2019年　台湾縦断旅行

2019/10/04 - 2019/10/11

2019年10月に台湾を旅行しました。

この時の旅行では新北市、台北市、新竹市、台南市、高雄市を訪れ、高雄市の民泊以外はトラブルもなく安全な旅でした。
都市間は主に台湾高鐵での移動で、日本の鉄道技術が使われているだけあり、新幹線と変わらない乗り心地と清潔さで快適な移動でした。

台湾は日本から近く、日本語が通じる人もいて、日本人には旅行しやすい地域だと感じました。
旅行中は雨もほとんど降らず天候にも恵まれ、ほぼ予定通りに観光でき、充実した旅行でした。。

エリア 台湾

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

愛知県の空の玄関口セントレア（中部国際空港）から旅が始まります。

今回は空港に早く着き、フライトまで時間があったので空いた時間に屋上から離陸していく飛行機を見て時間をつぶしました。

色々な航空会社の飛行機が見れて楽しかったです。

JAL(JL821)で中部国際空港から台北桃園国際空港へ向かいます。

普段自分は機内ではトイレに行きやすい通路側の席を選ぶことが多いのですが、今回は短いフライト時間なので窓側席を選びました。

日本上空を低い高度で飛んでいると、紀伊大島がはっきりと見えました。

台北桃園国際空港に到着し、すぐに入国審査に向かいました。オンライン入国カードをネットで済ませているので、スムーズに入国審査を通過しました。
入国審査の後は両替を済まし、現地交通カード（悠遊カード）の入手しました。

それでは早速、悠遊カードを使い、バスで最初の目的地の九ｲ分に向かいます。

バス（乗り換え1回）で九ｲ分に到着。

台湾で有名な観光地なので、バス停付近でも大勢の観光客がいました。

まずは宿泊するホテルに向かうのですが、この街は階段や坂道が多く、キャリーバッグを引いての移動が大変です。

ここ九ｲ分の街は猫がとても多いですね。
人間に慣れているのか、人が近づいても余裕で寝てます。

赤提灯が綺麗ですね。

天気が良いので、遠くまで見渡せます。

日が暮れてくると赤提灯がライトアップされ、街の雰囲気が変わります。

それにしても、凄い観光客の数ですね。

晩御飯は台湾らしいものが食べたく、小籠包と空心菜炒めとごま油麺を頂きました。
特に空心菜炒めはニンニクが効いており美味しかったです。

食後は台湾発祥の飲み物タピオカミルクティーを初めて飲みました。
タピオカの食感は面白く、美味しかったです。

夜になると赤提灯がライトアップされ、昼間よりさらに綺麗です。

ここからの眺めは観光客から人気で、多くの人が写真に収めてました。

聖明宮

ここは商売繁盛の神様として三国志で有名な関羽が祀れたいるそうです。

景観平台からの眺め。

綺麗な夜景も見れました。

台湾初日は日本からの移動と九ｲ分観光で終わりました。

九ｲ分は階段と坂道が多く街歩きをしてると疲れましたが、ライトアップされた赤提灯の街が印象的でした。
季節的にはこの時期が、暑くも寒くもなく観光に適していると思います。

10月5日は朝早くにホテルをチェックアウトし、タクシーで駅に向かいました。

早朝だと人が少ないので、九ｲ分で他人が映らない写真を撮りたいなら朝がお薦めです。

瑞芳駅（台鉄）。

この駅には老人男女の日本語案内人の方がおり、台北駅までの行き方を聞いてみました。
自分　「台北駅行きの列車は何番ホームですか？」
案内人「台湾は何回目だ？」
自分　「はじめてです」
案内人「1回なんて恥ずかしいぞ、もっと来ないとダメだ」
自分　「分かりました。台北駅へはどう行けば？」
案内人「日本統治時代があって台湾は発展したんだ。日本には感謝しておる」
こんな感じで、日本語は通じるのですが、会話がかみ合いませんでした。

