2007/08/11 - 2007/08/18
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あっちゃんさん
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今日もラバウルを周る。
私の泊まっているホテルはココポ地区。
ラバウル市内までは車で30分くらい。
朝食を食べてまたまたアバウトに、
朝9時ごろ出発。
1日目 夜 成田→
2日目 早朝ポートモレスビー→ラバウル泊
3日目 ラバウル泊
4日目 ラバウル→マダン泊
5日目 マダン泊
6日目 マダン→ゴロカ泊
7日目 ゴロカ→ポートモレスビー泊
8日目 ポートモレスビー→成田
移動は全て飛行機
- 航空会社
- ニューギニア航空
-
まずは、ガソリンスタンドへ。
60?160キナ
ってことは1?約120円。
えぇぇぇ〜、日本も今すごく高いけど
こっちで考えたらめちゃめちゃ高い!!! -
最初にやってきたのは、バージトンネル
旧日本軍の大型発動機艇
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%99%BA
を、連合軍の空爆から守るために掘られたトンネル。 -
中は真っ暗で正直怖い!
なんと延々と5隻も並んでいる。
ラバウルにはたくさん、至る所にトンネルがあって
全部を合わせるとなんと600?にもなるらしい。 -
この人たちがこのトンネルを見張っている!?
管理している!? -
トンネルを後にして、
車で走っていたらあっという間に真っ白に。
これ、火山灰。
って私たちは車の中にいるからいいけど、
後ろの荷台に一人乗ってるお兄ちゃん大丈夫か??
後ろを見るとスカーフ見たいので
顔覆ってるけど・・・ -
火山とラバウルの町が一望できる。
でも、まだ火山には遠い。 -
とってもさわやかなお天気。
-
そう、ここは地震観測所なのです。
その看板岩を入れて。 -
次にやってきたのは、とある桟橋。
-
今、私が立っている桟橋、
実は元は船でした。
といっても、どうやって写真を撮ったら
よいのやら・・・ -
桟橋にいた人たち。
-
さっきっから、何かすごく嫌なにおいが・・・
-
これ、桟橋の端っこが
船の先頭になっている。
この桟橋は小牧丸桟橋という。
小牧丸は、昭和17年ラバウルにて爆撃を受け
大破した輸送船だった。 -
これは、カカオの実
昨日食べたあのまず〜い実が
これから違う国へ運ばれて、
おいしいチョコに変身するのねぇ!
さっきからするいや〜なにおいは、
隣でこういう大きな袋に入れられた
椰子のオイルにする原料らしい。 -
また車を走らせ、
ついに火山の側までやってきた! -
すごい!
写真ではとても伝わらないけど
ゴォオオオ!!
っていう音が聞こえていて、
火山が生きている!ということを
思い知らされる。 -
1994年に火山が噴火し、ラバウルは多大な
被害を受けた。
今でも辺りを火山灰が覆い尽くしている。 -
ここも元は空港だった場所だ。
-
遠くに湯気が見える。
温泉だぁ!
小屋もあって管理している人もいるのかしら。
こんなところで商売するなんて! -
火山からまた車を走らせ、
南太平洋戦没者慰霊碑へ。
眺めの良い、静かなところだ。 -
私が生まれるよりずっと前に、
おじいちゃんがここへ来て、戦争をしていたなんて。
戦争を知らない私にとって、とても想像できない。
この日本から遠く離れた異国の地に
おじいちゃんがいたんだ。
なんだかとても不思議な気持ち。
おじいちゃんは、ニューギニアから無事に
帰ってきた。
それから遺骨収集のために何度かこちらを
訪れていた。
そして、2年前に亡くなった。 -
大きく穴が開いている場所がラバウルを示している。
お線香をあげてしばし黙祷。 -
次にやってきたのは、山本バンカー
海軍の指令本部として使われたと言われる場所。
小さな入り口から狭い階段を下りていくと
コンクリートのトンネルでいくつかの部屋みたいに
なっていた。
壁には地図らしきものも書かれていた。 -
これが実際に使われていたなんて、
本当に信じられない。 -
昼食を取る為にやってきたラバウルホテル。
中華料理のレストランだったけど、
なぜか、トマトソースのパスタを食べた。
オーストラリア人の観光客がたくさんいた。 -
ホテルの側にいた子供たち。
-
ガイドさんにスーパーに行きたい!
と行ったら連れて行ってくれた。
でも・・・ -
やっぱりちょっと視線が痛いかも。
品揃えは思ったより豊富。
お酒のところは鉄格子で別になっていた。
買うのには結構勇気が必要。
値段は思ったよりだいぶ高い!
