2007/07/29 - 2007/07/29
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ぼすとんばっぐさん
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以前から行って見たいと思いつつ、なかなか足が運べなかった大山崎山荘美術館。地図を見ると駅から近く、てっきり街中にあると思いきや、思いっきり山の中にポツンと佇む疑いようの無い山荘美術館だった。ちょっとだけ非日常へトリップしたい方、オススメです。
『アサヒビール大山崎山荘美術館』
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/
※阪急京都線大山崎駅・JR京都線山崎駅共に、駅改札すぐのところから送迎バスが出ています。歩いてもとても近いけれど、行きは急斜面の坂道を上るのでバス利用がオススメです。時間はHPの‘美術館アクセス’に記載。送迎バスは無料。入館料は大人¥700。
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阪急大山崎駅から送迎バスに乗ること5分ちょっと、もんの凄い急斜面の坂道を上ってバスは停車。目の前には年季を感じるトンネルがあった。トンネルには「大山崎山荘」と書かれている。ここが山荘の入口門。ミステリアスなこの門をくぐって先へと進む。
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トンネルをくぐり振り返ると、トンネルの反対側には「天王山・・・」と書かれた文字が。‘天王山’とは‘山崎の戦い=豊臣秀吉VS織田信長を討った明智光秀との合戦’が繰り広げられたところ、この天王山の南麓に山荘がある。
※トンネルは国の有形文化財として登録。 -
緑に囲まれた静かな長い道。贅沢すぎる広い敷地。山荘ってどんなところ?と、想像力を膨らませ、雰囲気を盛り上がらせてくれる。
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ようやく山荘が見えた!
おぉ〜、イイ感じの建物やないのー。
雰囲気の良さはなかなかレベルが高い! -
『大山崎山荘美術館』
実業家の加賀正太郎という人がイギリスの炭鉱主の家を参考にして自ら設計した別荘。大正から昭和初期にかけて建てられ、夏目漱石も建設中に訪れたのだとか。
その後、山荘は1967年に加賀氏の手を離れ、所有者は転々と変わり、1990年頃には老朽化が進んだ山荘を壊してマンションを建てる話が持ち上がる。そこで、「ちょっと待った!」と住民の強い反対運動が起こり、京都府が「んなこと言われても...、誰かが買い取りでもしないとなぁ...う〜ん、ヘ、ヘルプ!」と投げかけた先がアサヒビール社だった。アサヒビール社は「OK」と山荘を買取、廃墟寸前だった山荘を補修して、1996年に山荘美術館として誕生させる。
実は加賀氏はニッカウィスキーの設立に参加をしていて、それでアサヒビール社との縁もあったのだとか。
詳しいことはHPで!ちなみに山荘の正式名は「アサヒビール大山崎山荘美術館」。 -
駅前の喧騒が嘘のよう。ここはちょっとした別世界。
山荘の玄関へと向かってみる。 -
それでは、中へ。
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毎回、様々な企画展をやっているようで、今回はモネやルノワールなどの作品展を開催。
絵画以外の常設作品は山荘(本館)に展示、絵画を含む企画展は安藤忠雄が設計したコンクリートで出来た美術館(新館)に展示されていた。
新館は地下に深く掘られた美術館で、残念ながら写真撮影不可。山荘とは対照的なモダンな感じで、ガラスの自動扉が開くと、アンディ・ウォホールの絵画が先ずお出迎え。更に進むとモネの睡蓮があった。中は円形状で決して広くはなく、部屋数は1つ、作品数もとても少ない。
作品の前には個性的なイスが用意されている。ここはお気に入りの作品とじっくり向き合う場所。喧騒に揉まれた美術館疲れというものとは縁遠く、静かに五感を洗えるところかな。 -
こちらは山荘内の長い廊下。部屋のライトも素敵!
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突然、蘭の花が展示会のようにズラリと登場。何でこんなに沢山の蘭...?と思っていたら、この山荘はもともと、洋蘭栽培で有名だったのだとか。蘭栽培用の温室もあった。
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蘭に囲まれ、中央で目立っているのはエミール・ガレの作品。ここから先(写真手前)の部屋は、とても素敵なのだけれど、残念ながら写真撮影は禁止。陶芸を中心とした作品が飾り棚にオシャレに展示されていた。中でも河井寛次郎の作品がダントツに多い!ので、ファンの人は必見です。
※撮影禁止の部屋には看板が出ていて、それ以外の部屋は撮影しても良いらしい。 -
太い柱がある落ち着いた部屋。中央にも作品が展示されている。この山荘に展示されている作品は、アサヒビール初代社長山本氏のコレクションなのだとか。陶器が圧倒的に多い。他には棟方志功の色紙もあった。
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この屋敷だからこそ似合うライト。どの部屋も全て違うデザインなので、このライトを見比べてみるのも楽しい!
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部屋の扉の向こうにはテラスがあり、アーチ型の柱には設計をした人のこだわりを感じる。そして、テラス前には....
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この時期、朝に花開く睡蓮の池が。その向こうには‘天王山’の緑に囲まれた‘白雲楼’と呼ばれる塔が見える。‘白雲楼’はこの山荘で一番最初に建てられ、加賀氏はこの塔から建築工事の指揮をしたのだとか。しばらくボーっと眺めていたい景色だった。
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2階へ移動する途中、踊り場にあったステンドグラス。デザインは‘バラ’。2匹の鳥がチュッとしているランプとの相性もバッチリ!
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踊り場から見上げる2階もイイやん〜!と写真を撮ったつもりが真っ暗でした〜。あははは....。想像力で見て下さい。
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お庭から見た山荘(しかし幾つ庭があるんだろ!?)。2階にはカフェがあり、ここからの眺めはとっても良い!ぽっこり山荘の頭が出ている所らへんがカフェで、緑の向こうに大山崎の町を眺めながらお茶が飲める。のんびりまったりとしに来るのにはオススメの場所です。
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おっ、こんなところに兎が....
バリー・フラガナンの「ポールをつかむ鉤爪の上野の兎」という作品らしい。
兎のポーズの意味には最後謎が残ったけれど、自然にも囲まれ良いリフレッシュが出来たなぁ。
また数ヶ月したら訪れて見たいなと思える美術館。四季それぞれの自然の魅力もあるようなので、一度来たらリピーターになる人も多いような気がしました。
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