台北駅に到着後は台北 MRTに乗り換えて淡水駅へ向かいました。

淡水駅は綺麗な駅舎で周辺も栄えてました。

駅からはタクシーを利用して新北市忠烈祠へ向かいました。

ここは忠烈祠ですが、衛兵交代式は行われません。そのためか観光している人は少なく静かでした。
ここには日本統治時代には淡水神社という神社があったそうです。

新北市忠烈祠の次は隣にある滬尾炮台を見学しました。

ここのチケット売り場では紅毛城などの共通チケットを販売してます。自分は紅毛城も見学予定だったので、共通チケットを購入しました。

砲台跡の史跡で、レンガ造りの屋内では映像が流れてました。

続いて訪れたのは紅毛城、城の前にある旗は歴代所有国の国旗だそうです。

その後は淡水老街を通り淡水駅へ向かいました。

淡水駅近くのスタバで1時間ほど休憩すると、外はすっかり暗くなってました。

淡水河の対岸。
淡水駅近くは夕陽が綺麗で、この日も多くの人が集まっていました。

台湾旅行2日目の新北市観光はこんな感じでした。

10月6日は台北市内の台北101、四四南村、中正紀念堂、二二八和平公園、剥皮寮、龍山寺、保安宮、孔子廟を観光しました。

写真は台北で5日と6日の2泊したH106ホテルです。
外観は寂れたアパートのようですが、屋内は綺麗で良いホテルでしたよ。

MRTで中山駅から台北101/世貿駅まで移動し4番出口を出ると、目の前が台北101です。

高さ509.2mの超高層ビルで、2007年まで高さ世界1のビルでした。

91Fの屋外展望台の眺め。

自分が今まで登った人工建造物では1番の高さです。
屋外展望台は解放されてない時もあるようなので、事前にチェックしてから登ったほうがいいでしょう。

台北101の次に訪れたのは、歩いてすぐの四四南村です。

四四南村からも台北101の巨大さに圧倒されます。

ここの見所はレトロな街並みですね。
かつての軍人村も今は観光スポットです。

四四南村にある有名なカフェ「好丘 Good Cho's」ではドーナッツと紅茶を頂きました。

四四南村のあとはMRTを利用して中正紀念堂を見学しました。

中正紀念堂は台湾の三大観光名所の1つだそうです。
自分は台湾に行くことになってから知りました。

二二八和平公園。
ここの噴水は勢いが良すぎて、池から大きくはみ出してます。

龍山寺。

仏教寺院ですが、道教や儒教の影響もうけているようです。
台北の寺院はどこも大勢の人で、賑わっておりました。

剥皮寮歴史街区。

このレンガ造りの建物は清朝時代に作られたもので、100年以上前の建物です。今自分が歩いている場所も、これまでに多くの人が通ってきた道なんでしょう。

台北孔子廟。

夕方ごろに来たのですが、人が全然いなくて意外でした。

台北孔子廟は台北松山空港がすぐ近くにあるので、空港へ向かう飛行機が良く見えました。

台北の三大廟門の１つとされる「大龍ドウ保安宮」。

この寺院は日本とは違う中華風寺院な建物が素晴らしかったです。

台北市内観光はこんな感じでした。

台北市はMRT駅も多く、台湾初心者でも観光しやすかったです。

10月7日、この日は台北から新竹市へ移動し、観光は北埔老街か湖口老街のどちらに行こうか迷いましたが、北埔老街に行くことにしました。

まずは高鐵で台北駅から高鐵新竹駅へ移動し、台鉄の六家車から竹東車站へ行き、駅からタクシーで北埔老街へ向かいました。

この北埔老街は規模が小さく、2時間ほどで回れてしまいました。

九ｲ分老街をみた後だと、史跡はいくつかありまが、小さい素朴な街という感じでした。

北埔老街観光後は台鉄で新竹駅へ移動しました。

この駅舎は現存では台湾最古だそうです。レトロなデザインで良い雰囲気な駅でした。

竹蓮寺。

仏教寺院で200年以上の歴史があります。

天公壇。

詳細は全く解りませんが、綺麗な寺院でした。

東寧宮。

迎曦門。

台北から新北市への移動日はこのような感じで終わりました。
新竹市では悦豪大飯店（Yuhao Hotel）に宿泊しました。このホテルは時間によってはフロントに日本語が話せるスタッフもおり、駅からも近く良いホテルでした。