お菓子とか日本と同じかそれ以上かも。
スーパーではお水とお菓子を買って、
ホテルへ帰る。
水1.5?4.8キナ。約216円 -
最初は、男の子と女の子がよく分からなかったけど
やっぱり女の子は、女の子らしいことが
分かってきた。 -
またちょっとお昼寝してから
ホテルのレストランへ。
今日は、シーフードやきそば!
って麺がほとんどない・・・
でもえびが大量でおいしかった。 -
そして、チャーハン
これもなかなかおいしかった。
これなら全然食事も飽きないなぁ
でもこのホテルでは最後の夕食。 -
この火山を見るのもこれで最後。
-
飛行機まで時間がちょっとあるので、
ちょっと散歩でもしてみることにした。
地図とか何もないから近くだけ。 -
PMVと呼ばれるバス。
こちらではどこの都市でも頻繁に見かけた。
時刻表とかはなくて、満員になったら出発する。
向こうの人はのんびりだから
いつ来るか分からないバスでもいつまでも
待つらしい。
観光客は絶対乗ってはいけないと言われた。
実は、最後に行く都市、ゴロカでこのバスの
とんでもない大惨事に
巻き込まれることになるとは…
やっぱり周りを歩いても何もなく、
しかもちょっと怖かったので、
もうホテルに戻ることにした。 -
国内線にてラバウルからマダンへ向かう。
-
憎き、エアリンク。
この航空会社が私が出発する10日前に
突然、廃業したせいで、
私の予定はすっかり狂ってしまった・・・
しかし、後から聞いた話
もともとこの会社は飛行停止処分を食らっていて
やっと業務再開って時に、もう一度飛行許可を
もらうためのお金が出せなかったそう。
そしてそのまま廃業した。
飛行停止処分を食らうような危険な飛行機には
乗らなくて良かったかな…
そして、何よりも困っているのは
現地の人だそうだ。
ニューギニアは道路の整備もままならないので
飛行機が一番の交通手段となる。
急病になって病院に行くにも飛行機だったりする。
このエアリンクがなくなったせいで、
急な移動が困難になり、病気が手遅れになって
亡くなる人も少なくないと聞いた。
そんなに重要な路線がたくさんあるなら、
国がなんとかできればいいのに。
なかなか資金面で難しいのか… -
またまたゲートから飛行機まで
結構歩く。 -
このロゴ好き!
-
あー海がきれい!
ビーチでも遊びたかったなぁ〜
次のマダンでは海に入りたい!
けど、予定は未定。 -
ちょこっとだけ虹が見えた!
なんとな〜く、天国のおじいちゃんが見せてくれたような気がした。
〜つづく〜
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 哈桑湖さん 2010/07/25 10:15:41
- 歌で有名なラバウル島
- ラバウル島といえば、有名な「ラバウル小唄」があります。あと勇ましいメロディの「ラバウル海軍航空隊」が、あります。それゆえ、名前だけは、知っていました。私がお知りあいになった人に、元ラバウルの日本兵がいました。護衛艦なしで、オンボロの輸送船でラバウルに上陸させられ、地獄の戦場に送られたようです。現地では、「ラバウル海軍航空隊」どころか、「ラバウル小唄」さえ、歌われていなかったようです。私の母は、近所でラジオ体操前に、「ラバウル海軍航空隊」や「轟沈」が、よく流れていたと、言っていましたが。どうも、内地で戦意高揚戦のために、作られた音楽のようです。戦時中には、私の一族は、身長が足りないため、徴兵検査にはねられ、肩身の狭い思いをしたようです。こんな南洋の島にまで、日本の兵隊さんが、行かされていたとは。戦争は、絶対やってはいけませんね。ラバウルの湾は、宝石と言われるほど、綺麗なようですね。一度は、行きたいです。
- あっちゃんさん からの返信 2010/07/28 12:12:35
- RE: 歌で有名なラバウル島
- 浦潮斯徳さん、はじめまして。
ラバウルの旅行記を見て頂きありがとうございます。
ラバウルが歌で有名とは知りませんでした。
しかもラジオ体操の前に流れていたなんて。
あのきれいな海を前にここで戦争があって
しかも自分のおじいちゃんが戦っていたなんて
とても信じられませんでした。
自分は戦争のない今の日本に生まれることができて幸せだと感じました。
お母様の貴重なお話をどうもありがとうございました。
-
- waterlilyさん 2007/09/05 20:10:11
- 慰霊の旅、感動で胸が一杯になりました。
- あっちゃんさん、はじめまして。
突然の書き込みで失礼致します。
あっちゃんさんのおじいさまも、ラバウルに行ってらしたのですね。
実は私の父もラバウルへ日本兵として行った一人で、無事に帰って来た父はやはり10年くらい前に、父が母を連れてパプアニューギニアへ慰霊の旅に出かけました。
もしかしたらあっちゃんのおじいさまとどこかでお知り合いかもしれませんね。
