中国でのテレビ出演（３）

2002/07/25 - 2002/07/25

2002年、北京電視台『外国人中華才芸大賽』、中央電視台『朋友』とミュージカル寸劇でのテレビ出演機会が相次ぎましたが、南京電視台からは市民の討論番組から出演の機会をいただきました。

当時、南ドンは南京大学歴史科の修士2年目（3年で卒業）。
いわば“ホームタウン”での初テレビ出演となったわけですが、『市民論壇』という一般市民参加型の討論番組で、テーマは「南京という都市の将来について」でした。

2002年はサッカー日韓ワールドカップが行われたこともあって、番組には日本人の南ドンのほか、韓国人の院生留学生も呼ばれました。
つまり大イベントが都市に与える影響を日本人、韓国人から聞いてみようというのでした。

当時、南京は2005年の全国城市奥運会（日本の国体にあたる）の招致を決めていて、番組中に都市開発の構想を紹介してくれました。
今では南京は大きく生まれ変わっています。
乱開発が目立つ上海と比べると南京の美しさは素晴らしいものです。
現に2007年7月には上海の代表団が江蘇省の都市開発を参考にしようと視察を行っています。

「南京の美しさ」については2007年に撮影した下の写真をご覧ください。

エリア 南京(中国)

南京「1912」です。上海でいう「新天地」のような古い建物を利用した商業スペースですが、規模は上海のものよりも大きいです。

南京の地下街です。2005年に地下鉄1号線が開通した南京は新街口の地下街（写真）や南京火車站との直接乗り換えなど地下の開発にも力を注いでおり、上海の地下街にはない明るさがあります。

南京総統府前の風景です。斬新で大きな図書館が広々とした公園スペースの片隅に立っています。南ドンが南京に滞在した1995〜96、2000〜2003年までは総統府の前は小さく古い建物が集まっていましたが、今では全て取り壊されました。

南京にはこんな美しい建物がたくさんあります。超高層重視の上海に対して低層でスペースを大事にした傾向が見受けられます。