パースの休日～キングスパーク・スワンリバー～

2005/11/30 - 2006/01/16

　ワーキングホリデーと学生でお世話になったパース。
　日本への帰国前に長いことお世話になったパースに別れを告げるべく、お気に入りの場所を記憶に残すことにしました。
　
　写真は、大好きなキングスパークやスワンリバー、ちょっと郊外などへ行ったときに撮った私の思い出たちです。

エリア パース(オーストラリア)

• 航空会社: シンガポール航空

KINGS PARKからPerth Cityを望む。
CITYからKINGS PARKへはTRANS PERTHのバスを利用して行くのが便利。ST GEORGES TCEからKINGS PARK行きのバス（No.37）に乗って終点から一つ手前のバス停（道路から左折し公園に入って２つ目）で降りると、展望ポイントとなっており、写真を撮るには絶好の場所です！！
夜景もきれいなのですが、夜はバスが公園まで来ない為、公園入口から歩かなくてはなりません。夜は安全上、歩くことはオススメできません。
でも、１月２６日のAustralia Dayは別。毎年盛大に行われる花火を見るならここか、South Perthですね！もちろん、かなりな人出になりますが、一見の価値ありです。

KINGS PARKからBarrack Street Jettiesを眺める。

Swan BellもあるBarrack Street JettiesはSouth Perthへ行く船が出ています。Perth Zooへ行く際にはこちらを利用。また、ツアー会社もいくつかあり、ﾛｯﾄﾈｽﾄ島やｽﾜﾝﾊﾞﾚｰﾂｱｰの船にも乗船可能です。
カフェやバー、そして飲茶の店（夜は中華）もあり、どのお店も雰囲気が良く、Swan Riverを眺めながら寛ぐことが出来ます。滞在中はちょこちょこ利用しました！

KINGS PARKからSouth Perthを望む。

South Perthの川沿いにはBBQ施設がいくつかあり、無料で使用できます。電動式でスイッチ一つで焼けてしまうという優れものなのですが、人が使った後は丸焦げなので、ちょっと掃除が大変。使った後はきれいにしてもらわないとねぇ。
それにしてもAussie達は、なんであんなに肉を焼いて（焦がして？）食べるんだろう？？
そうそう、AUSのソーセージは生肉なので、焼くにはかなりの時間を要します。でも、色々な味付けがあるので選ぶのが楽しくなります！ハーブ・トマト・チーズなどなど。

Treetop Walkを下から見るとこんな感じ。

Walpoleにある"Valley of the Giants"のTreetop Walkを模して作られた（？）であろう橋。
橋の両脇はガラスになっており、高所恐怖症にはちょっと寒いものが走ります。ここからのスワン川の眺めがきれいです。

MOUNT STREETのジャカランダ。
バス通りのMALCOLM STからキングスパークの入口脇のCLIFF STに入り1本目のMOUNT ST中央分離帯にはジャカランダが植えられています。
11月になるとジャカランダが見事に紫色の花を咲かせ、12月まで楽しむ事が出来ます。

MOUNT STREETは急な坂道。
ジャカランダ見ながらのんびり歩きたいのに、下り坂、足が勝手に前に出てしまいます。途中にはベンチが用意されており、登りの人はここで一休み出来ますよ！
道の両脇はアパートメントになっており、車も少ないながらも通行しております。花に見惚れて轢かれないようにしましょう！

MOUNT STREETはここでおしまい。Perth Cityが目の前に。
この先は橋が架かっており、フリーウェイを下に眺めながら歩く事が出来ます。そのまま歩いていくとCityはすぐそこ。ST Georges TCEに到着！！
15分も歩けばHAY ST MALL辺りまで行けますが、疲れていたらバス停から「FREE ZONE PLEASE」と言ってバスに乗り、２つ先（たぶん）で降りましょう。無料っていいですよね！

400haという広大なキングスパークの中にはたくさんのWalk Trailや自転車とのShared Pathがあります。自動車道さえ有るくらい。
その中でも人しか通れないLaw WalkというTrailはSwan Riverを眼下に眺めながら歩く事ができる、一押しのコース。途中、展望ポイントもあり、こんなに大きな鳥にも遭遇できる可能性もあります。オジロクロオウムというそうです。真下まで近づいても逃げませんでした。
でも、Trailの最後は公園の端なので戻るのは大変かも。余力があればそのまま歩いて他のTrailから戻るか、Swan Riverのほとり、Matilda Bayで一休みするのもいいですよ！帰りはバスで戻れば楽チン。

