自然に帰ろう！ 心の休日 カナダの旅　(05)ウィルコックスパス

2001/09/29 - 2001/09/29

レンタカーをぶつけてしまったことはひとまず忘れ、ドライブ ＆ハイキングへ出発！　
する前に、昨年の経験を踏まえ、リップクリームと保湿クリームをしっかり塗りたくる。
ロッキーでの一週間はハイキング（日本出発前にリストアップしたトレイル中心）を
メインにしようと思ってはいますが、気分次第なので・・・。

06日目　09月29日
バンフ〜モレインレイク〜≪ウィルコックスパス トレイル≫〜アイスフィールドセンター

ここだけは外せない、まずは “No．1”の湖と勝手に思っているモレインレイクへ。
テンピークスを映し出す湖の表情を眺めるだけでも十分なのですが、周辺にいくつかある
素晴らしいハイキングトレイルの中の一つでも、今回ぜひ歩いてみたいと思っていました。
しかし・・・
昨年10月はクマ出没のため閉鎖。今回は一部を除いて閉鎖こそされていなかったものの、
“6人以上のグループで歩くように” と規制がされていました。
このままあきらめるのも惜しく、便乗できそうなグループが来ないかしばらく粘りますが、
ツアーバスの観光客ばかりでハイキングに出発するグループにはめぐり会えませんでした。
残念ですが、次の楽しみにとっておく事にし、アイスフィールドパークウェイに入ります。

エリア カナディアンロッキー(カナダ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エアカナダ

トランスカナダハイウェイから眺める朝のロッキー

モレインレイクに到着

湖畔で一息いれ、湖を一望できるロックパイルビューポイントへ。

“ピー” というよく響く鳴き声が聞こえます。
ピカ（ナキウサギ）かな？　モデルにはなってくれないようです。

モレインレイク -Moraine Lake-

湖面が波立ってしまっているのはちょっと残念。

1時間ほど景色を眺め出発、アイスフィールドパークウェイに。

≪ウィルコックスパス -Wilcox Pass- トレイル≫

アイスフィールドセンターからレイクルイーズ方面へ約3km、
ウィルコックスクリークキャンプ場のパーキングを利用。
歩行距離往復約8km、標高差335m（登山口2040m〜最高点2375m）、
コースタイム4〜5時間程度。

トレイルに入ると針葉樹の林の中を登ります。40分程で林を抜けると
小さな尾根となり展望も開けてきます。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

出迎えてくれたのはビッグホーンシープ。
おめー、一体なにしに来た！ と言わんばかりに、微動だにしません。
さすがにこのまま進んでいくのは怖いので、ルール違反なのですが、
緊急避難的措置でちょっとだけトレイルを外れます。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

アサバスカ氷河（コロンビア大氷原）を眺めながら。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

逞しく生きてます。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

コロンビア大氷原からの風は強く冷たいので、防寒着は必携、
しっかりしたフードもあった方がいいかもしれません。
私のは申し訳程度のフードでまったく役立たずでした。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

マウントウィルコックス？かな？？

ウィルコックスパス付近に到着。
『ランチを一緒にいかが？』
エドモントンから来たという家族連れから声をかけられた。
意識していたわけではないが、彼らとは登り始めからここまで
ほぼ一緒に歩いており、先程はシャッターも押してもらっている。
もちろん断る理由はないのでご一緒させていただいた。
一人旅ならではの、こんな出会いも思い出に残るものですが、
なにぶん会話が続かない。ここでもまた、英語力の無さを痛感。
たしかに喋れなくてもなんとかなってはしまうけれど…。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

しばし展望を楽しみます。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

≪ウィルコックスパス トレイル≫

険しいロッキーの山中とは思えないようなメドウ（草原）が広がっています。
夏場なら一帯に高山植物が咲き、まったく別の一面を見せてくれることでしょう。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

ナージョピークから延びる稜線

≪ウィルコックスパス トレイル≫

不心得者が三脚を放置（写真右下）してしまってますが、いけませんね。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

展望を堪能し下山します。
ウィルコックスパスにはたどり着いてないかもしれませんが、まぁいいでしょう。

≪ウィルコックスパス トレイル≫

犬も歩く

≪ウィルコックスパス トレイル≫

エドモントンの家族の兄妹

≪ウィルコックスパス トレイル≫

【参考記録】今回私の場合は ： 往復・・・約4時間10分、
（食事休憩時間含む）、でした。

アイスフィールドセンターに到着、おなじみの光景を一枚。

16時半を過ぎ、雪上車での氷河観光も終了、ギフトショップも店じまいし
センター内は閑散としています。時間的にはジャスパーまで行くことは
できますがここで宿泊。センター内のアイスフィールドシャレーに泊ります。

アイスフィールドシャレーの客室

ロフト部分にはツインベッドもあり、一人じゃちょっともったいないかも。

グレーシャービューなので部屋から氷河を見れます



自然に帰ろう！ 心の休日 カナダの旅　
(06)ソルファースカイライン　へ続く