ぱんちゃんと巡るブダペストの温泉と世界遺産（ペスト地区）消火栓あり

2007/07/28 - 2007/07/30

夏休みにハンガリー・オーストリー・チェコの中欧３ヶ国を９日間で巡ってまいりました。
記憶をたどってみたら、夏休みを丸々１週間使って海外旅行に行ったのは初めて。しかも、旦那ドンはヨーロッパ旅行自体が初めてだということに、旅行企画の途中で気がつき、どうなることやらと期待と不安に包まれての出発。

因みに、航空券はＪＡＬ悟空。
ホテルは会社および個人でのネットサイトを通して。
鉄道はたまたま見つけたドイツ鉄道社日本代理店にて。
全てインターネットで手配を致しました。

★７月２８日　成田より出発（ブダペスト泊）
★２９日　ブダペスト市内観光（ブダペスト泊）
　３０日　ウィーンへ鉄道で移動（ウィーン泊）
　３１日　ウィーン市内観光（ウィーン泊）
８月１日　バッパウ渓谷　（ウィーン泊）
　　２日　プラハへ鉄道で移動（プラハ泊）
　　３日　クトナー・ホラ　（プラハ泊）
　　４日　午後にプラハ発・パリ経由(機中泊）
　　５日　成田着

先ずは、成田の第２ターミナルにリニューアルしたての、ＪＡＬのラウンジの様子と、ブダペストの温泉、そしてペスト地区側の世界遺産から始めます。
消火栓あります。

ハンガリー政府観光局
http://www.hungarytabi.jp/

Budapest Tourism Office(英語)
http://www.budapestinfo.hu/en/budapest_card?utm_source=en&utm_medium=banner&utm_campaign=bpcard_banner


次は「ぱんちゃんと巡るドナウ川ナイトクルーズ、ブダペストの中央市場とブダ地区」です。
http://4travel.jp/traveler/nemo-co/album/10169697/

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL

成田空港第２ターミナル
リニューアルしたてのＪＡＬの新・ＳＡＫＵＲＡラウンジの入口です。カメラ撮影がちょっと恥ずかしくて、ラウンジの中の様子はあまり撮れませんでした。

ラウンジの説明サイト
https://www.jal.co.jp/narita-t2/info/lounge/#003

午前１１時発の便でしたので、午前中にラウンジを利用。自宅で朝食をとらずに出発したため、朝食をいただくことにします。ダイニングはSAKURAラウンジ利用でも使えるようです。
食事は、和食・洋食と自由にいただくことができるバイキング式です。品数は限りがあります。でも、プレートやお皿が小さくて、小洒落ています。安ビジホのようにならないイメージです。サラダのお皿なんか、なかなか素敵でしたよ。

SAKURAラウンジのダイニングでは、スープストップ・ＴＯＫＹＯのスープが数種類いただけます。ワタクシはさつまいもの冷スープを選びました。美味しかった〜。

ブダペストにはチャーター便がたまにあるものの、基本的には直行便はなく、我々はパリ経由の乗り継ぎ便でブダペストに入りました。
朝１１時に成田を発って、ブダペストの空港へ到着したのは２１時（時差−７時間）。

写真は、シャルル・ド・ゴール空港

出発前の予想は、一週間晴れ、概ね暑い気候だということだったのに、パリからのフライトは大揺れに揺れ、不安に思っていたら、ブダペストの空港に到着した時は土砂降り。何これ〜。やっぱり雨女？
がっかりしつつ、正規のタクシーのカウンターでホテルへ向かっていると、雨がだんだん小降りになってきました。ホテルでシャワーを浴びた後、くさり橋に散歩に出かけましたが、２３時ちょっと過ぎたら、雨のせいか橋は人影もまばらになっていました。撮影だけして、すぐに引き上げます。

写真はくさり橋。

到着日の雨は、おそらく、夕立のようなものだったのではないでしょうか。この日も朝は雲が多かったのですが、昼間は暑いくらいの晴天でした。
宿泊したホテルは、ブログ仲間のオススメに従い、マリオット・ホテル。2007年末まで順次改修中だそうですが、我々の泊まった部屋は既にリニューアル済みの部分でした。

大型ホテルですから、部屋はいわゆるアメリカン・タイプなよくあるもの。荷物も広げられる充分な広さで快適でした。

部屋からはドナウ川と王宮やくさり橋が見渡せます。部屋の位置が当たりなら、寝転んでもくさり橋を見つめていられるのでしょうね。我々はエレベーターに比較的近くだったので、ちょっと右に視線を合わせないといけませんでした。それでも、早朝のドナウ川に映った王宮はそれは美しい景色でした。あと1時間もたつと、陽射しの位地から、川には映らなくなります。
これ、部屋から撮った写真なんですが、ガラス越しと思えないほど美しいでしょう？

