2003/04/11 - 2003/04/28
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rojinさん
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ポルトガルは地中海と大西洋に面し南北に長く伸びている。
観光の見所を訪ねながら首都リスボンから北上するには、鉄道とバスを利用するしかないが、これが少し厄介だ。 そこで、片言でもポルトガル語を話せたらと思い、調べたら参考図書が少なかったので戸惑いました。
( 明日香出版社の”CD BOOK はじめての
ポルトガル語”ー中野久夫著ーの一冊が役立ちました。
ブラジル・ポルトガル語の本が多く、ポルトガル本国で通用するポルトガル語の本は、これ以外なかったのです。)
さて旅のスケジュールですが、ポルトガルに行くには日本からの直行便が無いので、エールフランスに乗り、パリ経由で入ることにしました。
関空出発→パリ経由→リスボン入国
リスボン(2泊)→シントラ(1泊)→オビドス(1泊)
ナザレ →コインブラ(1泊)→アヴェイロ(1泊)
ポルト (2泊)→ヴィアナ・ド・カステッロ(1泊)
→サンチャゴ・デ・コンポステラ(1泊)→ ヴィーゴ(1泊)→ポルト(1泊)→パリ経由、日本へ帰国。
(持参カメラは70mm~210mm一眼レフ)
(実際に喋ったポルトガル語の例です)
こんにちわ! Bom dia!
写真撮ってもいいですか? Podo sacar uhna foto?
有難う! Obrigado!
さようなら! Adeus!
すみません、タクシー乗り場はどこ?
Perdão ! Onde é a praça de taxi ?
ホテルシェラトンまで行きたい。
Queria ir a para Hotel Sheraton.
(運転手さんに呼びかけて) 雨ですね。
O senhor ! Está chever ?
わかりません。 Perdão, no entendo.
英語を話しますか? Fala Engles ?
幾ら? Quanto ?
チップです。 Obrigado. Para o senhor.
(チェックインの際)
Boa noite ! Tenho un quarto reservado.
Chamo-me K O N O.
Vim do Japão.
Três noites.
(スペイン巡礼地で喋ったガリシア語の例です)
こんにちわ! ¡ Bos días!
有難う! ¡ Graciñas!
チップです、どうぞ! ¡ Teña,para vostede !
(チェックイン)
! Bos días !
Aquí está a minã confirmción.
Veño do Xapón.
(チェックアウト)
¡ Bos días !
A miña conta, por favor.
以下 省略します。
( 写真は、ナザレのケーブルに一緒に乗った地元の人達で、 真ん中に居るのが、家内です。 )
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
写真は最初に到着したリスボン市街の光景です。
<リスボン空港でのタクシー騒動>
リスボン空港には夜中に到着しました。 市内へ行くタクシーには悪質運転手が多いから充分気をつけよ、とガイドブックに書いてあったので、到着ロビーから出るタクシーではなく、出発する客を送ってきた出発ロビー(4階にある)からタクシーを捕まえて乗ろうと思い、エレベーターで4階に上がって、そこに居合わせた掃除中のオバサンに手振りを交えてタクシー<乗り場>を尋ねました。
Perdão ! Onde è a praça de tàxi ?
( すみません! タクシー乗り場はどこ ?)
ところが、オバサンがポルトガル語でぺらぺら早口で喋るので分からない。
身振り、手振りから察するに、
~「 ここに無いわよ。 エレベーターで下に降りて、あそこに見えるタクシー乗り場だわよ。」・・・・と推察したのです。
仕方がないので
「 Obrigado ! 」(有難う!)の一言で済まして、再びエレベーターに乗って地上に降りて、飛行機から降りた旅行者の後ろについてタクシー<乗り場>へ向かいました。 すると、人相の悪そうな男たちが「 Hay Taxi! Taxi!」と盛んに呼びかけてくるのです。 それを無視して、行列に並びました。
タクシーの順番がきたので乗ろうと思ったら、向こう側の別のタクシーが先にきて、トランクを開けて手招きをする。・・・おかしいな?危険かな?と思ったのですが、・・・
エイ!いいやと決断してその手招きタクシーに乗り込んだのです。
「 Queria ir a para Hotel Sheraton. 」(シェラトンホテルへ行きたい)
と言うと、トランクを開けた運転手が、
” Sim. Sheraton. " と頷きます。
この運転手は大丈夫かな?不安だったが、運にまかせるしかない。
走り出して間もなく暗闇の中、雨が降り出したので、
「 O senhor ! Está shever ?」(雨ですね)
すると途端に、ぺらぺら?とポルトガル語で喋り出した。
「 Perdão, não entendo. 」
( すみません、分かりません )
タクシーがホテルに着いたのでホットして・・・
「 Quanto é ?」( 幾ら?)と聞くと、
メーターを指さして、これだよ、という仕草をします。メーターを見ると14.5euroの表示がでているので、15ユーロを渡して
「 Obrigado! É para o senhor.」
( 有難う! お釣りはとっておいて )と言うと、
”ARIGATO! ”なんと! 運転手さんが日本語を喋ったのです!
ーーーーーー
<シェラトン・ホテルの扱いに大満足)
予約しておいたのは、25階建の近代的なホテル Sheraton HOTEL。
静まり返った真夜中の受付には、黒人系の男性一人しかいません。
「 Boa noite! Tenho um quarto reservado.
Chamo me KONO. Vim do Japão.」
( 今晩は!予約している河野です。日本からきました)
ーーー ”Tres noites ? "( 3日間ですね? )
「 Sim. Vou ficar tres noites.」( はい、三日です )
ーーー”Passporte, por favor."( パスポートをお願いします )
「 Um momento,por favor. Aqui está.」
( ちょっと待って、 はいこれです )
「 A proposite,posso pagar com cheques de viagem? 」
( ところで、 支払いは T/C で出来ますか? )
ーーー”Claro.Tambem,com quarto de credito,OK.”
