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バード島<br />首都のあるマヘ島から北へ30分。20人乗りのプロペラ機は一日一便飛んでいる。エメラルドの海の上を鳥たちの天国へと案内してくれた。<br />どんな美しい鳥たちの歌声に出会えるのか期待で胸が膨らむ。<br />草原の滑走路を降りるとロッジにテェックイン。暑い!あつい!<br />歩いて一周4kmの島の中に24戸のロッジがある。極上の砂浜は目に痛いほど白い。鳥たちのコロニーには4月〜10月まで200〜300万羽を数える。<br />セグロアジサシや20数種類の鳥の仲間もどれがどれやら解らない程の鳥・鳥・鳥・<br />何処の島で見た鳥よりも,この島の鳥の多さには勝てないだろう。インド洋にポツリと浮かぶ孤島に本当の自然を求めにやってきた。大き目のアイランドロッジは天井に扇風機が一台と後は自然の風。一日中オープンドアーで鍵はおまへん<br />ジッとしていれば海風が心地よく肌を通り過ぎて行く…とまでは良かった。<br />夜は蚊取り線香のお世話になり昔懐かしい蚊帳の中のベッド。<br />鳥は,夜は寝るものと思っていたら,どっこい大間違い。一晩中ピィーッ,ピィーッギャウ,ギャァ,ギョウと大体「ギャ行」で鳴いている。天井は外部と筒抜けだが鳥たちは部屋の中には入ってこない。屋根裏には「ヤモリ」や虫たちが同居しているが慣れて来ると気にもならない。<br />午前二時,夢の中で目が覚める。鳥かごの中で眠っていたらしい。身体は汗でびっしょりとぬれている。相変わらずギャウ,ギョウと鳥たちは夜を徹して語り明かしている。冷たい真夜中のシャワーを浴び飲み残しのワインを流し込み,鳥かごのベッドに横になる。隣の小鉄も寝苦しそうだ。<br />寝ぼけ眼をこすり早朝にはカメラ片手に鳥たちのコロニーへ足を踏み入れる。<br />居るワ居るワ空が雨雲のようになるほど無数に…。想像を絶する泣き声に異様な風景。カラフルな鳥やきれいな歌声など何処にもない。<br />自然と共に…,自然がいっぱい…,にも限度がある。<br />この島に来るまでにも地元テレビなどで卵を拾って売るところを盛んに放映していた。鳥の数は以前より少なくなっていると言っているが…。<br />コロニーの近くにはスタッフたちのロッジがある「何を食べているの?」<br />コロニーの方を指差し「フレッシュエッグ」。<br />ホテルのレストランより旨いとスタッフの「○○○さん」(匿名のため名を秘す)。11時にスタッフの家を訪れる約束をする。こじんまりした清潔な部屋には造花が飾り付けられ女の子らしさが漂っている。まもなく湯で玉子が登場。紛れも無くセグロアジサシの卵,鶏より一回り小さいが黄身の色は濃く味も良い。<br />大自然の養鶏場は食べ放題らしい。(これは内緒の話)<br />デッカイオムレツまで出されたが箸を出すのに気が引けた。<br />2日目の夜も午前1時30分,ギァー子に起こされ,午前5時には起床。この島の主は鳥ではなくゾウガメの「エスメラルダ」オス250歳・400kgである。<br />ガラパゴスで多くのゾウガメを見ているがこの「島の主」は人間慣れしているせいか首を竦めたりはしない。大好物のアボガドやバナナを旨そうにパクついている。鳥の喧しい鳴き声など全く感知せず貫禄たっぷりに歩く。大自然と共に生きるゾウガメ,人間は外から覗き見しているだけで良いのではなかろうか?<br />鳥の減少の一番の外敵は人間だったとは…。<br />夜空の輝く満点の星,「星は何でも知っている」<br /><br />