私の両親が出かけた時は既に高齢で、母は足腰も弱っていたのですが、何とか少しでも歩けるうちに行きたいと念願叶って出かけました。
そんな体の状態でしたので、周囲の方には随分お世話になりながらの旅行だったようですが、母(今は他界しておりますが)は過去に行った旅行の中で、一番思い出に残る忘れられない地だと、亡くなるまでいつも言っておりました。
地元の人々のけがれない優しさ、子供たちの純真な可愛さに感動し、分かれるときは涙が止まらなかったそうです。
戦争の跡や、そして次のあっちゃんさんの旅行記の無人島のお写真も、父母ののアルバムで見たことのある美しい海辺の写真と同じで驚き、思わず書き込みをさせて頂きました。
パプアニューギニアの子供たちのことをあまりにいつも話していましたので、数年前に母が亡くなった時は、家族で相談し、皆の意見一致でお棺にパプアニューギニアの子供たちと写した写真を入れました。
あっちゃんさんの子供たちの素敵な笑顔いっぱいの旅行記で、様子がとてもよく解り、あぁ、父母もこういう体験をして感激したのだと、旅行記を拝見していて胸がいっぱいです。
あっちゃんさんの素晴らしい旅行記で、母がどんなに感動したかが納得出来ました。
思わず感動のあまり、長文になってしまい、申し訳ありません。
素晴らしい旅行記を拝見させて頂き、ありがとうございました。
そして、おじいさまのご冥福を心よりお祈りいたしております。
- あっちゃんさん からの返信 2007/09/06 00:23:06
- RE: 慰霊の旅、感動で胸が一杯になりました。
- waterlilyさん、はじめまして。
私の方こそ、waterlilyさんのメッセージを頂いて、
ちょっと泣きそうになってしまいました。
戦争のことなんて、ほとんど無知で、ただおじいちゃんが
ここにいたということしか、分からず、
たいしたコメントも書けていない旅行記に、
こんなメッセージを頂けるなんて。
本当に、もしかしたらwaterlilyさんのお父様とおじいちゃんは
知り合いだったかもしれませんね。
お母様の気持ちはすごくよく分かります。
子供たちはみんな、明るく、とても温かく、写真もとても
多くなってしまいました。
ニューギニアに行くことができて、本当によかったですね。
私もずっと子供たちのことを忘れないと思います。
そして、私の写真を通してwaterlilyさんに少しでもお母様の気持ちが
伝わったのなら、本当に嬉しい事です。
旅行記を作った甲斐がありました。
メッセージをどうもありがとうございました。
-
- YU_KAさん 2007/08/28 22:51:52
- こんばんはw
- あっちゃん、こんばんはw
パプアニューギニア旅行記2に寄らせてもらってるよ♪
ところで、あっちゃんにとってはそういう意味深い国だったんだね。
<この日本から遠く離れた異国の地に
<おじいちゃんがいたんだ。
戦争でこの土地に日本兵としていたんだね。
そしておじいちゃんはその後も何度かここを訪れてるんだね。
あっちゃんの思いも深い国だったんだね。
パプアニューギニアって、読んでると少しチグハグな国なのかなって
思う。どこの国もそうなんだろうけど、何が基準なんだろうって…
国民の生活水準は高くないはずなのに、物価は高いし<これはきっと観光客価格だからかな?>。それと道の舗装はしないけど、交通手段が飛行機がほとんどだなんて…
私は、部族が800もいるって知ってパプアに行きたいって思ってたけど、
それよりもっと深いとこ見させてもらって、更に行きたくなったよw
3もまた寄らせてね〜♪
YU_KA
- あっちゃんさん からの返信 2007/08/29 18:39:17
- おじいちゃんのおかげ
- YU_KAちゃん、こんにちは!
そうそう、最初にニューギニアに行くきっかけとなったのは
おじいちゃんで、でも、最初はニューギニアなんて、
全然知らなくて、旅行で行くようなところじゃないでしょ〜!
って思っていて、オーストラリアをメインにして
ニューギニアにはちょっとだけ行こうと思ってたの。
でも、ニューギニアのことを調べたら、いろんな民族のこととか
食人族のこととか、呪術を信じていることとか。
私が興味があることがいろいろあるんだって分かって、
すごく行きたくなったんだー。
確かに、ニューギニアチグハグかもね。
飛行機じゃないと移動できないとか、物価のこととかね。
これって世界中どこも格差社会って事なのかな
村に住んでいる人とかは完全に自給自足の生活で、
お金はそんなに必要じゃないのかなって思った。
みんな仲が良くて、生き生きしていて、
日本も昔はこうだったんだろうなぁ。って思ったよ。
なんか熱くなっちゃいそうなので、この辺で…w
旅行記ももう後半あとちょっと。
コメントがまだまだだけど・・・
よかったら、また来てね〜♪
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