ルアンプラバン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
(第一日目)<br />	7月10日 ルアンプラバンには、ラオス航空QV645により、タイのチェンマイより飛んだ。この航空機はJICAのHPによれば安全に問題ありとのことだったが、ターボジェットで、快適な一時間の飛行であり、メコンの蛇行や棚田を充分に堪能させてくれる。定刻(16:50)に到着。小さな2階建ての空港。日差しの強い着機場から空港の建物に入ると、真っ暗で一瞬戸惑う。イミグレでは、アライバルビサに長蛇の列だったが、我々日本人(といっても私たち2人きり)はノービサで待つことなく入国。税関検査場もない。空港前で待っているはずのガイドを探す。やっとガイドを見つけVANに飛び乗り、15分でThe Grand Luang Purabang Hotelに到着。ホテルは仏領下に建てられた時代物を改装したものだが、広大な敷地に似合わず、ロビーは私の居間ぐらいの大きさで、ここを中心に、蛸の足のように廊下伝いに各部屋へと伸びている。コロニアル風のスイートで、赤い濁流のメコン河が目の前をゆったりと流れる。川幅は優に500メートルはあろうか。とりあえず風呂に飛び込み汗を流す。ここには歯ブラシが常備されてない。フロントで訊けば、町で買ってきてくれとのこと。家内が町まで買いに行ったが、売っていなかった。バスローブのまま、部屋の前の庭を散歩、メコンの夕日を楽しむ。プルメリアの白い花に、深紅の小鳥がさえずっている。家内の体調いまだ悪し。心配だが、妻はおおむねショッピングに行けば元気になる。夜はルームサービスで済ますことにした。ポーチドサーモン、サラダ、マッシュルームスープ、グラスワイン(赤)一杯で、締めて27ドル。メコンで鮭が獲れるのかな。臭くてまずかった。日本人には、魚の新鮮さが直ぐにわかる。ここでは、ドルとタイバーツが通用。<br /><br />(第二日目)<br />	7月11日。朝、ホテルの朝食でカオソーというビーフンスープそばを食べる。具は好みでいろいろトッピングするのだが、定番でもスープが結構美味しい。このラオスそばは、その後街の彼方此方の屋台で見たから、ごく一般的な常用食なのだろう。<br />	9時に、メコンクルーズでバクオウ洞窟まで行く。カン川の合流点では、川の色がはっきり茶と藍に分かれていて面白い。浅瀬を避けながら、40分ぐらいの後、途中通称ウイスキー村サンハイに立ち寄る。ここでは歯ブラシとツースペーストを買う。ツースペーストは黒いハーブ入りのものでビックリ。クルーズは往復2時間の旅だが、貸切で4ドル。サンハイ村で、家内は手織りの絹織物を購入。私はラオスビール1缶50セントを飲む。バオクウ洞窟は有料(2ドル)だが、黄金佛その他金目のものは全部、中国共産党軍が駐留当時略奪していったと言う話である。これは、その後訪れた王室博物館でも、寺々でも聞かされた。独立のため、助けてくれた中国軍にはあまりいい感情を抱いていないようだ。ここも多民族国家で、モン族あたりは米国亡命のバンパオ将軍の帰国を待っているのではないか。<br />	街の「エレファント」レストランで昼食を取る。評判の割には口にあわなかった。午後のツアーは郊外の絹織物の実地見学。サンハイ村とまったく同じものを同じかやや高い値段で売っていた。王室博物館の陳列物より、70年代革命時に王様一族が殺戮され遺体が未だ行方不明であることのほうにミステリーの興味が湧いた。<br />	暑いので疲労度は高い。早々にホテルに帰る。家内の体調すこぶる悪し。バナナとジャックフルーツのみで夜食をぬく。<br /><br />(第3日目)<br />	7月12日。朝食後、ホテルをチェックアウトする。ワットシェントーン、ワットマイ等を観光する。ワットスピンでは「遊行仏」が見られ、本体仏の左右に一対安置されている。仏像は特徴がある面長だし、体型もほっそりしている。寺の裏側にはおおむね僧院があり、修行僧(小僧)が寄宿している。乾湿像にもいいものがいっぱいある。ターマイトに蚕食され、保存状態が良くないのだ。骨董店でもかなり良質の仏像を売っているが、ここの空港のセキュリチテイをパスするには、一工夫いるようだが、問題はBKK空港だろう。裏ルートがあるようにも聞いた。ここは骨董の宝庫だ。青銅製のものは比較的年代的に新しいが、木製のものにはいいものがいっぱいある。さらに仏画のいい物を売っているギャラリーや年代物の絹製タピストリーを安く売っている店が3,4件ある。これもお勧め。バンコクであれば結構な値をつけるだろう。小さな町だから、ホテルで自転車でも借り、ガイドなしでゆっくり周るのが良いだろう。値交渉はなかなか時間がかかるから、腰をすえて交渉する必要がある。買い手が本気だとわかれば、何処からとなくよりいい物を持ってくる。<br />	一方、裏路地に入れば、地元の人相手の路上マーケットが歩道沿いに食料品、雑貨品を並べて賑わっている。ルアンプラバンはタイやベトナムに比し、総じて売り買いの交渉が控えめで、押し売りをしたり、ぶら下がりがなく、町を歩くに快適だ。目抜き通りのベーカリーショップに入ると2ドル程度で、長いフランスパンに良質のハム、チーズ、野菜をたっぷりのサンドイッチが食べられれる。トッピングはお好み次第で、ルアンプラバンで一番安全で、早く、安く美味しいフランス料理だ。どのレストランもオープンエアーで商売しているのであるから、食べている人に直接うまいかまずいか尋ねるか、或いは食べているものを路上観察すれば、おおよその目安は得られる。<br />	雨季の真っ最中だったが、雨にあうこともなく幸運だった。満席のバンコクエアーウエイのPG946(15:20)にて、BKKに向け出発。<br />