( 勿論、 カードでもOKですよ )
こんなやりとりで無事チェックイン出来た次第です。
案内サれた部屋は23階の見晴らしの良い部屋、しかも果物と無料ドリンクサービス券、それにポルトワインがプレゼントとして置いてあった。料金は週末割引もあって一泊210ユーロと通常の半額とのこと、ラッキーでした。 -
写真はリスボン市内のケーブル電車です。
< リスボン観光の第一日目は雨 >
リスボン観光の初日は雨。雨の中だと街中散策は大変なので
予定を変更して、グルベンキアン美術館という場所へ地下鉄に乗って行くことにしました。
Praca de España駅で下車して地上に出たのですが、それらしき建物が見当たらない。通りかかった婦人に雨傘をさしながら尋ねました。
「 Por favor, Senhora! Onde é Museu Gurbenquian? 」
( すみません! グルベンキアン美術館はどこですか? )
ーー”Sim,sim. A qui lá." (ああ、それはあっちですよ)という返事。
「 Entendi. Obrigado!」(分かりました、有難う!) やれやれ良かった!
広い交差点を渡り、教えられた方向に歩いて行くと、前方に学生らしいグループ連れが美術館へ向かっているので、後ろからついて行く。
この美術館は、石油取引で巨万の富を築いたグルベンキアン氏という人物が、自分で収集した美術品を自宅ごと国へ譲り渡したものだという。
美術館内部に足を運んで色々な美術品を見て周りましたが、
展示物の内容は様々なジャンルに亘っていて、なかなか見ごたえがありました。
漸く雨があがってきたので、次は、リスボン名物のケーブル電車に乗ってアルカンタラ展望台へ行くことにしました。(写真) -
展望台から市内の眺めを堪能した後、通りをぶらぶら歩いていると海鮮料理のレストランがあったので、
家内と相談して昼食をここで食べることにしました。(写真)
「 Bom dia! Ha lugares? Somos duas.」
( 今日は! 二人ですが 席ありますか?)
ーー”Sim. Por favor aqui."(ええ。こちらへどうぞ)
「 O senhor! Queria pedir.」
( ボーイさん! 注文したいのですが)
やってきたボーイさんが壁に張ってあるメニューを指して
ーー”この今週のお勧めメニューはいかがですか? ”
と勧めてきた。
見ると、二人分セットで62euroと書いてある。
「 OK. Escohliho isto.」(OK。これにします)
「 Para beber,Vinho Verde,dois copos,por favor.」
( 飲み物はVinho Verdiのグラスワインを二つお願いします )
待つほどなく、山盛りの海鮮料理が運ばれてきましたが、
店内の他の客たちからも歓声があがる程の豪華さだ。
カメラでこの豪華な料理をパチリと写すと、隣の女性がこちらを見てウインク。
エビ、貝、蟹、魚、その他山盛りだから食べきれない。
木槌までついている。
「 O senhor! Como se usar este? 」
( 給仕さん! これはどう使うの ?)
すると給仕さんがやってきて、甲羅の硬い部分をその木槌でバシッと叩き、中から美味しそうな身を取り出してくれた。 -
豪華な昼食を食べたあと、レストランを出て街中を歩いて行くと、また別のケーブルカー(写真)を見つけました。これに乗れば海岸通りまで簡単に行けるので乗車しました。
-
ケーブルカーで海岸通りに出てから、リバイラ市場で果物を買い込んで、つぎに、カイス・ド・ソドレ駅前から市電(写真)に乗って世界遺産のジェロニモス修道院へと向かいます。
-
ポルトガルで最も有名なジェロニモス修道院(写真)は流石に大きくて 迫力のある建物で、見ごたえがありましたね。
-
写真はジェロニモス修道院の内部です。
こんなハプニングも・・・・修道院の内でトイレを使おうと思い係員に、
「 Pardao, onde e a casa de banho?」
( すみません、トイレはどこですか?)
と尋ねると、
ーー”ここにはありません。外のレストランかカフェに行きなさい”ーーという返事!
世界遺産でも観光客向けサービス設備が整っていないとは!
驚きです。
仕方がないので、外に出たら大きな現代美術館があったので、そこでトイレを使わせてもらい、天気も良くなってきたので、スケッチをしようと道端に座り込んで、ジェロニモス修道院を描きだしたら、睡眠不足か時差ボケの為か、急にめまいを起こしてしまったのです。 横になって暫く休んだら少し気分がよくなってきたので、ホテルへ戻ることにしました。 -
<リスボン観光二日目はサン・ジョルジュ城からスタートです>
翌日、サン・ジョルジュ城へ行こうと思い、37番バス停で待ったがバスが仲々来ないので、歩いて行くことにしました。
アルファーマー地区といわれる狭い坂の路地を
上へ上へと登っていくと、Casteloに30分ぐらいで着くことが出来ました。城塞は公園となっており、眼の下にテージョ川が見える。(写真)
川向こうにカシリーヤの街並みも手に取るように見えます。
ここでスケッチしようと思ったが、風が強く寒いので早々に引き上げることに。 -
公園の出口から急坂を降りて行くと、狭い車道に出ました。市電が線路をトコトコ登ってくる(写真)。しかし車も線路の上を走っています。歩行者が通る石畳の道は狭いので危ない!危ない!
次の目的地・フォーラ教会はどっち方面かなあ?
