料理と市街散策のソウル

2007/07/22 - 2007/07/24

　２００７年７月２２日に、関空9時半発のＪＡＬで仁川空港へ飛びました。飛行時間、１時間２０分。　実に、韓国は近いですね。

　ホテルは、江南駅近くのリッツカールトン。　空港からは、ＫＡＬのホテルリムジンで、移動しました。　約１時間、１３０００ウオンでした。　リッツカールトンの玄関横付けなので、非常に便利。　帰りも、と思い、ホテルのフロントで、念のために、空港までの時間を聞いた。２時間？　リッツカールトンが最初の方のストップで、これから、ソウル市内の渋滞の中、３つのホテルを回って行くからだそうです。帰りは、タクシーで空港に行くことに決めました。

　ホテルに着いたのが、１３時。　チェックインは無理でも、重い荷物だけでも、預けて、観光に出かけよう、と思いフロントに。　チェックイン出来ました。

　荷物を置いて、江南駅から、地下鉄に。　途中の歩道は、屋台や占いの店が歩道を占拠。　ビル街の歩道が、夜店の風情です。女性のファッションは、神戸や大阪に近い。　東京と比べると、少し違うかなって感じでした。

　地下鉄の切符を買おうとしたら、新札が自動販売機に架からない。と言うことで、窓口で、行く先を言って、切符を買うことに。１１００ウオン。安い。　地下鉄の線は、色と番号で区分され、指示通りに行くと、スムーズに乗り換えて目的地に着きました。　ただ、行く先の方向に乗るのに、地下鉄の路線図と、駅の名前を漢字で確かめて。　プラットホームが違う場合があって、反対方向のプラットホームへ行くの方法が判らずに、駅員の方に聞く場面もありました。　英語、日本語が通じず、路線図で指差しのコミュニケーションでした。

　オレンジの３号線、安國（Anguk)で降りて、仁寺洞（Insadong)の商店街を散策。　大阪で言うと、道頓堀か、アメ村。　韓国のお茶や、お菓子が食べれる喫茶店「伝統茶院」で一休み。　趣が有り、お茶やお菓子も美味しかった。５階建てのロの字のビル「阿園工房」では、飲食店や専門店が集まっていて、中庭や、各階の廊下に屯する人々の光景は印象的。

　この後は、朝鮮最高の宮殿、景福宮（Gyeongbokgung)；とパンフレットに謳う法宮に行きました。　街のビルの中に残った、宮殿。　韓国の風習や生活の歴史が展示されている民族博物館は、韓国の風習が知れて、面白い場所でした。　時間も無かったので、隣の世界遺産の昌徳宮（Changdeokgung）観光は次の日に回して、夕食の日本食レストラン「栞：しおり」へ移動。場所は、アプクジョンドン、ロデオストリート。

　「栞：しおり」では、日本でも料亭料理の様な美味しいものばかりでした。刺し身も美味しいし、野いちごで作ったお酒（少し甘い）で、少し酔いました。

　次の朝、２３日（月）に、昨日パスした、昌徳宮へ。　近くには、現代関係の公園やビルなど、立派な建物が立ち並んでいました。　観光地にしては、駐車場には観光バスの姿や車が少なく、奇異に感じたら、定休日でした。　残念。　現代の公園から遠景を写真に収めて、次回の楽しみに。　ちなみに、時間を決めたガイドツアーに参加しないと入れないらしく、最低２時間を使わないと、中は見れないようです。　３時間以上は余裕を持ったスケジュールで、世界遺産観光はする必要が有ります。　要注意。

　ここまで来たからと、３号線オレンジを引き返して、ブルーの４号線に忠武路で乗り換え、明洞へ。　明洞では、明洞餃子で韓国風のうどんと、明洞餃子を食べました。　腹ごなしに、韓国のドラマで有名な市庁舎前のプラザホテルから、南大門を経て、ソウル駅まで、歩きました。　

　この夕方は、清潭洞にある、韓国の伝統的な料理をレストラン「龍水山：http://www.yongsusan.com」というところで頂きました。　韓国といえば、赤いキムチか、焼肉と言う印象ですが、少し違っています。　最後は、韓国冷麺で〆ました。　腰のある麺に、あっさりしたスープ、からしと酢を少したらしていただきました。　