上の写真からちょっと右を向くと、くさり橋や漁夫の砦が見渡せます。うーん、美しい。
マリオットにしてよかった！と思える瞬間。
因みに、朝食も美味しかった〜。

さて、ブダペストの滞在は実質１日しかありません。朝から一気に世界遺産の英雄広場に地下鉄を利用して移動します。この地下鉄、ロンドンの次に古いらしく、確かに地上からちょっと階段を降りるとすぐにホーム。地上の光が充分すぎるほど届いてしまう浅さに驚き。

ね？光が届いているでしょう？
因みに、車輌もリフトとか籠みたいなもので、２両編成。通勤ラッシュなどはあるのかしら。

さて、アンドラシー大通りの英雄広場前に到着です。
2002年に世界遺産登録されました。

アンドラシー大通りを背にすると、英雄広場の巨大な記念碑が目に入ります。大きい！ぱんちゃん感激。

全てが大きくて、圧倒されてしまう。建国記念碑の台座のアップ。マジャル人の部族・７つの長の像なんだそうで。

英雄広場には英雄の像が沢山。どれも大きい！

ああ、どもれこれも大きい！

英雄広場から続く市民公園を歩くと、お城のような農業博物館が登場します。

このお城は、建国1000年記念博覧会の際に建てられたものなんだそうです。緑に囲まれて美しかった〜。

この市民公園内には、歴史ある温泉施設があります。ハンガリーの温泉は、温泉プールで水着を着用して楽しむ社交場みたいなものなんだそうで。
1913年オープンのこれまた、お城みたいな建物。

セーチェニ温泉といいます。ネオバロック様式の外観なんです。

さて、我々もこの温泉を楽しみにして来ましたので、早速入ってみましょう。
クレジット・カードが使えました。それから、ブダペスト・カード提示で１０％割引です。

受付をすると、こんなカードを渡され、入館します。

社交場ですから、こんな楽しみ方もあります。
セーチェニ温泉の名物は、なんといってもチェス板があり、温泉に入りながらチェスを楽しめること。
写真のチェスをしている地元の人がわかるかな。

実は、今年の春にＪＣＢカードの月刊誌で、たまたまこの温泉のことを知り、ブダペストに行きたくなったのが、そもそもの旅行の計画の始まりだったのです。
だから、どうしてもこの温泉体験は欠かせない！
ゲートをくぐって、着替えるキャビンまで行く間に見える景色でもうワクワクしています。

さて、受付でロッカーかキャビンを選択するわけですが、我々はキャビンを奮発。２名まで一緒に入れて、そこで着替えられ、荷物も置きっ放しにできます。着替え終わると、鍵番のおぱちゃまがロックしてくれます。
戻ってくる時も、おばちゃまに「ここ開けて」と指差しでお願いすると、キャビンのドアを開けてくれます。
面白い！

さすがに、プール内にカメラは持ち込めませんので、キャビン横から撮ったこの写真が最後です。間近でチェスしている人を見ることができたり、思い思いで温泉につかっている市民を見られて、楽しかったし、気持ちよかったなあ。

さて、英雄広場からは歩いて、アンドラシー大通りをくさり橋側へ戻りました。こんな彫刻が建物に刻まれているなんて、やはり旧共産圏だなー、と思います。

おやおや、早くも、ブダペストの消火栓を発見しました。
赤ですな。

途中でリスト広場に立ち寄りました。
これはリストの像。カフェーが沢山ですが、朝早いとまだオープンしてましぇーん。
芸術の香りはかげませんでした。

オペラ座まで戻りました。

これは、またまたセグウェイ！
パリ・リールに続き、海外で３度目の遭遇です。
レンタル・サイクル並みに貸し出しサービスがあるのですね。

聖イシュトヴァーン大聖堂。
オペラ座側から見たところです。

聖イシュトヴァーン大聖堂の正面。
お・・・大きくて入りきらない！！

聖イシュトヴァーン大聖堂の塔に登ってみました。
ぱんちゃんも気持ちよさそう〜。

国会議事堂もよく見えましたねえ。

聖イシュドバーン大聖堂内。

ドーム上部。

英雄広場もしかり、この大聖堂もしかり、規模が大きくて、圧倒されてしまいます。旦那ドンに至っては相当なカルチャー・ショックで興奮スイッチがオンになりっ放しでショートしちゃうかと思いました。
次は、ブダペストの橋の向こう側、ブダ地区です。

「ぱんちゃんと巡るドナウ川ナイトクルーズ、ブダペストの中央市場とブダ地区」
http://4travel.jp/traveler/nemo-co/album/10169697/