そこに居合わせた警官に市電の乗り場を尋ねてみました。
「 Por favor! Onde é a Estaçãon de Tram
para a Igreja de Fora?」
(フォーラ教会へ行く市電の停留場はどこですか?)
ーー”向こう側のあそこだ”
聞いておいて良かった。危うく反対方向の市電に乗ってしまうところだった。
坂道を登ってきた市電は満員状態。
今度は、フォーラ教会の降り場がどこか?心配になってきたが、
教会の大きな尖塔が市電の窓に見えてきたので下車ボタンを押すことが出来て良かった。
ここからパンテオンを横に見ながら、坂道を歩いてサンタ・アポローニャ駅まで辿り着きました。次の目的地アズレージョ博物館へ向かう為、バス待ちをしていると、眼の前の壁に Museu de Miritar と書いてあるのが目にとまった。軍事博物館だ。 折角だからチョット見学に中に入れて貰いました。
受付には女性兵士がいて、館内案内は男性兵士がやっています。
” Posso tirar uma photografia ? " ( 写真撮っていいですか?)
と聞くと、
” Nâo, nâo photo. " ( 駄目 )
そこで中庭で写真を撮ってから、外に出ました。
バス停で待っていると、目的地のアズレージョ博物館行きがやってきたので、運転手さんに、
” Queria ir a Museu de Azrejyo.
Poderia avisar me quando chegar a ? "
( アズレージョ博物館に行きたいんですが、着いたら教えて? )
と頼むと、OKと頷いてくれた。
10分ほど走ったところで、彼が右手を上に上げて、” Museu !”
と大声で叫んだ。
” Obrigado ! ” こっちも大声でお礼を言って下車。
アズレージョ博物館の見学に1時間ほど費やして、ホテルには夕方5時ごろ早めに戻りました。
夜は<ファド>を楽しめる店に行く予定です。 -
*写真はファドの店の内部の様子です。
その夜、9時過ぎに、ファドを聴きに行くことにして、ガイドブックで最高と推奨されている店(写真)<A SEVERA >の予約を
ホテルのレセプションで頼みました。
「 Podria reserver hoje a noite? without meal.」
( 食事なしで予約してくれませんか?)
ーー”Entendo." (承知しました)
目の前で電話で予約をいれてくれました。
ーー「Devo ir de taxi?」(タクシーで行くの?)
”Sim." (そうです)
タクシーで向かった店は満席状態でした。
3人の歌手がつぎつぎと哀愁に満ちたファドをマイクなしで歌うのです。
歌を堪能していると、隣の席に一人の日本人がカメラの大型三脚をかついで入ってきたのです。
「 日本の方ですか ?」
ー「はい、そうです。」
「 プロのカメラマンですか ?」
ー「 ええ、JTBの仕事でこの店の看板を写しにきたんですが、店の人に食事をしていきなさい、と言われてね。 」
これをキッカケに話しが弾みました。
世界中いろんな所へ行って、写真を撮り、既に数冊の本を出している由。
ー「 ブルガリアは良かったですよ・・・」 などなど。
ファドの歌を堪能した後、中締めの休憩時に、ボーイさんを呼んで勘定を済ませタクシーを呼んでもらいました。
代金は、食事なし、飲み物ワインボトル一本で34ユーロだった。
「 O senhor! Podria fazer a conta. Tambem,
podria chamar a taxi para mim?」
( すみません、お勘定を! それにタクシーも呼んで
くれませんか?)
ホテルに戻ったのは11時過ぎでした。 -
さて、翌日は移動日。次の目的地シントラへ電車とバスを乗り継いで行く予定。
バスではロカ岬で途中下車する積もりでした。
鉄道駅の切符売場で、
「 Dois bilihetes para Cascais,por favor.
( カスカイスまで2枚下さい)
Iam 65 years old. Do you have any discount?」
( 65才ですが割引がありますか?)
ーー”Please show me your passport."
夫婦のパスポートを見せると、”OK.Meio.”
(OK、半額です)
ーー”Para Cascais,linha quarto."(カスカイスは4番線です)
「Obrigado!」(有難う!)
ーー”Bom viagem! "(よい旅を!)
30分ほどでカスカイス駅に到着。
シントラ行きのバス停はどこだろう?
駅員に尋ねました。
「 Onde e a paragem do autocaro para Sintra?」
( シントラ行きのバス停はどこですか?)
すると、右手の方角を指差す。
雨の中をキャリーを引っ張って傘をさしながら歩いていくが、見当たらない。近くの人に聞いても、
”あっちだよ”と方向を指し示すだけ。
バス停らしきものは何も見えない。
困ってしまい、駅まで戻って駅員にもう一度尋ねると、身振りで下へ降りろ、と言っている感じがした。
家内が、あのビルの下にバスがチラっと見えた、と言うので雨の中を再び歩いて行くと、バスターミナルがビルの地下にあったのです。ガイドブックにはなかったので移設したらしい。
やっと辿り着いたバスターミナルの切符窓口で、
「 Bom dia! Dois bilhetes para Sintra,por favor.」
( 今日は!シントラ2枚ください)
バス番号のついた時刻表を切符と一緒にくれて、
つぎのバスの発車時刻にマル印をつけてくれた。
ところが、時刻表を良く見ると、ロカ岬 Boca de Roca
の文字が無い。
再び切符窓口で、
「 Queria ir Boca de Roca.」と言うと、
( ロカ岬に行きたい )
別の時刻表を取り出して、バス番号と発車時刻に丸印をつけてくれた。
シントラへ行くバスにロカ岬経由と経由しない便の2種類あることが分かったのです。
雨が激しくなってきました。
バスはロカ岬へ回り道をするルートを通ったのですが、停まらず元の道に引き返す。誰も下車する人がいなかった。
凄い雨なので仕方ありません。
終点のシントラに到着後、荷物を駅前のカフェに預けて、バスで王宮観光に向かいますと、王宮内には雨宿りを兼ねた観光客が
溢れていました。
写真はシントラ王宮から眺めた雨降る街の様子です。 -
*写真はシントラで泊まった<Hotel Palacio de Seteais>
ここの場所は、歴史的に由緒ある所で、ナポレオン軍との戦いに敗れて「シントラ協定」がこの宮殿で締結されたのですが、ポルトガルにとってはため息が出るほど屈辱的な内容だった為、
この宮殿をホテルとして使用する際、名前を
<7つのため息の宮殿ホテル>としたということです。
それで今でもシントラのタクシーには、交渉で料金を決める慣行となっており、メーターは付けていません。
停まっているタクシーの運転手に
「 Queria ir a Palacio de Seteais. Quanto, mais ou menous ?」
( パラシオへ行きたいのですが、凡そいくらですか?)
