1980/06 - 1980/07
22857位(同エリア51694件中)
swalさん
1980年石垣島から、船で台湾基隆港へ。台北、台中、台南、高雄と鉄道を乗り継ぎ、高雄からバスで山越えして最果ての町「台東」へ。まだナロゲージという線路幅の狭い列車に揺られながら、北回帰線をまたぎ花蓮。台北への列車は全て満席で、今では考えられないようだけど貨物列車に乗込み、何時着くかわからない台北へ。
やっとついて那覇へ戻る、台湾一周の旅。
思い出しながら、のんびり記憶を辿りながら、徐々に書いてみます。
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
-
・・石垣出港6/28・・
当時の台湾船は、玉龍という有村産業の船でした。今の飛龍と飛龍21の前身。
週1回の航路で。ビザは、那覇の国場ビルにあった亜東関係協会であらかじめ取得します。
石垣港は、現在の離島桟橋の少し南側にあり、夕方4時ぐらいに出港し、朝8時ぐらいに基隆港着で。
今では、考えられないほどのんびりした最果ての国境の町(港)で、昼から出入国を管理するビルの一室で、イミグレのスタンプを押してもらい、その後乗船まで、御勝手にどうぞという感じで、えっいいの??これまた驚きでした。
出国スタンプを押してもらい、港そばの島で知り合った友のとこに行き、これから台湾行くよ!と自慢げにパスポートのスタンプ見せたの覚えています。
向こで高く売れるから買って行けという3点セットがあって、?「ラッパのマーク」の正露丸 ?100円ライター?乾しいたけだったんで、正露丸とライターを買って。
そして夕方、乗船。いよいよ行くんだな・・という緊張。
最果ての南の港町から、国境を越えるワクワク感と、大いなる不安(カメラを2台持っていたので、絶対税関で揉めると脅かされていて)で。
船室は今も変わらない雑魚寝のカーペット敷きの大部屋。
乗っているのは、旅行者は数人でした。
後は、沖縄ー台湾間の儲かる物を運び行き来する台湾の運び屋のおばさん、おじさんが大半でした。「象印」の炊飯ジャーがメジャーだったな。
乗船してから距離は近くイミグレが空く前についてしまうので、西表と鳩間沖で停泊しての時間調整。
まだ明るくて、船員の人が釣り糸を貸してくれ、結構高いデッキから垂らしてのつり大会でした。(全く釣れず)
この後、運び屋?旅行者?の台北の陳金順さんと出会いました。
・・・6/29・・・
船室は、台湾の行商と旅行者で、たまたま船内のバーで知りあったおじさん、陳さん。
日本語も達者で、なんか不思議な安心感が・・でした。あと船内で一緒だった三重のM君とも。
台湾のこの航路使う人は達者で、自分みたいのは、格好の日本人で、さっそく入国の通関の時に、「これもって行きなさい、チップと台北まで車で連れてってあげるから」とのというので、「象印のジャー」と「ジョニ黒」を持たされる約束を。信頼できそうな親父なんで、まっいいかで。
朝、強烈な日差しの中、はるかに台湾の島が、そして基隆港が見えだす。
ついに、来ちゃったんだな・・・
焼けるような日差しの中、徐々に中国の看板やサインが見えだし、あ〜来てしまった。これが、国境船旅の始まりに目覚めた瞬間だったんだな。
で、気持ちは持込1台と制限されているカメラ(当時はこんなことも厳しかった)、税関のカメラ2台の件でに緊張と、象印ジャーのミスマッチング・・、心細、大丈夫かな・・・小心。
イミグレは、審査官が乗込んで船上でスタンプ。
船降りて小さな小屋の税関、心臓バクバク。カメラ一台は手に持ち、もう一台はリックの中に・・。荷物検査、中の一台も見られヤバっ・・。リックに、白チョークで印をつけられ・・・。
で「行け」と??うっ?終わり??うん?よくわからないけど、これで無事、基隆の町へ。あ〜ついに台湾だ。東京から乗継ぎはるか彼方に来てしまったな、なんとも言えない気持ちだった。(今はたかが台湾だけど笑)
陳さんの家族が迎えに来ていてM君と台北市内へ。
今はあるのか、百楽大飯店で、陳さんの家族と大テーブルでご馳走になる。台湾の人は名刺の肩書きを重んじるのか、5つぐらい肩書き(・・理事とか)があった。
ホテルも安くてよいところを紹介してくれるというのお任せ状態〜。今あるのかな?街中の八仙旅社というところでした。ここは窓のない(要するに連れこみ宿)でした。ハッそうか〜と納得。シャーシャーとこういうところにつれて来る陳さん「おもろそうなおじさん」で、なんか見え見えで手が読めちゃうから、安心だったな・・かえって。
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