こちらはKings Park内のLOVEKIN RDを歩いていた時に色がきれいな鳥に遭遇！モモイロインコです。DNA Towerが見える所から近い辺りにて。
すぐ近くに日本では高そうな鳥が草を食べているのはちょっと不思議。でも、ここでは当たり前なのです。
DNA Towerは染色体が８の字に絡んでいる様子を表現している不思議な塔。階段になっており、登るとKings Parkを見渡すことが出来ます。

DalkeithのBeaton ParkからSwan Riverを望む。
雲の切れ間から光が射し込み、何かが降臨しているよう。

パースでは川が見える所が高級住宅街なのです。このDalkeithという所は、家から川が見える所もあれば、見えなくても、近い、という理由からか、お屋敷のような家が建ち並んでいます。高台になっている所もあり、川が見下ろせてきれい。私の最後に住んだ所がその北側にあるNEDLANDSだったので、Cityへ出掛けない日は、涼しくなってくる夕方からよく歩きに出掛けました。

Dalkeithの高台から階段を降りると、Beaton Parkとして整備されており、アスファルトで道が作られています。
多くの人達がイヌの散歩やジョギングなどで利用している地元密着型（？！）の公園。でも、イヌが多い分、落し物も多く、ボーっと歩いている私は２度程、踏んづけてしまいました。でも、ちゃんと自動遊園のような所が何箇所かあるので、水道もあるし、芝生を歩けばきれいになります。

川の直ぐ脇を歩くこともできます。
なぜか、コンクリートで固めた川岸から一本のヤシの木（？）が。。。幹の半分は川に浸かっているのですが、岸の土にしっかり根を張っているよう。なんだか不思議。
私はいつ歩いても興味津々なのですが、地元の人達は見向きもしません。長いことこのような状態だから、当たり前の風景なのかもしれません。

この先はBROADWAYという道路の袋小路になっており、小さいながらも駐車場があります。
奥に見える建物はレストラン。川の上に建てられており、雰囲気は最高。でも、値段も高そうなので、1度も近づくことはありませんでした。
ここをさらに道なりに歩いていくとMATILDA BAY。UWA(Univercity of Western Australia)のキャンパスからもすぐ。UWAの敷地内にも緑があり、散歩をしましたし、ここを通りぬけてMATILDA BAYへ行き、何度かBBQもしました。

高台からSwan Riverを望む。
Hillway RDとBruce STがぶつかるバス通りの近くにはちょっとした展望台があります。
何故だか砲台もありますが、ベンチや階段に座りながら眺める夕日は格別です。大概、ベンチはカップルに占領されており、立ち見か階段か塀に座る事になってしまいます。

パースの公園は芝生を歩けるからいいなぁ、と思います。都会の公園だと”芝生入るな”って書かれていたりしますから。。。

高台からはパースCityも望むことができます。
ちょっと離れただけなのに、ビルが小さく見えます。
木の陰で見えにくいのですが、ヨットクラブもここにはあり、クリスマス休暇にはたくさんの家族連れが楽しんでいるようでした。優雅でいいですよね〜♪

左手にKings Parkを左手に見ながらMounts Bay RDに沿ったPathをCityへ向かって歩く。

この道は、サイクリングやジョギングをしている人が多く、のんびり歩いている私はちょっとお邪魔。
途中、Old Swan Breweryがあり、レストランでは食事やワインが楽しめます。何か、よく分からない船も停泊されており、見学することが出来ましたよ。

歩いていたら、アジアヘビウが羽を乾かしていました。
このような光景をよく目にしましたね。
聞くところによると、この鳥は、羽が1枚しかない（普通は2重になってるとか）ので、乾かさないと飛べない、らしい。だから、川に潜って餌を探しては、乾かし、乾かしては、飛ぶ、といった行動を取るそうです。不思議〜。