ーー”Cinco euros." (5ユーロ)
「 OK。」・・・ということで、5ユーロで合意成立。
タクシーに乗ってパラシオへ向かいました。 -
*写真は泊まったパラシオ・ホテルの豪華な玄関。
-
ここのメイドさんに、
「Posso sacar una foto ?」(写真撮らせて?)
と頼むと、快く応じてくれた。
「 Obrigado! 」(有難う!) -
*写真はホテル前で撮った夜明けの空。
-
*写真はホテルの中庭
チェックアウトまで余裕があったので、中庭や庭園、プール、テニスコート、周辺の鈴懸の道を散策したりして、贅沢な時間を過ごしました。
フロントでタクシーを呼んで貰う。
「 Podria chamar un taxi para mim ?」
ーー”Sim. Espere dez minutes,por favor."
(10分待ってください)
やってきた運転手は老人だった。
「 Para Estacao,por favor. Quant ocusta?」
( 駅まで頼みます、おいくらですか?)
ーー”Siete euros."( 7ユーロ)
昨日は5ユーロだったが、呼び出した分高くなったのだろうと推定。
「OK 」7ユーロで交渉成立。 -
*スケッチはオビドスの街中の景色。
シントラからオビドスまでは鉄道で移動します。
途中Casem(カサイン)駅で乗り換えが必要です。
シントラ駅の切符売り場で、
「 O senhor! Queria ir a Obidos.
Dois bilhetes de ida,por favor.」
( オビドスへ行きたいんですが、片道2枚)
ーー”Casem で乗り換えが必要ですよ”
「 Devo mudar em Casem ?」( カサインで乗り換えですね)
ーー”Sim.”(そうです)
そのカサイン駅で迷ってしまった。
長いホームが3本あるが、どこにも駅舎らしき建物が見えない。
太った黒人系女性が線路を歩いて渡ってきたので、
「 Perdao,a senhora! Onde e Bilheteria?」
( すみません! 切符売り場はどこですか? )
するとホームの遠い先を指して、”あそこから左よ”。
教えられたとおり歩いて行くと、小さな建物の中に
小さな窓口があった。
「 Queria ir a Obidos. Que linha parte o comboio
para Obidos ?」
(オビドスに行くんですが、列車は何番線から出るの?)
ーー”Nao. 分からないよ”という感じの返事。
仕方が無い。
「 Tem um horario ?」(時刻表はありますか?)
ーー向かい側の壁を見ろ、という仕草をする。
成る程、Casaim 11:41→Obidos 13:28の時刻表が読み取れた。
11時半ごろ、もう一度、窓口で発車ホームを尋ねると、
ーー向こう側で聞け、という身振り。
早速、反対窓口で同じ質問をすると、笑顔で、”Cinco.”
「Obrigado! 」(有難う!)
ーー”De nada. " (どういたしまして)
5番ホームだと分かって駆けつけると、2両編成のデイーゼルが停車しており乗客もかなり座っていた。
しかし、旅行者らしい姿は見当たらない。心配なので近くのオバサンに聞いてみた。
” Por favor ! Este comboio para Obidos ? "
( すみません! この列車はオビドスに行きますか ?”
すると、オバサンは手元から時刻表を取り出して、Obidos Chegada
13:28 の箇所を指で差して、ニッコリ ” うん ”と頷いた。
” Muito obrigado ! ” ( 本当に有難う !) よかった!
やれやれ安心だ。・・・ と一息ついていると、列車が動き出し、しばらくすると、検札の車掌がやってきた。
シントラで買った切符を見せて、
「 Bom dia ! Queria ir a Obidos.」(オビドスへ行きます)
と言うと、
ーー”De ida ? Dois ?"(片道?二枚?)
「Sim.」(そうです)
すると車掌が発券にとりかかり、8.2euroと言う。 え? え?
手持ち切符を再び車掌に見せると、
ーー彼が切符を読み上げた。"Sintra→Casaim"
そうか!シントラで買った切符はカサインまでだったのか・・・・・
ゴトン、ゴトンと田舎を走る列車は、各駅停車で地元民が一人二人と乗り降りする都度、車掌が窓から顔を付きだして、乗ってくる客がいると、
発券のため、その乗客の席まで足を運んでいく。ほとんどが無人駅だからだろう。 そうしているうちに、一つ心配事がでてきた。オビドスも無人駅だから、降りる時のドアの開け方はどうやるのか?
そこで車掌のところへ足を運んで、
” O senhor ! Como se abrir door ? "( ドアはどうやって開けるの?)
