その中で2世代が住んでいることもある。年老いた家族が死ぬと、亡骸を置く部屋もある。
地下1米ほどのところに掘られていて、長いものになると10米もある。
冬眠の間、あまりにお腹がすいて、食物を探しにゆくのは、父親だ。
それはいつも満月の夜らしい。お腹が空いて体力がなく、フラフラと穴から出るものだから、禿鷹やきつねがすぐ襲ってくる。
以上、山の案内人の説明から。正直、感動しました。
こんなマルモット、アルプスではペーストにして食べるそうです。味はうさぎのパテに似ているとか。でもピレネーでは保護動物なので捕獲禁止されている。 -
ここは標高が約2000米、高山植物がそこここに咲いている。
めったに見る機会がないけれど、美しい。
これは青いアザミ(Le chardon bleu)。日本語ではなんというのでしょうか? -
-
そばには、山から下りてくる川がしぶきをあげていた。
上流には湖があるそう。いつかそこまで歩いてゆきたいと
思っている。 -
最後にピレネー国立公園のマルモット探しの舞台でもある
シルク・ド・トルムーズの風景をアップ。
ここに、禿鷹、牛、マルモット、ピレネー独特のカモシカ、イザール
などが生活している。
都会では想像もしなかった世界で、心を捕らえる場所だ。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- おでぶねこさん 2007/10/16 21:18:32
- 癒されますね。。。
- yukibxさん。今晩は。(*^^*)
一味もふた味も違ったフランスを見せていただき
感動しています。
このピレネーの大地で牛や羊を愛情一杯包み込んで
生活を営んでいる人がいること。
人間の無知のために亡くしてしまう命があること。
生きる為に空を舞う禿鷹・・・。
普段知ることの無い世界を見せていただきました。
案内人の方はピレネーを本当に大切に
思っていらっしゃるんでしょうね。
驚きなのはこの山の荒々しさ。
こんな山がフランスにあったのですね。
ラフティングやマルモット追跡。。。
心から笑って楽しまれたご様子が伝わってきます。
とても素敵な夏休みをありがとうございました。
おでぶねこ
- yukibxさん からの返信 2007/10/19 04:27:33
- RE: 癒されますね。。。
- おでぶねこさん
暖かいメッセージをありがとうございます。
今でもLes Hautes Pyreneesの想い出に、郷愁をかき立てられ
ます。いつかまた戻りたいとしょっちゅう、願っています。
ドブロニクの旅行記、秀逸です。
美しい写真と光っている文が、旅行記をさらに魅力的にしてくれ
ています。
例えば、
>『とどまる人』と『旅立つ人』。。。
幾度となく繰り返される町の風景。。
いつもながら、おでぶねこさんと一緒に歩いている印象がして
とても楽しい気分にしてくれます。
いい秋をお送りください。
yukibx
-
- planetgingaさん 2007/09/11 22:56:59
- 自然の風景も趣があります。
- yukibxさん今晩は。
ピレネー山脈麓での夏のバカンスとても楽しそうですね。
今年の夏は日本も猛暑続きでしたが、写真からは涼しそうな感じが窺えます。
今回はいつもの静的な雰囲気と違ってアクティブな、ハイキング、ラフティングなど、自然の中の写真が多くあり、楽しそうな様子が伝わってきます。
私もイグアスでゴムボートに乗り滝巡りをしましたが、水中カメラで写真を撮るのに一苦労しました。
スピードが出ているのと、ボートの揺れ、水しぶきなどでシャッターを切るのも大変でした。
ピレネーの山岳の写真も綺麗ですね、牛の放牧など、どこかスイスアルプスの感じもしてきます。
涼を感じましたので、一票を投じます。
- yukibxさん からの返信 2007/09/13 06:44:08
- RE: 自然の風景も趣があります。
- Planetgingaさん
メッセージをありがとうございます。
それにお褒めのことば、ありがとうございます。
それに投票までしていただいて、とっても嬉しいです!
山の国、日本で育ったせいか、ふる里の山でなくても、山の中にいると
なんかしら、守られているような気がします。来年もまたピレネーに戻りたい、と
願っています。
また、他の方々の旅行記を見るとやっぱりどこかその方の人格みたい
ものが伝わってくるのは不思議というか当然というか。。
これからも宜しくお願いします。
yukibx
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