北海道横断ドライブの旅【３】　野球観戦と愛国・幸福・帯広動物園

2007/07/29 - 2007/07/30

網走から函館まで − 総走行距離1,700kmの北海道横断旅行、３〜４日目です。

天候不良のため、釧路湿原観光を断念して次の目的地帯広へ。
前日の釧路市民球場に引き続き、帯広の森野球場で北海道日本ハム対千葉ロッテの野球観戦です。

釧路市民球場で駐車場が予想外に早く満車になったようなので、釧路湿原を断念した以上は、一目散に帯広へ！
これは大正解で、帯広の森の1.2Km手前で大渋滞！
ふとワキを見ると小さな駐車場があり、まだ１〜２台入れそう！ということで、ほとんどガチガチに動かない渋滞の中でおとなしく待つよりは1.2Km歩く事にしました。

帯広の森野球場は釧路市民球場よりもかなり新しいようで、客席のキャパもざっと見たところ、２割ぐらい多そうでした。
釧路市民球場のスコアボードが点数も選手の名前も、パネルに文字を貼り付けたものをくるりん！と回す昔ながらの方式だったのに対して、帯広の森野球場は電光掲示板です。

試合の方は前日のワンサイド気味の展開とは正反対の接戦を最後は武田久、マイケルのリレーで凌いだ日本ハムが４−３で勝利を収めました。

この日、帯広駅で夕食を食べながらこの先の予定を息子と相談したところ、当初予定になかった夕張に行きたい！とのことなので、急きょ５日目に予定していた旭山動物園を取りやめて、４日目に規模はかなり違うものの帯広動物園に行き、６日目に予定していた富良野を５日目に変更、富良野から札幌への移動を夕張経由に変更することを決めました。
こういう柔軟な変更ができるのもドライブ旅行の長所のひとつです。

ということで、翌日はまず愛国駅と幸福駅へ。
前回訪問した時には、国鉄広尾線の廃止予定は決まっていたものの、れっきとした現役路線でした。
廃止が１９８７年ですから、今年でちょうど２０年。“つながっていた線路”が、今や記念に保存されている駅舎周辺だけでぷっつりと途切れているのを見るのは寂しいものです。

続いて帯広動物園へ。
曇天の月曜日ということで訪れる人もまばらでしたが、ライオンもいるしゾウもいる・・・思っていたよりはるかに立派な動物園でした。
園内には冒険家でアラスカマッキンレー冬季単独登頂後消息を絶った植村直己さんの記念館もあります。

釧路と帯広ではビジネスホテル宿泊だったため、早めにこの日の宿泊地・層雲峡の朝陽リゾートホテルに入ってのんびりと温泉につかりたい・・・と思うあまり、楽しみにしていた六花亭本店に立ち寄ることを失念してしまったことに後で気がつきました。

エリア 帯広(北海道)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー JALグループ

帯広の森野球場の正面入り口付近

この日も前日に引き続き、どんよりとした空。
照明設備がある球場だったら、最初から点灯してしまいそうな状況です。

千葉ロッテのバレンタイン監督って意外と小柄なんですね。

帯広の森野球場のスコアボード。
シンプルながらも電光掲示板です。

両チームの監督に少年野球選手（というより、ひとりを除いて少女選手だったようです）から花束の贈呈です。

チアガールの皆さんが、グラブを付けて登場。
このまま片手側転をやっちゃうんですね・・・カッコイイ！
あれ、左側のおねえさんの背番号・・・“３”が取れちゃいそうです。

バッティングの写真を撮るのって難しいです。
プロのスポーツカメラマンって、本当にすごい！

レフトスタンドのマリーンズ応援団の皆さん。
この日は危険防止のためということで、すっかりおなじみになっているその場飛び応援が禁止に・・・。
勝手が違ってちょっと気の毒でした。

帯広駅周辺。
あとでわかったのですが、こっちは正面じゃないんですね。

愛国駅に保存されている蒸気機関車（と、ウチの息子）

駅舎内には広尾線の歴史と題した写真が展示されています。
カベには夥しい数の札。

幸福駅の説明看板。
昭和３１年の設置とありますから、わずか３０年あまりで廃止されたことになりますね。

幸福駅交通公園に展示されているディーゼル客車。
なんか、今にも走り出しそうです。

幸福駅舎
愛国駅よりさらに夥しい数の札が・・・

帯広動物園入り口。
小じんまりとして何ともいえない味わいがあります。

園内のマップです。
ご覧のとおり、なかなか立派な構成になっています。

猿山もけっこう立派です。
物憂げな表情のおサルさん。

鹿にカメラを向けたら、なぜか一斉におしりを向けられてしまいました。

植村直己さんの記念館、氷雪の家です。