私の見たヒマラヤ

2006/12/27 - 2007/01/04

ホテルのテラスからヒマラヤを眺めながらビールを飲みたい。
そんなイメージでポカラへ入ったら大間違いでした。
トレッキングをしない人間には美しいヒマラヤは縁遠いのですね。
そんな私が見たヒマラヤです。


サイトアップしました。
よろしければ来てください。
http://nomad.travel-way.net/Nepal/index.htm

エリア ヒマラヤ(ネパール)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: タイ国際航空

最初にヒマラヤが見れるのは、カトマンズ→ポカラの飛行機です。山側に座るべく、早くからゲートのそばで搭乗アナウンスを待ち、バスでは出口脇に場所を確保し余裕をもって飛行機へ。ところが乗る直前にスタッフのおっちゃんが…
おっちゃん「ちょっと」
俺「え、なに？（そわそわ）」
おっちゃん「そのバッグ貨物室に乗せてやるよ」
俺「いいよ。（早く乗りたいんだよ。）」
おっちゃん「でも席狭いし」
俺「いいって！（おお、どんどん抜かれていく。）」
おっちゃん「遠慮すんな。」
俺「（ああ、もう半分以上のっちゃったよ。山側は無理じゃん）じゃ頼むわ。ありがと（泣き）」

結局山側には座れませんでした。
写真はその飛行機です。親切なおっちゃんも写ってます。

ポカラに着いたけど天気が悪い！
ホテルのスタッフ「一雨来れば寒さが厳しくなって空気も澄むんだけどね。今年は遅いようだね。」
ホテルの旅行者「四日居て今日帰るんですけど、ヒマラヤは見れませんでしたよ。」
と不安な情報ばかり。

とりあえずタクシーでサランコットの丘へ

見えない！
一時間粘ってちらり（写真の赤丸。え？よくわからない？俺もよく分かりません。）
ちらりは男のロマンて言うけどこんなのは嫌だ！

仕方ないんでレイクサイドに戻ってあたりを散策。

あれ、木々の間に見えるのはヒマラヤでは！

急いでタクシーを捕まえて再度サランコットへ

着いた時には雲が戻っていたけど山頂はしっかり見えました！


ほとんど人のいない静かな休憩所のベンチでしばし感動。
（ガイドうるさい！黙れ！）
これを見にはるばる来たんだよな。頭の中ではなぜか「ガンダーラ」が流れていました。

ポカラを立つ日です。

お約束通りネパール航空のカトマンズ行きが欠航（行きはイェティ航空でした）
キャンセルしてブッタ航空のチケット購入。
時間があるので屋上（といっても２階だけど）へ行くと…なんとそこにはすばらしいヒマラヤが！
欠航してくれてありがとうネパール航空！
本当に綺麗だ。ポカラに来る人はレイクサイドではなくて空港に滞在した方が絶対いい。

さて、帰りは絶対窓際の席で！そのためにバッグも預け荷物にした。
搭乗開始、そのとき私の肩を叩く人が！（な、なんだよ）
それはさっき待合室で世間話をしていた韓国の人だった。
「この便私が乗る便でしょうか？」と言って俺にチケットを見せる。
なぜ俺に。見ると航空会社が違うんで「違います」と叫んできびすをかえす俺。
韓国の人は、まだ話しかけようとしているが、ぶっちして飛行機へ。ごめん韓国の人。
でも山側に座れた！

地上から見るより遙かに鮮明なヒマラヤの山々が屏風のように延々と続いてる。
すげえー。またもや頭の中に「ガンダーラ」が…

カトマンズに戻り、バクタブルを見て回った後にナガルコットへ。
ポカラよりは遠いけど、夕日に輝くヒマラヤは刻々と表情を変える。
バクタブルの食堂で買った７ＵＰの２リットルペットボトルに入ったライスビールを飲みながら時間を忘れて見入っていました。

翌日、カトマンズから日本へ帰る国際便から見た最後のヒマラヤ。

また来るよ。でもウザイガイドは居なくなって欲しい。