長崎の風物詩ペーロン真っ盛り

2007/07/28 - 2007/07/29

７月２８日２９日に長崎港でペーロンの選手権大会があった。２９日は一般の対抗レースだ。往復１１５０メートルで往路が６３０M,復路５２０Mとなっている。９時から始まったが、セレモニーがあり１０時から予選があった。予選の前にパレードがあり港内を一周した。選手席は各地区にテントがあり人でいっぱいだった。櫂や飲み物や食べ物があり盛りあがった感じだ。一般席はまだ空いているゴザ敷きである。１時間ほど待たされた。暑つくて待ちくたびれた。この日は一般、職場対抗、中学校対抗そして女性対抗レースがあった。長崎のペーロンのルーツは中国に始まるとかいてある。紀元前３００年ごろ、政治家屈原が政治の不正と堕落を嘆いて川に身を投げ、地元の人が船を出して助けようとしたのが、ドラゴンボートの始まりで、屈原の遺体が魚に食い荒らされないよう、ドラや太鼓をたたいて魚を遠ざけたのが原型といわれいる。
　長崎で初めて１６５５年、長崎港に停泊中の唐船が暴風雨のため難破し、多くの溺死者を出したため、長崎在留の中国人が海神の怒りを鎮めようと艀を借り集めて、競漕したのが始まりといわれている。
　ゴールするのに５分少しで決着がつく。スタートから写真を撮った。折りかえしからゴールへ向かって来る時が勇壮だ。櫂が全員揃って上がっているのが絵になる。そろいのハッピも晴れる。

エリア 長崎