老夫婦アジアお寺参り旅行記 ルアンプラバン編

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2007/07/10 - 2007/07/12

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pumpkin915

pumpkin915さん

(第一日目)
7月10日 ルアンプラバンには、ラオス航空QV645により、タイのチェンマイより飛んだ。この航空機はJICAのHPによれば安全に問題ありとのことだったが、ターボジェットで、快適な一時間の飛行であり、メコンの蛇行や棚田を充分に堪能させてくれる。定刻(16:50)に到着。小さな2階建ての空港。日差しの強い着機場から空港の建物に入ると、真っ暗で一瞬戸惑う。イミグレでは、アライバルビサに長蛇の列だったが、我々日本人(といっても私たち2人きり)はノービサで待つことなく入国。税関検査場もない。空港前で待っているはずのガイドを探す。やっとガイドを見つけVANに飛び乗り、15分でThe Grand Luang Purabang Hotelに到着。ホテルは仏領下に建てられた時代物を改装したものだが、広大な敷地に似合わず、ロビーは私の居間ぐらいの大きさで、ここを中心に、蛸の足のように廊下伝いに各部屋へと伸びている。コロニアル風のスイートで、赤い濁流のメコン河が目の前をゆったりと流れる。川幅は優に500メートルはあろうか。とりあえず風呂に飛び込み汗を流す。ここには歯ブラシが常備されてない。フロントで訊けば、町で買ってきてくれとのこと。家内が町まで買いに行ったが、売っていなかった。バスローブのまま、部屋の前の庭を散歩、メコンの夕日を楽しむ。プルメリアの白い花に、深紅の小鳥がさえずっている。家内の体調いまだ悪し。心配だが、妻はおおむねショッピングに行けば元気になる。夜はルームサービスで済ますことにした。ポーチドサーモン、サラダ、マッシュルームスープ、グラスワイン(赤)一杯で、締めて27ドル。メコンで鮭が獲れるのかな。臭くてまずかった。日本人には、魚の新鮮さが直ぐにわかる。ここでは、ドルとタイバーツが通用。

(第二日目)
7月11日。朝、ホテルの朝食でカオソーというビーフンスープそばを食べる。具は好みでいろいろトッピングするのだが、定番でもスープが結構美味しい。このラオスそばは、その後街の彼方此方の屋台で見たから、ごく一般的な常用食なのだろう。
9時に、メコンクルーズでバクオウ洞窟まで行く。カン川の合流点では、川の色がはっきり茶と藍に分かれていて面白い。浅瀬を避けながら、40分ぐらいの後、途中通称ウイスキー村サンハイに立ち寄る。ここでは歯ブラシとツースペーストを買う。ツースペーストは黒いハーブ入りのものでビックリ。クルーズは往復2時間の旅だが、貸切で4ドル。サンハイ村で、家内は手織りの絹織物を購入。私はラオスビール1缶50セントを飲む。バオクウ洞窟は有料(2ドル)だが、黄金佛その他金目のものは全部、中国共産党軍が駐留当時略奪していったと言う話である。これは、その後訪れた王室博物館でも、寺々でも聞かされた。独立のため、助けてくれた中国軍にはあまりいい感情を抱いていないようだ。ここも多民族国家で、モン族あたりは米国亡命のバンパオ将軍の帰国を待っているのではないか。
街の「エレファント」レストランで昼食を取る。評判の割には口にあわなかった。午後のツアーは郊外の絹織物の実地見学。サンハイ村とまったく同じものを同じかやや高い値段で売っていた。王室博物館の陳列物より、70年代革命時に王様一族が殺戮され遺体が未だ行方不明であることのほうにミステリーの興味が湧いた。
暑いので疲労度は高い。早々にホテルに帰る。家内の体調すこぶる悪し。バナナとジャックフルーツのみで夜食をぬく。