そう、そしてある時期になるとSwan Riverへペリカンがやってくるのです！！私はこの時期が大好き。たぶん、寒い記憶があるので、秋終わり〜冬〜春初め？？
川面にペリカンがプカーっと浮いていたり、わさわさっと飛んできたりする光景は圧巻なのです。

2005/12/11、車で約1時間のMANDURAHへ行ってきました。
蟹を取りに行くとかで、誘われ、早起き。
朝から曇り空。時折小雨もぱらつきます。マンジュラの市街地から少し離れた浜辺は遠浅になっており、夏なのに肌を刺すような風が吹く中、２人ばかりが網で蟹を探しました。が、しかし、、、１匹も取れずに終了。去年は何匹もの蟹が取れたそうです。
しかも、一人が何かに噛まれた、と大騒ぎ。ウミヘビだとまずい、と救急車まで呼び、病院へ。。。なのに何でも無い、とのこと。診察代$150を払い、後日、救急車が有料のAUS、300だか$400の請求が来たそうです。

その後は気を取りなおしてマンジュラTOWNへ。ショップが立ち並ぶ道の脇には公園と海。パースで働く人達がここに住みたい、と言うのも納得。CAFEでコーヒーの飲みながらこんな景色が眺めたいものです。

こちらもマンジュラの海。午後になって晴れてきました！！
マンジュラではDolphin Swimなるものをしている所があり、イルカと一緒に泳げるそうです。これは、かなり泳げる人でなければ、ただ、イルカが来そうな所にいる、という事になってしまうらしいです。ま、船から間近にイルカが見られるだけでも感動なのかもしれません。

マンジュラの帰りは、蟹が取れなかったので、フリーマントルの南、COOGIE BEACHにある店で蟹を買い、みんなで食べました。ちゃんと茹でてあり、あとは食べるだけの状態。結構身も詰まっており、私は半身で満足。たまには贅沢もいいねぇ。

2006/1/10、まだ行ったことがなかったので、ﾊﾞｽに乗ってCity Beachへ。
海の青さと砂の白さにビックリ。やっと暑くなってきたので、泳いでいる人もいましたが、風が強く、泳いだ後は寒いはず。それにしてもここの浜辺の砂は細かい。風が吹くと砂が飛んできて痛いほど。
ちょっとした遊歩道なんかも作ってあり、休日を過ごすには良い所。トイレには水シャワーもあって着替えられるようになっています。
近くにはBold Parkという公園もあり、歩くにはいいそうです。私は、結局行けませんでした。残念。

図書館。お世話になりました。
こちらは学校の図書館ですが、Cityにある図書館にもかなり通いました。特に試験前は死にそうになりながら勉強していましたっけ。。。
でも、試験前になると利用人口密度が増えるので、普段の静かな図書館のほうが私は好きでした。

この頃からの習慣で、今でも図書館へ行くのが大好き。結構、色々と利用させてもらっています。

パースでクリスマスを迎えました。
日本人的には、クリスマスにはケンタッキーフライドチキンなわけなのですが（私だけ？）、日本人以外には馬鹿にされます。でも、買ってしまいました。クリスマスはお店が休みなので、イブに買っておかないと食いっぱぐれるのであります。
クリスマスは店が休みなので、閉店前のｽｰﾊﾟｰﾏｰｹｯﾄでは生鮮食料品が叩き売り状態。肉・魚・野菜・果物・パンが安い！！私もカニかまとマッドケーキを買いました。
カニかまでお好み焼きを作り、チキンとケーキを食べたのでした。気分だけはクリスマス。

この年の夏は暑くならず、過ごしやすかったけれど、やっぱり、クリスマスは冬がいいなー、と思うのでありました。

夕方、家を出たら夕焼けの空に虹がかかっていました。
でも、ちょっと見づらい感じ。やっぱり、青空のほうがいいな。

パースで見る虹は、ちゃんと七色見えるんです。しかも、冬を中心に雨が降る季節は虹が結構、頻繁に見ることが出来ます。この年は天候不良でもあり、夏だというのに雨。
パースではShowerと言って、局地的に降ることが多く（バケツをひっくり返したようなすごい雨）、その為、ここでは晴れているのに向こうでは雨、みたいな事が起こります。なので、虹もよく見えるんです！
ちゃんと丸くかかることもあり、見ることが出来ると、幸せな気分になれますよ。