　おしゃれな店は、江南に多いけれど、大阪人の私には、明洞や、南大門市場、仁寺洞なども面白い。

　８月に、また行く予定があります。

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: JAL

江南駅近くの歩道の雑踏。　占い、食べ物、雑貨等々の露店が軒を並べ、沢山の人が行き来しています。　朝食？、昼食？、男女を問わず、立ち飲み食いしています。

仁寺洞の繁華街の北から入って、２／３程度の左手にある、雑居ビル阿園工房。　階段や、廊下に人が溢れています。　

仁寺洞の北から入って、中ほど左手、阿園工房の裏あたりにある、韓国茶の喫茶店「伝統茶院」。　米の粉から作った、お菓子を食べながら、五味茶（オミジャチャ）を飲みました。　氷が入って、少し甘い、紫のお茶でした。

江南のアブクジョンドンにある、栞で食事をした後、ロデオ通りを下ったところにあります。　ジャズバー「Blue　Moon」。　高級車で乗り付ける、お金持ち？のお嬢さんが、店の前をウロウロしています。

ミョンドン餃子で、韓国うどんを食べた（表紙の写真）後で、市庁前の韓国TVドラマで良く出てくるプラザホテル前を通って、南大門からソウル駅へ行く途中で、出会いました。　南大門の護衛の人が、横断歩道を渡って来ていました。　交代でしょうか。

リッツカールトンから、江南駅に歩いていると、昔ながらの商店が裏通りにあり、日本と同じ様な、サンプル表示のホカホカ弁当屋が有りました。

江南駅までの歩道の屋台には、朝食？昼食？　男女を問わず、立ち食い。　ファーストフードの元祖？？

和風レストラン、栞の入り口。　ロデオ通りの上がりきった付近。　打ち抜きのコンクリートが斬新なデザインの階段を上がって、2F。

明洞でその名の通りのミョンドン餃子外観。　入り口の幅の狭さと、入った内部の奥行き。　税金の関係？？

韓国の伝統料理レストラン、龍水山外観。　韓国のレストランのケバさが無い、青山、六本木あたりのデザイン。　江南はおしゃれな街。

仁寺洞の伝統茶院の内部。　韓国の民族博物的な、古い生活道具が、所狭しと並ぶ。　ゆっくり、お茶などを飲んで、暑気払い。　伝統的なお米菓子と五味茶（オミチャ）を喫茶。

日本料理レストラン、栞の内部。　個室の座椅子でゆっくり、日本料理を食べることが出来る。

ロデオ通り沿いに、いくつか、洒落たレストランや喫茶店が並ぶ。　オープンカフェにお洒落した女性の姿が目立つ。

ミョンドン餃子の内部。　お金は、前払い。　12時前ぐらいから、近くのオフィスで働く人などが、ミョンドンレストラン街になだれ込んでくる。

韓国伝統料理レストラン、龍水山の内部。　個室で座椅子に座って、韓国の伝統料理を頂く。　各種キムチは、やはり辛い。

ミョンドン餃子のカルグッスと、マンドウ。　カルグッスは、鶏を丸ごとじっくり煮込んだコクのあるスープに、韓国の伝統的手打ちうどんの伝統的料理。　マンドウは、豚肉・朝鮮ニラ、大根、こま油の蒸し餃子。　替え玉、粟ご飯、キムチはおかわり自由。
　今時は、緑色のコングッス（大豆汁麺）を注文する人が多かった。高たんぱくな黒豆と、ビタミンEの黒ゴマを挽いて作ったスープ、シコシコのクロレラ麺を合わせたと有りました。　昼食に、ビールを飲みながらと言う方は、韓国の麺レストランは駄目かも。　お酒は出ません。

日本料理の栞で頂いた、いわ牡蠣です。　店のオーナーがソウル沖の海で養殖しているのだそうです。　北海道産に似た味でした（東京、八重洲の牡蠣専門レストランで、味はチェックください）。

金銀の器に入った、野イチゴのお酒。　これも、店のオーナーの自家製だそうです。　甘い貴腐ワインの様な味で、少しの見すぎた気がしましたが、悪酔いはしませんでした。

韓国の伝統料理レストラン、龍水山の９種のクレープ包みの、包む前の盛り付け写真です。　龍水山には、5000円から10000円ぐらいのコース料理があります。　

　中ほどの価格のコースメニューは、次のようなものでした。

＜龍水山のメニュー＞
・おかゆと水キムチ ・豆のゼリ−　・四色野菜　・くらげと野菜の辛子和え　・龍水山 魚料理　・九品盛り合わせクル−プ包み　・味付き刺身または生牡蠣　・大えびとやさいのでんぷら　・開城式ふろしきつつみのキムチ　・神仙爐　・燒きカルビ　・野菜サラダ胡麻ドレッシング和え　・開城式豚ソセ−ジと豚肉煮物　・肉と魚のお好み燒き