地球の島めぐりー45島目 セイシェル諸島ーバード島

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2007/05/20 - 2007/05/23

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鉄人60

鉄人60さん

バード島
首都のあるマヘ島から北へ30分。20人乗りのプロペラ機は一日一便飛んでいる。エメラルドの海の上を鳥たちの天国へと案内してくれた。
どんな美しい鳥たちの歌声に出会えるのか期待で胸が膨らむ。
草原の滑走路を降りるとロッジにテェックイン。暑い!あつい!
歩いて一周4kmの島の中に24戸のロッジがある。極上の砂浜は目に痛いほど白い。鳥たちのコロニーには4月〜10月まで200〜300万羽を数える。
セグロアジサシや20数種類の鳥の仲間もどれがどれやら解らない程の鳥・鳥・鳥・
何処の島で見た鳥よりも,この島の鳥の多さには勝てないだろう。インド洋にポツリと浮かぶ孤島に本当の自然を求めにやってきた。大き目のアイランドロッジは天井に扇風機が一台と後は自然の風。一日中オープンドアーで鍵はおまへん
ジッとしていれば海風が心地よく肌を通り過ぎて行く…とまでは良かった。
夜は蚊取り線香のお世話になり昔懐かしい蚊帳の中のベッド。
鳥は,夜は寝るものと思っていたら,どっこい大間違い。一晩中ピィーッ,ピィーッギャウ,ギャァ,ギョウと大体「ギャ行」で鳴いている。天井は外部と筒抜けだが鳥たちは部屋の中には入ってこない。屋根裏には「ヤモリ」や虫たちが同居しているが慣れて来ると気にもならない。
午前二時,夢の中で目が覚める。鳥かごの中で眠っていたらしい。身体は汗でびっしょりとぬれている。相変わらずギャウ,ギョウと鳥たちは夜を徹して語り明かしている。冷たい真夜中のシャワーを浴び飲み残しのワインを流し込み,鳥かごのベッドに横になる。隣の小鉄も寝苦しそうだ。
寝ぼけ眼をこすり早朝にはカメラ片手に鳥たちのコロニーへ足を踏み入れる。
居るワ居るワ空が雨雲のようになるほど無数に…。想像を絶する泣き声に異様な風景。カラフルな鳥やきれいな歌声など何処にもない。
自然と共に…,自然がいっぱい…,にも限度がある。
この島に来るまでにも地元テレビなどで卵を拾って売るところを盛んに放映していた。鳥の数は以前より少なくなっていると言っているが…。
コロニーの近くにはスタッフたちのロッジがある「何を食べているの?」
コロニーの方を指差し「フレッシュエッグ」。
ホテルのレストランより旨いとスタッフの「○○○さん」(匿名のため名を秘す)。11時にスタッフの家を訪れる約束をする。こじんまりした清潔な部屋には造花が飾り付けられ女の子らしさが漂っている。まもなく湯で玉子が登場。紛れも無くセグロアジサシの卵,鶏より一回り小さいが黄身の色は濃く味も良い。
大自然の養鶏場は食べ放題らしい。(これは内緒の話)
デッカイオムレツまで出されたが箸を出すのに気が引けた。
2日目の夜も午前1時30分,ギァー子に起こされ,午前5時には起床。この島の主は鳥ではなくゾウガメの「エスメラルダ」オス250歳・400kgである。
ガラパゴスで多くのゾウガメを見ているがこの「島の主」は人間慣れしているせいか首を竦めたりはしない。大好物のアボガドやバナナを旨そうにパクついている。鳥の喧しい鳴き声など全く感知せず貫禄たっぷりに歩く。大自然と共に生きるゾウガメ,人間は外から覗き見しているだけで良いのではなかろうか?
鳥の減少の一番の外敵は人間だったとは…。
夜空の輝く満点の星,「星は何でも知っている」

  • 飛行機の出発待合所

    飛行機の出発待合所

  • バードアイランドビーチ

    バードアイランドビーチ

  • バードアイランドビーチ

    バードアイランドビーチ

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