翌日10月8日は、朝ホテルをチェックアウトしタクシーで高鐵新竹駅へ向かいました。ここから高鐵を利用して台南市へ向かいます。

昨日も利用した駅ですが、乗車まで時間があったので駅周辺を歩いて時間をつぶしました。
高鐵新竹駅は駅舎も近代的で綺麗ですし、駅周辺は高層マンションなどもあり、まだまだ発展していきそうな感じです。ただ高鐵駅が新竹市内中心からは少し遠い気がします。

高鐵で高鐵台南駅に到着すると台鉄の沙崙駅から台南駅へ移動しました。高鐵の駅から市内中心部への移動は新北市と同じですね。

台南市では、まず台南孔子廟に向かいました。
向かう途中の古い街並みがのほほんとして良い感じでした。

台南孔子廟。

台南最古の孔子廟です。一部の建物は2016年に起きた地震の修復作業中で見学できませんでした。

赤カン楼。
写真は清朝時代に作られた海神廟と文昌閣です。

台南の有名な観光スポットで、売店や休憩所もありゆっくりできます。

安平開台天后宮。

ここは山門も立派で、門も廟も細かく綺麗な装飾で飾られてます。

正殿は中心部に自然光が入る作りになっており、明るい正殿です。

安平古堡。

台湾で最も古い城です。

ガジュマルに侵食される城壁。

オランダ時代の城壁と井戸。

この井戸は秘密の脱出用通路ではないかという伝説があったようですが、調査の結果発見されなかったようです。

長崎出身の鄭成功像。

安平古堡は現在も発掘調査が続いているので、今後も新たな発見があるかもしれないですね。

安平古堡の後は安平老街を少しブラブラしてから、タクシーでホテルに帰りました。

10月9日は、朝早くに台南市から高雄市へ移動しました。

新左営駅。この駅は高鐵、台鉄、MRTの駅で、周辺は新光三越などもあり近代的なターミナル駅といった感じでした。
カフェや飲食店もあり、長時間でも滞在できそうです。

この駅から歩いて蓮池潭へ向かいます。

蓮池潭周辺には青空市場が開いてました。

高雄左営孔子廟。

今回の台湾旅行でいくつかの孔子廟を巡りましたが、ここ高雄市の孔子廟が1番大きくて綺麗でした。
この日は平日だからか、施設の規模の割には観光客は少なかったです。

孔子廟近くの文昌祠を見学していると、2匹の黒い犬がもの凄い勢いで吠えながら向かってきました。
今回の台湾旅行で1番ビックリした瞬間でした。

元帝廟北極亭の門と玄天上帝神像。

門も像も大きく、像は20m近くあるそうです。

玄天上帝神像から見た岸側。

大きな建物は護安寺という仏教寺院です。

龍虎塔。

この党は龍から入り、虎から出るというしきたりがあります。
塔の中は階段で登れまが、この日は気温も高くかなり疲れました。

塔から見た左営慈済宮。

蓮池潭観光後に、この日泊まるホテルに向かったのですが、ホテルズドットコムで予約した9-1ハウス(Green light Nanping Hall 1)がどうしても見つけられず、住所周辺をウロウロしていたら、たまたま日本語が話せる台湾人が助けてくれました。

自分が予約したのはホテルではなく民泊で、しかもホテルズドットコムの住所は間違ってました。（怒
今回、日本語のできる台湾人に助けてもらわなかったら、宿泊場所に辿り着けなかったと思います。

地元の人、ありがとうございました。

荷物を宿に置いて、再び高雄市観光に出掛けました。

まずは宿から近い左営（旧城）駅へ向かったのですが、高雄市の中心部は台鉄の鉄道は地下化してました。
日本の都市部もこの様に地下化すれば、開かずの踏切問題は無くなるのにね。

