ランカウイ島でのんびり

2007/08/02 - 2007/08/06

初めてのランカウイ島へ行ってみました。雨季ということで心配していた雨は滞在中一度も降らず、のんびりと過ごすことができました。

エリア ランカウイ島(マレーシア)

最初の写真は機内で出た軽食(^_^;)　行きのシンガポール乗り継ぎでランカウイ入りに利用したシルク・エアーのフライト時間は約１時間半。このほうれん草入りチキンロールと飲み物が付きました。見かけによらず美味。

タラップを下りると南国特有の空気、リゾート気分が盛り上がります。

到着は夜８時を回っていたので翌朝の朝食前にホテルのビーチを散歩してみました。宿泊はタンジュン・サンクチュアリ・ホテルです。ここのクチコミとネットの予約サイトの金額を参考にチョイス。コテージタイプの部屋でビーチが目の前、だけど静かで安いという条件にピッタリのホテルでした。このビーチは遠浅ではないので小さい子供連れの人はやめておいた方がいいと思います。

腹ペコになったところで朝食です。ホテル内のレストランは１つだけ、でも海に突き出た岬の先端にあるのでとても気持ちのいい場所です。オープンエアのここは朝は写真のように朝日が当たり、夕暮れ時もきれいだそうです。朝食が混雑しないのが小さいホテルのいい所、ブッフェスタイルでしたがのんびりゆっくり食べられます。

ある日の朝食は煮豆、ビーフベーコン、ハッシュドポテト、焼きそば、ビーフソーセージ。この他におかずは２品、その場で作ってくれるオムレツ、パンケーキ、フルーツ、サラダ、マレー菓子、ジュース、コーヒー、紅茶などがあり満腹になります。品数は多くありませんが毎日違うものが出るので飽きません、卵料理を注文に応じて目の前で調理してくれるのは嬉しいサービスでした。

このホテルでは一番高い部屋（ビーチ・フロント・タイプ）からの眺め。高いと言ってもネットで予約して手数料込み１泊１人４０ドルでした。この眺望が１泊４０ドルとは驚きです！目の前には静かなビーチ、そして部屋の中にまで波の音が聞こえてきます。他に聞こえるのは鳥のさえずりぐらい。クチコミに情報をくれた方に感謝！

到着の翌日はよく晴れていたのでまずはレンタカー（１日８０リンギ）を借りてケーブルカーのあるオリエンタル・ビレッジへ行ってみました。

子供用の遊具もあります。

ケーブルカーの乗り場です。レンタカーを借りるのに空港まで行ったりして時間がかかってしまいここに来たのが昼を過ぎた頃でした。結構人が並んでいたのには驚き。

まずは海抜約６５０メートルの展望台まで一気に上ります。

これはまだ上ってる途中の写真です、ケーブルカーはまだまだ上に行きます。気持ちいい！

到着したと思って下りるとそこは途中の展望台でした。ここから更に上の展望台まで行くことができます。右に見えるつり橋までは上の展望台から数分歩きます。ここが意外にスリル有り。

再びオリエンタル・ビレッジに戻ると池には日本風の橋が！？しかも名前は「さくら橋」、こんな所で日本語を見るとは思わなかった。

ちょっと遅めのランチはフード・コートに行ってみました。

みんなで同じようなものを注文、これはビーフ・ヌードルです。味は日本人には抵抗のない味だと思います。

遅いランチの後はレンタカーでお約束のタンジュンルーに行ってみました。確かに砂も綺麗だしビーチの眺めはよかったです。でもここのホテルマンは宿泊者以外には慇懃無礼でとっても感じ悪かったです。

一旦宿泊先のホテルに戻ってビーチでのんびりした後は夕暮れのベストポイントを求めてパンタイテンガーに向かいましたが思ったよりも日が落ちるのが早く慌てて途中のビーチにてサンセット鑑賞。というよりも既に落ちてました。ビーチには沢山人が出て思い思いにそれを眺めてました。

そして本日の締めくくりはガイドブックにも出ている中華料理の店オーキッドリアでシーフード。ロブスターは１００ｇで１６リンギ、店の入り口にあるものから好きなのを選べます。だいたい１尾５００ｇから１キロぐらいだそうです。

次の日は朝から晩までパンタイチェナンのビーチで過ごしました。さすがにこの日差しをずっと受けてはいられないのでビーチに寝そべる人は少なかったですね。ちょっと歩くとビーチボーイがアクティビティをやれと誘ってきます。そんなに強引ではないので適当にあしらいつつ、値段交渉をしてジェットスキーをしました。３０分９０リンギ