(第3日目)
7月12日。朝食後、ホテルをチェックアウトする。ワットシェントーン、ワットマイ等を観光する。ワットスピンでは「遊行仏」が見られ、本体仏の左右に一対安置されている。仏像は特徴がある面長だし、体型もほっそりしている。寺の裏側にはおおむね僧院があり、修行僧(小僧)が寄宿している。乾湿像にもいいものがいっぱいある。ターマイトに蚕食され、保存状態が良くないのだ。骨董店でもかなり良質の仏像を売っているが、ここの空港のセキュリチテイをパスするには、一工夫いるようだが、問題はBKK空港だろう。裏ルートがあるようにも聞いた。ここは骨董の宝庫だ。青銅製のものは比較的年代的に新しいが、木製のものにはいいものがいっぱいある。さらに仏画のいい物を売っているギャラリーや年代物の絹製タピストリーを安く売っている店が3,4件ある。これもお勧め。バンコクであれば結構な値をつけるだろう。小さな町だから、ホテルで自転車でも借り、ガイドなしでゆっくり周るのが良いだろう。値交渉はなかなか時間がかかるから、腰をすえて交渉する必要がある。買い手が本気だとわかれば、何処からとなくよりいい物を持ってくる。
一方、裏路地に入れば、地元の人相手の路上マーケットが歩道沿いに食料品、雑貨品を並べて賑わっている。ルアンプラバンはタイやベトナムに比し、総じて売り買いの交渉が控えめで、押し売りをしたり、ぶら下がりがなく、町を歩くに快適だ。目抜き通りのベーカリーショップに入ると2ドル程度で、長いフランスパンに良質のハム、チーズ、野菜をたっぷりのサンドイッチが食べられれる。トッピングはお好み次第で、ルアンプラバンで一番安全で、早く、安く美味しいフランス料理だ。どのレストランもオープンエアーで商売しているのであるから、食べている人に直接うまいかまずいか尋ねるか、或いは食べているものを路上観察すれば、おおよその目安は得られる。
雨季の真っ最中だったが、雨にあうこともなく幸運だった。満席のバンコクエアーウエイのPG946(15:20)にて、BKKに向け出発。

  • お土産売りの少女

    お土産売りの少女

  • バオクウ洞窟でのお参り

    バオクウ洞窟でのお参り

  • バオクウ洞窟からメコンを越え山々を眺めると額縁に納まるような風景が望めます。

    バオクウ洞窟からメコンを越え山々を眺めると額縁に納まるような風景が望めます。

  • バオクウ洞窟にある5000体の仏像

    バオクウ洞窟にある5000体の仏像

  • wat winsunalat寺院外観。通称メロン寺院

    wat winsunalat寺院外観。通称メロン寺院

  • wat wisunalatのレリーフ

    wat wisunalatのレリーフ

  • wat wisunalatの仏様たち。埃をかぶっているが、線が流れるようで、装飾的で、美術的価値はすばらしい。

    wat wisunalatの仏様たち。埃をかぶっているが、線が流れるようで、装飾的で、美術的価値はすばらしい。

  • wat maiは遊行佛がすばらしい。本尊の左右に一対並列して安置される。

    wat maiは遊行佛がすばらしい。本尊の左右に一対並列して安置される。

  • 側面からの写真。踵が上がっている。南伝仏教では托鉢の意味が大きい。仏像に多い誇張がなく、バランスのとれた立像。

    側面からの写真。踵が上がっている。南伝仏教では托鉢の意味が大きい。仏像に多い誇張がなく、バランスのとれた立像。

  • 遊行佛は手を下げてるのも、片手をかざしているのもある。本尊の挫像と一体としてみれば、釈迦の動きを見事に表現している。

    遊行佛は手を下げてるのも、片手をかざしているのもある。本尊の挫像と一体としてみれば、釈迦の動きを見事に表現している。

  • wat maiには、釈迦の横たわる像もある。

    wat maiには、釈迦の横たわる像もある。

  • Luang Prabangの朝市

    Luang Prabangの朝市

  • 王宮博物館正面

    王宮博物館正面

  • 王宮博物館内玉座。ここに座っていた人は殺され、遺体も不明と聞く。

    王宮博物館内玉座。ここに座っていた人は殺され、遺体も不明と聞く。

  • 王宮博物館を行く小僧さんたち。

    王宮博物館を行く小僧さんたち。

  • Wat Xieng Thong

    Wat Xieng Thong

  • Wat Xieng Thongの本尊

    Wat Xieng Thongの本尊

  • Wat Xieng Thong

    Wat Xieng Thong

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