かつて地上駅だった時代のホーム。

三鳳宮。

大量の赤提灯がライトアップされおり、綺麗でした。

台湾の寺院は、日本の寺院と違いカラフルな作りですね。
三鳳宮は装飾も細かい作りで綺麗でした。

三鳳宮の後は夜の高雄市を街歩きしました。

写真の川は幸福川という川です。

高雄車站のMRTのホーム、カラフルで綺麗な駅ですね。

愛河之心。

この辺りでMRT凹子底駅から宿に戻り、高雄市観光は終了です。

10月10日、この日は高鐵を利用して高雄市から台北市まで戻ります。
高速鉄道での移動中は、高雄市から台北市までの台湾の色々な景色が見れて楽しかったです。

ちなみに台湾の高鐵も中国の鉄道のように、乗車時間が近づかないとホームへは入れないようになってました。

台北駅に到着すると、MRTを使い動物園駅に向かいました。

台北駅は地下駅になっており、たくさんの路線があるターミナル駅なので、初めての人は乗り換えに苦労するかもしれません。自分も高鐵からMRT文湖線の乗り換えには手こずりました。

動物園駅からロープウェイを利用して指南宮駅に行きました。
こちらのロープウェイも悠遊カードが利用できました。

指南宮凌宵宝殿

ここから台北101も見えます。

指南宮

台北市の綺麗な夜景も見れました。

その後は、台北駅近くの本日のホテル「NYS ロフト　ホテル」に戻りました。

翌10月11日、いよいよ台湾旅行最終日です。

この日は午後に帰国するので、午前中ホテルをチェックアウトし、最後の観光として忠烈祠に来ました。

衛兵さんの交代式もしっかり見てきました。

これでもう台湾で思い残すことはないです。
タクシーで台北駅まで行き、そこからMRTで空港へ向かいました。

台北桃園国際空港では台湾最後の食事でフォーを頂きました。

その後、JAL(JL822)で無事に中部国際空港へ帰国しました。

この旅行記へのコメント （4）

• みかちゃんっすさん 2025/03/01 07:55:09

  いいね！ありがとうございます！

  whitealeさん、私の拙い旅行記見ていただきありがとうございます！
  「いいね！」まで頂きありがとうございます♪
  
  私も８年位前にママ友と初めての海外旅行が台湾でした♪
  十分では天燈上げ、九分も行って来ました(^^♪
  地下鉄の駅が分からずいたら地元の青年が駅まで案内してくれて、切符の販売機やホームまでも連れて行ってくれて、親日を実感しました(⌒∇⌒)
  
  また訪れたいと思っていたのですが、コロナ禍でそれどころではなくなり、海外にはまだ行く勇気が無いのが現状です・・・( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
  
  また訪問させて頂きますね～(^▽^)/

  whitealeさん からの返信 2025/03/01 08:06:57

  Re: いいね！ありがとうございます！

  コメントと「いいね」ありがとうございます。
  
  台湾は日本語が通じる方もおり安心して旅行が楽しめますよね。
  コロナも収まってきたので、自分は去年の12月に5年ぶりにアジア方面に海外旅行へ行きました。
  円安を痛感させられましたが、それでも知らない文化に触れるのは楽しいですね。

• whitealeさん 2020/11/01 10:00:54

  >>ゲイリーさん

  コメントありがとうございます。
  海外だと狂犬病の心配もあるので、犬とはいえ油断できませんよね。
  今年はコロナの影響もあり、海外旅行は1度も行けなかったので、来年は行きたいですね。
  今は、コロナが収束したら何処に行こうか、４トラベルの旅行記を読み考えてる日々です。

• ゲイリーさん 2020/10/12 10:16:14

  aki様

  初めまして
  いいね！有り難うございます。
  
  私も高雄の夜、デッカイ黒い犬に通りの向こうから凄い剣幕で吠えられ向かってこられて本当に怖かった...
  もうそれ以来、犬チェッカーを買うか考えて中です。
  アジアは野良犬が多く困ります。
  
  コロナワクチンができて、安心して旅ができると良いですね！
  
  ゲイリー