と尋ねたら、)ドアのところまで一緒に来い、と手招きして、こうやるんだ、と実際にやって見せてくれた。
” Ah ! entendi sim. Muito obrigado ! "
( ああ よく分かった、どうも有難う !)
お礼を言ったのは云うまでもない。 -
列車は定刻通り13:28にオビドスの鉄道駅に到着しました。
しかし無人駅で誰も居ないし、人家もない。
と、ホームのはずれにベンツが一台停まっていて、男がこちらへ手を振っている。 タクシーに違いない。これで一安心。オビドスの旧市街は丘の上の城壁に囲まれており、そこへ行くには急な坂道を登らねばならなかったからだ。 今日泊まるホテルは、その一番高い頂上に聳える古城にあるのだ。
” Queria ir a Pausada. " と言ってタクシーに乗り込んだ。
*写真は、そのタクシーの運転手さんにシャッターを押して貰いました。 -
これが、丘の上にある古城のPausada国営ホテルです。(写真)
タクシーが走り出したら運転手が、
ーー”Onde vai amanha ?"( 明日はどこへ行くの? )と聞くので
「 Coimbra. 」( コインブラ )と答えると、
ーー”このタクシーを使えば他のところも案内しながらコインブラへ行けるよ”
「 Quanto costa ? 」( 値段いくら? )と聞くと、」
160euroとメモ書きしてくれた。、値段が高いので断ることにした。
「 Nao obrigado. 」( 結構です )
国営ホテル<ポーザーダ>は白亜の殿堂でした。 -
石畳の道にあったPausadaの案内表示です。
-
オビドスの街は、丘を中心に広がっている楽しい街です。
バスで日帰り観光にくる外国人が多いようで 観光客が昼間ぞろぞろ散策している光景が印象的でした。 -
石畳の路地にこんな洒落たミニカーも見かけました。
-
*スケッチは、オビドスのバス停です。
翌朝ここからカルダス行きの市バスに乗りました。
スケジュールは、カルダスでバスを乗り換えて、ナザレへ移動し、ナザレを観光したあとは、バスで次の宿泊地コインブラへと向かう予定です。
Obidos 9:35→Cardas
Cardas 10:10→Nazare 10:50
Nazare ? →Coimbraへ
この移動スケジュールはオビドスの観光案内所で教えてもらいました。
ーー” ナザレからのバス時間はここでは分からないから、?です。
ナザレのバスターミナルで聞きなさい。”
と言われました。
カルダスのバスターミナルには、10:05到着です。すぐに切符売り場へ急ぎ、ナザレ行き切符を買い、その際、念のため発車時間を書いたメモを見せると、
ーー" Nao."と言って10:10を10:05に訂正されたのです!
え! もう10時5分だよ。
慌てて「 Quanto autocarro? Onde e a Paragem ? 」
( どのバス? バス停はどこ? )
ーー”あのバスだよ”
助かった! 間に合って良かった!・・・・
本当に、ポルトガルでのバス移動は大変だった。
ナザレに到着した時は、すぐにコインブラ行きの発車時刻を聞きました。
ーー16:10. 何と次のバスまで乗り継ぎ時間が5時間もあるとは! 仕方がない。 ここナザレでゆっくり滞在していこうと思った次第です。
「 Queria ir a Coimbra. Dois bilhetes,por favor.」
( コインブラへ行くので、切符2枚下さい )
すると切符を1枚しか渡してくれない。これで二人分かとも思ったが、念のため、
「 Para duas ? 」( 二人分? )と聞くと
ーー”Nao. " ( いや )
危うく失敗するところだった。
ポルトガルでのバス移動は、本当に難しいですね。 -
ナザレはアマリア・ロドリゲスが<暗いはしけ>という映画の中でファドを歌い、一躍世界的に有名になった所だそうです。大西洋海岸に面した絶好の景勝地です。(写真)
崖上までケーブルカーで登りました。 -
真っ青な大西洋を眼下にスケッチを楽しんだり、
散策したり、博物館を見学したりして5時間過ごしました。 -
こんな素晴らしい崖もありましたよ。
-
たまたま同じケーブルカーに乗った地元の人達と家内の写真です。
とても素朴な感じの人達で、片言ポルトガルが通じたのでしょうか。本当に旅の心地良さを感じました。 -
洒落たレストランも並んでいました。
-
海辺には地元の人達が日差しを浴びて海を眺めています。
-
海岸沿いの住宅地の路地で遊んでいた少女です。
-
こんな洒落た店を見つけたので、ここで昼食を摂りました。
5時間の滞在を終えて、バスの出発時刻16:10前に待合室に入ると、
まわりに誰もいない。 おかしいな・・・時間変更があったのかな?
と思って外にでてみると、なんと列が並んでいるではないか!
しかも、列の先頭は地下へ潜り込んでいる。バスの乗り場が待合室の
前ではなく、地階のガレージだったのだ!! -
なんとか、無事にバスに乗り込んで、2時間後に漸く宿泊地コインブラに着くことができました。
ここは最も古い大学都市で川沿いの丘の上に
コインブラ大学があります。 写真はサンタクララ橋を渡った向こう側から眺めた景色です。 丘の上にあるのが大学です。 -
*写真は泊まったホテル<Astoria>からの眺めです。
ホテルは大きな橋<サンタ・クララ>の近くにあり、
街の中心地だから交通量が多かったです。 -
翌朝、コインブラ大学へ行こうとバス停を探したのですが、なかなか分からず困りました。
沢山のバス停がある上に、同じバス停から行き先の違う複数路線があるからでしょうか。バスを待ってる人に、
「Para Universidade ?」(大学へ行く?)と聞くと、
ーー”あっちのバス停だよ”
教えられたバス停に行っても、大学行きバスが仲々こない。
仕方がないのでタクシーを使って、丘の上にある大学までいくことにしました。 -
コインブラ大学の構内は、かなり広く、一般の観光客でも内部へ入れる仕組みになっています。
2時間位、構内を散策してから、帰りは徒歩で下の街へ降りました。 -
歩いて街の中へ降りてきたので、コインブラの街を体感できて良かったですね。
サンタ・クララ橋の袂に観光案内所を見つけたので、
明日行く予定のAveiroの地図をもらおうと足を運びました。
「Bom dia! Queria ir a Aveiro amanha.
