生コンクリートケーキに真空管のデコレーションなんて、美味しそうじゃない？　　　（まずは、お参り編）

2007/07/05 - 2007/07/05

　


　　　７月５日（木）

　近鉄「河内長野」駅を７：００丁度に発車した、アホの乗り込んだ５両編成の電車は、５分ほどで「滝谷不動」駅に到着なのだわ。

　大阪府下の、近郊路線には珍しく単線での運転なんよね。　　富田林までは。

　田園地帯をＶＶＶＦインバーター制御車は、ヒュイーン、ヒュイーンとモーター音を鳴らせて加速してはるんやわ。

　ローカル線の雰囲気、出てるなあ。　　でも、乗客は結構いてまして、座席は全部塞がってるんよ。

　大阪は、アベノ橋までの直通電車やからな。　　通勤、通学の乗客がようけ居てるんだわ。

エリア 富田林・羽曳野(大阪)

　「河内長野」の次は「汐の宮」。

　そして、その次が「滝谷不動」ですじゃ。

　
　薄曇りのなか、ブレーキが掛けられ、ホームに入って行く。

　構内進入は左側線を使ってるのや。　　この列車は上り、そして、下りの電車と交換ですわ。


　まもなくドアが開きまっせ。

　ご参拝の皆さんを迎える、歓迎アーチ。　　ちょっと昔の温泉駅みたいやね。

　うーん、いいねえ。

　改札を抜けて、踏み切りを渡って、参拝道へ向かおうかい。

　この駅の下りホームは、跨線橋や地下道を用いずに、レール上を踏面としてますなあ。　　フリケンシー、かなり有るのにねえ。

　踏み切りを通れば、お寺までは一本道。

　参拝の皆さんへの、ご案内か？　　橋のたもとの簾状の手書き看板やねえ。

　この地は、河内ブドウの産地なんですなあ。

　観光農園も、近所に在ったよな、たしか。

　橋を渡って行きますよ。

　これを過ぎれば、彼方（おちかた）地区。　　普通は読めんわ、こんな読み方。

　きっと、由来が有るのやろうけど、知らんもんね。

　日本３大不動尊に数えられてると言うけれど、１０ヶ所以上の寺院が、３大不動尊に数えられているのはナゼ？

　どの業界でも、権威づけが欲しいんやろな。

　お布施や、お賽銭の額が違ってくるんやろからな。

　

　地図で見れば、１キロ足らずの距離なんやけど、急な登り坂ばっかりですがな。

　到着した時には、ヒドイ息切れで、ゼイゼイ言うとりますわ。

　タバコ止めんとアカンな。　　と、一服しながら思うのが、アホのアホたる所以じゃな。


　入り口に建てられてる、滝谷山明王寺の石碑やな。

　そやけど、自分で、日本３大不動尊と誇示するところが、「ガメツイ」イメージの大阪らしい所やわ。

　取りあえず、言うたもん勝ちやな。　　文句あるか？

　さて、境内の案内図を見て、ご参拝じゃ。

　早朝なので、荘厳な雰囲気の中を進んで行きますかな。

　涼しい風が、汗を乾かして、ええ気持ちやなあ。　　

　足を踏み入れたところに在るのは、子安地蔵弁天社。

　まだ、ランプが点灯してますぞ。

　アホが、今日最初の参拝客やな。

　では、お参りを。

　観音堂が目に入りまして、その隣に法楽殿がおますのじゃ。

　本殿には、正面に周って、堂々とご参拝をいたすのや。

　色々なご利益があるらしいのやけど、一番の売りは、「目」の神様らしいですよ。


　「瀧谷山明王寺」とは、お寺なんだろうが、目の神様とは、これ如何に。

　まあ、あんまり硬い事言わずにネ。

　ハイ、本堂ですよ。


　ありゃー、一番乗りやと思ってたんやが、すでにお参りしてる人が居てはりましたわ。

　　　　・・・・・南無・・・・。

　鐘楼ですが、ちょっと角度が悪いなあ。

　では、もう一枚。

　えろう変わらんかな。　　まあ、こっちの方が、雰囲気としては、少しマシかな。

　朱が鮮やかな、山門なんだな。

　逆方向から周って来たから、変な感じになってしまったなあ。


　山門前に駐車場があり、お手洗いも有るんだわな。


　
　・・・・・・・・・・・・・・・・・


　おっと、ボチボチ皆が集まる時刻になったぞい。

　そんなら、お参りはこれで切り上げて、駐車場へ向かいますかな。




　　　　　（ＧＯ、ＧＯ！ハイキング編につづく）