「食事」 ご飯/おこわ/ス−プ入おこげ/冷麺
「後食」フレッシュ果汁または梅果汁, 宮中だんご, 開城式のお菓子,新鮮な季節の果物,季節の韓菓
「價格」 58,000　ウオン

龍水山の、開城式ふろしきつつみのキムチ。　この後、腰のある冷麺と五味茶（オミチャ）を頂きました。　粟ご飯が韓国の食事には付きますが、白いご飯が有れば、このキムチももっと美味しかったでしょう。

リッツカールトンのフロントのある１Ｆに、ラウンジバーが有ります。　その前や、中で生演奏が聞けます。

龍水山のコース料理の最初に出てくるおかゆと水キムチ

龍水山の揚げ豆腐の入った野菜サラダ

龍水山の神仙爐

龍水山の韓国式冷麺

龍水山のくらげと野菜の辛し和え

龍水山の大海老と野菜のてんぷら

龍水山の豚ロース

龍水山の宮中団子と開城式お菓子

龍水山の五味子茶（オミジャチャ）

栞の冷スープ

栞の刺し身和え物

栞のナスの料理

栞の魚介類和えもの

栞の鯛の兜焼き

この旅行記へのコメント （6）

• Noririnさん 2007/08/17 22:48:19

  ソウル大好きなんです

  sadchanさん　こんばんは。
  
  ミョンドン餃子のカルグッス美味しそうですね。私も大好きなんです！
  いや〜これだけを食べにソウルへ行きたい気分です（笑）
  ソウルへ行くと、ついつい食べ過ぎてしまうから困ったもんです。
  
  基本的にシャワー入浴が好きでない私･･･
  リッツのサウナは湯舟付きですか？
  毎回ミョンドンサウナに行っているのですが、ホテルに湯舟があると良いですよね。
  
  今月またソウルですよね。
  気を付けて行ってらして下さいね。
  美味しい旅行記楽しみにしています。
  Noririn

  sadchanさん からの返信 2007/08/22 21:51:57

  リッツのサウナ

  4Fのサウナ、ゴールドメンバー紹介で、只だったんですが、利用しませんでした(^^ゞ
  
  次回は、インターコンチ泊です。　もう数回、ソウル出張は入るでしょうから、今度、リッツに泊まったら、キッチリ、調べてまいります<m(__)m>

• Maiさん 2007/07/29 23:48:54

  ミョンドン餃子のカルグッス、美味しそう〜〜。

  こんばんわ〜。
  
  ソウルの旅行記にお邪魔しています！！
  
  ミョンドンのお店のお料理、どれも美味しそうですね〜。
  特に、餃子のカルグッスを頂いてみたいです！
  
  リッツカールトンはいかがでしたか？？
  
  Mai
  

  sadchanさん からの返信 2007/07/31 19:28:26

  RE: ミョンドン餃子のカルグッス、美味しそう〜〜。

  リッツカールトンは、ゴールドメンバーに紹介してもらい、200000ウオンで泊まれました。　チェックインも、朝食も、お酒も１２Ｆの専用ラウンジで出来、只でした。　4Ｆのサウナも只。　1Ｆのバーラウンジ内や、前では、ピアノアンサンブルやサックスとボーカルの生演奏が絶え間なくやっていました。　良いホテルでした。地下鉄の最寄の駅は少し歩かないといけませんが、タクシーを利用する限り、問題ないです。

  Maiさん からの返信 2007/07/31 23:41:52

  RE: RE: ミョンドン餃子のカルグッス、美味しそう〜〜。

  こんばんわ〜。
  
  2000000ウォンというと、２万くらいでしょうか？
  とっても良い雰囲気のようですね〜。
  どの街でもですが、リッツは泊まってみたいホテルの1つです。
  
  Mai
  

  sadchanさん からの返信 2007/08/01 12:21:06

  韓国のホテルウーマンは綺麗で、親切

  　日本人同様、韓国も基本的には正直で親切な国民なのでしょうね。　イタリアや、スペインなど、西洋の様な、盗まれる方が悪いとか、馬鹿だとか言う発想は無く、ソウルは安心な街という印象でした。　特に、リッツのホテルウーマンは皆、綺麗で、親切でした。
  
  　ウオンと日本円は、今のレートでは、１／８でしょうか。　従って、２０００００ウオンは、２５０００円ということになります。　安くは無いですね(^^ゞ　出張で無いと、泊まれませんね(^^ゞ