Ha uma mapa de Aveiro ? 」
( 明日アヴェイロへ行くのですが、地図ありますか?)
ーー”Sim. Aqui esta." (はい、どうぞ)
「 Gratis? 」(無料ですか?)
ーー”Sim. " (ええ)
「 Obrigado ! Adeus !」(有難う、さようなら!)
片言ポルトガル語にも次第に慣れてきたようです。 -
翌日、アヴァイロにはコインブラから各駅停車の列車に乗り、
10:12に到着しました。ここは<モリセイロ>(写真)という
色彩豊かな伝統的小船が運河に繋留されており、
名物となっているそうです。
だから観光の中心地は旧市街にある運河です。
ホテルにチェックインした後、この運河を目指して散策中、街の商店街なども見ましたが、面白い発見をしました。
電器屋さんのTVや掃除機などは日本と同じ程度の値段がついていたのですが、食品市場では物価の安い生活用品が並んでおりました。 キュウリ・バナナ・イチゴ・パセリ・リンゴ・ミルク・ヨーグルト・ハム・パンなどを買い込んだが、全部で500円位。
とても物価が安い!
アヴァイロは本当に小さな街ですが、地元の生活水準が分かって印象に残りました。
昔は港町として栄えたそうですが、今は典型的な田舎町。
その上、市場で出会った親父さんやオバサン達が実に素朴で温かい応対をしてくれました。
駅の切符窓口の応対も親切で気持ちがいい。
次の目的地ポルトまでの切符を買おうと、
” Dois bilihetes para o Porto, por favor. Este combio。”
( ポルトまで2枚、この電車で )
と言ったら、
” その電車Combioは各駅停車のSubradoだから、向こう側の窓口」で買いなさい ”と丁寧に教えてくれた。
発車時刻も、事前じ調べてきたトーマス・クック時刻表とは違うことを教えてくれたので、助かりました。 -
買い物をする家内。
-
アヴァイロ駅舎にはアズレージョの壁(スケッチ)がありました。
-
いよいよポルトガル第二の都市ポルトに到着です。
写真はポルトの市街にあった広場。
アヴァイロから乗った列車は、ポルトまで24の駅に停まり1時間20分かかったが、全く退屈しなかったです。 ポルトの名前がついた駅が2つあり、リスボンからの特急が停まる駅とは別に、中心街に乗り入れている駅Porto Sao bentoに列車は着きました。
明後日の移動の為の切符を予め買いに、切符窓口へ。
「 Queria ir para Viana do Castelo. Poderia dar me um horário?」
( ヴィアナ・ど・カステロ行きの時刻表を下さい )
手渡してくれた時刻表を見て、
メモ用紙に、<Porto 10:25→Viana do Castelo 、primeiro, dois>
と書いて、
「 Posso comprar este bilihetes agora? 」
( いま この切符を買えますか ?)
ーー”Sim. ...Ida ?" ( ええ。片道? )
「 Sim. De ida. Primeiro classe. 」
( はい、片道で、一等です)
切符の買い方も大分慣れてきた気がします。
駅前からタクシーで予約済ホテル<Le Meridien>へ向かいました。
ポルトは坂の街。 車の一方通行が多いらしく、タクシーは川沿いに下って、大回りしてホテルに到着です。
ホテルで一休みしてから、<市バス③番に乗れば駅前広場へ行ける、>とガイドブックに書いてあったので、③番のバス停を探そうと思って、ホテルを出たら運良く左手に③VISOと書いてあるバス停がありました。
バスが走りだしてから、運転手に駅前で降ろしてくれと頼んだ。
” O senhor! Queria ir á Estação. Poderia avisar me quando chegar á ?”
(すみません ! 駅へ行きたいんですが、合図してくれませんか?)
すると、首を振って方向が違うよ、逆だよ、という仕草をした・・・・
え ! ! 逆の方向に乗ってしまったのか!!
じゃあ 次のバス停で降りねばならぬ、と思って出口の方に移動すると、
乗客が一斉に声を出して、Não,Não・・と首を振る。
頭がパニックになってしまった。バスはどんどん移動していく。
一体全体どうなってしまうのか? 前方から③番バスが見えて
きた。 するとバス停でないのに両方のバスが停車して、当方の運転手が窓から身を乗り出して先方の運転手に何か話しかけている。
そして、小生を振り返って見て、
「 ここで降りて向こうのバスに乗りなさい 」と合図をするではないか!
そうか親切な心使いだったのか !!
乗客達も皆、笑顔でこっちを見ている。
” Obrigado ! Muito obrigado !”
( 有難う! どうも有難う !)