ビーチのあちらこちらに見られる幾何学模様、この模様は何でしょう？答えはカニの巣穴です。一生懸命掘り出した砂がまるで丁寧に並べられたかのように模様を作り出していました。

あっという間にランチタイムです、本日はビーチにテーブルを出していたこの店に決定！

食べかけの写真ですいません（笑）おなかが空いていたのでガマンできずに食べちゃいました。フライドライス、ようするにチャーハンです。日本の海の家よりコストパフォーマンスいいです。

太陽も傾きかけてすっかり夕方の日差しになりました。ヨット（カタマラン）に乗りたくてビーチボーイに貸してくれるところを訪ね歩き、ペランギ・ホテルで借りることができました。１時間８０リンギ、沖縄よりもちょっと安いぐらい。赤いパラソルの間、向こうの島の手前辺りをセーリング中。ほとんど見えませんが。

大海原をヨットで疾走、気持ちいい〜！

ランカウイを発つ日、チェックアウトを３時まで延長してゆっくりホテルのプールにでも入って過ごすつもりが、次の予約があり部屋は延長できないと断られてしまいました。残念ながらこのプールで泳ぐことはできませんでした。

ホテルのクチコミには画像が１枚しか載せられないのでここに入れておきます。部屋の中の様子が少しでもわかれば…。リビングにはダイニングセット、ソファ、キングサイズベッド１台、テレビ収納式チェスト、ライティングデスクが置いてありますがそれでも広々余裕の大きさです。天井も高く開放感抜群！でもエアコンはちゃんと効いてました。蚊取りマットの常備あり。

バスルームも広々です、ドアの右側にシャワーブースとトイレがあります。バスタブを使うときは注意！お湯が途中からぬるくなってきます（笑）２人入るときは時間差でどうぞ！

１棟に左右対称の部屋が２部屋ありコネクティング・ルームになっています。それぞれの部屋は厚いドア２枚で仕切られているので音の問題はないと思いました。

入り口です、道路脇にひっそりと守衛室があるだけであまり目立ちません。敷地内もとっても静か。野生のリスやサルが部屋のすぐ前にやってきたりします。

午後３時まで滞在のつもりが昼１２時にチェックアウトになったので大急ぎで荷造りをして、フロントで荷物を預ってもらい土産物探しに再びランカウイ・ビレッジに行ってみました。タクシーを呼んでもらって片道１２リンギ。すでに昼食時になっていたのでこれまたフードコートでランチです。地元の人が食べるようなものにトライしてみたくて国民食（？）のNASI LEMAKを注文。皿の上にのっているのはココナッツミルクで炊いた生姜入りのライス、アンチョビ、きゅうり、ゆでたまご、鳥のから揚げサンバルソースがけ。

まだ時間がたっぷりあったのでケーブルカーからも見える近くの滝へ行きました。距離は近いんですが歩いて行くには上り坂で大変だし、そこから帰るときにはタクシーは拾えないよって言われたので、ビレッジから最終的に空港までということでタクシーをチャーターしました。滝での見学時間は約２時間、この間運転手は駐車場で仲間と歓談、実際にタクシーに乗って走行した距離はたいした距離じゃなかったのに８０リンギ。う〜ん…これはちょっと高かったけど車が拾えないと言うし、後ろにタクシー待ちの客が何組かいたので交渉しませんでした。

あまり水が綺麗じゃないようなことを聞いていたんですがそんなことはありませんでした。滝壺は水浴びにいい感じで地元の人が子連れで遊びに来ていました。これが帰る日じゃなければ水着に着替えて飛び込むところですが…。海ももちろんいいんですがこういういい場所もあるんだということをもっとガイドブックで紹介してもいいのになぁ。

飛行機の窓から見える自然の造形には目を奪われます。もくもくと発達中の積乱雲を発見！

いつ見ても綺麗な機内から見る日の出、成田まであと１時間。

最後の写真はＪＡＬの朝食です。

向こうで買って食べた果物です。店の人はロンコンと言っていましたがそれはタイ語のようです。後で調べたらマレーではドゥクとかラングサとか言うようです。味はみかんとぶどうの中間みたいな感じ？ほんのり甘いですがわずかに入ってる種の周りは苦いです。