大声で感謝の気持ち伝えて、バスを乗り換えたのでした。 -
ポルトの市場に行ってみると地元の買い物客で溢れていました。
-
街角で見かけた少年。
カメラを構えて、OK? と聞くとポーズをとってくれる。
流石ですね。 -
ドウオーロ川沿いに大西洋海岸まで観光用の市電走っているので,サン・フランシスコ教会前から乗車しました。
-
市電を待っている間に、立ったままスケッチしたのが、これです。
-
ドウオーロ川には長い二階建てのドン・ルイス一世橋がかかっているが、
その長い橋を歩いて渡り、対岸のワイン工場地帯へ行った場面です。
日曜日なので開いているワインセラーは少なかったが、パンフレットを配って呼び込みをやっている所がありました。
内部に入れて貰い、出されたメニューを見て驚きましたね・・
試飲の料金が16euro(約2千円)とベラボーな値段だ。
「 É muito caro. Não obrigado. 」
( 値段が高すぎる、やめときます )
と言って席を立った。
帰りは、歩くのはやめて91番バスにのって市街に戻ってきました。
写真は、ワイン工場へ行く時、坂道で華やかな衣装と楽器を持った地元の人々とすれ違たので、
「 Podoria sacar unha foto ? 」
( 写真を撮ってもいいですか? )
と断りをいれてパチリと撮った地元の人々の姿です。 -
このスナップは、工場地帯を歩いている観光客です。
-
翌日、次の目的地ヴィアナ・ド・カステロへ向かう各駅停車の1等車に乗ったらキャンプへ行く学生さん4人が隣席にやってきた。
こっちの姿を見てすぐに日本人と分かったらしく、
盛んに” KONNITIWA ! TOKYO ! NIHONNGO ! ”などと
知っている日本語を喋りまくっている。
その賑やかなこと・・・
終点のViana do Casteloへ定刻に到着しました。
駅前は広場になっていて店も無い、人影もない。(写真)
荷物を駅に預けてから早速、市内散策に出かけました。
「 Posso guardar minha bagagem aqui ?」
( ここに荷物を預けられますか?)
ーー”Sim. Até quando ?"(ええどうぞ、いつまで?)
「 About 3~4 horas.」(3~4時間)
ここの駅員さんはとても親切だ。
街中で歩いてきた人に、
「 Por favor! Há um super mercado perto d'aqui ? 」
( すみません!この辺にスーパーはありますか? )
ーー”Sim. すこし歩いて右へ曲がればありますよ”
「 Obrigado ! 」( 有難う! )
昼のサンドウイッチをスーパーで買い込んで、リマ川沿いの木陰で昼食代わりにサンドウイッチを食べた。
そして、今日の宿<Pousada do Castelo>へタクシーで行こうと思ったが、タクシーが見当たらない。
” Onde posso tomar um taxi ?” (タクシーはどこで乗れるの?)
と人に尋ねて、やっと先ほどのスーパーの前がタクシー乗り場だと分かった。
タクシーで到着したホテルは、小高い丘の上にあった。 -
泊まった国営ホテル<Pousada do Castelo>からの眺望は素晴らしかった。教会の尖塔の向こうに大西洋が見え、有名なサンタ・ルジア教会がすぐい眼の前にありました。(写真)
-
国営ホテル<Pausada do Castelo>の玄関です。
チェックインの際、パスポートを見せたら60歳以上は
35%の割引とのこと。超一流ホテルが96euroの料金になったから嬉しかった
ですね。 -
ホテルの眼下に位置するサンタ・ルジア教会は、ポルトガルでは有名で、
大勢の訪問客で賑わっていました。 -
教会付近で出会った地元の少女。笑顔で写真を撮らせてくれるので、
なんとも気持ちが和んできます。
ヴィアナ・ド・カステロという街はタクシーは安いし、街中を散策しても愉しいし、出会う人達も実に優しい。
こんな場所をパックツアーに組み込めば、日本でも人気がでるのは間違いないでしょう。 -
さて旅も最後に近づいてきました。 待望の世界遺産<サンチャゴ・デ・コンポステラ>へ列車で向かう日です。
Viana do Castelo 9:22→Vigo 12:06
Vigo 12:20→Santiago de Compostela 14:06
Vigo(ヴィーゴ)からスペイン領になり、ここで列車を乗り換えて、(もちろん新たに、切符も買う )スペインの巡礼地<サンチャゴ・デ・コンポステラ>へと向かいます。
ポルトガルから国境のミーニョ川を渡ると、車窓から眺める景色が一変するのに気が付きました。
ポルトガルの農村風景は、みんな小さな2階建てで、農家の周りに野菜畑やワイン畑がある長閑なものだったが、スペイン領内に入ると、農家は3階建てが多くなり、畑にはトラクターなどの機械が見えて大規模農業が展開されている様子が見えてきたのです。
列車がサンチィアゴ駅に到着したようで、乗客の殆どが降りたので、一番最後にゆっくり降りたら、乗ってくる客がいるので、駅員に ¿ Terminal aqui ? (ここは終点? )とスペイン語で聞くと、 No. A Coruña。という返事。
列車を降りて良かった。終点はもうひとつ先のコルーニャ駅なのだ。
この有名な巡礼地がある地方はスペインの西北部にあたり、<ガリシア>と呼ばれ<ガリシア語>が話されており公用語としても認められています。
覚えてきたガリシア語でチェックインをやってみました。
ホテルは昔の王室病院を改造した国営のパラドールです。
「 ¡Bos días! Teño reservada unha habitación.
Aqui está a miña confirmación.
Chamome .KONO... Veño do Xapón.」
( コンニチワ 予約してあります。これです。
名前は・・・、日本からきました)
ーー”パスポートをお願いします”
「Aquí está. ¿ Podo usar unha habitación agora?」
(はいこれです。 いまチェックインできますか?)
ーー”Si. "(はい)
「 Gracinas. 」(有難う)
スムーズにことが進んだが、通された部屋は古くて暗い。
ここは昔、巡礼者の病院だったとか・・・
場所は大聖堂カテドラルのすぐ傍にありました。(写真) -
一休みしてから早速、有名な大聖堂カテドラルの中に入ると、流石世界遺産ですね、重厚で素晴らしさが実感できました。
入口近くにある柱には、数知れない巡礼者が手をあてて神に祈った為に凹みができています。
ここの撮影はフラッシュが認められているのでパチリ。
そして、旧市街は、狭いけれども楽しい店で溢れています。充分散策に満喫した後、こんどは歩いて新市街へ行くと、普通の店がありスーパーもあるようなので、通りかかった若い女性に尋ねました。
「¡ Perdón ! ¿Non hay algum super mercado por aqui ?」
( すみません! この辺にスーパーはありませんか?)
ジーとこっちの目元を見つめて質問を聞いていた彼女は、うん、と頷いて、
ーー”そこの道を右に行ったら左側にあるわ”
と教えてくれた。
「¡ Graciñas! 」(有難う!)お礼を言うと、
ニッコリして、”De nada."(どういたしまして)
翌朝、チェックアウトをしてからタクシーを呼んで貰い,駅に向かう途中、タクシーの運転手さんからガリシア語発音を幾つか教えてもらいました。
お早う! Dos días !
あなた Vostede
一 uhna
二 dous
有難う Graciñas !
私 miña など
車から降りて料金とチップを渡す時に、
Gracinãs ! Tenâ para vostede.
と言ったら、笑顔で Gracinâs ! と返してくれました。 -
翌日はSantiago de Compostela から 再びVigoへと戻ります。
Vigo駅には10時50分に到着。 雨が降っている。
明日の切符を買っておこうとインフォメーションの窓口へいった。
” ¡ Perdón ! Quiera ir á Porto amañha.
¿Podo comprar billiete agora ?
( すみません! 明日ポルトへ行くのですが、今切符買える?)
ーあした、ここで買いなさいー
そうか、スペインでは前売りはしないのか。
駅前からタクシーで今日の宿Hotel Bahíaへと向かった。
チェックインをガリシア語でやてみる。
” ¡ Bos días ! Aquí está a miña confirmación.
Chamome KONO. Veño do Xapón.
Se posible, quería unha habitación on upper. "
( こんにちわ! これが予約書です。日本からきたコウノです。
出来たら上の階をお願いします。)
ーOKー
すんなり通じて最上階の912の鍵を渡してくれた。
部屋からの眺望は最高! 真下にフェリー乗り場が見えて、向こう側の島との間には静かな海面が広がっている。カモメも舞う静かな港町。
昼食後、Vigoの街中をゆっくり散策して楽しんだ次第です。 -
Vigoの街中を散策しているところ。
-
散策中に買い物も楽しむことができます。
昼食のあと、丘にある城砦公園に登ってきました。
途中で靴屋さんで道を尋ねたら、
! Perdón !
Queria ir á Parque de Castelo. ¿ Onde ?
すると笑顔で親切に教えてくれました。 -
ヴィーゴで1泊した翌朝、駅の窓口でポルトまでの一等切符を買いましたが、前日に、この窓口で事前購入はできないと断られた事情があったのです。
「 Bos dias! Queria comprar este billetes.」
(お早う! この切符を買いたいのですが)
メモに行き先、等級、枚数、日付、列車発車時刻を
書いて出すと、係員がそれを声にだして読み、
ーー”OK. Dos billietes. "( OK、2枚ですね)
とスペイン語で確認する。
ーー”Esta tren Via uno. "(この列車は1番線です)
これもスペイン語だ。
薄暗い中、1番線には既に列車は入っていたが、
ドアがまだ閉まっているらしく、ホームには一組の老人夫婦と若者が
佇んでいました。
脇を通り過ぎようとすると、老婦人が ” ¿A qui? "
と指差すから、「 うん 」と頷くと、
”A qui, aqui.” 前の車両は違うよ”と身振りで教えてくれた。
「¡ Graciñas! 」( 有難う! )
写真を撮らせてと頼むと、喜んで応じてくれた。
若者も一緒に。
先方は2等車に、我々は1等車へと分かれて乗車したが、ご主人が席までやってきてお礼に紙コップにいれた熱いコーヒーをくれたのです。
「 ¡ Graciñas !」ガリシア語で感謝を伝え、お返しに
日本から持参した<扇子>を差し上げました。
「 É Xapónes. Teña, para vostedes. 」
( これは日本のものです、どうぞ )
とガリシア語で言ったら大喜びで戻っていった。
とってかえすように、今度は奥さんの老婦人が
お菓子を持ってやってきて、ドスの利いたガリシア語で盛んに喋りまくる。
写真を送るから住所と名前を書いて、
と言うと・・メモにぐしゃぐしゃの文字を書いて
渡してくれました。 -
ガリシア語で書いてくれた住所と名前です。
-
4月22日、最後の宿泊地ポルトの朝です。いよいよポルトガルともお別れ。
外は小雨がしとしとと降っていました。
ポルト空港行きバスを待つ間、ホテル前の広場をスケッチしてみました。
ところが、バスが予定の出発時刻を過ぎても現れません。
不安にかられて、ホテルのレセプションで係りに尋ねました。
Perdão ! The air portbus is not yet.
すると、「 あ! あそこにきたわよ!」と教えてくれました。
見ると、100m先の広場にバスが停まっているではないか!
良かった!有難う! Obrigado ! Adeus !
数人しか乗客が居ないバスに乗って、ポルトの空港に向かったのです。
これでポルトガル縦断の長い旅も、やっと終わりました。
ーーーおわりーー
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